蝗害 2020。 バッタの大群がウガンダに襲来 FAOは「蝗害」になると警鐘

複数の国で大規模な蝗害、中国で発生するリスクは?

蝗害 2020

東アフリカでは2月初旬、サバクトビバッタの大群が発生。 サバクトビバッタは定期的に大発生し、1平方キロメートルにおさまるサイズの群でも約4000万匹がおり、これだけでヒト3万5000人とほぼ同量の食糧を食べるといわれる。 2月の大発生は25年に一度ともいわれる規模で、食糧危機への警戒からエチオピア、ソマリア、ケニアなどで緊急事態が宣言された。 今回、国連が警告したのは、この第二波だ。 サバクトビバッタは大群で移動しながら繁殖を繰り返す。 国連によると、今回の大発生は2月のものの約20 倍にものぼる規模という。 例えば、東アフリカのエチオピアでは20 万ヘクタール以上の農地が損害を受け、100万人以上が食糧不足に直面している。 周辺国を含めると、その数は2000万人にのぼるとみられる。 ただし、その影響はバッタが現れた土地だけに限らない。 パキスタンが早くから被害にさらされていたのに対して、その南東のインドでは2月当初バッタがほとんど確認されなかった。 しかし、インドでも4月半ば頃から北部ラジャスタン州などで被害が拡大。 ドローンで殺虫剤を空中から散布するなど対策を強化しているが、バッタはそれを上回るペースで勢力を広げており、 ラジャスタン州は4月25日、中央政府に8億4000万ルビー(約12 億円)の追加支援を求めた。 その損失をさらに悪化させかねないのが、6月からインド洋一帯にやってくる雨季だ。 サバクトビバッタは降雨量が多いときに大量発生することが知られている。 2月の大発生は、昨年末に東アフリカで例年にない大雨が降ったことが原因だった。 その第二波がすでに大繁殖しているため、FAOは6月までに東アフリカだけでバッタの数が400倍に増える可能性があると試算しているが、 6月に大繁殖すればさらに爆発的に増えることが懸念されているのである。 しかし、コロナ蔓延にともなう経済停滞により、支援の動きは鈍い。 そのなかで例外的に熱心な国の一つが中国で、とりわけパキスタン支援に積極的だ。 パキスタンは中国からインド洋に抜けるルート上にあり、「一帯一路」の拠点国の一つだ。 このタイミングでパキスタンを支援することは、パキスタンの安定が中国にとっても利益になるからだけでなく、パキスタンに恩を売り、中国の影響力を強める効果もある。 パキスタンで大繁殖すれば、中国にもサバクトビバッタがやってきかねないからだ。 サバクトビバッタは風に乗って1日に150キロ近く飛ぶが、標高の高いヒマラヤ山脈を超えることは難しく、パキスタンから中国に直接飛来することはこれまでも稀だった。 しかし、南米原産のヒアリが日本で繁殖しているように、ヒトやモノの移動が虫の移動を促すことは、これまでにもあったことだ。 上海税関は4月24日、梱包用木箱からサバクトビバッタが初めて発見されたと発表した。

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【動画】イナゴの大群が中国インドを破壊!寿命は短いが卵に注意

蝗害 2020

【蝗害】バッタの大群はなぜ発生したのか? 2020年2月頃から、アフリカ大陸でバッタが大量発生し猛威を振るい始めました。 そのバッタの数は、なんと!4000億匹!! 群れの幅は40キロ、長さ60キロ、総重量は80万トンに・・・ 考えるだけで鳥肌が立ち、寒気がしてきますね(ーー; バッタやイナゴの大量発生によってもたらされる災害の事を、 イナゴの害と書いて、 蝗害(こうがい) と言います。 蝗害が起きると、農作物が食い荒らされるだけではなく、食糧危機が起こり紛争になるという恐ろしい災厄をもたらすことになります。 東アフリカでは毎日35000人分。 5月までに2000万人分以上の農作物が食い荒らされていて食糧危機を起こしています。 しかも、あまりのバッタの多さによって戦争が一時休戦になったほどの緊急事態なのです。 どうしてバッタの大群が発生したのか? バッタの大群が発生した理由は2つです。 【その1】 2019年10月から12月にかけて東アフリカで大雨が降り、餌である植物が枯れず、湿度が高かった為、繁殖しやすい環境にあった。 【その2】 バッタの発生地とみられるアラビア半島南部の内戦の影響で、初期の駆除が出来なかった。 現在は飛行機や車などで殺虫剤を散布しているのですが、駆除よりも繁殖のスピードの方が早く、効果が全然ない状態です。 バッタが大量発生するメカニズム 主に海外で猛威を振るっているバッタは「サバクトビバッタ」という種類です。 アフリカからアジアまで幅広く生息 体長 4~6cm 【サバクトビバッタの恐怖過ぎる特徴】 1.ものすごい量を食べる 自分と同じ体重の量の植物を食べる 2.短期間で繁殖する 1年で2~5回も世代交代する短期間繁殖 3・1日150kmも移動できる 150km = 東京から静岡くらい移動する サバクトビバッタはかなりの悪食なので、食べ物がなくなると共食いを始めてしまいます。 なので、先頭のバッタは後ろの群れに食べられないように常に移動をしていきます。 バッタは生きている限り、食物を食い荒らし、どんどん増えていくので大量発生してしまうのです。 バッタはなぜ群れるのか・・・ サバクトビバッタにはもう1つ、怖すぎる特徴があります。 一部のバッタに特殊能力みたいなものがあり、 「孤独相」と「群生相」 の、2タイプがいます。 【行動】 ・飛んで遠くまで移動する ・仲間と集まって行動する 【性格】 ・攻撃的 ・荒々しい 普通のバッタは緑色で群れずに生活しますが、全身が茶色や黄色に変化した群生相のバッタに近づくと、 群生相のバッタに変身してしまう特徴があります! 【群生相に変身すると・・・】 ・体が暗色になる ・翅(はね)が長くなる ・足が短くなる ・頭が大きくなる ・悪食になる といった変化が見られます。 体が黒くなるのは、植物と間違えられて共食いされないためだとか・・・汗 このように普通の個体と違う見た目や行動を取るようになることを、 「相変異」といいます。 蝗害を起こしてるのはすべて「群生相」に「相変異」したバッタです。 余談ですが、 悪食の「群生相」バッタは、毒のある植物も構わず食べるし、「人肉も食べる」のだとか・・・ さすが「蝗害」と言われるだけあって恐ろしいバッタです(汗) バッタの大群が日本にも来る可能性は? アフリカのバッタは、アフリカからインドに進んだものの、 中国に進む為には、標高7000mの山が2400km連なるヒマラヤ山脈を越えなければなりません。 とりあえず、今の状況を見ていると現時点では日本にくることはないと考えられます。 ただ、パワーアップした第2派の群れが2周めのアタックを始めたと言うことは、これからますます力をつけ、世代交代を繰り返しながらインドに戻ってくるかもしれません。 その時に山を越えられるくらいパワーアップしているバッタも、もしかしたらいるかもしれませんし、海なんて軽々越えられるバッタもいるかもしれませんね。 何とも言えないところですが・・・ ただ、バッタの直接の被害がないとしても、今の日本は作物を輸入に頼っています。 蝗害被害が長引くのであれば、輸入がストップし、商品が品薄になったり、価格が高くなったり、もっと深刻になれば食糧危機を起こす可能性は高いですよね。 バッタが来ても来なくても、本当に深刻な問題であることには間違いありません。

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ソマリアが蝗害(こうがい)で「国家非常事態宣言」バッタ大量発生で甚大なダメージ【閲覧注意】

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6月中旬に湖南省寧遠県で発生したに続き、農業大県である広西チワン族自治区桂林市全州県でも最近、広範囲で蝗害が発生しています。 被害を受けた農家によると、現地での蝗害は初めてで、農作物に大きな被害が出たが、政府は救済措置を行っていないとのことです。 近日、全州県でサバクトビ がはびこっている様子を撮影した動画や写真がネット上に複数アップされました。 農作物だけでなく、農地の柵や網、人の服にまでびっしりとバッタだらけになっており、撮影者は「恐ろしい」と叫んでいます。 桂林市紹水鎮で農家を営んでいる趙さんは、地元での蝗害は今回が初めてだと述べます。 蝗害発生からすでに10日間経ち、農民は大きな損失を被っているものの、政府は救済措置を行わず、一度農薬を撒いただけだといいます。 桂林市全州県紹水鎮農民 趙さん 「ここでは蝗害が広範囲で発生している。 バッタはなんでも食べ、農作物は葉が全部なくなっている。 柑橘やとうもろこし、イネ、青菜などを植えているが、損失が大きい。 柳の木まで食べ尽くした。 やりなおすしかない。 ゆっくり回復するしかない」 現在、全州県の複数の地域で(紹水、安和、石塘、廟頭などの鎮)蝗害が発生しており、その中でも紹水鎮の被害が最も酷く、草木や農作物に深刻な被害が出ています。 安和鎮の農民の梁(りょう)さんは、一回の農薬散布でイナゴは減ったが、完全に根絶できたわけではないと述べています。 桂林市全州県安和鎮農民 梁さん 「穀物や木の上に多い。 木の葉や柑橘の葉、稲を食べる。 川辺にもいる。 ドローンで薬を撒いた。 鎮政府から一回来て撒いたが、少しだけましになっている」 紹水鎮の農民、陽さんは、今年はの勢いが非常に小さく、干ばつもなかったが、一晩でバッタが爆発的に発生し、沿河村が深刻な被害を受けていると語りました。 桂林市全州県紹水鎮農民 陽さん 「ここは柑橘栽培がほとんどで、自然村が一つある。 それが全州県紹水鎮沿河村だが、十数ムーがバッタに食べ尽くされた。 どこから来たのかは、我々も分からない」 6月中旬には、もう一つの農業大県である湖南省永州市寧遠県でも蝗害が発生しました。 バッタが住宅の庭を這い回っていたため、住民は窓も開けられない状況が続いていました。 また、6月上旬には、東北部の農業大省である吉林省や黒竜江省の複数の市や県でも大量のバッタが発生し、その密度は1平方メートルあたり最大50匹に達していました。

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