りゅうおうのおしごと 11話 感想。 りゅうおうのおしごと! 第11話『女流棋士の清滝桂香!』感想

『りゅうおうのおしごと!』アニメ11話の感想。桂香さんの熱い対局に、想いにボロ泣きした。

りゅうおうのおしごと 11話 感想

アニメ11話は、今まででいちばん良かった回ではないでしょうか!原作のなかでも特に好きな話を、素晴らしい形で見られる幸せ。 尺の関係で、どうしても原作から削らざるを得ないエピソードがあるのは百も承知。 ただ、序盤は割り切れない思いを抱いていたのは事実です。 なぜそのエピソードを削るのかと。 でも、最近はこれはこれで悪くないかなって。 限られた尺の中で、何を取捨選択するのか。 試行錯誤の結果がアニメから伝わってくるからです。 その結果として原作も売れに売れてるらしいですし、販促としてはバッチリじゃなかろうか。 展開を知っていようと、原作の面白さは損なわれない。 アニメとの違いや削られた点にも着目して楽しんでいます。 何回でも言うけれど、アニメから入った人には原作をぜひオススメしたい。 「熱い…」と毎巻呟かずにはいられない。 桂香さんが伝えたかった想い ここからはアニメの感想へ。 一度諦めかけた夢を追い続けることを決意した桂香さん。 がかかった対局で、誰かのため、八一のために指した彼女を心から尊敬します。 到底敵わないような相手に勝って「報われない努力はない」と、証明した桂香さんがめちゃくちゃかっこいいんですよね。 界でエターナルクイーンと呼ばれる釈迦堂さんからの金星! 夢を叶えて、同時に八一をも救ってみせる。 原作読んで、内容は知ってたはずなのにボロボロ涙がこぼれて止まらない。 7話で自信を、将棋を好きって気持ちを思い出した桂香さんが、八一に自信を取り戻させる展開、めっちゃ熱くないですか?熱い… 何回言っても足りないくらい、は熱い作品です。 桂香さん、本当におめでとう。 そしてありがとう。 銀子の悪手 銀子ちゃん、ここ2〜3話で急にデレた感ありません?もうちょっと八一に対する描写を入れてあげてほしかった。 将棋で想いを伝えようとした桂香さんと違って、言葉や態度で示そうとしてしまったのは悪手としか言いようがない。 タイミングも悪いわ… 据え膳食わぬは男の恥ということわざもありますが、名人との対局で追い詰められてそれどころじゃない。 泣きじゃくる銀子を慰める桂香さんは最高にお姉さん、いやママだった。 桂香ママに甘えたい視聴者続出では!?やっぱりかやのんのお姉さんキャラは最高だな! それにしても、銀子の知らないところで八一は立ち直るし、あいとのイチャイチャは見せられるし、散々でしたね。 ドンマイ子。 天衣の思いやり 天ちゃんばりええ子やん…と改めて感じた11話。 あいを送ったときの桂香さんとの会話は絶対に削ってほしくなかったので、ちゃんとアニメでも見られて嬉しい。 天衣は聡い子だから、状況がよく見えてるんですよね。 八一を気遣っているところも、あいに一番弟子を譲ってあげるところも、小学生とは思えないほどの思いやりです。 事実を指摘されて素直じゃないのもまた可愛いんだよなあ。 また天ちゃんファンがぐっと増えたのでは!? 円盤2巻のジャケットは天ちゃんメインらしいし、買うしかねえな!(すでに全巻予約済みの顔) 完全に結納です、ありがとうございました。 あいとちゃんと仲直りして、正式な弟子入りの日を迎えられた。 名人との対局に向かうにはこれほどない整いっぷり。 あとは勝つしかないぞ九頭竜八一! どうみても結納にしか見えない前夜祭には笑った。 5巻の表紙回収っ!名人の顔は絶対に映さないスタイル。 ハブみを感じる… も来週の12話で最終回。 あっという間の1クールでした。 各巻で3話ずつ使えていれば…と残念な気持ちはありますが、結末をきちんと見届けたいと思います。 まだまだ先だけど、8巻は特に映像映えしそうだから、2期にも期待したい!円盤も原作も買い揃えるぞい! アニメから入って、原作未読の人は最終回後でもいいから、絶対に読んでほしい。 削られてしまったエピソードの補完や、さらなる熱さが感じられますよ!.

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アニメ りゅうおうのおしごと1話視聴感想

りゅうおうのおしごと 11話 感想

「俺が連れて行ってあげますよ。 絶対に死ねる場所へ」 こうして二人は将棋から逃げた。 なぜ、銀子は女流タイトルを求めたのか? 八一と銀子の出会いと修業時代の日々、 そして《浪速の白雪姫》に隠された最大の秘密が遂に明かされる 告白の第11巻! 将棋の神が定めし残酷な運命は、誰に微笑むのか? なぜ、銀子は女流タイトルを求めたのか? 強い想いがなければ、戦えない世界 その世界でそれでも戦いたいと思ったその理由が非常に楽しみですね 八一を好きになった理由も含めて見られる可能性が高いのが、またいい 9巻では神戸のシンデレラこと夜叉神天衣が、八一に惚れるところが書いてありました あんなことされたら間違いなく惚れるだろ… ああやって、心を交わし、心を許し、相手を求めるのか そうしみじみ思わされましたが… それと同様に、姉弟子が(姉弟子になる前の空銀子が)惚れる瞬間が非常に楽しみです あいの嫉妬も間違いなしなラブラブ回になるといいな そして、最初の暗さを吹き飛ばすぐらいに幸せになってほしいです りゅうおうのおしごと!11巻 感想・ネタバレあり 回想シーンのオンパレード! たくさんの思い出が積み重なって今に届く 今回の巻は、現代にいながらも過去に心をめぐらせるという構成でした 今までにも、回想シーンが少しだけあるのは珍しくありませんでしたが… 今回は、本当に大盤振る舞いでした そして、今回の巻を読んでいると、改めてりゅうおうのおしごと!という物語の広さを実感できたと思います 最初からこのシーンが入っていても、きっと、その良さを十分には理解できなかった 物語が進み、キャラたちの生き様を見て、そこから過去を読んだからこそ、こんなにものめりこむように読めるのだな…と思います りゅうおうのおしごと!の冒頭は八一の弟子入りから強くなるところを描く、なんてこともできたはず でも、そうではなかった 竜王になるまでを描くのではなく、竜王になってからのおしごとを描く それでも、そこに至るまでの道はしっかりあったと感じさせてくれる そんな素敵な回想が詰まった巻でした 今だから、十二分に楽しめる、過去に散りばめられた話たち その中でも個人的に特に好きだったのが、夜叉神天衣の父とのエピソードです あいや天衣、JS研などの低学年組は過去回想には参戦できない でもね、この頃からつながりや連なりがあるのだなぁ…と思うと、本当にしみじみするのですよ 過去があって、だからこそ今がある 当たり前なんだけど、ついつい忘れてしまいそうになる事実を改めて見せつけてもらったと思います そして、八一と夜叉神父のあのやりとりは、覚えていない以上に、名前を分かっていなかったのだな…と たしかに、小学生にあの名前は難しすぎる あれがもう少し簡単な名前だったら別だったかもしれない そんな風に思わせてくれるところも、物語の奥行きが感じられて好きでした 桂香さんの可愛さと苦労が存分に詰まっていた、あれは大変だし惚れるわ はい、せっかくの回想巻ですので、一つずつ拾い上げて楽しんでいきたいと思います 弟子入りをして内弟子になり、清滝家にお邪魔することになった八一 そこで待っていたのは姉弟子との出会い、そして、桂香さんとの出会い 姉弟子は今回でまさに別格という扱いでしたが… もう一人のお姉さんヒロイン、桂香さんも十分に魅力的でした いやあ、りゅうおうのおしごとがロリだけじゃなくショタもいける作品だなんて…ね そう思わせられるぐらいに、お姉さんの魅力がすごかった しかし、ねえ あれだけ優しくて綺麗なお姉さんが一つ屋根の下で幸せな毎日を送るとかね しかも、あれこれ世話をしてくれる上にご飯の準備とかまでしてくれてね 本当に幸せでしょうね いやあ、間違いなく、いろいろな物に目覚めてしまいますね 将棋にのめりこまなければ、違う世界が開けてしまいそうなほどに最高な場所 まさに楽園はそこにあったのか、というのを見せつけられました 今までにも八一のほうから桂香さん好きーみたいなことは口にしてました でも、あれは本当に心のどこかでお姉ちゃん大好きーみたいな気持ちがあったんでしょうね そして、一つ気になるところといえば… 桂香さんはショタ好きなのかということだ 今後もお姉さんとして素敵な可愛さを振りまいていただきたい にしてもね、パジャマパーティーの可愛さはほんとうにすごいですからね あの挿絵は本当にすごいなぁ…と思う、お姉さん、すごいなぁ 清滝師匠がすごい師匠してて良かった、もう一人の父でした 表紙を飾るシブイおじさまキャラ 面白いおじさん、変なおじさん、愛嬌のあるおじさん、格好いいおじさん その全部を兼ね備えているあたりが本当にいいキャラだなぁ…と思います 昔ながらだなぁ…と思わせるところがあるのが個人的にはまたいい 最初に、父親相手に暴言を吐いた八一に対して礼儀を教えるところ 姉弟子になる前の銀子の言葉に感動しているところ どちらも大好きでした そして、何よりも好きだったのは… 幼い八一と銀子に、出かけるときには手をつなぎなさいと命じるところ ああ、子供を思う親っていうのはこういうものなのかな…と深く実感しました こうしてみると、本当に、桂香さんも含めて家族なんだな…と思います 最初のカラー挿絵であったアルバム あれは、本当にほんの少しの瞬間だけで もっともっと、たくさんにいろんな時間が、イベントがあったのだなぁと奥行きを感じさせてくれるのがいいですね そして、今回、はっきりとは描かれていませんでしたが… 八一と姉弟子、それぞれが清滝家から出て行ったときは、寂しかっただろうなぁ…と本当に思います でもね、その寂しさもきっと結婚式に呼ばれたら吹き飛ぶのでしょうね ぜひとも、これからも清滝一門の幸せな日々を過ごしてほしいものです 今回の巻を見てから見返すと新たな発見や熱さを感じられるかもしれませんね 時間を作って見直してみようと思います 「姉弟子」「浪花の白雪姫」、数々の名前は供御飯万智さんから!因縁が良かったです 今回は、出番のほとんどを八一と姉弟子が持って行く二人の物語でした でもね、思い出となればどんなに二人きりでもそこで完結はしない 必ずそこには、今も一緒にいるみんなの影があるんです カラー挿絵のイラストにもなっていた、過去回想のイラスト その中でも一番印象に強く残っていたのが、幼い頃の供御飯万智さんでした 月夜見坂さんと供御飯万智さんの登場に、いいねえ…と思いながら見てました が…月夜見坂さんは、どっちかというと少年よりでまだまだ成長途中というよりも成長前 それに比べて供御飯万智さんは、もうその頃から女の子としての振る舞いを見せてました ああ、やっぱり、女の子は女の子なんだなって あの態度を見てると微笑ましくなります 大会を終えて、八一と再会して、嬉しかったのだろうなぁ…と 今と比べても子供らしくて積極的な好きを届ける供御飯万智さんが本当に可愛かった 姉弟子もそうですが、本能として自分の好きな人へアピールしたいという気持ちは、もうこの頃にははっきりとあるものなんですね いやあ、こんなに遥か昔から正妻戦争をやっていたなんて、なんともいいですね そして、負けたほうはきちんと負けた枷を背負う 月夜見坂さんがうやむやにした敗北の条件 それを、供御飯万智さんは素直に、愚直に守ったんだなぁ…と思うと、あの勝負に、将棋に、八一にかける愛の深さが分かる気がします 『冗談だったもん』なんて口が裂けてもいえない 『あんなの無効だ』なんて、絶対に言わない 口約束でも、なんだろうと、あれは、れっきとした賭けで両者の合意があったから そんなふうに真摯に向き合う姿が見えた気がします 供御飯万智さんが勝っていたら、どんな条件を出したのだろう? というIFも気になりますね そのときに姉弟子もその約束は守っていたんじゃないかなと思います そういうところで、二人とも律儀で真面目なイメージはありますから しかし、それに加えて、姉弟子相手に反撃を繰り出してるところがいかにもらしいですね 嬲(なぶ)り殺しは番外戦術であろうとなんであろうとおかまいなし どうやって仕返ししてやろうかという案も将棋並みに本気で頭を使って出したのだろうなぁ…と思うとあの性格の良さが際立つというものです 胸の大きさでは軍配があがるという供御飯万智さん 恋人がいてもおかまいなしに誘惑してくれそうな懐の広さと嫉妬深さも兼ね備えていそうなので、ぜひとも、今後もアピールをしていってほしいですね りゅうおうのおしごと!今回も竜王が仕事してた!姉弟子への愛の告白はホント良かった 今までにも作品のタイトルどおり、りゅうおうである九頭竜八一の仕事ぶりはすごかったです でも、今回はいつにも増して、すごかったなぁと思う点がたくさんありました 敗北に心が折れた姉弟子を連れての逃避行 徐々に理性を取り戻していく姉弟子を甲斐甲斐しく見守る 本当に、極限状態で自暴自棄になった人間とは恐いもの それが自分の大切な人であれば、なおさらです それでもね、絶対に投げ出すことはしない あれほどに近くにいて、どうにかしたいと心から願えるのは愛のなせる技だなぁ…としみじみ思いました そして、ね きちんと相手と向かい合って、押し付けにならないように気を付けながらも… 自分の想いをきちんと姉弟子に届ける あの一連の流れは、本当に良かったです 恋愛感情がないとか、恋に興味はないとか、今は竜王だからそれどころじゃないとか 理由になりそうなことは、いくらでもあった でも、その中のどの選択肢も八一はとらなかった そのはっきりとした選択と意思の強さを、何よりも尊重したいですね これからは、封じ手の先になると思いますが、それまでの我慢をぜひとも頑張っていただきたい ああ、でも、これを機にこれから二人の関係は変わるのかな? 八一の態度、姉弟子の態度、そのあたりがどうなるのかも気になるところです 待ちにまった姉弟子回は見事に姉弟子の魅力もりだくさんでした! 今までにもヒロインとしてのポテンシャルの高さは見せながらも、登場シーン数と他のキャラに場をゆずっていた姉弟子 それが、今回は間違いなく全てのスポットライトが姉弟子にあたる展開となりました どちらか一方の視点で物語が展開するというラノベはよく見るのですが… 今回は、八一視点+銀子視点の二人の視点があったからこそ良かったというのが一番強いですね 掛け違いながらも、どう思っていたのか そして、掛け違えたとしても相手を思う気持ちは変わらない そういうところを、一つ一つ丁寧に見られたところが本当に良かったです しかし、姉弟子が自ら虫よけをしていたとは思いませんでした しっかりガードをかけられたんだなぁ…八一は その愛されぶりも独占欲も、見ていて大好きでした そして、まさかの八一の実家訪問ですよ 彼氏の実家訪問にめっちゃ緊張する姉弟子がほんと可愛い そして、ぽんこつなだけじゃなく、覚悟を決めるとしっかりしているのもほんといい どっちも姉弟子で、ほんといい しかもね、恥ずかしい態度は見せられないからと一生懸命頑張ってそう振る舞う姿がなんともいいのですよ 大切なものほど、失敗ができないからと緊張する その緊張ほど、優しくて、大切なものはないと思います あれこそ、気遣いの結晶ですからね そして、普段は甘えないヒロインが甘えるこの破壊力よ 両サイドに切られた挿絵も、お互いの表情と感情が見える中での夜空は最高でしたね 彼氏といえないところも可愛い ばかと言う姿が可愛いヒロインというのは、本当にいいものでした 九頭竜八一と一番将棋をたくさん将棋を指したのは私だ その自負があるからこそ、一番の理解者だからこそ、負けるわけにはいかない その絶対に負けるわけにはいかないという熱い想いが何よりも心地よかった そして、だからこそ、「ついたよ、八一」の一言の重みがすごかったと思います いやあ、本当に今回も熱くて神懸った内容でした 本当に読んでて大満足の面白さがありました これから竜王『妃』の座、防衛戦が始まると思うと熱いですね 封じ手という展開から、りゅうおうの愛の告白を封じた姉弟子 しかし、これが将棋ラノベであることを考えると、防衛を考えてしまいますね 一度勝てば終わりではない これから先は、挑戦者を相手に防衛を続けなくてはならない過酷な道が始まるということかと思います• 供御飯万智• 雛鶴あい• 夜叉神天衣• シャルロット・イゾアール うーん、この強者四天王感、ほんとすごいし豪華ですね 毎回の挑戦を考えるとこれは、かなり気合の入った防衛戦が見られそうなのも楽しみです 個人的に今回で気になったのが、あいの扱い 天衣のほうは、姉弟子を相手に危険分子として見られるほどに恋愛+八一の事を意識しているわけですが… はたして、最初におしかけ内弟子となったあいのほうはどうなのか? あれが愛じゃなく憧れだけという扱いになるのか、がちの愛になるのか そのあたりは、今後に描かれると思いますが、非常に気になります いったんの決着はついたものの、まだまだ荒れることも間違いないと思います まあ、将棋をやっている負け嫌いな人たちがこのままでおとなしくなるわけないというのが簡単に想像できますものね 果たして、次はどんな展開が待っているのか、次の巻も楽しみに待ちたいと思います.

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りゅうおうのおしごと作者さん、とんでもないことを告白する

りゅうおうのおしごと 11話 感想

主人公の姉弟子,空銀子が熾烈な三段リーグに挑む『りゅうおうのおしごと』11巻を読んだので,感想などを書いていく。 主人公の八一や銀子たちが幼児として登場していることもあってか,いつも登場していた小学生女子たちは申し訳程度の出番しかない感じになっている。 あの小学生たちはさんざんこれまでメイン級の扱いを受けていたからね。 たまには,不遇だった姉弟子にスポットが当たってもいいだろう。 いや,姉弟子は本当に不遇なんだよね。 まともなラノベならば間違いなくヒロインやっていいほどの潜在能力を持っていながら,出演している作品が作品なだけに…。 さて,中学生で女流では敵なしの銀子だけど,過酷な三段リーグで連敗をし,精神的にドン底に陥ったのが前巻である10巻。 この11巻では姉弟子の復活と過去話が描かれる。 その中で突如として登場した設定として,銀子が「心臓病を患っている」というの。 病弱路線で攻めてきたわけですよ。 あと,作中,主人公の八一の故郷である福井県の温泉などに傷心旅行に行くのだ。 僕は福井で1年の司法修習をしていた関係で,福井にはすごくうるさい。 そんな中,自殺の名所,東尋坊なんか売店があったり,公共交通機関では行きにくい場所なので,ちゃんと主人公たちがタクシーを使って移動するシーンを描いていたりして好印象である。 いや,著者の白鳥先生は将棋だとか農業だとか,細かな取材をしっかりしていて,そこらの凡百のラノベ作家とは格が違うと感心する。 ただ,八一が福井駅から乗り換えた無人の電車,たぶん九頭竜線だと思うんだが,こっちは乗ったことないからわからない。 田舎の人は普通,車使うし…。 さて,この巻ではここまで不遇だった姉弟子がここぞとばかりに可愛さをアピールする。 もっとも過去の2歳くらい,将棋を覚えたころまで遡って,現在までを姉弟子の視点から物語を再構成するのだ。 そうすると,景色がいろいろ変わってくる。 クールに,余裕ぶって勝っていたように見えた姉弟子だったが,感情をそこまで見せないだけで心の中はそうでもないんだな,というの。 姉弟子を好きになれ,と言わんばかりの怒涛の攻めに結構驚いた。 ネタバレは一応避けるけど,ヒロイン力は絶頂を迎える。 それと呼応するように,将棋の腕前も覚醒する感じ。 著者は7歳下の嫁さんと結婚しているものの,八一は別にそうなる必要はないわけだから,色々あるのかもしれない。 さて,ここから雑談。 姉弟子は三段リーグを勝ち抜くにあたり,「やべー奴ら」と戦わなければならない。 藤井聡太をモデルにしたような椚創多(くぬぎ・そうた)は筆頭レベルでヤバかったが,幼いころの八一や銀子の世話をしてくれた鏡洲飛馬(かがみず・ひうま)なんかもヤバい。 特に鏡洲飛馬ってたぶん,名前が似ているのとキャリアを見る限り,都成竜馬(となり・りょうま)をモデルにしているんだろう。 三段リーグ崖っぷち,追い詰められた都成先生は間違いなく強いだろう。 でも,可愛い女の子をだしているラノベでありつつ,将棋の非情さを描くのが『りゅうおうのおしごと』。 たまに読んでて辛いのだけど,鏡洲なんかも掘り下げられると,読むが辛くなりそうなんだよな…。

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