クレマチス 種類。 クレマチスとテッセンの違いとは何!?

クレマチスとテッセンの違いとは何!?

クレマチス 種類

クレマチスとは、白やピンクや紫色の花が咲くつる性植物です。 ガーデンプランツとして人気が高く、英国では「つる性植物の女王」とも言われています。 それでは、クレマチスの種類の見分け方から、花の特徴まで詳しく見ていきましょう。 クレマチスの種類の見分け方 クレマチスは、中国や日本などを原産とし、世界中で約300種類が自生しています。 原種を元にした交配も盛んなため、種類は数えきれないほどあります。 しかし、見分ける方法もありますので、ご紹介していきます。 花の咲き方 クレマチスを見分ける際に重要なのが、花の咲き方です。 新枝咲き、旧枝咲き、新旧両枝咲きの3種類があります。 新枝咲きクレマチスは、冬に地上部が枯れ、翌年に新しく芽が出て枝を伸ばした部分に花が咲きます。 四季咲きが一般的で、ビチセラ系やジャックマニー系が代表的です。 旧枝咲きのクレマチスは、2年目の古い枝から伸びた花芽に花が咲きます。 新旧両枝咲きのクレマチスは、2年目の古い枝から新芽が伸びた部分に花が咲き、さらに新枝からも花が咲きます。 花の形 花の形や大きさで、クレマチスを見分けることもできます。 まず、クレマチスの園芸種の中で、大輪の系統が大きく分けて4種類あります。 ・中国のテッセンを元に作出されたフロリダ系 ・中国のラヌギノーサを元に作出されたラヌギノーサ系 ・日本のカザグルマを元に作出されたパテンス系 ・イギリスのジャックマン氏がビチセラと大輪系を交配させたジャックマニー系 開花時期 クレマチスは種類によって開花時期が違うため、種類を見分ける目安になります。 5月中旬までに花をつける早咲きのクレマチス ・パテンス系 ・ラヌギノーサ系 ・フロリダ系 ・モンタナ系 ・アルピナ・マクロペタラ系 5月下旬以降に花が咲く遅咲きのクレマチス ・ジャックマニー系 ・インテグリフォリア系 ・ビチセラ系 ・テキセンシス系 クレマチスの種類には「八重咲き」「四季咲き」「新枝咲き」「モンタナ」「アンスンエンシス」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」などの7種類に分けることが出来ます。 それでは、クレマチスの種類と特徴について詳しく見ていきましょう。 八重咲き 八重咲きは、花びらの内側の雄しべと雌しべが並んでいるところに、さらに重なりあって咲く花の事を言います。 「クレマチス」「カルーナ」「ポーチュラカ」「アネモネ」などが、八重咲きの花を咲かせます。 四季咲き 四季咲きとは、一年のうち季節を問わず花を咲かせる事を言います。 四季咲きをする花には「アキメネス」「アベリア」「エボルブルス」「クレマチス」「カーベラ」などが挙げられます。 新枝咲き 新枝咲きとは、新しい枝に花を咲かせ剪定を繰り返すことで、四季咲きとなります。 新枝咲する花には「クレマチス」「アジサイ」など一般的に見分けることが出来る花になります。 旧枝咲き 旧枝咲きは、古い枝から新しい枝が伸びてきて、一年間に一回しか咲かせません。 ですので、貴重と言えるでしょう。 旧枝咲きの花には「パテンス系」「モンタナ系」「アルビナ系」「マクロペタラ系」などの種類になります。 新旧両枝咲き 新旧両枝咲きとは、一昨年剪定した枝から新しい枝が出てきて、その新しい枝が長生きすると花を咲かせるといった特徴を持っています。 新旧両枝咲きには「フロリダ系」「ラヌギノーサ系」の種類が当てはまります。 モンタナ モンタナとは、高温多湿である夏に弱く、寒い時期に強い花です。 原産国は、「中国」「ヒマラヤ」で、ピンクや白といった花を咲かせます。 また、開花のタイプは「旧枝咲き」となります。 アンスンエンシス アンスエンシスとは、中国原産でベル状の花を咲かせます。 モンタナと同じく高温多湿の夏に弱く寒い冬の時期に強い性質を持っています。 アーチやフェンスに絡ませて楽しむことが出来ます。 クレマチスは日本や中国が原産で、その種類は世界で約300種類自生しています。 そのため一般的にも有名な植物です。 クレマチスの庭ずくりに興味がある方におすすめしたい書籍になります。 苗を購入しているナーセリーの方が書いた本なので、買ってみました。 クレマチスは品種系統が多様で、「難しい」「ややこしい」印象がありましたが、 系統別管理カレンダーがついていたり、 シチュエーション別のおすすめ品種が紹介されていて、 「あれこれ覚えなくてもこの本で調べれば大丈夫」と思いました。 おかげで、安心して様々な系統のクレマチスを育てられるようになりました。 クレマチスで彩られたアーチや外壁、寄せ植えなど、 「実際に植栽されている」様子がわかる写真が豊富で、とても参考になります。 クレマチスの花の色には種類にもよって変わってきます。 「白」「紫」「ピンク」「青」「赤」などと言った花を咲かせます。 また、種類によっては別名の名前も付けられています。 それでは、色別のクレマチスの種類について、詳しく見ていきましょう。 白 白色のクレマチスは、大輪から小輪まで種類が豊富です。 大輪の品種ではラヌギノーサ系の「白雪姫」や、パテンス系の八重咲き「ペンネルズ・ピュリティ」小輪のモンタナ系の白花では「スノーフレーク」が代表的です。 また、遅咲きのジャックマニー系「雪小町」や冬咲きの「アンスンエンシス」などを組み合わせて植えると、一年を通して白色クレマチスを楽しむことができます。 紫 紫色のクレマチスも、多くの種類があります。 パテンス系の大輪「ザ・プレジデント」は、発色の良い紫色です。 豪華な八重咲きの「ベル・オブ・ウォーキング」は、淡い藤色が特徴です。 アルピナ・マクロペタラ系の「カンパニュリナ・プレナ」は下向きの八重咲きで、濃い紫色が魅力です。 ビチセラ系の「ブルー・ベル」も、濃い紫色の定番品種です。 ピンク ピンク色のクレマチスは、可憐な美しさで庭を引き立てます。 大輪の品種では、パテンス系の「ピンク・レディー」が代表的です。 中輪のジャックマニー系には、淡いピンク色の「キャロライン」があります。 そして、ピンク色のクレマチスと言えば、小輪多花のモンタナ系が人気です。 淡いピンク色の「エリザベス」や「ルーベンス」、濃いピンク色の「フレッダ」などがあります。 青 クレマチスは、剪定をしないと花を咲かせることが難し植物です。 剪定方法は種類にもよって変わってきます。 また、つるを誘引することで、仕立てたい形状に持っていくことが出来ます。 それでは、剪定と誘引のやり方をご紹介していきます。 剪定 クレマチスの剪定方法は、花のつき方ごとに異なります。 ジャックマニー系などの新枝咲きのクレマチスは、冬に地上部が枯れるため、地面から3〜4節残して強剪定で切り詰めます。 また、パテンス系などの旧枝咲きのクレマチスは、冬に枯れ枝や、花芽の無い枝のみ先端から5〜10センチほどカットする弱剪定とします。 そして、ラヌギノーサ系などの新旧両枝咲きのタイプは、冬に枯れ枝や花芽の無い枝のみ剪定すると、大輪が早くつきます。 誘引 クレマチスは、つるを誘引することで、仕立てたい形状にすることができます。 育てる場所の広さや、鉢植え・地植えなどの違いで品種を選びましょう。 鉢植えにする場合、枝の先端だけでなく、下の節にも花が咲く種類が向いています。 パテンス系の「晴山」、フロリダ系の「フォンド・メモリーズ」、ビチセラ系の「マダム・ジュリア・コレボン」などがおすすめです。 クレマチスはシーンに合わせて種類を選ぼう.

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クレマチスの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します

クレマチス 種類

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。 美しい花が咲くつる性植物のクレマチス。 ガーデニングでバラなどと合わせて仕立てている、クレマチスでグリーンカーテンを作っている人も多いでしょう。 そんなクレマチスは、非常に種類の多い植物です。 さまざまな分類の仕方があるのも大きな特徴でしょう。 この記事では、分け方によってどのようなクレマチスがあるのか詳しく解説していきます。 花の色や形によって分ける方法 まずは、クレマチスを花の色によって分ける方法があります。 花の色は大きく分けて5種類です。 「赤・ピンク系」「黄色系」「青・紫・藤色系」「白・水色などの淡色系」「覆輪・筋入り・複色系」になります。 覆輪とは花の外縁部分が地の色とは異なる色で縁取られているもので、筋入りは地の色に筋のようにほかの色が入っているもののことです。 複色とは複数の色が含まれているもののことをいいます。 クレマチスというと、青や紫、藤色を思い浮かべる人も多いでしょうが、このようにさまざまな色があるのです。 花の形で分類することもできます。 まずは「一重咲き」です。 一重咲きは花びらの数は6枚が基本です。 ぱっちりと花びらが開いているのが特徴となっています。 次は「八重咲き」です。 八重咲きは花びらの数が6枚以上のもので、ボリューム感のある形になっています。 「万重咲き」のクレマチスは、八重咲きよりもさらに花びらが多いもので、ボリュームもより多くなっています。 「チューリップ咲き」は、その名の通りチューリップのような形が特徴的なクレマチスです。 「釣鐘咲き」は釣鐘型の花が咲きます。 チューリップ咲きや釣鐘咲きは、可憐な見た目が特徴となっています。 花の咲き方にも違いがある クレマチスは花の咲き方によっても分類することができます。 咲き方には3種類あり、「新枝咲き」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」に分類できます。 新枝咲きとは、新梢、つまり新しい枝にだけ花がつくタイプです。 前年の枝には花がつかないため、冬になるとばっさりと切って短くするのが特徴となっています。 比較的コンパクトに育てることができるクレマチスなので、鉢植えなどに向いています。 新枝咲きは、主に四季咲なので、1年間に数回花を咲かせることが多いでしょう。 旧枝咲きは、前年に伸びた古い枝に花がつくタイプのクレマチスです。 古い枝に花がつくため、伸ばして花を咲かせるタイプとなっています。 つるが長く伸びることが多いので、庭で壁や地に這わせる、オベリスクなどの支柱に絡ませるのがいいでしょう。 旧枝咲きは、一季咲のものが多く1年に1回花を咲かせます。 新旧両枝咲きは、新枝咲きと旧枝咲きの特徴を併せ持っているクレマチスです。 新しい枝と古い枝の両方に花がつきます。 新旧両枝咲きは四季咲のものが多いので、1年のうち数回花を咲かせて楽しませてくれるでしょう。 クレマチスの代表的な品種は? クレマチスの代表的な品種を紹介します。 まずは、「クレマチス・モンタナ」です。 モンタナはヒマラヤから中国を原産とする原種で、クレマチスの中でもたくさんの花を咲かせる品種として知られています。 香りのよいものが多いので、美しさと香りを楽しみたい人に向いているでしょう。 クレマチス・モンタナは夏の暑さが苦手なので、植える場所には注意が必要です。 また、根が細いといった特徴もあるので水やりの手間がかかるなど、初心者には難しい品種かも知れません。 咲き方は旧枝咲きで、花色は白やピンクが多いです。 次は、「テッセン」です。 テッセンは日本に自生しているクレマチスで、長いつるを伸ばします。 春から秋にかけて大きな花を咲かせる、新旧両枝咲きのクレマチスとなっています。 テッセンは、多くの園芸品種の交配親となっているメジャーな品種なのです。 花の色は、白で中心が紫色の複色のものや、紫、緑などがあります。 常緑クレマチスと呼ばれる品種も人気があります。 「クレマチス・カートマニー・ジョー」は、ニュージーランドで生まれた交配種です。 花が小柄であまり大きくならないのが特徴です。 そのため、ベランダなどでも育てやすいでしょう。 「クレマチス・カートマニー・アバランチェ」もオセアニア系の品種ですが、花は同系統の多種と比べて少し大きめになります。 大鉢で仕立てるのにも向いていますよ。 なお、どちらも花数が非常に多いのが特徴で、1株に100輪近くの花を咲かせます。 花の色は白色で、たくさんの花がつくので華やかなブーケのように見えます。 旧枝咲きで、乾燥に強いクレマチスです。 「クレマチス・ジョセフィーヌ」は歴史的な名花として知られているクレマチスです。 花の中心がこんもりと盛り上がっているのが特徴で、上品な見た目であることから海外でも人気の高い品種となっています。 外側の花びらが散ったあとも中心部分が残るので、長ければ1カ月程度花を楽しめるでしょう。 ピンクと白の複色で、旧枝咲きです。 種類ごとの特徴を理解して育てよう クレマチスを育てようと思うのなら、種類ごとの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。 種類によって好む環境や苦手なことが違いますので、育てたいクレマチスの特徴を調べておくと、きれいな花を咲かせやすくなります。 わからないことがあったら、ぜひお気軽にインナチュラルにご相談ください。 クレマチスに関する疑問や不安点があれば適切なアドバイスをして、美しいクレマチスを咲かせるお手伝いをいたします。

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クレマチスとテッセンの違いとは何!?

クレマチス 種類

クレマチスの花の、特徴と原種が知りたい! 初夏、旬を迎えるクレマチス。 咲き方の多彩さとやさしげな風情が好まれ、年々、人気が高まっています。 まずは、クレマチスについて、基本的なことを知っておきましょう。 クレマチスの基本データ 学名:Clematis L. バラを「蔓植物の王」、クレマチスは「蔓植物の女王」とするイギリスでは、確かに、古くからクレマチスの栽培が行われてきました。 しかし…イギリスを発祥の地とするクレマチスの原種はビタルバという花の1種だけ。 クレマチスは北半球の温帯を中心に、約300種もの原種が存在する多年草の植物です。 そして、その三分の一は中国に自生する花。 じつはクレマチスには、中国原産の花が多くあります。 ちなみに、クレマチスは和名で「テッセン 鉄線 」とも呼ばれていますよね。 その由来は、中国名の「鉄線蓮 テッセンレン 」とも、茎が固く、まっ直ぐ伸びるからともいわれています。 古くから呼び親しまれている和名のためか、クレマチスもテッセンも、この花の総称と思っていませんか? じつはテッセンという名前は中国に自生する、ひとつの原種を指します。 クリームがかった6枚の白い花びらが平らに開き、しべの色は濃い紫色をしています。 夏の野山で清楚な白い花を揺らす「ボタンヅル 牡丹蔓 」。 ボタンヅルによく似た「センニンソウ 仙人草 」は、別名を「ウマクワズ(馬喰わず)」。 有毒で馬も敬遠したことからとか。 ベル形の花を下向きに咲かせることから半鐘にたとえられた「ハンショウヅル 半鐘蔓 」。 そして、花びらが8枚の大輪「カザグルマ 風車 」。 花色は淡い紫や白など、さまざまです。 日本の各地に自生するこれらの花々を含め、日本にも約20種のクレマチスの原種があるそうです。 海を渡った日本のクレマチス「カザグルマ」 ヨーロッパでの大輪の園芸品種の隆盛には、前述の日本の原種「カザグルマ」が大きな役割を果たしています。 その立役者はふたり。 ひとりめは、ドイツ人の医師であり博物学者、シーボルト。 多くの植物とともに、1836年、植物標本として、このカザグルマとテッセンを持ち帰ったという記録が残っています。 シーボルトといえばアジサイで有名ですが、日本のクレマチスにも関心を寄せていたのですね。 そして、ふたりめはイギリス人のプラントハンター、ロバート・フォーチュンです。 中国で原種のクレマチス、ラヌギノーザを発見し、日本の八重咲き種とともに1851年頃、本国へ持ち帰ったそう。 なお、このラヌギノーザの原種は絶滅したといわれています。 こうして海を渡ったアジアのクレマチスは、世界の原種とマッチング(交配)され、現在、私たちが目にするような多彩な花色の大輪や八重咲き品種が生まれたといいます。 クレマチス革命ですね。 世界に誇る、日本のクレマチスがあります この方の名前をご存知でしょうか? クレマチスを愛する方々から崇拝される育種家・小澤一薫さん(1923年~2003年)。 雑誌の『花時間』でも登場いただいたことがあります。 ピンクシャンパンと呼ばれ、世界中の庭を彩る「柿生 カキオ 」や「篭口 ロウグチ 」、踊場 オドリバ 」などの名花を生み出した人です 篭口はつぎの項目で花を紹介しています。 クレマチスの挿し木による栽培方法を確立したことで、日本のクレマチスの切り花は飛躍的に進歩し、品質が向上したとされます。 そして、現在。 切り花としてのクレマチスは、海外からも注目を集めています。 そのひとつが「デュランディー」です。 デルフィニウムやアジサイの青さとも違う、しとやかに潤った青紫の花色。 日本のクレマチスがふたたび、海を渡っているんですね! クレマチスの主なタイプと、その見分け方 クレマチスは大別すると、3つのタイプがあります。 ひと重咲きと八重咲き、そして「ベルテッセン」という通り名で呼ばれる、小さなベル形。 この3のタイプは、花びらの枚数や形で、それぞれ見分けられます。 ひと重咲き 花びらは6枚が基本。 ぱっちり顔です。 八重咲き 花びらの枚数が6枚以上。 ボリュームがあります。 ベル形タイプ 言葉どおり、ベルの形をした可憐なタイプ。 画像一覧つき! クレマチスの種類と人気品種 クレマチスのヒストリーやタイプを学んだところで、今度は種類や品種について紹介しましょう。 現在、クレマチスの園芸品種は、厳密には17~18系統に分類されます。 そのなかで、切り花として出回る花を、以下のようにグループ分けしました。 なお、出回り時期はおおよその目安と考えてください。 切り花クレマチスの主な種類 分類 は以下の7種です。 早咲き大輪系 花色が豊富で品種も無数。 日本のカザグルマと中国のラヌギノーザを交配し、改良されたクレマチスを代表する、もっとも大きなグループです。 花びらが平らに開く大輪のなかでも、早咲きのものを指します。 本来は一季咲きですが、現在はほとんど四季咲き性です。 出回り時期/4月~秋 マルチ・ブルー 舞姫 早咲き大輪系八重 早咲き大輪系のなかの八重咲きです。 ゆっくりと花を開きながら、なかには半月以上も楽しめる花もあるそう。 一番花は八重咲きでも、二番花以降は半八重咲きやひと重咲きになる花もあります。 出回り時期/ 4月~秋 ベル・オブ・ウォッキング ジョセフィーヌ フロリダ系大輪 中国のテッセンを中心とした、その交配種のグループです。 ひと重咲きがメインですが、万重咲きのシロマンエも、テッセンの枝変わり品種。 出回り時期/ 5月~秋 フォンド・メモリーズ テッセン フロリダ・バイカラー 遅咲き大輪系 濃い花色が多数。 大輪とはいえ、以前はジャックマニー系とされていた、中輪系の花もこの系統に分類されます。 出回り時期/5月下旬~秋 ロコ・コラ ヴィチセラ系 小輪から大輪の花が数多くつく、ひと重咲き。 花のもちも抜群です。 咲き方は、花びらが波打つものやベル形など多彩に揃います。 アジア南西部と南欧に自生するヴィチセラの交配種です。 出回り時期/4月~秋 エトワール・ローズ テキセンシス系・ヴィオルナ系 花びらが外に向かってカールする、チューリップ形やベル形のひと重咲きです。 テキサスなどのアメリカ中西部に自生するテキセンシス、ヴィオルナと大輪系の交配種が多く見受けられます。 丈夫で花もちがよく、蔓もよく伸びます。 出回り時期/4月中旬~秋 篭口 ロウグチ・テキセンシス系 スカーレット ヴィオルナ系 インテグリフォリア系 この系統は、主に4弁のひと重咲きで、可憐な花をたくさん咲かせます。 ベル形やパラソル形もあり、大きさも多様。 切り花では小ぶりな品種が主流です。 出回り時期/4月中旬~秋 ソシアリス ユーリ ヴィチセラ系やテキセンシス系・ヴィオルナ系、インテグリフォリア系のベル形やチューリップ形の花は、花屋さんに出回る切り花では、「ベルテッセン」という通り名でも呼ばれています。 下の写真の、シルバーがかったこのもしゃもしゃしたものは「クレマチスシード」。 そう、花後にできる種です。 種がついた枝も、切り花として出回っているんです! クレマチスの種類ごとに、種の様子も違うようです。 おもしろいですね。 クレマチスの切り花を、飾って楽しむために さまざまな種類がある切り花のクレマチスだから、いけて楽しみたくなりますよね! 種類はいろいろでも、いける前の下準備は同じです。 そう、水あげ。 最近のクレマチスは、とても優秀なので、水中で茎を切る「水切り」だけでもよく水があがります。 水切りの方法 アレンジに生かさない不要な葉を取り除き、水中で、茎を斜めにカット。 すぐさま30分ほど深い水にいけて休ませましょう。 これで全体に水が行き渡り、張りのある姿で楽しませてくれます。 不要な葉を取り除くと、花により多くの水を行き渡らせることができます。 いけるときは… クレマチスの花びらは、とても繊細です。 ひと重や八重の花びらはとても薄く、一見、しっかりしていそうなベル形タイプも、じつは振動や少し触れただけで、ぱらりと花弁がはがれてしまいます。 花器などに挿すときは、花の部分には触らず、茎を持って挿して! クレマチスの茎はしっかりしていますが、細いので長く伸ばしていける際は、折れないように注意が必要です。 また、葉もとても美しい花なので、ぜひ生かして、あしらいに取り込みましょう。 とてもいきいきとしたアレンジが楽しめます。 クレマチスをできるだけ長く楽しむためには、飾る場所もポイント。 ・直射日光、照明が直接当たらないところ ・エアコンの風が直接当たらないところ ・電化製品がそばにないこと ・風通しのよい場所 これらが、花の居場所としてはベターです。 直射日光やエアコンの風が当たると、クレマチスは花びらから水分を奪われ、しおれの原因に。 花にやさしい場所を選んでくださいね。 クレマチスがもっと素敵になる、おすすめ切り花 もちろん、クレマチスだけでいけても素敵ですが、ときにはほかの花と出会わせてみませんか? アレンジで、クレマチスの魅力がぐんと引き立つ花はこちらです。 バラ ガーデンではクレマチスのよき友。 アレンジするときも、優雅な雰囲気を醸し出す王道の名コンビです。 カップ咲きなどの丸い花形や、花弁数の少ないバラがおすすめ。 シャクヤク 初夏にクレマチスを楽しむなら、シャクヤクと。 華やかで、香らないクレマチスに芳香を添えてくれます。 アジサイ クレマチスの軽やかさが際立つ、こちらも初夏のパートナー。 涼やかさと、しっとりとした潤いをもたらします。 水面を見せるアレンジに。 ダリア おしゃれにアレンジしたいときは、こんなふうにデコラティブな花形のダリアを選んでみては?八重咲きの大輪クレマチスと抜群の相性です。 トルコギキョウ 八重咲きのトルコギキョウを選ぶと、ゴージャスなイメージに。 ひと重咲きでは、楚々としたイメージを演出できます。 クレマチスと同じ、初夏が旬の花です。 スモークツリー ピンク色の細い花びらがふわっと広がり、煙のように咲く花。 初夏、一瞬だけ出回る花ですが、クレマチスを幻想的なイメージで楽しめる花材の代表です。 スカビオサ ベル形のクレマチスを楽しみたいときには、小さな草花もおすすめです。 野原で摘んだ花のつもりで、花合わせを楽しみましょう! クレマチスって、素敵な花ですから、もっともっとお近づきになりたいものですね。 Credit 記事協力 構成と撮影と文・鈴木清子.

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