アフターピル 消退出血。 消退出血とは?生理と違う?期間や量は?その後に妊娠の可能性は?

アフターピル(緊急避妊ピル)を服用後の生理について。

アフターピル 消退出血

日本産婦人科専門医。 2008年東北大学医学部卒。 初期臨床研修を終了後は、東北地方の中核病院で産婦人科専門研修を積み、専門医の取得後は大学病院で婦人科腫瘍部門での臨床試験に参加した経験もあります。 現在は... アフターピル服用後に妊娠が成立しなかった場合、「消退出血」という出血が見られます。 しかし、はじめてアフターピルを飲む人は、自分の出血が正常なものなのか、どうすれば妊娠していないと判断できるのかなど、わからなくて不安ですよね。 そこで今回は、アフターピル服用後に見られる出血について、時期や期間、量、妊娠の可能性などをご説明します。 アフターピル服用後の出血は異常ではない? アフターピルを飲んだあとに性器から出血があると、「ピルのせいで体に異常が起きた?」「もしかして妊娠を防げなかったのかも…」など、心配になってしまう人もいると思います。 しかし、アフターピル服用後に出血(消退出血)があった場合、基本的には妊娠が成立しなかった証拠だと考えられます。 消退出血が起きる仕組みは、いつもの生理とほぼ同じです。 女性の子宮内膜は、女性ホルモンの分泌が増えると厚くなります。 逆に分泌が減ると厚さを維持できなくなり、剥がれ落ちて血液と一緒に体外に排出されます。 これが毎月の生理の出血です。 子宮内膜は、受精卵が着床するために欠かせないベッドのようなものなので、それが剥がれ落ちて消退出血があったということは、「妊娠しなかった」と考えられるのです。 関連記事 アフターピル服用後の出血はいつ?出血しないこともある? アフターピル服用後の消退出血は、生理開始予定日の前後に見られることが多いですが、ホルモンバランスが一時的に乱れることにより、予定日からずれることもあります。 「出血しない」ということは基本的にないため、なかなか出血がみられないときは、「消退出血が遅れているだけ」と考えられます。

次の

ピルと深い関わりがある消退出血とは?生理との違いは?

アフターピル 消退出血

このページの目次• アフターピルが失敗? 消退出血がこないのは何故? 女性にとって、妊娠はその後の生活を一変させる一大事です。 仕事、生活、貯金、環境、教育、そして時に結婚…と様々な要因が絡むため、出来ることならそうしたことが全て整ってから、妊娠したいと思うのが当然です。 しかし、どんなに避妊に気を配っていても、「もしかしたら避妊に失敗したかも!?」という状況になることがあります。 アフターピルを服用すると、女性の体は排卵そのものを抑制し、もし排卵後であっても、その性交渉によって生じた受精卵が着床するのを防ぐことが出来ます。 その成功率は、医師の処方を受けて正しくアフターピルを服用した場合には、90%にものぼると言われています。 何故、消退出血がこないことがあるのでしょうか? それには、アフターピルを飲むタイミングに関わっています。 現在主流のアフターピルが国に認証されるまでは、本来は月経不順や卵巣機能不全といった婦人科系の病気の治療に使われる中用量ピルが用いられてきました。 このピルには黄体ホルモンの他、卵胞ホルモンも含まれているため、(若干ではありますが)副作用のリスクがあったのです。 続いて、時間制限はあるものの、行為後の避妊が可能だ、という点です。 自身が望まない妊娠をしたくない女性に、これほどの味方はいないでしょう。 そして何より、中絶ではない、という点も大きなものです。 アフターピルには2つの効果があります。 一つは排卵を抑制・遅延させる効果 もう一つは受精卵の着床を防止する効果 です。 女性の心と体、双方にかかる負担が最小限で済むのは、決して無視できないものです。 アフターピルは実際どんな働きをする薬? この利点を生み出してくれているのが、アフターピルに含まれる黄体ホルモンです。 このホルモンは女性の体内でも自然に生成・分泌されるものですが、本来、黄体ホルモンが分泌されるのは、卵巣です。 人間の体は、1回の妊娠につき1人の子供が生まれることが多いですね。 これは人間の子宮が、多胎(双子、三つ子、四つ子など)に適した大きさではないためです。 つまり、通常では• 黄体ホルモンは排卵が起きた後にしか存在しない• 黄体ホルモンが体内にある時はそれ以上の排卵が起こらない のです。 これを踏まえて、排卵前にアフターピルを服用した場合、どんなことが起きるのでしょう。 それまでは、通常の働きにより、卵巣内で卵子が排卵にそなえて成熟を始めていました。 ですが、黄体ホルモンが体内に急に現れたことで、卵巣はその準備していた卵子の排卵を取りやめます。 そのため、例え精子が体内にあったとしても、受精そのものが起きなくなるのです。 しかし、この場合にも、アフターピルの黄体ホルモンが、体内のある部分に働きかけをし、妊娠の可能性を下げてくれます。 その場所とは、脳の下垂体と呼ばれる部位であり、体内のホルモン分泌を制御する場所です。 アフターピルを服用すると、体内の黄体ホルモンの濃度が急激に高くなり、その効果が切れると、今度は急激に減少します。 体内の黄体ホルモンの濃度が増えると、脳は「妊娠した」と認識する い黄体ホルモンの濃度が減ると、脳は「今回の妊娠は実らなかった。 この消退出血とは、着床しやすいよう整えられていた子宮内膜がはがれ、血液と共に流れ出るものを指します。 つまり、通常の生理が起きるしくみとほぼ変わりはありません。 自然に起きるものが生理、アフターピルにより起きるのが消退出血と考えて間違いありません。 ですから、排卵・受精を阻止できなくても、その受精卵子宮に到達する前に、子宮内膜のリセットが完了していれば、受精卵が着床する可能性はかなり低いものになります。 ピル服用後、消退出血がこない時は、確実に妊娠している? しかしながら、確かに排卵のタイミングによっては、アフターピルでは妊娠の阻止が出来ない可能性はあります。 これには、様々なタイミングが関わってきます。 既に排卵がなされていた場合には、卵巣内の卵胞が黄体化を始めています。 そして、アフターピルによる黄体ホルモンの増減に関わらず、卵巣から十分な黄体ホルモンが分泌される状態になっていると、薬の効果が切れた後も、脳の下垂体における2回めの誤認識が起きないのです。 この時は、消退出血は起きません。 しかし、消退出血がこない=確実に妊娠した、とは言えません。 アフターピルによって起こり得る結果を挙げてみましょう。 これは消退出血?それとも着床出血? 見分けるポイントは もし消退出血がこない、という状況であった時は、避妊が成功したか、それとも妊娠したかは、本来の生理予定日に生理が来るかどうかで判断するしかありません。 また、妊娠したかを検査できる妊娠検査薬も、この時期以降(通常のもので、生理予定日1週間後から使用可能)にしか使えませんし、これは婦人科でも同じことであり、非常に不安な日を過ごすことになってしまいます。 消退出血を待つ時、注意したい性器出血があります。 着床時、受精卵は子宮内膜に取り付き、ゆっくりとその内部に侵入していきます。 この時、稀に内膜を傷つけることがあるため、軽い痛みや出血が起きることがありますが、これがこの着床出血です。 困ったことに、この着床出血が起きるのは、本来の生理予定日あたりです。 消退出血を待ちわびている身としては、軽くても出血があれば「これが消退出血か」と考えてしまいたくなるものですが、まず、明らかにこの2つは出血量が違います。 対して着床出血は、生理と間違うほどの量が出ることは、本当に稀であり、大抵はおりものに少し色がつく程度、それも2,3日程度で治まります。 もし、生理予定日近くに軽い出血しかこない場合は、妊娠したことを前提に考えたほうがいい、と言えます。 アフターピルの服用の注意点 アフターピルの服用には、何よりも大事な点があります。 この時間を守り、服用した場合の成功率は(特に排卵前のケースでは)とても高いものであることは、先にも触れました。 しかし、72時間を超えてしまうと、成功率はぐっと下がってしまいます。 他にも、注意点があります。 いくら、服用後の副作用や、将来の妊娠に影響はないとは言え、体のリズムを崩す薬であることを忘れてはいけません。 それでも、もしもの時、強い味方があることは、ぜひ覚えておきましょう。

次の

エラ(アフターピル )の副作用|「胸の張り、腹痛、頭痛、消退出血」はいつから?|お薬なび

アフターピル 消退出血

日本産婦人科専門医。 2008年東北大学医学部卒。 初期臨床研修を終了後は、東北地方の中核病院で産婦人科専門研修を積み、専門医の取得後は大学病院で婦人科腫瘍部門での臨床試験に参加した経験もあります。 現在は... アフターピル服用後に妊娠が成立しなかった場合、「消退出血」という出血が見られます。 しかし、はじめてアフターピルを飲む人は、自分の出血が正常なものなのか、どうすれば妊娠していないと判断できるのかなど、わからなくて不安ですよね。 そこで今回は、アフターピル服用後に見られる出血について、時期や期間、量、妊娠の可能性などをご説明します。 アフターピル服用後の出血は異常ではない? アフターピルを飲んだあとに性器から出血があると、「ピルのせいで体に異常が起きた?」「もしかして妊娠を防げなかったのかも…」など、心配になってしまう人もいると思います。 しかし、アフターピル服用後に出血(消退出血)があった場合、基本的には妊娠が成立しなかった証拠だと考えられます。 消退出血が起きる仕組みは、いつもの生理とほぼ同じです。 女性の子宮内膜は、女性ホルモンの分泌が増えると厚くなります。 逆に分泌が減ると厚さを維持できなくなり、剥がれ落ちて血液と一緒に体外に排出されます。 これが毎月の生理の出血です。 子宮内膜は、受精卵が着床するために欠かせないベッドのようなものなので、それが剥がれ落ちて消退出血があったということは、「妊娠しなかった」と考えられるのです。 関連記事 アフターピル服用後の出血はいつ?出血しないこともある? アフターピル服用後の消退出血は、生理開始予定日の前後に見られることが多いですが、ホルモンバランスが一時的に乱れることにより、予定日からずれることもあります。 「出血しない」ということは基本的にないため、なかなか出血がみられないときは、「消退出血が遅れているだけ」と考えられます。

次の