誹謗中傷 動機。 「批判のつもり」でもネット上の誹謗中傷は許されない。「匿名だからバレないだろう」という安易な思い込みが人生を狂わせることも|FINDERS

堀ちえみブログに誹謗中傷逮捕の理由 犯人は50代女性犯行の動機は?

誹謗中傷 動機

現代用語辞典imidasでは2000年版より情報セキュリティを担当する。 著書になどがある。 政治的な意見の相違が誹謗中傷のきっかけに SNSやウェブサイトなどで情報を発信していれば、誰もが誹謗中傷のターゲットになる恐れがある。 ちょっとした書き込みが、誰かの怒りに火をつけてしまうことがあるのだ。 長期間にわたって深刻な誹謗中傷の被害を受けた、サイエンスライターの片瀬久美子さんの場合もそうだった。 によれば、誹謗中傷を受けるきっかけとなったのは2017年7月27日に行った、森友学園や加計学園に関する政府や安倍首相についての疑惑に関するツイートだったようだ。 その内容に賛同できない人にしてみれば反論したくなるような書き込みかもしれない。 だが、筆者の感覚では、執拗にいわれなき誹謗中傷を繰り返すほどの怒りを買うような内容には思えなかった。 そこに、ネット上で蔓延する理不尽な誹謗中傷の厄介さが垣間見える。 最近深刻な社会問題になっている「あおり運転」と似ていて、相手のちょっとした振る舞いが気に障り、激しい攻撃性を抑えられなくなる人が少なからずいるようだ。 また片瀬さんのようなケースでは「相手が不当な行為をしているのだから、こちらが批判を加えているのだ」という、自分が正義に資する行為をしているという認識で行動がエスカレートすることも多く非常にやっかいだ。 同ツイート以来、片瀬さんに対して、「昔淫売をやっていた」、「旦那は強姦魔」、「研究費を着服した」などの言われなき誹謗中傷が始まる。 特に許せなかったのが、家族への中傷だったという。 そこで片瀬さんは、これらの不適切な投稿をTwitter社に複数回通報するが、同社のルールには違反していないとの回答ばかり返ってきたようだ。 そのため最後の手段として、誹謗中傷を行う相手に対して法的手続きを開始することになった。 発信者情報開示請求を行なって本人を特定 誹謗中傷投稿を行う者に対する法的手続きを始めるには、まず、に基づき発信者情報開示請求を行う必要がある。 片瀬さんの場合には、Twitter社に対して2018年4月に請求が行われ、翌月には開示の決定がなされている。 そこで得られた対象者のIPアドレスをもとに、インターネットサービスプロバイダに対しても発信者情報開示請求を実施。 併せて警察にも相談をし、被害届が受理されたので本人特定をしてもらうことができたそうだ。 判明したアカウントの主は60代の男性だったという。 その男性に対して片瀬さんは損害賠償請求訴訟を起こし、2019年7月17日には損害賠償263万8000円の判決が下されている。 「匿名だからバレない」はもう通用しない 片瀬さんの事例でもわかるように「プロバイダ責任制限法」の施行以来、発信者情報開示請求を行うことが比較的容易になった。 「ネット上は匿名だから誹謗中傷してもバレないだろう」という甘い考えは捨てた方がいい。 10月8日にも、元AKB48のメンバーで実業家としても活躍している川崎希さんが、でネット上で誹謗中傷を受けていたことを告白。 所属事務所と相談の上、攻撃者を特定するために発信者情報開示請求を行うことを公表している。 社員の誹謗中傷行為やヘイトがバレる恐れも 自分はSNSに反感を買うような書き込みはしないし、誹謗中傷をするような危ない人は周りにいないから特に心配はしていない。 そんな風に他人事と考えている人が少ないないのではないだろうか。 だが、誹謗中傷やヘイトをしている人は、意外に身近にいるかもしれない。 9月には、DeNAの社員が匿名アカウントで行なった韓国や在日韓国人に関する投稿がなされたことにより本人が特定され、不適切な表現があったことをしている。 個人が行った誹謗中傷やヘイトが、企業のイメージを傷つけることもあるのだ。 ただし、この事例では、投稿者の特定は発信者情報開示請求ではなく、投稿に写り込んでいた画像から判明したとされている。 自分で問題になるようなことを書き込むことはないという人も、ネット上で流布される言説をきちんと調べもせずに盲信して拡散するような行為は慎みたい。 誹謗中傷する側に加わったと、責任を追求される恐れもあるのだから。

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神戸新聞NEXT|総合|言葉の石にブレーキかけるには SNSの誹謗中傷と処罰感情

誹謗中傷 動機

とある女性の死にトレンドのようにのっかって「誹謗中傷をやる輩を訴えてやる」とイケダハヤト氏が噴きあがっています。 女性の死の経緯や事実に、彼はまったく 無関係です。 いつもどおり、イケハヤ氏への批判もなにもかも、気に入らない意見を無差別に誹謗中傷やアンチ活動呼ばわりしています。 釈然とせず疑問に思うことが多々あり、でこれ以上この件に関して連投するのも見苦しいので記事を書きます。 このブログではイケハヤ氏の不正についてたくさんの記事で解説していますが、今回は少し違います。 「人を傷つける表現」という曖昧なものが焦点です。 大勢を傷つける発信をしているイケハヤ氏の手口、主張に疑問を呈します。 個人攻撃はダメで、特定の職業の内情を知りもしないくせに「なんでそんな苦しい仕事我慢してんの?豊かになれないよ。 将来消えるよ。 バカ?」って侮辱を繰り返すイケハヤはセーフって言ってる奴らの頭の弱さ。 イケハヤ支持してる奴ら全員アホ。 これなら特定個人じゃないからOKだね。 — 柳メロンパン 87gimeronpan 人の死を願うような発言は完全アウトで例としてアンバランスです。 イケハヤ氏の発信は、忍耐や我慢が必要である職業の軽視と侮辱です。 「豊かになれない」「将来消える」「やめとけ」 個人の悪口はダメで主語を大きめにすれば悪口は構わないだなんて偏ってますね。 — 柳メロンパン 87gimeronpan• 番組内での振る舞いをきっかけに、で誹謗中傷を浴びせられたのを苦にしていたとのことです。 (現時点で動機が解明されている訳ではないようですが) 、ネット炎上・誹謗中傷監視の株上げる — 全力2階建 kabumatome さて、このニュースが流れたと同時に誹謗中傷を我慢していた当事者のみならず、野次馬も混じって 誹謗中傷狩りが始まりました。 「有名人だからって誹謗中傷に我慢なんてできない!」 「取り締まれ、厳罰を!」 元々、人を死ぬまで追い込まなくとも 誹謗中傷は ダメなものです。 それは大前提です。 僕だって知ってます。 しかし何が一番問題で難しいのかというのは 「どれが誹謗中傷にあたるか否か」という定性、判断なんです。 何が誹謗中傷なのか?誰が決めるのか? 身体に害を及ぼすような示唆、病気や破滅・死を願う事を当人に投げつけるのは誹謗中傷や脅迫でしょう。 「死ねばいい」「殺すぞ」「落ちぶれろ」 これは誰にでも分かりやすい。 しかし、軽微な悪口も皮肉な表現も正しい批判も、当事者が「傷ついた」と言えば誹謗中傷と判定されるのでしょうか。 「このタレントカッコ悪い」 「この人嘘つきだからなぁ」 「この人のやってる商売は詐欺ですよ」 僕は最近、covid-19の流行にともなってマスク等を転売する人達の損を願うようなことを言いました。 それは誹謗中傷になるのでしょうか。 多数に対する侮辱はOKなのか 冒頭にも紹介しましたが、特定個人や組織に誹謗中傷はダメで主語を大きくぼんやりさせればかまわないのではといったような抜け道を示す人もいます。 端的にいってバカです。 大勢を不快にして負の感情を煽るのはヘイストスピーチですし、反社会的な発信です。 これ、炎上商法やる人間のポジなんですよ。 代表例:イケダハヤト この件に嬉々として便乗しているがいます。 このブログで何度も不正を指摘しているイケダハヤト氏(イケハヤ)です。 彼はについて虚偽を含んだ勧誘をしたり、マルチや(未成年も巻き込む)、サロン生を下請け代わりにタダ働き等の不正以外に、 不特定多数に向けて侮辱的な発信をしてPV(プレビュー)を稼ぐ 炎上商法を長くやっています。 参考 2013年のやまもといちろう氏との対談 何度もやまもと氏が「あなたやってるのは炎上商法でしょう、釣りでしょう?」と問いかけてものらりくらりとかわし (対談の中でも司会者もやまもと氏もそれにイラだっているのが分かる) イケハヤ氏は 「炎上を恐れずに発信してもいいことを示している」 「サンドバック上等、でも僕もやりかえす」 といった返しをしています。 しかし一方で、自分(イケハヤ氏)の発信に影響された人がいても、 責任は自分には無い、発信や表現とは人を傷つける罪を犯しているともいってます。 炎上商法を骨の髄までしゃぶっています。 サラリーマンへの侮辱 氏の発信によくあるのが大企業の慣習の批判、サラリーマン全般への侮辱、給与が低い職への侮辱です。 「」という言葉もよく使います。 ストレートな侮辱ととられないように言葉を選んではいますが、共通して言えるのは、 「サラリーマンという身分やその仕事の価値が低い」と こき下ろしています。 他、よく言っている内容 ・勉強しない、思考停止 ・惰性で仕事をしている ・不満をたくさん抱えている ・非効率な慣習を好んでいる ・にならない これらは 主語をサラリーマンにする必要が無いんですよね。 なんの仕事でも当てはまります。 惰性で仕事しているリーマンもいればそうでないリーマンもいる、仕事へのスタンスは人それぞれだというのも当たり前です。 個々の仕事への取り組む姿勢の問題で、職業は関係無いです。 して金が得られる仕事や不満がまったくなく働ける職場がたくさんあるわけはありません。 「あなた一生サラリーマンですよ」という煽りはサラリーマンが何か一段低いモノ、生涯をかけてやるべきものでは無いという主張が見て取れます。 『日本のサラリーマン意識低すぎ』 このように愚弄する発信をすると 「そんなことないだろ!」 「何を!」 「自分はこの仕事していますが、彼の言ってる事の間違いは・・」 と言った反応が得られやすい。 反対意見を述べる人や、気分が悪いと反論する人が大勢いるので露出やプレビューが増え、さらにやブログについている広告も見られる数も上がって利益が出せるのが 炎上商法の仕組みです。 反応した人はいわゆる「釣られた」状態になります。 他に、賛否両論のあることやデリケートな話題にあえて過激なことを述べたり、あやふやな情報を出してツッコミ処をつくる、などの手口があります。 おしなべていえることは 「見られればそれで勝ち」なので、発信内容が薄っぺらで誠実さもありません。 後ほど詳しくいいますが、釣られたり確認の為にイケハヤ氏のを鑑賞するのはお勧めできません。 それこを彼に利益を与えてしまいますし、彼は人を嫌な気分にさせる天才です。 『トラック運転手 無職になります』 『美容師 安月給で人生消耗』 『保育士は貧乏になります』 これを言われた当事者が気分よくなりますか? 実際に怒ったり悲しんでいる人が複数いました。 その職業についている人は貧乏です・将来職をなくします・生活に困りますと言っているのと同じです。 イケハヤ氏はこの職の経験も無く詳しく知っているわけでもなく「稼げない」側面を切り取っています。 これが当事者を余計怒らせます。 当事者以外にも、今それを目指している人や、身内や友人ががんばって仕事をしている姿を知っていたら「貧乏人」といってきたイケハヤ氏にモノ申したくなるのは自然です。 その職が稼げないのが事実だからといって「貧乏」とあげつらう必要があるでしょうか。 人は様々な理由で職を選びます。 稼げるか否かを基準としない人もいます。 僕は富裕層ではありませんが、貧乏人よばわりされれば気分は良くない。 (別に貧乏ではないけど) 低収入という表現より「貧乏」は侮辱的な表現ですし、そこに問題提起をしているわけでもありません。 補足ですが、僕らのような批判をする人間へ投げられる文句の定番に 「あなたはイケハヤ氏に何かされたんですか?」というのがあります。 ではイケハヤ氏は これらの職になんぞ恨みでもあるからこんな発信をしてるのですか? 真面目に働く人達はイケハヤ氏になんの害を及ぼしたのですか? 観ないほうがいい理由 ここでよく擁護するアホが湧いて 「中見たらその職をそんなにバカにしてないよ、事実を言ってるだけだよ」 などとちゃんと全部見てから意見せよ、とせまってきます。 さすがイケハヤを擁護するポジ。 それは イケハヤ氏の利益になることなんですよ。 ひっかかってはいけません! どういう動機であれ クリックさせたらイケハヤの勝ちなんですから。 ついでにいうとイケハヤの動画を見て擁護してる時点で頭弱いの確定なんで信用できませんし、実際見て余計に気分が悪くなったらどう責任取ってくれるんでしょう? クリックするとイケハヤに広告収入が入りやすくなります。 するとその利益で、またイケハヤはこういった商売を拡大させます。 以上が彼の不快そうな発信を観ないほうが良いという理由です。 見出し・サムネイルは 看板です。 そこで人を不快にしている時点で中傷の作品です。 中身を確認する必要もありません。 「前言っていたことと違うだろう!」という声を生みます。 サラリーマンをこき下ろしといて、サラリーマンやるのもありという。 住宅ローンを散々disっておいて銀行にローンを申し込みに行く。 (門前払いされて逆ギレ) こういった真逆の言動をしておくと、将来どっちに転んでも「ほら、僕はあの時先見の明があったでしょう」とドヤれるというオプションもあります。 「お前がいうな」と感じる発信もそうです。 炎上上等で叩かれるのを恐れず発信するといっているのに、批判をアンチだとか誹謗中傷として訴えるという。 「パクり」を推奨し自身もやっているのに、自分がやられると盗用だ、を侵害されたと被害者として主張する。 その時々で順にも逆にもスタンスをとって発信するのです。 またここで、「ちゃんと聞いたら真逆のこと言ってない・前の言動を否定していない」という輩が湧いても無視でOKです。 誤解を招くワードや表現をわざとチョイスして耳目を集めているだけだからです。 深く中身を読み解く必要はありません。 氏が追求しているのは自らの利益だけですから。 がなのをいいことに、ブログで書籍や漫画をコピペしてアマゾンアソシエイトで小銭を稼いできたイケハヤ氏が、有料サロンの情報流出にあれこれ言うのは説得力に欠けるよなぁ・・・。 儲かって無い人が出す儲けられる情報なんて魅力無いので、イケハヤ氏が金持ちか否かというのは重要な情報です。 なのに儲かっているアピールとして持ち出すが異常です。 法人の売上・利益・納税額はオープンにしても何の問題の無い情報なので、公的な書類や決算書を見せれば済むだけなのですが。 上場企業なんて全部やってます。 どうしてこんな偽装しやすい紙を出してくるのでしょうか。 炎上させるための釣りなんですかね・・・。 そういえば、彼は「貧乏になる」と自分がやったこともない職をdisっているのですが、 彼の生活は自体は極貧です。 特に居住と衣類。 ワイシャツをバスマット替わりにしたり、炊飯器やゴミ箱、排水溝の蓋もいらないと言っていました。 いるでしょ。 たぶん僕は彼より収入が低いと思うのですが、彼より豊かな生活ができていると思います。 裁判で争うしかないのか 「誹謗中傷は消毒だーーー ひゃっはー!」とばかりに無差別に攻撃する人、言った側は「正当な批判だ、傷つけるつもりもない」という。 らちがあきません。 表現の規制やと同じにみえます。 そこで白黒つけるために第に判断を仰ごう、 訴訟しようとなります。 しかし訴訟を起こすハードルを下げると、 ・立場・が強い ・弁護士との人脈のある人 ・お金のある人 以上の力ある人がより多数の裁判をやり易くなり、不都合な事実や批判を封殺する目的で訴訟をチラつかせる効果も高まってしまいます。 スラップ訴訟がやり易くなってしまうのです。 スラップ訴訟の代表例は企業 vs 個人です。 有名人や金持ち vs 一般人でも同じ図式です。 裁判を戦う胆力に乏しい個人は気軽に文句・ネガティブな感想・クレームの一つも書き込めない・・・。 人は不正や不都合なことを隠します。 それを指摘や批判できる手段が減るのかもしれません。 嫌がらせや誹謗中傷を抑止の方向に動くなら、スラップ訴訟も嫌がらせなのでもちろん厳しく抑止されるようになるんですよね?— 柳メロンパン 87gimeronpan 誰も逮捕されてないから悪くないよね? イケハヤ氏は嫌がらせ一覧を出していますが、この中で逮捕された人は誰一人いません。 警察への通報すらやっていない可能性があります。 そのスレッドの後に 「イケハヤは通報をされていても逮捕されてないから詐欺じゃない」と訴えています。 その論でいうなら、これらの嫌がらせをした人達も逮捕されてませんし裁判にもかけられてないから犯罪じゃないですよね? 犯罪なら刑罰を受けてるはずですよね? 被害者ぶっていますが、イケハヤ氏はなんでも自分に都合よく盛って発信するので「嫌がらせ一覧」も鵜呑みにできません。 まとめ:見るな 結局「見るな」に落ち着いてしまいます。 ・人を煽る、不快にする発信をすることで金を稼いでいる ・見た人がそれで負の影響があってもイケハヤには責任は無い ・自分に誹謗中傷が来たら訴える、その基準はイケハヤが決める このように主張している人ですので、見ないほうがいいです。 イケハヤ氏が発信している「ビジネス」(笑)の情報は薄っぺらで知ったかぶりで間違いが多いというのは何度も指摘しています。 彼の高額な商材やサロンにお金を払うより、図書館に行ったり学校で勉強することが有意義だと思います。 見る側・クリックする側が釣られない、脱炎上商法の機運が育てばよいのですが。 b-87gimeronpan.

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伊藤詩織さん、はすみとしこ氏らを提訴…NHK『クロ現』が伝えたSNS中傷の壮絶な実態

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スマイリーキクチ中傷被害事件 場所 などの・サイト の公式 スマイリーキクチの公式ブログ・ など 標的 日付 頃 - 現在 不定時 原因 インターネット上でのデマの流出 キクチの発言内容を曲解されたため 攻撃手段 デマ情報の拡散 多くのサイトへの中傷・脅迫の投稿 出演番組の放送局、スポンサー、制作会社へのクレーム 攻撃側人数 大多数(1200人以上) 武器 パソコン、携帯電話 電話、メール、手紙 被害者 キクチの恋人および親族、太田プロダクション、キクチの出演番組の放送局・関連企業、キクチの女性ファンや知人の女性ブロガー、荒らし被害を受けたウェブサイトやチャットサイト 損害 噂によるイメージダウンに伴うキクチの芸能活動への支障 キクチやその他標的者の精神的ダメージ ストレスによるキクチの体調悪化 事務所や番組の関連企業へのクレーム対応 犯人 男女19人 (2008年~2009年における検挙分、このうち7名が書類送検) 1〜2名(2017年に検挙された犯人) 容疑 ・ 動機 私生活や仕事におけるストレスの発散目的 興味本位による悪ふざけ目的 デマ情報を鵜呑みにしたため 他のユーザーたちの誹謗中傷に乗じた愉快犯目的 防御者 本部・警視庁 対処 コメント欄の承認制への変更 デマ情報の否定 犯人の一斉摘発 謝罪 なし 賠償 なし(全員となったため) 管轄 本部・警視庁 スマイリーキクチ中傷被害事件(スマイリーキクチちゅうしょうひがいじけん)は、の(本名・菊池聡)が「」(以下、殺人事件)の実行犯であるなどとする・被害を長期間に亘って受けた事件である。 において、1人の人間に誹謗・中傷を行った複数の加害者が一斉摘発された日本で初めての事件であると同時に 、被害者が一般人ではなくであったことなどからやでも大きく扱われた。 経緯 [ ] 事件の始まり [ ] お笑いタレントのスマイリーキクチ(以下、キクチ)に対し、キクチが殺人事件に関与していた、あるいはそのの一人である(以下、殺人事件関与説と略す)」と信じている者たちから「」(現・)などのを中心に上で中傷されるようになったのは、あたりからであった。 この殺人事件はに発覚し、犯行形態から世間を震撼させた凶悪事件であったが、犯人たちがであったためにの規定で実名が伏せられ、その人物像が世間に広く知られることはなかった。 このためネット上では「事件の犯人を憎む者」や「犯行に興味のある者」が、様々な手法で調べて「特定」した犯人のプロフィール(実名、職業、友人)を載せて世間に広めるなど、犯人を糾弾し続ける活動が存在した。 しかし、殺人事件の犯人に対する糾弾が繰り返されるうちに「犯人を仕立て上げたい者」・「犯人を何としても見つけ出したい者」によって誤った情報が投稿されたことがきっかけで、「出身地が犯行現場である足立区」で「犯人グループと同世代」で「10代の時にグレていた」芸能人であるキクチが、同事件の犯人としてネット上で扱われるようになっていた。 これに対してキクチは、「足立区の人々は元々地域内での結びつきが強いため他地域を頻繁に訪れる人は少なく、同じ区内でもその地域について詳しくないことが多い」という実情を説明した上で、「事件現場の地域()は自分の生まれ育った地域()からかなり離れており、成人式の時に1度行ったきりで土地勘が全くない。 1991年1月1日付けで東京都足立区民で成人を迎えた男子は6,334人で、足立区内の同世代なんてごまんといる」 、「殺人に関与していたことが事実であれば、既にどこかの週刊誌が嗅ぎ付けており、芸能界で活動できるはずがない」と否定している。 それにもかかわらず、「キクチは殺人事件のことをお笑いのネタにした」という事実無根の書き込みがあり、それを信じた者たちから「キクチは殺人事件に関与したにもかかわらず、反省もせずに芸能人として堂々とテレビに出続けている」、「それだけでなく、キクチは殺人事件のことをお笑いのネタにした」とネット上で中傷されるようになった。 こうしたネット上での中傷は匿名掲示板ののほか、キクチの所属事務所である(以下、太田プロ)の電子掲示板でもなされた。 中傷犯がようやく検挙されたことが報じられた際にも、は太田プロがキクチを「足立区出身の元」なる謳い文句で売り出していたのがきっかけであるとし 、は、かつてキクチが仲間に「足立区出身の元不良」と冷やかされていた、としている。 しかし、キクチは、バラエティ番組出演時に元であることに言及された際に「中学時代のヤンキー姿の写真」が2回ほど放送されたことを認めているが、太田プロが「元不良」として売り出したことについては否定している。 警察への相談 [ ] 殺人事件関与説をから知らされたキクチは、「あまりにもくだらない」として当初取り合わないつもりだった。 しかし、2002年に念のため太田プロの公式HP上で「殺人事件への関与」と「殺人事件をお笑いのネタにした噂」を否定した が、逆にネットユーザーたちからは「やってない証拠を出せ」、「火のない所に煙は立たない」、「事実無根なら死んで証明しろ」などと反論され、中傷は収まらなかった。 また、2000年6月にキクチから相談を受けたは、の恐れがある書き込みを捜査して、管理者にログを開示させるなどして中傷の書き込みがなされた5つの書き込み元を特定した。 ところが、そのうち1つが、とあるのキャンパス内に設置されているパソコンであると判明したものの、パスワード入力が不要のもので大学外の人物による書き込みの可能性もあったことから、書き込みをした人物を特定できなかった。 また、別の書き込みは、発信元が特定されないように日本国内から日本国外の回線を経由していることが判明したが、当時はネット上の中傷程度でを動かすことが非常に困難であったため、書き込んだ人物の特定は断念されている。 残る3つについては、個人名を特定することができたものの、いずれの書き込み元もキクチとは全くの面識のない人物であり、当時は書き込み元の身元以外の証拠や明確な犯行動機を証明できるものなどがない以上は立件に持ち込むことができなかったため、捜査は打ち切りとなった。 やがて、太田プロは、中傷コメントで荒らされた掲示板を一時閉鎖するに至った。 また、など他のサイトで書かれた中傷記載についての削除依頼も、「書き込みの内容が事実無根であることを証明できなければ要求には応じられない」という理由で、管理人に断られてしまった。 こうした中傷により、殺人事件関与説を信じた視聴者から業界関係団体(テレビ局や番組スポンサーやCMスポンサー)に「殺人犯をテレビに出すな」といった抗議が増えるようになり 、キクチが舞台に上がる度に、観客がヒソヒソ話をしたりざわついたりするなど異様な空気になった。 これらの事態によって業界関係者からの心証が悪化し、依頼されていた仕事や企画が立ち消え・お蔵入りになるなど、徐々に芸能活動に大きく支障が出る事態にまで発展した。 ブログの開設 [ ] 1月にキクチはを開設した。 開設理由は「ネットでさんざん嫌な思いをしたが、ふとブログで自分の言葉を発信すれば、『殺人犯スマイリーキクチ』の汚名を晴らせると思った」ためであった。 しかし、ブログ開設直後からブログのコメント欄にキクチを殺人事件の犯人扱いする中傷書き込みが殺到する。 キクチは当初は自分で中傷コメントを削除していたが、後にコメントを承認制に変更。 コメント承認制にしたため、中傷コメントはブログに掲載されなくなり不特定多数に読まれることは無くなった。 しかしハンドルネームを殺人事件の関係者(被害者の女子高生や犯人の実名など)にしたり、コメントを当て字やで書いたりするとキクチを中傷する言葉になるようなコメントを投稿したりする者 や、キクチに好意的なコメントをした女性が運営するブログのコメント欄に殺人事件関与説を書き込む者 、のファンサークルや、におけるキクチ やそれに関連するページ のみならず、事件と全く関連のない内容(盲導犬、大学のサークル、ピアノの発表会)のサイトの掲示板に殺人事件関与説を書き込む者 が現れるようになった。 キクチは見えない相手からの中傷に不安を感じて、ブログで翌日にライブ出演する会場と出演時間を告知した上で「ブログの内容と関係のない質問がある方は、ライブ終了後に会場正面口で声をかけていただいたら、どんな質問でも必ず承ります」と面と向かって質問を受け付ける場を設けたが、結局誰も質問に来なかった。 また、他の芸能人が番組収録中の話や出演番組の放送日時告知などをブログに書き芸能活動の宣伝に使っている中で、キクチ本人はテレビ局や番組スポンサーやCMスポンサーに前述のような抗議が殺到して共演者や業界関係者などに迷惑がかかることを懸念し、後述の2008年8月にブログで中傷書き込みに対する刑事告訴の警告をするまでは芸能生活と関係のない私生活に関する記事の投稿に留まり、出演番組や芸人活動の宣伝などができなかった。 北芝健による著述 [ ] キクチへのネット上の誹謗中傷が激化する一因として、元警視庁刑事としてテレビコメンテーターなどとして活動していたがに出版した著書『治安崩壊』にある記述にもあった。 実際、この著書には殺人事件の犯人像に関する以下のような記述があった。 少年グループの一人は刑期を終えた後、7月、再び、恐喝事件を起こして逮捕された。 もちろん社会に出てきたのはこの一人だけではない。 一足早く出てきた別の男は、お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューしたという。 なお、北芝の著書では情報源が全く明記されず、「お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューした犯人」について実名などの個人を特定する詳細なプロフィールは書かれなかったが、芸能界デビュー時にコンビを組んでいたキクチにも当てはまる内容だったため、ネット上では殺人事件関与説の根拠とされてネット上でのキクチへの中傷が過熱し、殺人事件関与説を信じた視聴者から業界関係者への抗議が増える一因にもなった。 2008年4月4日に『治安崩壊』を読んだキクチは、中傷犯たちが殺人事件関与説を本気にして、と思い至り、犯人たちが姿を現さないことにも更に強いストレスを感じるようになった。 また、殺害予告投稿がエスカレートしていた時期には、の影響もあって、実際に襲撃されることを懸念し、仕事仲間や知人と酒を飲むなどの付き合いを減らし、仕事が終わればすぐに帰宅したり、恋人と頻繁に連絡を取り合って一緒に帰宅したりするなど、なるべく身辺の安全を確認するようになった。 警察への再相談 [ ] キクチは再び警察に相談することを決意し、2008年4月からハイテク犯罪対策捜査センターや生活安全課に相談したが、「(キクチさんを)本気で殺人事件の犯人と信じている人はいない」、「削除依頼をして様子を見ましょう」、「様子を見ればネット誹謗中傷は落ち着く」、「(芸能人だから)みたいなもの」、「(中傷コメントは)遊びだと思う」、「(キクチさんは)インターネットなんてやらなければいい」、「殺されそうになったとか、誰かが殺されたとかがないなら刑事事件にできない」、「殺されたら捜査しますよ」などと軽くあしらわれ、相手にされなかった。 キクチは知人から弁護士を紹介されるが、その弁護士から「中傷書き込みをした者を特定するために掲示板管理者から発信者のログを開示してもらい、接続業者が発信者の個人情報を開示する必要がある」「掲示板管理者と接続業者が開示を拒否した場合は訴訟になるが、裁判所が開示命令を出すとは限らない」など相当の根気と労力が必要と説明され、ネットを相手にする前に「身の潔白を証明しようとしていることを世間から注目される」ために北芝と本の出版先である(以下、河出書房)を相手に自分が風評被害に遭っていることを訴えることを検討し始めた。 4か月後の2008年8月にキクチは中野署の刑事課に赴くと、紹介されたの男性刑事(当時、以下「担当刑事」)に中傷被害について相談した。 担当刑事はネット犯罪に詳しく、真摯な対応をするとともに、所轄に連絡して殺人事件に関する資料を取り寄せ、犯人グループやその仲間に「きくち(菊池・菊地)」という名前がないこと と出所後に芸能界入りした者が犯人にいなかったこと を確認し、キクチと事件が無関係であることを証明した。 警察のアドバイスを受けて、キクチは8月15日付のブログ記事において、改めて殺人事件との関連を否定した上で、これからもコメント欄で誹謗中傷を行う者へのを警告し 、それでもキクチに対して誹謗中傷の書き込みをする者に対しては強制捜査権を持つ警察がネットの発信記録から発信者を特定して検挙することとなった。 担当刑事の尽力で警察がようやく動いたことにより、状況は大きく進展していった。 北芝との訴訟問題 [ ] 警察が動いたことにより、キクチは北芝の本に対する民事訴訟の代わりに北芝の事務所と河出書房に対して、殺人事件犯人説の風評被害を受けたことを理由に出版差し止めと謝罪広告を求める郵便を2008年8月27日に送付したが 、2008年9月、北芝の事務所と河出書房から「記載された文章から一般読者がキクチ氏をコンクリ事件の犯人と認識することはないため、出版差し止めと謝罪広告を拒否する」旨の回答を得た。 キクチ側は当初から『治安崩壊』にキクチの実名が挙がっていない以上、北芝側から謝罪を得ることは不可能と考えており、この内容証明送付は、中傷犯が北芝と同書に責任転嫁できなくするよう、北芝側から言質を得るための方策でもあった。 一方の北芝は、キクチからの内容証明郵便について中傷被害事件の収束後にブログでコメントしている。 当時はキクチのことを知らず弁護士を通じて回答しただけであり、キクチ側は著書などで『治安崩壊』の内容が事実無根であるばかりか、北芝が経歴詐称をしているかのような誹謗中傷までしている、と反論している。 なお、北芝は「(自分も)インターネットの匿名書き込みをした者達から悪口を書かれて多大なる迷惑、残酷で卑劣な匿名書き込み、そこから発生した被害など同じ目に5年以上あっており、同情もすれば同じ憤りを共有する」「パソコンをやらないし、が怒りを覚えるほどに嫌い」とするなど、インターネットの匿名書き込みを本の情報源にしていないかのような発言をしているが、「お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューした元犯人」という部分について、どのような取材や根拠に基づいて記述したのかについては、最後まで言及していない。 中傷犯の一斉検挙 [ ] 警察はここで初めて、警告後も中傷コメントを書き込んでいたインターネットユーザー1名の身元を特定し、へ任意同行を求めた。 この犯人は「二度としません」と発言するなど反省したようなそぶりを見せたが、その3時間後に「殺人犯のくせに警察に密告するとはどこまで卑怯だ」などといった内容の中傷コメントをネット掲示板に書き込んだ。 当初、警察およびキクチは一旦注意をすれば中傷が収まると考えていたが、犯人たちのネット中傷再犯の可能性の高さが予想以上に深刻なレベルにあると判断し、遂に警察は「悪質性の高い書き込みを厳選して、該当する者は一斉摘発する」方針へと切り替えた。 その後、2008年9月から1月までに、キクチに対して中傷書き込みを行った犯人の身元を1200〜1300人以上も特定 、最終的には特に書き込み内容や犯行回数などが明確に刑法違反のレベルにあると判断された計19人の中傷犯が検挙された。 捜査で判明した中傷犯たちの居住地はからまで日本全国に及んでいたが、警視庁の刑事が実際に犯人たちの居住地に出向いて摘発した。 犯人たちの摘発時の年齢は半数近くが30代後半だったが、最年長は47歳 で、最年少は17歳だった。 中には妊娠している者もいた。 既婚で子女がいることが判明している犯人もいた一方で、精神の病にかかっている可能性のある犯人も4分の1近くいた。 大手企業社員、コンピュータプログラマー、会社セキュリティ部門の責任者、会社の通信システムを利用して中傷コメントを書き込んだ者もいた。 また、国立大学職員もいたが、その勤務先は8年前の2000年の捜査で書き込み場所として特定された国立大学であった。 取り調べをした刑事たちは中傷犯たちの雰囲気を「どこにでもいる大人しそうな感じ」と評し、キクチも警察から見せられた中傷犯たちの顔写真から「怪しい目つきの2人を除き、どこにでもいる普通の人」という印象を持った。 なお、中傷犯たちは実際の殺人事件とは何の関係もなく、互いの中傷犯同士や被害者のキクチとも実生活で一切面識がなかった。 犯人たちの動機と言動 [ ] 中傷犯たちは、取り調べの当初いずれも容疑を否認していたが、警察から契約しているプロバイダ名、投稿時刻、コメント内容などの証拠を突きつけられると、多くの犯人はようやく自分の容疑を認めたものの、何人かは 辻褄が合わなくなるまで友人や同僚・知人のせいにするなど擦り付けをして容疑を免れようとした。 噂を信じていなかったが面白半分で中傷コメントを書いた1人を除き、犯人のほとんどはネット上で流布されていた殺人事件関与説を信じていた(前述の北芝の本を根拠としていたのは8人)。 また、後に名誉毀損容疑で書類送検されることとなった犯人の一部は、キクチを中傷するだけに飽き足らず、殺人事件そのものを面白おかしく書き立て、被害者やその遺族までをも侮辱する書き込みを投稿していた。 警察は彼らに対し「キクチ氏と殺人事件は無関係で、ネット上のキクチ犯人説は事実無根」と知らせた上で、「キクチ氏と殺人事件は無関係」とする北芝の事務所と河出書房からの回答も見せた。 すると、中傷犯たちは「ネットに騙された」、「本に騙された」と責任をなすりつけ、「仕事、人間関係など私生活で辛いことがありムシャクシャしていた」、「離婚して辛かった。 キクチはただ中傷されただけで、自分のほうが辛い」、「他の人は何度もやっているのに、なぜ一度しかやっていない自分が捕まるのか」と被害者意識をあらわにした。 ある犯人は 「」を主張したが、刑事たちから 「なら自分の名前が書かれてもよいのか」と問いただされると、「キクチは芸能人だから書かれてもよいが、自分は一般人で将来もあるから嫌だ」と発言した。 キクチは中傷犯への取り調べの様子を担当刑事から聞かされる中で、犯人たちが「『情報の仕分け』・『考える力』・『情報発信者を疑う能力』の3つが欠如している」、「他人の言葉に責任を押し付ける」、「自分の言葉には責任を持たない」などの共通点があるという印象を受けた。 なお、警察から取り調べを受ける中で、何人かが自分の中傷や脅迫を反省してキクチへの謝罪を申し出ていたため 、キクチも当初は犯人たちの謝罪を受け入れるつもりでいたが、謝罪の手紙やメールなども含めて実際にキクチや太田プロと連絡行った者はおらず 、キクチは徐々に「結局は刑罰を逃れるためにその場しのぎでこしらえた口先だけの謝罪だったのではないか」と猜疑心を強めていった。 後に、検察の決定が下される数ヶ月前になって、後述の担当検事を通じて改めて謝罪の申し出があった際にも、「自分は謝罪しても構わない」・「自分が忙しくないときに謝罪できるよう会える日時をキクチが調整してほしい」などの身勝手な言動から真に反省しているかが信用できなかかったため、キクチは本心でなければ拒絶する意思を明確にした上で「会いに行く時間は中傷犯自身で調整した上で自分と直接ではなく事務所と一旦話をつける」という条件で一旦は犯人たちの申し出に応じたものの、結局不起訴が正式に決定するまで約束通りに謝罪した犯人は最後まで現れず 、それ以降も犯人たちから連絡が来ることはなかった。 書類送検、メディア報道の余波 [ ] 2009年、テレビ、新聞、スポーツ紙などの複数のメディアで、キクチのネット中傷被害が大々的に報道された。 ブログ「炎上」で一斉摘発するのは、警察庁によると「聞いたことがない」事案であった。 キクチ中傷被害事件の報道の少し前に、の芸能人が相次いでしていたこと(2007年1月の、同年2月の、2008年9月のアン・ジェファン、同年10月の)が注目されていたが、自殺した理由の1つにネットにおける中傷があると報じられていた。 ネットの中傷によって韓国の芸能人が相次いで自殺した問題は、報道機関では「日本でも起こりうる深刻な問題」と考えられており、ネット中傷という点で類似していたキクチ中傷被害事件が報道機関で大きく取り上げられる要因となった。 報道の一部には事件の経緯について誤情報があった ものの、この報道で警察が「キクチは殺人事件と無関係」であることを発表したため、ネットでは殺人事件関与説が全くの事実無根であると広く認識されるようになり、キクチへの中傷はピーク時に比べて大きく減少した ものの、事件被害者としてニュースやワイドショーなどで扱われたことなども大きく影響して、噂や中傷被害で毀損されていた芸能人としてのイメージが更に悪化し、一時期芸能関係の仕事がほぼ皆無の状態となった。 また、報道時にはマスメディアからの取材のオファーもあったが、キクチは殺人事件の関係者への配慮 に加えて、自身の行為が売名のためだと思われることを嫌ったため、捜査が終わるまでは事件についての取材を全て固辞した。 2009年までに、起訴できる見込みがあると警察が判断した7人の中傷犯が検察にされた。 さらに2009年4月下旬、新聞報道直後の同年2月10日に2ちゃんねる上でキクチの殺害予告を書き込んだ容疑で、事件担当の刑事たちが、書き込みを行った東北地方在住の女を連行するため、女の自宅を直接訪問するも、女が意味不明な言動をした後を持ちだして暴れ出し、止めに入った父親を切りつけた。 父親に生命の別状はなかったが、女が精神病を患っており状態にあることが認められたため、摘発は見送られた。 不起訴処分の決定 [ ] その後、事件に進展はほとんどなく検察からも連絡は全くなかった。 キクチはこの間、民事訴訟を起こすことも検討したが中傷犯の居住地が北海道から大分県までの広範囲に及んでいること、19人全員に対して訴訟を起こすと大変な手間と多額の費用を要すること 、大手企業に勤務している犯人数名が中傷の際に会社の機器を用いていたことから、勤務先が弁護団を結成して反訴してくる可能性があること 、民事訴訟では中傷犯本人が出廷を拒否する可能性もあることなどから、民事訴訟を起こさず検察の判断を待つ意向を固めた。 2009年11月、キクチが(以下、東京地検)に電話で事件の進展を確認すると、事件を担当する検事から「全員不起訴処分する予定である」と説明され、その理由も「全員が反省しており、キクチに謝罪したため」であった。 しかし、実際には犯人の誰からも謝罪を受けておらず、検事は犯人たちの供述調書に書かれた「すぐに謝罪する」という言葉を鵜呑みにして、犯人とキクチがすでに和解しているものと誤解していた。 キクチは後日改めて東京地検で直接面談を行ない、犯人たちとの和解が成立していないことを説明したが、担当検事は「本人たちは悪気がなかったと言っているので、キクチが否定すればやらなかったと思う」、「こうした噂があるのを知りながらブログを始めたキクチにも問題がある」、「(キクチが)ブログをやめ、インターネットを見なければ問題は起きない」、「(キクチが)事件があったことを知りながら、犯人として疑われることを予測せず、足立区出身と公表したことにも問題がある」などと供述調書や北芝の文章には目を通した一方で、捜査資料にあった犯行の経緯や摘発の対象となった中傷・脅迫コメントの詳細およびキクチの被害届や告訴状に書かれた被害状況の深刻さを認識していないような発言を繰り返した。 キクチから事件の経緯に関する事実誤認を指摘され、「犯人たちの一部の執拗かつ悪質な犯行内容のどこを見て『悪気がなかった』という言い分を信用できるのか」、「自分の生まれ育った土地の話をすることに何の問題があるのか。 その土地の出身者であればその地で起こった無関係な事件の関係者扱いされていいという理屈は成り立つのか」、「インターネットは仕事のためにも必要なツールだ。 被害者である自分だけが使ってはいけない理由がどこにあるのか」、「自分がインターネットをやらなくても周囲に影響が及んでしまうリスクを想像しているのか」などと詰問された際も、担当検事は「そうではないと思う」・「申し訳ないがそういうつもりで言ったわけではない」・「それはキクチ次第だと思う」などとキクチの反論内容の趣旨を理解していないような返答に終始し、「犯人たちの情報は自分のブログだけであれば公開しても構わない」、「犯人たちから謝罪の言葉を受けたいのであれば、犯人たちがキクチの連絡先や住所を知りたがっているので教えてほしい」などとインターネットにおける個人情報流出の危険性を認識していないような発言もした。 キクチは、その後も担当検事と話し合いを重ねたものの、最後まで納得のいく説明が得られず、検察への不信感を募らせていった。 に検察から「キクチに対する誹謗中傷や脅迫の書き込みをした人たちは他にもおり、一部の人だけを起訴すれば不公平」として、3人の中傷犯に(名誉棄損容疑2人・脅迫容疑1人)、4人の中傷犯へ嫌疑不十分による不起訴処分(名誉棄損容疑2人・脅迫容疑2人)が正式に決定した。 キクチは当初から不起訴処分に納得してはいなかったが、担当検事の不見識さに幻滅して検察への期待を既に失っていたこと、「嫌疑なし」(=犯罪が成立していない)と判断された中傷犯がいないこと、「自分の無実を証明するためにできるだけのことは精一杯やった」と既に割り切っていたことなどから、最終的には検察の決定を受け入れることにした。 本格的な収束に向けて [ ] 2009年における一斉摘発の影響もあり、キクチへの中傷は往年よりも大幅に沈静化したものの、その後もネット上での中傷や脅迫が一部の掲示板で散見されており、中傷・脅迫が再燃することへの不安を完全に拭い去ることができず、には再びキクチのブログのコメント欄に殺害予告が書き込まれたことを受け、太田プロとの相談の末、同年3月5日に控えていたの番組への出演を中止せざるをえなくなる事態が発生し 、翌日夕方に投稿したブログ記事内で自身を案じるファンに対する謝罪と感謝を表明するに至っている。 また、事件に関連するデマに基づいた誹謗中傷や脅迫だけでなく、その後のキクチの啓発活動やネット犯罪や悪戯行為に関するコメントに関連して、事件全容や中傷被害の深刻さに無知な人物から、SNS上で高圧的な言動を浴び去られたり、発言内容の言葉尻をとらえて攻撃されたり、啓発活動について「売名目的だ」とネット上で誹謗中傷をされたりするなど新たな被害も増えていった。 このため、こうした被害が継続している状況や上述の取り調べにおける言動から犯人たちが逆恨みして再犯する可能性を懸念した担当刑事をはじめとする警察関係者が、の時点でも定期的にキクチを訪問したりキクチに連絡したりする事態が続くこととなった。 しかしながら、刑事案件に至るまでの中傷書き込みに関しては非常に少なくなったこと、自著の出版に伴い自身の中傷被害への関心が高まり認識が徐々に変化していったことや、ブログやSNS上で同様の被害に遭っているネットユーザーから相談を受けることが多くなったことなどから、「犯人たちから謝罪をもらえなくても、自分の無実を信じる人が増えた以上は一区切りをつけて前進しよう」と考えるようになった。 その後は先述のような割り切った考えを持つ中で、やなどの芸能界の友人・知人から激励を受けて喪失していた自信を少しずつ取り戻した一方で、自らの被害状況に関心を持った学校などより講演の依頼が来るようになり 、自著の出版以前は消極的だったマスコミからの取材やテレビ番組への出演も受け始め、自身の被害経験をインターネットの啓発活動に生かす機会も増えていった。 取材や番組出演時においては、被害経験や警察関係者からの助言を基に、同様の事件や騒動に関する考察や私見を述べたり、自分なりの対策法や改善策などを指南したりするだけでなく、被害が継続している現状、被害の再燃に対する懸念、一区切りが付いた後も癒えていない不安や恐怖などを独白している。 その他 [ ]• タレントのもネット上で「出身地のが犯行現場の足立区に近い」、「犯行グループと年齢が近い」、「10代にグレていた」ことを理由に犯行グループの仲間、あるいは事件の犯人の元恋人として扱われ、ネット上でキクチ同様に事実無根の中傷を受けており 、飯島は生前に公式ブログで噂の内容を否定していた。 キクチと飯島は、何度か仕事の番組収録中に話をした程度でプライベートの交流は一切なく、互いの連絡先も知らなかったが、ネット上では中傷を行う者たちによって、「この2人が事件の共犯者である」という両者を結び付けた噂が立つようになった。 脅迫の容疑で検挙された犯人の数名は、2008年に飯島の急逝が報じられたことでインターネットで「飯島愛」を検索した際に初めて知ったキクチや飯島の殺人事件関与説をそのまま鵜呑みにして匿名掲示板でキクチを中傷するコメントを投稿していた。 事件の内容は『 3時間20分スペシャル』(2012年12月19日放送分) 、『』2016年3月18日放送分 、『金曜プレミアム・キテレツ人生!第5弾突然殺人犯にされた芸人が初告白!』 2017年06月16日放送分 で特集された。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 一般的にはからの一斉摘発以降、状況は若干改善されていることから、この時点で解決と見なされることもあるが、厳密にはそれ以降も誹謗中傷の被害は継続しており、にも後述の騒動で芸能活動に支障をきたす事態が起きている。 摘発時の言動から、心神喪失の状態が確認され、立件が見送られた女性1名を除く。 ただし、キクチの中傷被害について扱った資料や記事においては、殺人事件の被害者の関係者への考慮から、事件名をはじめ、殺人事件に関する詳細は伏せられていることが多い。 実際、『』1989年4月20日号(、担当記者:、編集長:)に掲載された、殺人事件関連の特集記事「女子高生惨殺事件 第2弾 加害者の名前も公表せよ!」では、同事件の加害者少年4人のが 、その中にキクチの本名と同姓同名の名前・及び類似している名前を含めて、「きくち」という名字の人物は一人も掲載されていない。 担当刑事は殺人事件の捜査にも携わっていた関係上、事件の管轄である警察署の刑事と面識があった。 『突然、僕は殺人犯にされた』内の捜査過程によれば、風評被害の原因である北芝 同書内では「A」と表記 が本当に警察に所属していたかどうか、捜査に協力した警視庁の刑事が調べた。 結果、「一時期、確かに警察にいた人間」であることを刑事から伝えられ 、実際の経歴についても明らかにされているが、同書内では北芝がどの部署に所属していたかなどは文中では明記されていない。 ただし、捜査に協力した刑事たちがそれに関連する形でキクチに警察の人事上の話として、「『お巡りさん(制服警察官)』でも、捜査員にコピーを配るなど、何らかの事件の捜査の応援に関わっている間は『刑事部』や『公安部』の一員として扱われるため、一回でもそのような経歴があれば、『元刑事』等と名乗ることは経歴詐称にはならない」とも解説している。 最終的に同書内ではキクチ自身は北芝の事を『元お巡りさん』と称しており、北芝の称する『元刑事』という経歴に暗に疑問を投げ掛ける内容になっている。 後に、この最初に摘発された犯人は、脅迫の容疑で書類送検されている。 殺人事件発生当時はまだ生まれていなかった。 実際キクチは、弁護士費用やその他費用のため、この時点まで本来交際相手との結婚式挙式などのために貯蓄していた多額の貯金をはたいていた。 キクチは後に事件に関する質問の中で、実際に犯人たちが任意同行を求められたことを伝えた際の勤務先のほとんどから、会社側の責任や犯人たちの言動の違法性を否定された上犯行の重大性を認識してもらえなかったことを明かしている。 殺害予告を投稿した犯人は、キクチのコメントから摘発を受けていることを示唆されているものの、詳しい処分内容は不明。 著書や関連記事の多数では、キクチ当人の意向により、飯島の実名が伏せられている。 出典 [ ]• 2009年2月5日. の2009年2月8日時点におけるアーカイブ。 2017年5月5日閲覧。 2009年2月5日. の2009年5月4日時点におけるアーカイブ。 2009年2月8日閲覧。 2009年3月27日. の2009年3月30日時点におけるアーカイブ。 2017年5月5日閲覧。 8-9• , pp. 46, 48• 2017年11月13日. 2018年3月23日閲覧。 , pp. 20, 55, 137• , p. 『週刊文春』(文藝春秋)1989年4月20日号(1989年4月13日発売)p. 190-193「女子高生惨殺事件 第2弾 加害者の名前も公表せよ!」• , p. , pp. 163-164• スマイリーキクチ オフィシャルブログ「どうもありがとう」. 2017年5月5日閲覧。 , p. , p. 15, 21-23• , pp. 23-24• , pp. 11-12• , pp. 12, 27, 30-31• , p. , p. , p. , pp. 34-37• 36-37• , p. , pp. 37-43• , pp. 42-44• , pp. 100-101• , pp. , pp. 30-31• , pp. 43-45, 49• , pp. 47-48• , pp. 50-60• , pp. 74-75• , pp. 84-89• , p. 『 3時間20分スペシャル』、2012年12月19日放送、。 2008年8月15日. スマイリーキクチ オフィシャルブログ「どうもありがとう」. 2012年11月24日閲覧。 , pp. 90-92• 104-105• , pp. 110-111• 北芝健公式ブログ. 2017年5月5日閲覧。 , pp. 178-179• , pp. 186• , pp. 237-241• , 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2017年5月5日閲覧。 2017年6月16日放送. 該当時間:54分 2017年6月17日閲覧。 参考文献 [ ]• 『突然、僕は殺人犯にされた - ネット中傷被害を受けた10年間』、2011年。 関連記事 [ ]• 信原一貴 2017年6月15日. 朝日新聞デジタル. 2017年6月28日閲覧。 関連項目 [ ]• - - -• - - - -• 外部リンク [ ]• - 人権情報ネットワーク ふらっと(2011年11月25日).

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