あきら開業医。 【クリニック開業】開業医に「儲かる科」は存在するか?

開業医の平均年収。手取りが高い診療科ランキング

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開業医は勤務医よりも年収がはるかに高い 開業医と一言で言っても、色んな種類の病院がありますよね。 しかし一般的に見ても、 勤務医に比べて開業医の方が1. 7倍も年収が高いと考えられているんです。 その 平均年収は2887万円とも言われています。 病院の経営をしていかなければいけないことも、年収が上がる大きな理由になっているでしょう。 さらに、診察をすればそれが自分の収入にも関わってきますから年収もおのずと上がると言えますね。 診療科によっても開業医の年収は大きく変わる 職種によっても開業医の年収にはかなり差が出てくるんです。 どの職種の開業医が年収が高くなっているのか、ランキング形式で見てみましょう。 眼科…3200万円台• 耳鼻咽喉科…3000万円台• 整形外科…2900万円台 眼科が1位ですが、たしかに眼科はいつ行っても人が溢れかえっていて、診察に入るまでかなりの時間待たされてしまう…というイメージがあります。 個人的には皮膚科なんかも多いイメージがありますね。 また、平均年収が増えるにはいろいろな要因が関係してくるようです。 それぞれの要因について、1つずつ考えていきましょう。 眼科 開業医の中でも1番年収が高いのは眼科です。 ひと昔前に比べてみても、スマホやパソコンを長時間使うことが一般的になって、視力の落ちる人が増えています。 子どもでも視力が落ちることが多くなってきました。 コンタクトレンズを着用する場合には、必ず医師の診断がないといけないので何ヵ月かおきに眼科に通うことななります。 さらに高額な器具を使った目の検査をしたり、高齢者の白内障の手術やレーシックなども行ったりします。 患者さんが増え、年収が高くなっているとも考えられます。 耳鼻咽喉科 2位にラインクインしたのは耳鼻咽喉科です。 こちらも少し前に比べると花粉症の人が増えていることも関係しているんですよ。 花粉症は1度起きてしまうと、それからは毎年やってくる人が多いんです。 花粉症の時期になるとマスクは手放せないし、とにかく辛い…という話をよく耳にします。 1度花粉症になってしまうと通院することは逃れられませんからね。 喉や鼻からくる風邪を引いた時にも耳鼻咽喉科に通うことになります。 さらに、耳鼻咽喉科は小児科や内科に比べると専門的になることもあり病院の数自体が少ないんです。 むしろ、耳鼻咽喉科の開業医も医師自体も、現在かなり不足してしまっている…というのが現状です。 他の職種よりも競争率が低くなるということも、高収入の理由につながっているのではないでしょうか。 整形外科 整形外科は3位です。 整形外科では身体を動かして生活していくために欠かせない機関である、神経や筋肉、骨などを治療していく所です。 高齢になってくるとどうしても自由に動かせなくなってくることもあり、患者の数が減ることはありません。 さらに交通事故などをした時のリハビリとして整形外科に通うことになります。 リハビリをする時には継続して治療を受け、現状を解させるために通うことになるので、患者が途切れることはないと言えるでしょう。 そもそも開業医だからといって必ず年収が高くなるわけでもない このように見てみると、開業医になるとかなり高額の年収が見込めるのでは…と期待してしまうかもしれませんが、一概にそういう訳でもないのです。 やはり開業医ということで、勤務医とは仕事内容に大きく違いがあるんですよ。 銀行からの借り入れは必須 まず、開業するにあたって銀行からの借り入れは避けて通ることはできないでしょう。 開業するためにかかる金額には差がありますが、平均でも3000万円から6000万円ほど必要になります。 かなり高額な借り入れをすることになりますから、しっかりとした事業計画や返済計画を資料としてまとめ上げる力が必要になるでしょう。 借り入れる先をどこにするかを選ばなければいけませんし、借り入れるための課題を1つ1つ解決していかなければなりません。 どうしてもリスクが付いて回る 開業医になることで病院をまるごと担うことになるわけですから、どうしてもリスクは付いて回ることになります。 病院で働いている勤務医の家族まで全ての責任を負うことになるわけですから、もし何かあった時に対応していけるように様々な保険に加入する必要も出てくるでしょう。 開業医には全ての決定や責任を負う必要がある 開業医になるということは、病院内で起こるかもしれない全てのトラブルにおいて責任を負わないといけない…ということです。 さらに病院で使用する高額な機材の導入についても決定をしなければいけません。 これまでは全て周りがやってくれていた人事や会計なども、全てを自分の責任で回していかなくてはいけなくなるのです。 開業医になることで生じるメリットとデメリット それでは、病院で雇われている医師ではなく、開業医になることでのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。 メリット まずは開業医になることによって発生するメリットを挙げていきます。 時間がある程度自由に使えるようになる• 自分がやりたかった診察スタイルを実現できる• 年収がかなり増える• 医療にプラスして経営にもやりがいを感じられる やはり、自分が開業することで時間や診察スタイルに自由がきくようになるのは大きいですよね。 そして何より、年収が雇われている医師に対して格段に上がるというメリットがあるでしょう。 さらに経営が成功すれば、かなりのやりがいを実感することができるようになります。 デメリット では今度は反対に、開業医になることによって生じてしまうデメリットについても見てみましょう。 責任が増える• 従業員同士のトラブルにも対応しなければならない• 高額な機材の導入や経営方針などを最終的に決めなければいけない• 必ず経営が成功するわけではない 借金地獄になることも… やはり病院全体をまとめて、経営していく立場になるわけですから責任は重くのし掛かってくることになりますよね。 診察に必要となる高額な機材を購入したりする最終決定もしなければいけませんし、他の細々としたトラブルにも随時対応していかなければならなくなるでしょう。 開業医になるまでには本当に多くの金額が必要となりますが、だからといって必ず成功できるという保証はどこにもないんです。 開業医になるのが向いている性格であるかを分析してみよう これから近い将来開業医になろうかと考えている人は、自分がそれに向いているのかを自己チェックしておくといいでしょう。 人付き合いはある程度やっていけているか 人脈を広げられるか• 日頃から自分で目標をかかげたらそれに向かって努力し、達成できているか• 担わないといけない責任を恐れることなく全うできるか• 新しい医学を学んでいくことに常に意欲があるか• 失敗してもプラス思考を保っていられるか• 人からの意見も受け入れられる、心の余裕を持っているか いかがでしたか。 開業するにあたって柔軟なものの考え方ができるかどうかは大きく関係してきますし、人付き合いも欠かすことはできません。 責任感や勉強をする意欲も高くなければならないということで、どれだけモチベーションを保っていられるかということも重要なのです。 これらの項目にどれだけ当てはまっているかで、自分が実際に開業してからもやっていけるのか…と冷静に分析しておくことをオススメします。 しっかりと自分のイメージの中で、これらの情景を思い描いてみてくださいね。 開業医には大きな責任が伴うことを覚えておこう とにかく年収が高いイメージがある開業医の仕事。 開業医の中でも色んな職種があり、それによって平均年収も大きく変わってくるということが分かりましたね。 開業医になるためのメリット、デメリットはやはりありますが、やはり責任が重くのし掛かってくることには変わりありません。 開業医になるということは様々な事を決定し、責任を取るということだという事を覚えておきましょう。 こちらの記事も参考にどうぞ。

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失敗した開業医の悲惨な結末。借金返済のため田舎病院の年末年始当直バイトに応募せざるを得ない現実

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業病といわれた性病の治療を受ける際の、女性にとっては何ものにも耐え難い羞恥と屈辱が、同性の人々に自分と同じ思いをさせてはならないと、医師になることを強く決意させたのである。 しかし、学問は個人の力で如何様にも成し得るが、女医を認めないという制度や習慣の壁は、吟子の前に大きく立ちはだかり、目標達成に向かって邁進(まいしん)しようとする前途を苦難に満ちたものとするのである。 東京師範学校卒業。 しかし、更に努力の結果、私立医学校「好寿院」が受け入れてくれることとなった。 ここで3年間の勉学を続けたのであるが、この間は家庭教師をしながらの、苦闘の3年間であった。 この試験に向けて、吟子は再三にわたり願書を提出したが、女性なるが故をもって全て却下されてしまった。 それを押し切って、ここまできた以上、吟子にとっては今更諦(あきら)めることは到底出来得なかったのである。 これこそ、新しい道を切り拓く者の歩まねばならぬ先人の通る苦難の道であった。 「・・・願書は再び呈して再び却下されたり。 思うに余は生てより斯の如く窮せしことはあらざりき。 恐らくは今後もあらざるべし。 時方に孟秋の暮つかた、籬落の菊花綾を布き、万朶の梢錦をまとうのとき、天寒く霜気瓦を圧すれども誰に向かってか衣の薄きを訴えん。 満月秋風 独り悵然として高丘に上れば、烟は都下幾万の家ににぎはへども、予が為めに一飯を供するなし。 親戚朋友嘲罵は一度び予に向かって湧ぬ、進退是れ谷まり百術総て尽きぬ。 肉落ち骨枯れて心神いよいよ激昂す。 見ずや中流一岩の起つあるは却て是れ怒涛盤滑を捲かしむるのしろなるを。 そのように考えると、初婚に失敗はしたものの吟子は人間関係には恵まれた、幸運な人であったと思われるのである。 無い以上は受けさせて及第すれば開業させてもよいではないか。 女がいけないのなら、『女は医者になる可らず』と書き入れておくべきだ」と喰いさがったそうである。 又、偉大なる吟子女史が開業し、その傍(かたわ)ら婦人運動やキリスト教の布教などに活躍されたせたな町は、町民あげてこれを誇りとし、その業績を讃えるものである。

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【クリニック開業】開業医に「儲かる科」は存在するか?

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開業医と勤務医との決定的な違いは? 開業医と勤務医の決定的違いは、「開業医は経営者である」ということです。 経営のトップとしてクリニックを運営していくため、理想のクリニック作りを追求することが可能です。 勤務医ではできなかった独自の診療スタイルを追求でき、やりがいも大きく感じられるでしょう。 一方、経営者であるということは、経営のリスクをすべて自分で抱えなければならず、そのための負担が増大します。 では具体的に、経営者である開業医には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 開業医のメリットとは? 開業医のメリット• 自分の裁量で理想のクリニック作りを追求できる• 診療時間を自由に設定できる• 年収アップが見込める• 地域に密着した医療ができる• 定年がなく老後も働き続けられる メリット1. 自分の裁量で理想のクリニック作りを追求できる。 開業医は、勤務医と比べ自由である反面、勤務医にはないさまざまなリスクを抱えています。 一方で、うまくいけば経済的な収入アップが見込める、理想のクリニック作りを実現できるなど、リターンも大きいといえるでしょう。 開業医になるためには、メリット・デメリットをよく理解したうえで開業準備を行い、計画的に経営を行うことが大切です。 メリット2. 診療時間を自由に設定できる 診療時間を自由に設定できるのは、開業医の大きな利点です。 勤務医の場合は、基本的には勤務先の病院と結んだ雇用契約に拘束されますが、開業医は当直などの負担が少なくなるほか、学会に参加する日は休診にするなどフレキシブルに勤務時間を変更できます。 ちなみに「開業医の実態・意識基礎調査」(平成20年、東京保険医協会)によれば、開業医の1日の実労働時間は「7〜9時間」が32. 8%、「9〜11時間」27. 7%、「11時間以上」18. 2%であり、約半数が9時間以上の労働となっています。 年代別では40代で30. 6%が11時間以上働いています。 メリット3. 年収アップが見込める 開業医の最大の魅力は、うまくいけば年収アップが見込めるということです。 「医療経済実態調査報告」(平成21年6月実施)によると、病院勤務医の年収は1479万円(月123万円)、開業医(法人等)の年収は2530万円(月211万円)、開業医(個人)の収支差額は2458万円(月205万円)。 開業医は勤務医の約1. 7倍の収入を得ている計算になります。 また、開業医は患者数を増やせば増やすほど収入が増えるというのは、勤務医にはない大きな魅力です。 働いた分だけ収入が増えるというのは、モチベーションにも大きく影響するでしょう。 さらに、開業医は各種の支払いを経費として処理できるため、仮に開業医と勤務医の収入が同じだったとしても、相対的な所得は開業医のほうが高くなります。 たとえば、自家用車を往診にも利用する場合は、使用割合に応じた分が経費として認められます。 接待費や交際費、勉強のために買った書籍なども同様です。 一方、勤務医の場合は、仕事の関係者と会食をしても、すべて経費として落とせるわけではありません。 開業医のデメリットとは? 一方、開業医は経営者であるため、自由裁量権が増す代わりに、経営責任の負担が当然大きくなります。 仕事内容などにも変化が出てきます。 デメリットとしては次のようなものが挙げられるでしょう。 経営の負担• 患者からの訴訟、医療事故などのリスクマネジメントの責任を負う• 簡単に移転・廃業できない• 集患・増患の責任を負う• スタッフの労務管理も行う必要がある• 資金負担が大きい(設備投資、運転資金など) 仕事内容・その他の負担• 代診など代わりがいない• 診療科によっては手術の機会が減り、設備にも限度がある• 老後資金の準備を自分で行う必要がある デメリット1. 患者からの訴訟、医療事故などのリスクマネジメント責任を負う 開業医は、万が一医療過誤などの訴訟を起こされた場合、全面的に矢面に立たなければなりません。 勤務医の場合も医療過誤などの責任を負う可能性はありますが、同時に使用者である病院にも責任が生じます。 その意味では、すべての責任が勤務医個人に降りかかるわけではありません。 開業医であるということは、自身の医療過誤はもちろん、従業員の行為に関しても、責任を持たなければならないということです。 デメリット2. 簡単に移転・廃業できない 開業医の先生の多くは、開業時に数千万、場合によっては1億円ほどの借り入れを行っています。 この借入金のために、開業医は一旦開業すると簡単に撤退したり移転したりすることができません。 また、開業したクリニックは、基本的に地域に密着して経営をすることになります。 仮に移転するとなると、患者様の集めるための努力もスタッフの採用も、すべてがやり直しとなってしまい、移転は簡単にできることではないのです。 転職や移動という観点でいえば、圧倒的に勤務医のほうに自由度があります。 デメリット3. 集患・増患の責任を負う 開業医の場合、当然ながら自分で集患・増患の対策を考えて実行していかなければなりません。 開業医の生活資金はすべてクリニックの利益から出ています。 患者様が集まらなければ、勤務医の頃よりも年収が下がってしまう可能性もありえます。 また、スタッフの給与や設備投資のための資金など、クリニックを経営していくための経費はすべて患者様からの診療報酬によってまかなわれます。 集患・増患の対策は、クリニック経営において最も重要な柱となります。 開業医は、集患・増患の重要性を認識し、そのための広報力を上げていく必要があります。 特に開業当初はクリニックの存在を地域に周知していかなければ、患者様を獲得することができません。 自院が得意とする診療内容を患者さんに伝える力も必要となります。 デメリット4. スタッフの労務管理も行う必要がある。 開業医の場合、スタッフの雇用や教育に関するすべての権限が、院長先生にあります。 スタッフを採用するか否か、その仕事の質をどれだけ高められるかは、すべて院長の力量にかかってきます。 また、開業医には、スタッフ間でトラブルが発生した場合の対応なども求められます。 デメリット5. 資金負担が大きい クリニックを経営していれば、定期的な設備投資がどうしても必要になります。 医療機器の買い替えや修理、内装の修繕などの費用も伴います。 これらはすべてクリニックの収入から出さなければなりません。 つまり先生の私生活で必要になるお金を貯めておくだけでなく、事業で必要になる資金も想定して、利益を確保しておく必要があります。 以上、主に経営面での負担を述べてきましたが、これ以外にも、勤務医と比べた時の働き方の違いとして、「開業医の場合は基本的に代診がいないため、体調を崩したとしても休めない、休むと患者数や収入に大聞く影響が出てしまう」といった問題や、「手術の機会が減り、設備にも限度があるため、最新の医療を追求できない」といったことも挙げられます。 また、開業医の場合は「老後資金を自分で準備しなければならない」という点もポイントです。 開業医は勤務医と違って退職金はありません。 また、開業医は国民年金に加入することになるため、厚生年金に加入している勤務医と比べ、老後に受け取る年金額は4分の1程度しかありません。 とはいえ、開業医の場合は定年がないため、老後も気力・体力があれば働き続けることはできます。 また、うまくいけば年収はアップしますから、それらを考慮したうえで、自分は何歳まで働きたいか、それまでにいくら貯めておく必要があるのかというライフプランを踏まえ、医院経営を行っていくことが大切だと言えるでしょう。 事例で検証!勤務医と開業医の人生設計の考え方の違い 勤務医と開業医の違いをさらに詳しく考えるために、事例を用いて検証していきたいと思います。 今回は、60歳時に残せる金融資産は勤務医と開業医でどのように変化するのか?人生設計の考え方にはどのような違いがあるか検証していきたいと思います。 年収1500万円の 勤務医の生涯金融資産シミュレーション まずは年収1500万円の勤務医の事例をもとに、60歳時に残せる金融資産のシミュレーションを行ってみたいと思います。 38歳で年収1500万円のままいった場合、60歳時に残る金融資産は約4,000万円 上記の前提条件で、先生の年収が38歳から60歳まで1500万円でいった場合、どうなるかをシミュレーションしたのが上記のプランです。 このプランでいった場合、60歳時に残る金融資産は約4000万円となります。 これは、60歳時に退職金2000万円を含めた額となります。 また、60歳時点で住宅ローンは658万円残っています。 さらに、上記の人生設計が途中で変更となり、例えば、「長男が私立医学部(6年で4300万円+月12万円程度の仕送り)に進学することになった」「住宅を買い替えることになった」などとなると、60歳時に残せる金融資産はさらに少なくなり、場合によっては60歳時点で借入れが残ってしまう可能性もあります。 年収1500万円から徐々に増加し、ピークで年収2000万円であった場合、60歳時に約7,500万円の金融資産が残る それでは、38歳から44歳までの年収が1500万円、44歳から49歳の年収が1800万円、50歳から60歳までの年収が2000万円と徐々に年収が増えていった場合、60歳時に残せる金融資産はどうなるでしょうか。 このプランでいった場合、 60歳時に残せる金融資産は先ほどの4000万円から7500万円まで増加します。 しかし年収1500万円のプランと同様、人生設計が途中で変更となると、やはり60歳時点で残せる金融資産が場合によってはマイナスになってくる可能性もあります。 退職後、老後の必要資金は7,000万円以上 60歳時に残った金融資産が老後の資金となります。 勤務医の場合、開業医と違い退職後の雇用は保証されていませんので、 ご自身で老後資金を蓄えておく必要があります。 ではこの老後資金はどの程度必要なのでしょうか。 先生が引退後に求める生活レベルや何歳まで生きるかにもよりますが、 仮に60歳から90歳まで30年として計算すると次の通りになります。 上記の表から考えると、 退職する際に残しておきたい金融資産は7000万円以上と考えることができます。 開業医の場合どうなる? 1日を患者数40人の場合の生涯金融資産シミュレーション 次に、1日患者数を40人診ている開業医の場合で、60歳時に残せる金融資産のシミュレーションを行ってみたいと思います。 ちなみに、一般的な診療所の1日の外来患者数は約44人と言われています。 厚生労働省の「社会医療診療行為別調査」(平成23年)によれば、全国の診療所の月別外来患者数はのべ9,360万人、同様に厚生労働省が発表している「医療施設調査」において、全国の診療所数は約99,500件となります。 診療日数はおおよそ21. 5日(半日は0. 5日と計算)とすると、つまり、クリニックの平均患者数は約44人と考えることができます。 1日患者数40人診ている開業医の場合、60歳時に残る金融資産は約9,500万円 上記の前提条件で、38歳から60歳まで1日の患者数が40人だった場合、どうなるかをシミュレーションしたのが上記のプランです。 このプランでいった場合、60歳時に残る金融資産は約9500万円となります。 これは、60歳時に小規模共済の解約金2000万円を含めた額となります。 また、60歳時点で住宅ローンは658万円残っています。 開業医の場合でも、人生設計が途中で変更となり、例えば、「長男が私立医学部(6年で4300万円+月12万円程度の仕送り)に進学することになった」「住宅を買い替えることになった」などとなると、60歳時に残せる金融資産はさらに少なくなり、やはり場合によっては60歳時点で借入れが残ってしまう可能性もあります。 1日の患者数50人まで増やすと、60歳時に残る金融資産は約2億2000万円 それでは、開業医が経営を見直し、1日50人まで患者数を増やすと金融資産はどのように変わるでしょうか。 このプランでいった場合、 60歳時に残せる金融資産は先ほどの9500万円から2億2000万円まで増加します。 ここまで増やすことができると人生設計が途中で変更となっても十分対応が可能になってきます。 開業医の場合、年収に上限はない。 経営次第で理想の人生設計をどこまでも追及していくことができる 勤務医と開業医の違いはなにかを考えると、一番の大きな違いは人生設計の考え方が全く変わってくることではないでしょうか。 勤務医の場合、年収は安定しているものの、どうしても収入にある程度の上限があります。 そのため、その収入の範囲内で人生設計を考えていく必要があります。 一方開業医の場合、勤務医と違いリスクはあるものの、年収は経営次第で上限はありません。 そのため、 理想の人生設計から逆算して経営をしていけば、どこまでも理想を追求していくことが可能です。 現在開業するか検討されている先生は、上記の違いも踏まえた上で、再度開業するか、勤務医のままでいくか検討されてみてはいかがでしょうか。 参考:勉強会セミナー 開業を成功させる一番のポイントは、事業主となる先生が経営者として成長することにあります。 経営者としての考え方、視点、判断の方法を学ぶための勉強会です。 まとめ 以上のように、開業医には経営者としてのリスクがどうしても伴います。 しかしながら、その分、勤務医にはない大きな魅力があるのも事実です。 開業をお考えの先生方は、ぜひメリット・デメリットをしっかりと踏まえたうえで、開業前から計画的に医院経営を行っていきましょう。

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