更年期 終わり の サイン。 生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

尿もれは更年期症状のサイン 女性の健康への対処法 大塚製薬が啓発

更年期 終わり の サイン

ダメなものはダメ、嫌なものは嫌、とはっきりした物言いはむしろ痛快とも思っていたので、そのことを「更年期障害か?って思いますよね」という言葉で非難するなんて負け惜しみにしか聞こえなかったです。 さらに上沼さんの年齢は63歳と知った瞬間、「そもそももう更年期じゃないし!」と心の中でツッコミを入れてしまいました。 「ある一定以上の年齢の女性は、どうもイライラしたり、汗をかきやすかったり体調が悪くなるらしい。 」「それを更年期(障害)というらしい」 そんな認識が定着してきたのはいつ頃からでしょうか? 人知れず思い悩み、「嵐」のように体調が変化する数年間を耐え続けた人も少なくなかったと聞きます。 それを周知するのにテレビや雑誌などのマスコミの力が大きかったのは否定できません。 それこそお笑いの力も。 10年ほど前でしょうか? 私と同年代の「アラフォー女性芸人」もそんな体調の変化を「自虐ネタ」に使っていましたね。 周知されることで治療につながり、楽に過ごせる人が増えてきたのは間違いありません。 しかし一方で、ネガティブなイメージも強化してしまったのでは、という気もしています。 今回のように、その年代の女性が、批判的な発言をすると、理にかなっていても「訳もなくイライラしている」と受け取られ、それを揶揄するネガティブなニュアンスで「更年期」という言葉が使われるようになってしまっています。 そして、そんな風潮からか更年期に入ることを過剰に恐れ「更年期じゃないか心配」といって受診する若い女性も増えている印象があり、人気の風に「なんもかんも更年期のせいにしてんじゃねーよ!」と叫びたくなることがしばしばです。 このように、「更年期」という言葉が理解のないまま一人歩きし、今回のように当事者の女性たちを傷つけていることは何とかしなくてはなりません。 今回は、この「更年期」について、産婦人科医として、そして更年期の真っただ中にある当事者の目線も含めて書いてみたいと思います。 そもそも「更年期」って何? 「更年期」すなわち閉経(月経が上がる)前後にある女性の体調不良のことを「更年期障害」といいます。 先ほども書いた通り、つい20~30年前まではその概念がなく、多くの女性がつらい症状を我慢せざるを得ませんでした。 しかし、原因の解明とともに治療もできるようになったことから、私も含めほとんどの産婦人科医が所属する日本産科婦人科学会でもで啓発を進めてきました。 症状や治療について解りやすくまとめられているので、ぜひお読みいただき、つらい症状にお悩みの方は是非、産婦人科でご相談いただければと思います。 「更年期」の厳密な定義は、今年5月に改訂されたばかりの日本産科婦人科学会による産科婦人科用語集・用語解説集改訂第4版によると、こう書かれています。 本邦では閉経前の5年間と閉経後の5年間を併せた10年間を「更年期」(英語ではclimacteric period)という。 実は、「更年期」って、国際的にはもう「時代遅れ」の言葉なのです。 しかし、「更年期障害」はその時期に感じる体調不良のことであり、必ずしも全員が経験するとは限りません。 もともと月経困難症(月経痛)や月経前症候群(PMS;premenstrual syndrome)などのトラブルを抱えた人にとっては、つらい症状から解放されてむしろ楽になった!という人も少なくないことは意外と知られていないかもしれません。 閉経前後になぜ体調が変化するのかについては、以前、月経不順の解説として書かせていただいた「」という記事も参考にお読みください。 その中で解説した通り、月経(生理)とは、卵子(その元である卵母細胞)がある限り妊娠に備えて排卵しようとする仕組みで、出血が起こることよりも、その排卵に伴って卵巣から分泌される女性ホルモンの変動に注目することが重要です。 この卵子(卵母細胞)は胎児のときに作られ、生まれた後も増えることはなく減っていき、平均50歳(45~56歳)でなくなります()卵子数がほぼゼロ(正確には卵母細胞が1000個以下)になると閉経(menopause)するのです。 しかし、誰が何歳で閉経するか、事前に予測することは現時点では不可能で、「閉経の5年前」を自覚できる訳がありません。 そこで、「更年期」という言葉に代わり、「周閉経期」(英語ではperimenopausal period;月経周期の変動がみられ始めてから閉経後1年までの時期;同用語集より)と表現されるようになっています。 今回は「更年期」の入り口を「閉経が近づいて月経周期の変動がみられ始めた時点」として話を進めたいと思います。 排卵を起こすには、脳から卵巣に向けて指令するホルモン(ゴナドトロピン;LHとFSH)が重要な役割を果たします。 若くて卵子数が十分あるときには脳からの軽い指令で排卵できますが、卵子数が減ってくると刺激を強めるため、ゴナドトロピンの値が上昇します。 しかし、卵子数の減少に伴って卵巣から分泌される女性ホルモンは低下してきます。 とくに「女性らしさのホルモン」ともいわれる「エストロゲン」が低下することが様々な症状の主な原因とされ、この症状が重く、日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。 先ほどもご紹介したにも書かれているように、診断の際には女性ホルモンの低下以外に原因となる疾患がないことを確認することが重要です。 体調が悪く更年期障害だと思っていたら、甲状腺疾患だったとか、鬱(うつ)などの精神疾患だったということも少なくありません。 我々産婦人科医は慎重に問診を取り、必要に応じて他科とも連携し、ホルモン補充療法を中心に漢方や向精神薬等を使い分けて治療を進めていきます。 つらい症状でお悩みの方で「もしかして更年期障害では?」と気になっている方は、是非産婦人科でご相談ください。 更年期を過度に恐れないで!でも侮らないで! これまでの説明でお気づきでしょうか? 順調に月経が来ている場合、いくら体調が悪くても、それを「更年期障害」とは呼びません。 しかし、冒頭にも書いたように、30代、40代で月経が順調に来ているにも関わらず、「更年期ではないか心配」といって私のクリニックを受診する方が結構多いこと、最近とても気になっています。 お話を伺うと、勉強や仕事を精一杯頑張っているうえ、家庭の中でも家事や子育てを一手に引き受け、睡眠時間を削り、疲れ果てている方がすごく多いのです。 そこまでして頑張る理由は「性分」といえばそれまでなのですが、どこかに「頑張らないと認められない」「自分が頑張らないと回らない」と、家族や同僚にシェアするべき仕事まで抱え込んでいる人も多いように思います。 でも、体も心も悲鳴を上げてSOSサインを出しているから受診されているわけです。 少しずつでも抱え込んだ荷物を下ろすこと、そして「抱え込まなくてもあなたの価値が下がることはない」と、まずは自分自身が理解し、その上で次の世代の女性にもそのメッセージを伝えていっていただきたいと思います。 そしてもう一つ気になっていること。 そうして受診された女性たちに「更年期(障害)ではない」と診断すると、一様にホッとした様子を見せるのです。 口に出して「更年期じゃないならよかった」おっしゃる方もいます。 でも、それでは根本的な問題の解決にはなっていませんよね。 問題を先延ばしにしているだけ。 生きている限り、近い将来必ず「更年期」はやってくるのですから。 更年期に対し、ネガティブに思う気持ちを、まずはなくしていきたい、と強く思うのです。 年齢や性別にかかわらず、自分らしく生きよう! 海外の事情を詳しく知っているわけではありませんが、少なくとも日本において、女性の「若さ」や「美しさ」、「従順さ」を礼賛する風潮があることは残念ながら否定できません。 そして、そう思い込まされている、敢えて強い言葉で言えば「毒されている」女性があまりにも多すぎはしないでしょうか? 上沼恵美子さんが審査員として歯に衣着せぬ批評をするのは、「元々そういうキャラクターだから」で済ませてはいけないような気がします。 「他人からどう思われようが気にせず、自分の意見を言える」よう、これまで着々と実績を積み重ねてこられたのはないかと思うのです。 そういう私自身も、ずっと「毒されてきた」ように思います。 男性社会の中で医師という仕事をする上で、「ちょっと違うかも?」と思ってもニコニコ受け流すほうが丸く収まるし、なんといっても「可愛げのない女」と思われるのはつらい。 「NO!」「いやだ!」と言えずに仕事を引き受けてしまうことで「いっぱいいっぱい」になっているのに、余裕のない自分を見せないようにやせ我慢をして笑顔でいるように心がけ、さらに疲労困憊に陥る。 更年期の今よりよっぽどイライラしていたし、生きるのがつらかったように思います。 でも今、「アラフィフ」となり更年期に突入してみて思うのです。 「私はいったい、何を恐れて生きてきたんだろう?」と。 確かに、夜中にほてり、のぼせで目が覚めたり、仕事中などに異様に汗をかいて困ったりもします。 でも今はいろいろな治療法を選べ、多くの方が楽に過ごせるようになっています。 私の場合は事情があってホルモン補充療法を受けることができないのですが、それでも女性ホルモンの低下に体が慣れるまでの一過性の変化だと知っているおかげか、「想像していたほどしんどくない」というのが現時点での感想です。 また、これを機に運動不足を解消しようと、引き受け過ぎた仕事を少し整理して、10年以上離れていた水泳にも復帰。 水の中では汗をかいても気になりませんし、気分がすっきりし、更年期に入る前よりむしろ元気になったように思えます。 また、更年期は、「子供を産めなくなる年齢」です。 そしてこれまでは「女でなくなるようでさみしく思う」のが「普通」とされてきたように思います。 でも、私、そう思わないんです。 それって変ですか? こう思いこまされてきたことこそが、女性が自分自身の首を絞めてしまっているのではないでしょうか? 更年期って、視点を変えれば煩わしい月経にまつわるトラブルから解放されるばかりか、「産む産まない」や「異性から性的に魅力があるかないか」も含め、「他人からどう思われるか」という呪縛からも解放される時期ともいえます。 私も「ああ、私は好きなように、私の人生を生きていいんだ」となんだか清々しい気持ちになっていることに最近気づきました。 そして「なんだ、もっと早く気づけばよかった!」とも。 私の世代は、「男性に依存するのが良し」とされる風潮のなか、それを信じて実践しようとしてもうまくいかないことを繰り返した結果、仕方なく自分の足で自分の人生を歩もうとあがき続け、なんとかその境地にたどり着いた、という感じがします。 次の時代を生きる女性たちには、「子供のときから自分らしく好きなように自分の足でしっかり人生を歩むんだよ、そうすれば年齢を経ることも決して怖いことじゃないよ」、と声を大にして伝えたい! そして、それはきっと、「妻子を養うのが男性の本懐」というプレッシャーから男性をも解放してくれるのでは?と思うのです。 【江夏 亜希子(えなつ・あきこ)】 産婦人科専門医、日本体育協会公認スポーツドクター 1970年宮崎県生まれ。 1996年鳥取大学医学部卒、2002年同大学院修了。 鳥取大学医学部附属病院および関連病院での勤務を経て2004年より上京。 東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座でスポーツ・健康医学を学び、2010年4月東京・日本橋人形町に四季レディースクリニック開業。 女性の健康・スポーツ医学を専門とし、診療の傍ら学校性教育などの講演・執筆活動にも力を入れている。

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更年期?生理周期2週間とカラダの仕組み

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自然の状態で月経が1年こなかったら閉経です。 平均的な閉経年齢は50〜51歳ぐらい。 閉経とは月経が完全に停止した状態のこと。 日本人女性の平均的な閉経年齢は50. 5歳ですが、個人差があり40代で閉経する人もいれば、56〜57歳ぐらいまで月経がある人もいます。 残念ながら、自分の閉経がいつ訪れるかを事前に知る方法はありません。 ただ、月経の変化などから、ある程度見当がつくことも多いです。 更年期に入ると、卵巣の機能が低下しはじめ、卵巣はエストロゲンを十分に分泌できない状態になっていきます。 また、胎児期に数百万個あった原始卵胞の数も残り少なくなります。 そのため閉経が近づくと、月経周期が乱れてきたり、月経があっても無排卵月経が増えていきます。 そして徐々に月経回数が減り、完全に停止します。 医学的には、「1年以上月経がない」場合に閉経と診断されます。 このほか、稀に通常の閉経年齢ではない年代(40歳未満)で卵巣機能が停止し、無月経となるケースがあります。 「早発卵巣不全(POF)」という疾患で「早期閉経」と呼ばれることも。 なかには原発性無月経といって、月経が一回も来ないケースもあります。

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生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

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女性ホルモンの減少などによって引き起こされる更年期症状は、突然の汗やイライラだけでなく、尿もれ・尿失禁や手指の痛みなどもある。 大塚製薬は18日、自社資産を活用した女性の活躍・労働生産性・健康経営といった社会課題の解決を目的に、YouTubeLiveでオンラインセミナー「女性の健康セミナー」を開催した。 ゲストに招かれたイーク表参道の高尾美穂副院長が「更年期だから注目したい骨盤底筋(不調解消ヨガ)」について、四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターの平瀬雄一センター長が「最近注目の手指の痛み(女性ホルモンと手指の不調・エクオール)」について、それぞれ講演した。 女性ホルモンの一種で女性らしい体作りを助けるエストロゲンの分泌は、脳の視床下部にある下垂体でコントロールされる。 45歳を過ぎる頃から、下垂体が分泌の指示を出しても卵巣機能の衰えによってエストロゲンが出にくくなり、分泌指示に対応できなることで脳が混乱。 その混乱が自律神経にも伝わり、さまざまな不調が起きる仕組みとなっている。 高尾氏はこの不調について、更年期症状と日常生活を送るのがつらくなる更年期障害に大別した上で、6割の女性が更年期症状を経験しており、残りの4割が変化を感じずに生理だけがなくなるとした。 さらに、体の内側の変化は無自覚であることが多いと指摘。 「脂質異常、高脂血症、動脈硬化、高血圧、心血管疾患などは検査をすれば分かるが、サインとして教えてくれることはほぼない。 それは骨についても同じで、骨密度を測定すればある年代を境にガクンと下がる特徴はあるが、残念ながら骨が折れるまで感じることはできない」と語った。 そうした中で、サインを与えてくれるものとして尿もれ・尿失禁を挙げ「国内だけでも多くのデータがあり、40歳以上であれば年1回は当たり前」と説明した。 エストロゲンを受け止めるレセプター(受容体)が筋肉の中にも存在し、エストロゲンが出なくなることで筋萎縮・筋肉量の減少が引き起こされる。 尿もれは骨盤底筋の衰えが主因となることから、高尾氏は間接的なアプローチ方法として骨盤底筋トレーニングヨガを推奨。 「大きな筋肉を動かすついでにトレーニングする」と述べた。 そのほかの対処法としては、豆腐や納豆などに含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌で変換されることで生まれるエクオールの産生を紹介。 エクオールにはエストロゲンによく似た働きがあり、更年期症状を和らげるほか、メタボ・骨粗しょうの予防につながり、シワの深さが浅くなるなど肌にも作用する。 ただ日本女性医学学会雑誌によると、大豆由来成分であるエクオールを作る腸内細菌を持つのは日本人女性全体では約半分で、若年女性だけを見ると2割程度しかエクオールを作れないという報告もあるという。 平瀬氏は、エストロゲンの減少が手指の痛みにつながる理由について「関節や腱にあるエストロゲン受容体が満たされなくなるため」と指摘した。 痛みの緩和に役立つと期待されるものにエクオールを挙げ、腸内で産生できない場合は、サプリメントでエクオールそのものを摂取することも可能だとした。

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