メイド イン アビス グェイラ。 劇場版「メイドインアビス」

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メイド イン アビス グェイラ

本作は世界観や設定がこれでもかというほどつくりこまれています。 それもそのはず、作者・つくしあきひとは、もともとゲームが好きで、好きが高じて10年ほどゲーム会社でもあるコナミに勤めていた人物。 本作も因果関係がしっかりした道筋の通ったファンタジーをつくろうという意気込みのもと、スタートしたそうです。 そんな原作の魅力に惚れ込んだスタッフたちがつくったアニメ作品は、何度も作者に細かい部分の聞き込みをしたというだけあり、かなりの完成度。 作者からもその補完度合いを認められているほどです。 また、第1期が2017年7月からアニメ作品が放映され、第2期が製作途中、さらに2020年には映画も公開されました。 今回はそんな本作の理解に欠かせない、伏線を最新巻まで徹底解剖していきます。 漫画『メイドインアビス』のエログロファンタジーがすごい!【あらすじ】 主人公のリコは、「アビス」という底知れぬ深さを誇る縦穴の淵の街オースに暮らす少女。 その大穴に入った人間は、深くへと降りることはできても、上へ戻るときには身体に異常をきたす「呪い」を負います。 それにも関わらず、多くの人はその底にロマンを感じ、探窟家として最果ての地をめざしていました。 リコの母親ライザもそのひとりであり、伝説の人物とも呼ばれる女性。 しかし10年前から行方不明になっていました。 そんなある日、リコは探窟の途中で機械の少年と出会います。 そしてそのおりに、ライザのものと思われる封書を見つけ「奈落の底で待つ」という言葉を目にするのです。 リコは機械の少年をレグと名付け、ともにアビスの底を目指すのですが……。 『メイドインアビス』考察1:リコたちの足取り【8巻新情報あり】 一度行けば戻ってこられない、そんな恐ろしさがあるアビス。 それぞれ深くなればなるほど上昇しようとした時の負荷が強力になっていきます。 ここではリコたちが現在どこまで潜っているかをご紹介します。 最新8巻までその村でのエピソードが続きます。 ちなみにこの記事では伏線のみの紹介ですので、ストーリーの流れがどうなっているか気になる方は、からどうぞ。 『メイドインアビス』考察2:アビスの成り立ち アビスが発見されたのは1900年ほど前。 南海の孤島で見つけられたことが始まりでした。 直径は約1000m、その深さは未だに謎に包まれています。 そこには変わった力場が働いており、地上からは観測ができず、人が直接行くことでしかその謎は追えません。 そんな謎だらけの大穴は、一攫千金を狙う冒険家たちを数多く誘ってきました。 アビスに潜る彼らは探窟家と呼ばれるようになり、表層部の拠点は発展し、やがてリコたちが住むようなオースという街も出来上がっていくのです。 探窟家たちは見習いの赤笛、一人前の蒼笛、師範代の月笛、達人の黒笛、英雄・白笛 という階級に分けられます。 彼らは深部から電報船を飛ばし、地上に大穴の様子を届けます。 そこから分かっているのは、以下のことです。 深界は1層「アビスの淵」から、8層となる深界終点「奈落の底」があります。 現在分かっているのは、7層が15500m以上の深さだということ、終点が20000m以上の深さであるだろうといことです。 そして5層以下には「先導卿:選ばれしワクナ」、「神秘卿:神秘のスラージョ」、「黎明卿:新しきボンボルド」という要注意人物たちが探窟を続けているそうです。 5層でボンドルドと会ったリコたちは、先導卿、神秘卿はなんの届出もださず、無断で6層へ行ったといことを知ります。 今後彼らがどう関わってくるのかが楽しみですね。 『メイドインアビス』考察3:アビスの呪い それぞれの深界には上昇負荷、「呪い」とも呼ばれる、地上に戻りにくい力場が作用しています。 深界1層は軽い目眩と吐き気、深界2層は重い吐き気、頭痛、末端の痺れ、深界3層は2層までの負荷にさらに平衡感覚の以上、幻覚・幻聴という症状。 そして深界4層では全身に激痛、穴という穴から流血、深界5層全感覚の喪失、それにともなう意識混濁、自傷行為があり、深界6層にもなると人間性の喪失、もしくは死、7層となると確実な死をもたらします。 また、不動卿オーゼンから明かされた話では、5層からは時間の感覚が狂い、数週間過ごしたつもりが数ヶ月過ごしたことになるとも言われています。 そしてこの呪いをナナチはこう表現しました。 地下世界に光を運び、同時に観測を阻むものであり、奈落の秩序と正体を頑なに守り続ける正体不明の力場。 縦穴をくまなく満たすいわばアビスの血液ともいえるもので、縦穴から遠いほど力場は弱くなります。 ナナチはその力場の力が読めるようになっており、それを利用して呪いを受けない場所に隠れ家をつくっていました。 ボンドルドの娘プルシュカが飼っているメイニャにもその力があり、メイニャの匂いをかぐとその能力を利用することができるそうです。 ちなみにその力場が見えるものには、そこに人の意思までが感じ取れるそう。 深界生物であるタマウガチなどもそれを読んで人間の攻撃を先読みします。 しかしこの呪いについては、黎明卿ボンドルドから新たな考察材料が与えられました。 アビスは呪いのみを与えているのではなく、その負荷に隠れて見えないほどの「祝福」をも与えているということ。 それを一身に受けたのが彼の研究の産物ともいえるナナチだということです。 祝福とは単純に力場の流れが読めるということなのでしょうか。 それを応用してボンドルドはメイニャをつくったのかもしれませんが、まだ他にも謎は隠されていそうです。 『メイドインアビス』考察4:アビスと2000年の周期 ボンドルドが以前に「アビスの明日を見届けねばなりません」と言っていましたが、ナナチからその詳しい内容は「次の2000年」が目的だということが明かされました。 このことについて詳しく考察していきましょう。 少々長くなってしまいますが、重要な内容なのでお付き合いいただければと思います。 そのあとに6巻でアビスの淵、深界1層にある埋葬塔についての伏線が残されます。 その埋葬塔にはお祈り骸骨という2000年前の何百体もの骸骨がありました。 その後埋葬塔の下にはさらに4000年前のお祈り骸骨があり、6巻でそのさらに下に6000年前のお祈り骸骨が発見されたという描写があります。 そして現在は、折しも最新のお祈り骸骨から2000年が経とうとしている頃。 街では誕生日に亡くなる人物があとを絶たないという不可思議な現象に見舞われていました。 それに疑問を持ったのが船団キャラバンで薬師をやっているというミオ。 7年前からまったく変わらない容貌だという彼女についても今後の展開が気になります。 その頃アビスの6層で、レグが慣れ果ての村にある穴の中央に、おびただしい数の不屈の花「トコシエコウ」が落ちてくるのを確認します。 その地面にあったのは死者の名札。 オースでの葬式は、トコシエコウの花とともに故人の灰をアビスに還すのですが、レグは大穴での花吹雪に、アビスになにか異変が起こっているのを感じとりました。 この2000年ごとに大量の人が死ぬということにアビスが関わっているのは明白ですが、これはどんな真相に繋がっているのでしょうか。 アビスの遺物であるレグが機械であるのに生殖器があること、ナナチがアビスの呪いを血液と表現していたことから、この大穴自体が何か有機生物だという可能性も考えられますね。 レグがエネルギーを概念的に吸収するということと同じように、アビスも人間を糧にしてその存在を維持してきたのかもしれません。 そして、この吸収力はお祈り骸骨が増えるにつえて年々大きくなるつつあるので、オース全体を滅ぼしかねないものだという可能性も。 アビスが人間をエネルギー源にするというのなら、深層にいくのに必要な白笛が人間から作られているというのも納得がいきます。 果たして真相はどんなものなのでしょうか。 『メイドインアビス』考察5:ライザの封書 ライザの白笛とともに見つかった遺物のなかにあった封書も重要な伏線のひとつです。 そこには「奈落の底で待つ」という言葉が記されていました。 この他にもその封書にはところどころ異なるものの、レグに似た人物も描かれていました。 7層で出会い、試しに声をかけてみたものの、驚くべき跳躍力で逃げる「ヒトガタの影」と表現されています。 オーゼンは4層「巨人の盃」の奥にトコシエコウの群生地があり、そこにライザの墓があり、彼女の白笛を見つけたと言いました。 そこはライザが好きだった場所で、信憑性がありそうなものの、そこには誰も埋まっていなかったと言います。 しかもその封書は彼女の筆跡ではなく、オーゼンはふざけてもそんなこと書かないだろうと言うのです。 このライザの封書に第三者が関わっていることは明らかですが、現在最も有力なのは記憶を失う前のレグではないでしょうか。 ところどころで彼女との関わりが明かされ、オーゼンから「喋り方も体さばきもライザに似ていた」と言われているので密接な関わりがあったことが伺えます。 『メイドインアビス』考察6:リコの謎 アビスで生まれ、視力は正常なものの、ものを見る時に水晶版を通さねば頭痛が起こるというアビスの呪いを持っている主人公の少女リコ。 しかし初めての探窟でかなり酔ったこともあり、アビスの呪いに強いというわけではないようです。 彼女は国からの特命で、妊娠中でありながらもアビスに潜った時にライザから産み落とされました。 それは10ヶ月にも及ぶ探窟で、他国の探窟隊とも争いが起こり、調査隊はほぼ全滅。 リコの父親であるトーカもこの途中で命を落としています。 生まれた当初は息をしていなかったものの、オーゼンが呪い除けの籠に入れたことで、なぜか再び息を吹き返しました。 その遺物に関してオーゼンの発言があります。 当時は呪い除けの籠に生物を入れると上昇負荷をかけずに上まで行かせることができると信じられていましたが、実際は呪いを受けるし、死にもするということ。 「籠に入れた生き物はただ動くだけ」ということがオーゼンによって判明します。 では、今のリコはどういう存在なのでしょうか。 籠から出た途端にリコがアビスの方へ這っていったということも伏線に繋がりそうです。 ライザの封書に「奈落の底で待つ」と書いてあったこと、レグが初対面のリコを助けたこと、記憶を失う前のレグが慣れ果ての姫ファプタに最高の価値を持つものである「ハク」を連れてくると言ったということも今後の展開に大きく関わってくるでしょう。 『メイドインアビス』考察7:レグの正体 もうひとりの主人公であり、記憶を無くした奈落の至宝のロボットがレグです。 彼の名前はリコが飼っていた犬の名前からつけられたのですが、記憶を失う前のレグもその名前だったそうです。 これはライザとの関係に関わってきそうですね。 レグに関する伏線となりそうなものは、手のひらの石のようなものが埋まっていること、機械なのにへそや男性器があること、いくつもの誰かが自分の中にいる感覚があり、その中の一人に支配された時にはボンドルドとやりあえるほどの力を発揮したこと、電気で動くものの、その威力は街全体を停電にさせるほど必要で、食事でも補給可能で電源というより「力」を概念的に吸い尽くしていること、ライザとの関係などです。 特にライザとの関係、レグの過去は物語の核に繋がるであろう重要なものになるでしょう。 オーゼンがその体さばきなどが彼女に似ていると言ったことや、「度し難い」という口癖がライザがわがままが通らなかったときによく言っていたものであることなどが明かされています。 この他にも4巻では彼女と食事をしている記憶を夢で見たり、オーゼンが言っていたライザの墓のような場所の記憶も持っているレグ。 そこで彼はトコシエコウが咲く花畑にある墓標に「もう行くよ…ライザ…」と言ったことを思い出しました。 目の前には無尽鎚(ブレイズリーブ)があり、手には何か石のようなものを持っていました。 また、オーゼンが「やはり探窟の技術は飲み込みが早かったね いろいろ思い出すまで行かせたくはなかったなァ…」と言っていることから、彼女とも繋がりがあるのかもしれません。 さらに7巻では彼が「干渉器」というものだということも判明し、姿形は違えど同じような存在がいることも明かされました。 そしてプルシュカが人柱となってつくった白笛によって、彼を操作することができることも判明。 白笛は「遺物の真の役割を引き出す」というのです。 この設定はのちのち他の事実への伏線にもなってきそうですね。 存在自体が大きな謎であるレグの今後の情報を待ちましょう。 『メイドインアビス』考察8:レグの目的とは? 6巻で慣れ果ての村に着いたリコたちですが、そこでレグは慣れ果ての姫ファプタに出会います。 彼女はどうやら記憶を失う前の彼を知っているようでした。 リコに名付けられる前に成れ果ての村にいた時からレグという名前だったこと、最も高い価値の「ハク」を連れてくるとファプタに言っていたことが明かされます。 そのハクという存在がレグと旅をともにしていたリコのことなのか、それともナナチのことなのか聞くファプタ。 しかしレグには記憶がないので答えられませんでした。 始めて出会いの時、原生生物に襲われそうになっていたリコを助けたレグ。 そのあと町中の電力を吸い尽くすほどの強力な電気で目を覚ましましたが、おそらくその時に記憶もなくしてしまったようでした。 しかしこれも偶然の事故ではなく、何か意図的なものだとしたらまた話は変わってきます。 どちらにせよ、レグがどんな経歴を辿ってきたか、記憶を失う前の話はかなり重要になってきそうです。 そんな彼の目的が、リコという、ハクともいえるほど大事な存在を深界に連れ戻すことだったのだとしたら、初めて出会った彼が彼女を助けたことにも納得がいきます。 アビスの2000年の周期に関して、リコがもしかすると何か鍵を握る人物なのかもしれません。 だとすればリコが生まれてすぐに深界の方へ這っていったというのも理解できますし、彼女の水晶体を通してものを見なければ頭痛が起こるというのも「呪い」ではなく「祝福」として何か意味を持ってきそうです。 『メイドインアビス』考察9:レグ最強説!火葬砲とは? 7巻時点では、ほぼ無敵のレグ。 彼の特性のなかでも特に気になるのが火葬砲。 どんなことをしても死ななかったミーティを殺すことができた不思議な力です。 レグの被っていたカブトに最初は雪の結晶のようなマークがあり、そこで残り何回その力が使えるのかを知ることができるそうです。 彼は今までに、初対面のリコをベニクチナワから助ける時、リコをナキカバネから助ける時、オーゼンから言われた訓練10日間を終えた時、3巻でミーティを殺す時などにそれを使い、4巻時点では多く見積もって残り3回だとされていました。 しかしボンドルドとの戦いの後、彼の研究所にあった電力を吸い尽くし、6巻現在では残り10発ほどだろうと考えられています。 この光の作用が一体どんなものなのか、なぜミーティを殺すことができたのか。 意識を失った際には周囲の力場が張り詰めるほどの強力さを見せるこの力が今後の戦いでは重要なものになってきそうですね。 また、7巻では最強説が唱えられる彼の体に傷がついてしまいます。 それはリュウサザイという地底生物の攻撃によるもの。 深いところに住む生物の場合、どうやら彼に傷をつけることもできるようです。 今後の戦いがさらに困難を極めそうですね。 『メイドインアビス』考察10:ライザの墓標と無尽鎚(ブレイズリーブ) レグとライザ(リコの母)の記憶で気になるのが、ライザの墓標のこと。 これはオーゼンの発言から明らかになった場所でしたが、そのあとにレグの記憶のなかでもそこを知っている回想がなされたことは前述した通りです。 過去の彼が無尽鎚(ブレイズリーブ)をなぜライザのお気に入りの場所に突き立てたのか。 彼女の馴染みの場所にその白笛と封書が置いてあれば、それを見た人はライザが亡くなったと思うはずです。 意図的にその演出をしたのか、それとも彼女と深い関わりがあったであろうレグが感傷的にそれを行ったのか。 何かライザが死んだと思わせた方が都合が良かったことがあるのでしょうか。 封書はおそらくライザによって書かれたものではないだろうという線が濃厚ですが、リコを深界に連れてこようとしたレグの目的も、もしかすると彼ひとりのものではなく、誰かラスボス的な人物が裏で糸を引いているのかもしれません。 『メイドインアビス』考察11:オーゼンの発言 ライザの師匠であり、深い関わりを持っていたであろうオーゼン。 彼女の言葉には謎が多いので、今後に伏線になりそうなものをいくつかご紹介します。 まずは最大の謎であるのが初めてリコに会ったときのもの。 自分を呪い除けの籠に入れ、地上まで運びださせてくれた彼女にお礼を言うリコに、重くて何度も途中でやめようと思ったと言うオーゼン。 なんと「置いとけばあの子も来てくれたんだよなぁ 惜しいことしたなー」と言うのです。 リコがそのままアビスの中にいれば、死んでしまっていたでしょう。 彼女が死ぬことで、探窟ができる人物ということは、彼女の周囲の人物。 リコの身近におり、オーゼンが知っているほどの実力のある探窟家といえば、ジルオが考えられます。 しかしそこまで考えられた時、オーゼンがなぜそこまでジルオにこだわるかが、気になるところ。 会話の節々で彼を気に入っていることが伺えますが、それが意味を持つのか、単純に好みなのかは今のところ不明です。 また、レグに関しても「思い出す前に処分しておかないとなァ」と言ったことから、リコたちを試すための演技だったのかもしれませんが、何か重要なことをレグに知られていたのかもしれないです。 この他にもオーゼンから白笛たちの間で口伝されている秘密もいくつか明かされました。 深界5層の「海」を越えるための謎めいた仕掛け、白笛の音色はある種の遺物を起動する鍵であること、6巻ではその正体が明かされていました。 この他にも、複数人の白笛が目撃したという深界7層の不思議な輪、奈落の底に至る道に棲む「門番」と呼ばれる得体の知れない生物が気になります。 『メイドインアビス』考察12:リコたちを狙う人物の正体は? 6巻で深界6層に到着した彼らを待ち受けていたのは、不気味な存在でした。 鳥に奪われた電報船に書いた上書きされて描かれた謎のマークがついた手紙が、彼らが眠っていた場所にあったのです。 しかもプルシュカの白笛も奪われていました。 ナナチの意識感知に気づかれない気配に、寝床を覆っていたレグの腕のトラップをくぐり抜けてきたのは何者なのでしょうか。 しかもそのあとそいつを探すために出た途中でリコとナナチの体毛が詰められた小動物の死骸を見つけます。 ますます怪しいと思われたところで、手紙に上書きされたのと同じマークの建物のような場所に行き着きます。 そこにいる人物がリコたちを狙っていたようですが、今のところ有力なのは慣れ果ての姫のファプタでしょうか。 ただしこの展開は今後の新キャラが黒幕として出てきそうなので、そちらの方が有力に感じます。 今後の展開から目が離せませんね。 『メイドインアビス』考察13:シェルミと双子の謎 レグがトコシエコウの花吹雪を見た場所で、死者たちの名札が足元に大量に落ちていましたが、そのなかのシェルミという名札が意味ありげに描かれています。 そしてそのあとに暗闇の中で、シェルミという人物には双子がいること、オーゼンと知り合いであろうことが明かされます。 シェルミという人物の返答がないことから、彼が生きているかも分かりませんが、シェルミと双子だという人物が慣れ果ての村の秘密や、アビスの2000年の周期と関わってきそうです。 どうやらオーゼンとシェルミの双子は博物館に行ったようで、彼女たちのもとへやってきたことがあるようです。 彼らの正体については今後の展開を見守りましょう。 『メイドインアビス』考察14:成れ果ての村とは?【8巻新情報】 レグと同じく「干渉器」だという存在から、異形の存在「成れ果て」たちが住む村はこう称されました。 「村は閉じた揺り籠だ 囚われれば価値は移ろい 憧れは果たされり 永遠の安寧の中で旅は終わる」 (『メイドインアビス』7巻より引用) 8巻ではこの村の成り立ちについて、ついに明かされました。 物語の始まりは、ヴエコという女性から。 ひょんなことから拾った羅針盤が「黄金協(アビスの大穴)」を指すもので、ガンジャという冒険団体に誘われた彼女。 そこでトップである「三賢」という立場をもらい、彼らと冒険することになりました。 その冒険者のトップ、三賢は、7巻でも立場のありそうな成れ果てとして登場した、ワズキャンとべラフです。 ある日、航海を経てついに大穴を見つけた彼ら。 その入り口で子供が生めないということで捨てられた少女イルミューイを見つけ、一緒に旅をすることになりました。 リコたちと同じく、アビスの厄難に見舞われましたが、ようやく黄金郷を見つけ、そこに滞在する一同。 しかし、やっと見つけた水が病気を引きおこすものだと分かりました。 団員たちは次々と倒れていきます。 そんなある日、一同は願いを叶えてくれる「欲望の揺籃」という遺物を発見します。 純粋で強い欲望が必要で、幼い人物であればうまく融合するということで、水によって瀕死だったイルミューイに望みをかけたところ、融合は成功しました。 しかし、彼女はどんどん異形になっていきます。 そしてある日、大きな叫び声をあげるのです。 ヴエコが急いで彼女のもとにいくと、そこには異形の赤ん坊を生んで喜んでいるイルミューイがいました。 しかし、赤ん坊は、翌日亡くなってしまいます。 それでも彼女は毎日赤ん坊を生みました。 そんなある日、ワズキャンがあることに気づき、行き詰っていた状況は一変します。 それは、イルミューイの生んだ赤ん坊を食べると、水による病気が治る、というものでした。 一度は水によって死にかけていたヴエコも、それによって生き返りました。 しかし目を覚ましてイルミューイのもとへいくと、彼女はかつての面影がまったくない、ただ赤ん坊を生むための道具になっていたのです。 さらに欲望の揺籃をもう1個体に入れられ、もはやこの姿が彼女の願いなのかも分かりません。 しかしまだまだ恐ろしいのは、水の病気が治るのは、生まれてすぐ、まだ生きている赤ん坊を食べなければならないということ。 ワズキャンは泣いて叫ぶイルミューイだったものから、無理やり赤ん坊を引き離します。 ヴエコは彼女ためにどうしていいか、もはや分かりませんでした。 そんなある日、イルミューイは大穴の中央に近い場所に向かいます。 そしてそこらにいた生き物を食べまくります。 それを見て彼女の赤ん坊を食べてしまうことに苦悩していたべラフは、何もかも食い散らかしてくれ、と叫びます。 彼の願いに呼応したイルミューイは、彼を取り込み、美しい「成れ果て」として生まれ変わらせるのでした。 そして一同は次々と彼女に取り込まれていきます。 大きくなったイルミューイこそが村で、かつて人間だった者たちがこの村の今の住人たちなのでした。 しかし、イルミューイの思いが途絶えたかというと、そういうわけではないようで……。 ちなみにこれまでの説明はかなり省きましたが、『メイドインアビス』の魅力である、繊細なのに、グロくて胸が苦しくなるようなストーリーが満載ですので、ぜひ読んでいただきたい展開です! 『メイドインアビス』考察15:ファプタの正体、目的は?【8巻新情報】 成れ果ての村の姫、ファプタ。 「価値の化身」であり、住人からは「自分たちが最も欲しくて最も恐れている」存在だと称されています。 実は彼女こそ、イルミューイが産んだ最後の子供。 イルミューイが子供を奪われ続けた恨みや悲しみを受け継いだ彼女は、村を滅ぼし、イルミューイを解放することを目的としています。 7巻で自分の頭の一部を何のためらいもなくちぎり取り、「いっしょに奴らを…根絶やしにするそす」と言ったのは、このような背景があったのでした。 そしてその目的をかなえるために、レグと何かを約束していたようなのです。 8巻でも明かされていないのが、レグとのつながり、そして約束です。 レグは断片的にしかファプタのことを覚えていません。 一方のファプタは彼のことを知っているようで、彼のお腹にいきなり自分の爪を差し込み、それを舐めて同じ味だと言って、過去に会ったことがあるとみなしています。 さらに何か思い入れもあるようです。 レグが人間であるリコたちと行動をともにしていることを聞いた時には恐ろしい表情になり、「おまえ…『ヒトのこ』とおなじじかん あゆむつもりか? あいつらしんでも おまえそのまま どうするつもりそす?」と聞き、悔しいのか、悲しいのか判別がつかないものの恐ろしい表情をして慣れ果ての言葉で何かつぶやきもするのでした。 9巻以降に期待ですね。 『メイドインアビス』考察16:ヴエコの正体【8巻新情報】 成れ果ての村の端には、誰も入らない領域「目の奥(ドグープ)」というところがありました。 そこで出会ったのが、「ヴエロエルコ」、通称ヴエコ。 住人たちが行くと精神的にダメージを負うという場所で粘膜のようなものにとらわれていました。 成れ果ての村の成り立ちを読んでいただいたら、もうこの人物が誰なのかはお分かりですよね。 三賢であり、この村の始まりを知っている、イルミューイ唯一の理解者です。 初めて出会った時、「どうしようもないと知っていたのに、村を作ることだけは反対し、それゆえに囚われた」と話していたヴエコ。 実はイルミューイが大穴の中央近くに来た時に死のうとしたのですが、ワズキャンに止められ、イルミューイの生存のために閉じ込められていたのでした。 7巻ではリコに聞かれ、自分の目的をこう答えました。 「自分はもう…ただ一つだけだよ… ただ あの子のことを忘れたくないだけ…」 (『メイドインアビス』8巻より引用) これまでのストーリーを知っている読者であれば、胸がとても痛くなる言葉です。 先ほどもお伝えしたように、8巻の内容をかなり省いて説明しているので、この言葉の背景やるせなさをお伝え出来ないのが残念。 ぜひ実際に読んでみてください……! 慣れ果ての村にやって来たナナチに、死んだはずのミーティの存在が知らされます。 「仮面の男が置いてったあたたかな呪いのかたまり」であり、「三賢のベラフ」が使っているというそれに、ナナチは会いにいきました。 かつて痛みで朦朧とした状態からリコが目を覚ました時、ミーティの存在を感じており、彼女とはまた会えるような気がすると言っていたことがありました。 そしてついに7巻では、三賢のベラフのもとにミーティがいることが判明します。 ストーリー上は死んでいたはずのミーティですが、ベラフは「対価を払い『イルぶる』に産んでもらった」と話しました。 そしてそこにいるのは記憶も魂も完全に一致している本物のミーティなのです。 ベラフはそれを得るために724本の手足すべて、体長の5割、感覚器の一部を永久に還元したと言います。 しかし、そこでまたしてもひどい扱いをされていた彼女のために、ナナチは自分を売ってしまいました。 ベラフにどんなひどいことをされるかも分かりません。 しかしこの展開で最も気になるのは、「イルぶる」という存在。 いくら対価を払ったからと言って、摂理に逆行するような力を持っていることが恐ろしいです。 今後ストーリーにどう関わってくるのでしょうか?.

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『メイドインアビス』5分でわかるこれまでの伏線!深淵の秘密を追う【最新8巻まで、ネタバレあり】

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ボンドルド卿が死んだ…………………… n回目 こんなこと言ったら「は?」ってなる人もいるかと思うんですが、自分ボンドルド卿めっっっっちゃ好きなんですよね。 先ず見た目がめちゃくちゃカッコいい。 表情の全く読めないあの仮面に、気品を感じる探窟服。 戦闘時の遺物やカートリッジで武装したところもメカメカしくて良い。 仮面の一部が壊れても化け物感が増して良い。 成れ果て化したところなんか野生と気品という相いなれないものが同居していて「あああ最高😇😇😇」ってなってしまいました。 あのモフモフに飛びつきたい。 もちろん見た目だけじゃないです。 ボンドルド卿の雰囲気、性格も好きです。 圧倒的強キャラオーラ、余裕を感じる丁寧な話し方、底の見えない不気味な感じ、自分の探究心を満たすためなら手段を選ばない強引さ、人間でさえ自分の実験台としか見ていないのに愛を持って接し続けるところ。 正直自分が今まで出会った中で一番好きな敵役でした・・・。 33話 仮面の正体 4巻の最後でボンドルド卿に3層分の呪い針を撃たれたリコの記憶から。 シリアスなシーンだったのにいきなり『パパ棒』を出してくるのはズルいと思いました(笑)あと百合みが感じられて良かったです・・・😇。 ボンドルド卿の正体が精神隷属機 ゾアホリック で増やした自分ということに気づいたリコ。 エグいですね・・・ボンドルド卿を植えつけられた人は自我が死んだってことなんですかね。 それを使いこなしているボンドルド卿・・・カッコいい・・・ 火葬砲の使える回数を増やすため、前線基地の電力を奪うことにしたレグ。 記憶を失う可能性も・・・。 「僕は君のことを忘れたりなんかしない」おっ、カッコいいこと言っちゃって~と思いましたが・・・。 「コこ・・・ドこ・・・」即落ち2コマかい!!!しかもなんかヌルヌルしてるし! 34話 逆襲 カートリッジの正体とそれを作っていたことを告白するナナチ。 ・・・いやあ重い・・・。 あんなに可愛いナナチにそんなことさせてたなんて・・・。 4巻の最後のプルシュカの体にバツ印をつけていたのは・・・・。 そして白笛の材料となる『命を響く石(ユアワース)』の原料が人間ということも判明。 ・・・チョット立て続けにこんな重い設定ポンポコ出されたら心がしんどいですよ。 オーゼンさんやライザさんの笛は誰から作られたものなんですかね・・・?そして六層へ行くには白笛がないといけませんがリコ達はどうするのでしょうか? そして最初のボンドルド卿は自らを白笛にした、と。 自分の探究心を満たすために自分さえも白笛にしてしまうボンドルド卿の狂気が感じられていいですね。 多分本人は自分が人間でなくなることなんてあまり気にしてないんじゃないでしょうかね?「めっちゃいいこと思いついた!」くらいな気がします 笑 ぬるぬるレグとボンドルド卿の戦い。 ボンドルド卿の「おやおやおやおや」が可愛い 笑 珍しくちょっと焦ってるのかな?「同期をとる間もなく・・・」とあったので、精神隷属機で複製された自分は、それぞれが別のことを考えて、同期をとることで考えを共有できる。 リアルタイムでそれぞれが何を考えているかは同じ自分でもわからない。 ということなんですかね? ボンドルド卿、レグに向かって呪い針撃ってますがレグがロボットであることは知ってますしなんで撃ったんでしょう? レグに仮面の一部を破壊されたボンドルド卿。 ついにボンドルド卿のご尊顔を拝見・・・めっちゃ怖い、怖いっていうか気味が悪い。 おどろおどろしい、もはや人間のものではないような目ですね・・・。 狂気が詰まっててボンドルド卿らしいっちゃあらしいですが・・・。 35話 記憶の混濁 ボンドルド卿とタメが張れているぬるぬるレグ。 と思いきやボンドルド卿の遺物『月に触れる(ファーカレス)』に捕まってしまう。 ボンドルド卿の武器の遺物の名前、全部センス良くてカッコいいですよね。 『明星へ登る(ギャングウェイ)』とか『枢機へ還す光(スパラグモス)』とか。 別行動をしていたリコはついにボンドルド卿の生命線である精神隷属機を発見する。 そばに座っている四つ腕の人物もボンドルド卿の一人なんでしょう。 四つ腕があったり、しっぽが生えていたり、これらも遺物で自分たちの体をいじったんですかね? ボンドルド卿により動きを封じられていた暴走中のレグは火葬砲で前線基地ごと吹き飛ばそうとする。 このシーンの止めようとしてレグに飛びつくナナチもいいんですが、ボンドルド卿の「! いけませんナナチ!! 」がもう最高に良くて・・・ 😇これまでのボンドルド卿のセリフには一度も『!! 』が使われていなくて、ここで初めて二重のビックリマークが使われたんですよ!!!自分も危険なのに本気でナナチを心配して焦ったんでしょうね。 ボンドルド卿の本気の焦りは作中ではここが初めてな気がします。 そして唐突に挟まる下ネタ 笑 ほっこりしたのもつかの間、精神隷属機の部屋にいた四つ腕ボンドルドに掴まれ、先ほど開けた大穴に一緒に落とされてしまう・・・。 36話 黎明の箱庭 レグが壊した足場の下にはボンドルド卿の過去の実験で成れ果てになってしまった元人間がたくさんいた。 そしてその元人間の名前を一人一人覚えているボンドルド卿。 このことから実験台の全員に深い愛をもって接していたことはわかるが・・・。 ボンドルド卿の愛とは・・・。 そして無傷だったボンドルド卿。 驚くレグに卿曰く「君がそう選択したのでは?」と。 これは後に明らかになるのでしょうね。 周りに何もないことから枷なく存分に戦えるボンドルド卿、そしてぬるぬるのときに身体の使い方を思い出したレグの本気の戦い。 ナナチから伝えられた最後の作戦を実行するために深界五層へ登っていく。 レグの伸びる腕とボンドルド卿の『月に触れる』をうまく使った非常に迫力、スピード感のあるカッコいい戦闘シーンでした。 二人があれこれ喋らず、無言で展開していくのも真剣さが見て取れてよかったです。 そして五層へ戻ってきたレグとボンドルド卿。 アビスの呪いをカートリッジで対策したボンドルド卿はナナチと同じ、人間性の残った成れ果てになりました。 「人間性の残った」と書きましたが、もう人間ではないですよね、ボンドルド卿。 もう完全に探究心に飲まれた化物ですね・・・。 しかしこのボンドルド卿の姿がこれまたカッコいい!!!ボンドルド卿の中にある狂気、獰猛さ、気品をそのまま目に見えるようにしたようなこの姿!!!(モフモフしたい・・・)そしてナナチの「ずいぶん・・・可愛くなっちゃったじゃねえの・・・」という皮肉 笑 使い終わったカートリッジの排出。 そしてボンドルド卿の「プルシュカ・・・」 37話 夜明けの花 三人の思いも虚しく、カートリッジとして使われたプルシュカ。 怒りにふるえるレグ。 影で聞き、崩れるリコ。 ここでボンドルド卿が「次の二千年へ踏み入る準備は整いました」と言っていますが、これはお祈り骸骨や、子供が誕生日に死ぬ病気などと関係がありそうですね。 そしてプルシュカの回想・・・。 プルシュカは祈手の一人の娘だということがわかりました。 祈手=ボンドルドですから血の薄い娘というのも間違いではない・・のかな?回想を見る限り、プルシュカのお世話は基本グェイラさんがやっていたみたいですね。 いいキャラしてますよねグェイラさん。 ボンドルド卿の仲間には似合わなさそうな軽い感じとか 笑 でもこのグェイラさん、多分4巻でカッショウガシラに殺されているんですよね・・・。 悲しい・・・。 あとこのグェイラさん、祈手の一員ですが精神隷属機による『ボンドルド卿』化は見る限りしてなさそう・・・。 そして回想の中のボンドルド卿のセリフの一つ一つがカッコよすぎて・・・。 ホンマにプルシュカのことを愛していたのだなあ・・・と。 肩車されてるプルシュカがボンドルド卿の仮面の取っ手 ? 握っているとこ可愛いですね 笑 プルシュカはボンドルド卿の娘で不幸だったとは、私は到底思えないんですよね。 それはボンドルド卿が他の人間に何をしてきたのか知らないから言えるのかもしれませんが、少なくともプルシュカにとってボンドルド卿は最良のであったでしょうし、カートリッジという形ではありますが、パパの助けになれたのです。 カートリッジ化の手術のときにも「いたい」とは言っていましたが「嫌だ」とは言っていないんですよね。 ただただプルシュカの最後の願いが叶わなかったことが残念です・・・・・・。 38話 挑む者たち 持てる力を全て出し、ボンドルド卿に打ち勝った三人。 ナナチとボンドルド卿の最後の会話。 皮肉をたっぷり込めた言葉をかけるもボンドルド卿は祝福の言葉を返す。 ナナチの「うるせえよ・・・」の複雑な表情にこちらもモヤモヤしたものが・・・。 憎いし死んでほしかったけれどボンドルド卿に出会わなかったらリコやレグにも会えなかった。 もしかしたら心のどこかほんの僅かでも、残念という気持ちがあるのかもしれません・・・。 そして最期まで丁寧語で話し続けたボンドルド卿にもブレなさがあって良かったです。 カートリッジからリコのため、自分のために『命を響く石』となったプルシュカ。 あんなに短時間の交流だったのに、プルシュカがリコのためにここまで思えたのは、それほどリコといた時間が今まで外を知らなかったプルシュカにとって印象的だったのでしょう。 プルシュカにより、深界六層への道が開けた三人。 結局リコの意思により精神隷属機は破壊せず、『ボンドルド卿』という存在は生き続けることになった。 私としてはボンドルド卿が生きているだけでも嬉しいです。 もしかしたらこの先、再登場するという可能性も残されているわけですし・・・。 三人を見送るボンドルド卿の仮面の下の少年のような真っ直ぐな瞳。 ああ、この人は本当に『知りたかったんだな、そして生きて戻りたかっただけなんだな』と。 案外それだけの人だったのかもしれません。 最後の最後でボンドルド卿のことが少しわかった気がしました。 いよいよ人間として戻ってこれなくなる深界六層へ・・・。 一巻のアビス内の地図を見る限りだとまだ底へは長そうですが、そこにはどんな度し難い出来事が待ち受けているのか。

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メイドインアビス5巻感想&アニメ化決定!!!!!!!!

メイド イン アビス グェイラ

ボンドルド卿が死んだ…………………… n回目 こんなこと言ったら「は?」ってなる人もいるかと思うんですが、自分ボンドルド卿めっっっっちゃ好きなんですよね。 先ず見た目がめちゃくちゃカッコいい。 表情の全く読めないあの仮面に、気品を感じる探窟服。 戦闘時の遺物やカートリッジで武装したところもメカメカしくて良い。 仮面の一部が壊れても化け物感が増して良い。 成れ果て化したところなんか野生と気品という相いなれないものが同居していて「あああ最高😇😇😇」ってなってしまいました。 あのモフモフに飛びつきたい。 もちろん見た目だけじゃないです。 ボンドルド卿の雰囲気、性格も好きです。 圧倒的強キャラオーラ、余裕を感じる丁寧な話し方、底の見えない不気味な感じ、自分の探究心を満たすためなら手段を選ばない強引さ、人間でさえ自分の実験台としか見ていないのに愛を持って接し続けるところ。 正直自分が今まで出会った中で一番好きな敵役でした・・・。 33話 仮面の正体 4巻の最後でボンドルド卿に3層分の呪い針を撃たれたリコの記憶から。 シリアスなシーンだったのにいきなり『パパ棒』を出してくるのはズルいと思いました(笑)あと百合みが感じられて良かったです・・・😇。 ボンドルド卿の正体が精神隷属機 ゾアホリック で増やした自分ということに気づいたリコ。 エグいですね・・・ボンドルド卿を植えつけられた人は自我が死んだってことなんですかね。 それを使いこなしているボンドルド卿・・・カッコいい・・・ 火葬砲の使える回数を増やすため、前線基地の電力を奪うことにしたレグ。 記憶を失う可能性も・・・。 「僕は君のことを忘れたりなんかしない」おっ、カッコいいこと言っちゃって~と思いましたが・・・。 「コこ・・・ドこ・・・」即落ち2コマかい!!!しかもなんかヌルヌルしてるし! 34話 逆襲 カートリッジの正体とそれを作っていたことを告白するナナチ。 ・・・いやあ重い・・・。 あんなに可愛いナナチにそんなことさせてたなんて・・・。 4巻の最後のプルシュカの体にバツ印をつけていたのは・・・・。 そして白笛の材料となる『命を響く石(ユアワース)』の原料が人間ということも判明。 ・・・チョット立て続けにこんな重い設定ポンポコ出されたら心がしんどいですよ。 オーゼンさんやライザさんの笛は誰から作られたものなんですかね・・・?そして六層へ行くには白笛がないといけませんがリコ達はどうするのでしょうか? そして最初のボンドルド卿は自らを白笛にした、と。 自分の探究心を満たすために自分さえも白笛にしてしまうボンドルド卿の狂気が感じられていいですね。 多分本人は自分が人間でなくなることなんてあまり気にしてないんじゃないでしょうかね?「めっちゃいいこと思いついた!」くらいな気がします 笑 ぬるぬるレグとボンドルド卿の戦い。 ボンドルド卿の「おやおやおやおや」が可愛い 笑 珍しくちょっと焦ってるのかな?「同期をとる間もなく・・・」とあったので、精神隷属機で複製された自分は、それぞれが別のことを考えて、同期をとることで考えを共有できる。 リアルタイムでそれぞれが何を考えているかは同じ自分でもわからない。 ということなんですかね? ボンドルド卿、レグに向かって呪い針撃ってますがレグがロボットであることは知ってますしなんで撃ったんでしょう? レグに仮面の一部を破壊されたボンドルド卿。 ついにボンドルド卿のご尊顔を拝見・・・めっちゃ怖い、怖いっていうか気味が悪い。 おどろおどろしい、もはや人間のものではないような目ですね・・・。 狂気が詰まっててボンドルド卿らしいっちゃあらしいですが・・・。 35話 記憶の混濁 ボンドルド卿とタメが張れているぬるぬるレグ。 と思いきやボンドルド卿の遺物『月に触れる(ファーカレス)』に捕まってしまう。 ボンドルド卿の武器の遺物の名前、全部センス良くてカッコいいですよね。 『明星へ登る(ギャングウェイ)』とか『枢機へ還す光(スパラグモス)』とか。 別行動をしていたリコはついにボンドルド卿の生命線である精神隷属機を発見する。 そばに座っている四つ腕の人物もボンドルド卿の一人なんでしょう。 四つ腕があったり、しっぽが生えていたり、これらも遺物で自分たちの体をいじったんですかね? ボンドルド卿により動きを封じられていた暴走中のレグは火葬砲で前線基地ごと吹き飛ばそうとする。 このシーンの止めようとしてレグに飛びつくナナチもいいんですが、ボンドルド卿の「! いけませんナナチ!! 」がもう最高に良くて・・・ 😇これまでのボンドルド卿のセリフには一度も『!! 』が使われていなくて、ここで初めて二重のビックリマークが使われたんですよ!!!自分も危険なのに本気でナナチを心配して焦ったんでしょうね。 ボンドルド卿の本気の焦りは作中ではここが初めてな気がします。 そして唐突に挟まる下ネタ 笑 ほっこりしたのもつかの間、精神隷属機の部屋にいた四つ腕ボンドルドに掴まれ、先ほど開けた大穴に一緒に落とされてしまう・・・。 36話 黎明の箱庭 レグが壊した足場の下にはボンドルド卿の過去の実験で成れ果てになってしまった元人間がたくさんいた。 そしてその元人間の名前を一人一人覚えているボンドルド卿。 このことから実験台の全員に深い愛をもって接していたことはわかるが・・・。 ボンドルド卿の愛とは・・・。 そして無傷だったボンドルド卿。 驚くレグに卿曰く「君がそう選択したのでは?」と。 これは後に明らかになるのでしょうね。 周りに何もないことから枷なく存分に戦えるボンドルド卿、そしてぬるぬるのときに身体の使い方を思い出したレグの本気の戦い。 ナナチから伝えられた最後の作戦を実行するために深界五層へ登っていく。 レグの伸びる腕とボンドルド卿の『月に触れる』をうまく使った非常に迫力、スピード感のあるカッコいい戦闘シーンでした。 二人があれこれ喋らず、無言で展開していくのも真剣さが見て取れてよかったです。 そして五層へ戻ってきたレグとボンドルド卿。 アビスの呪いをカートリッジで対策したボンドルド卿はナナチと同じ、人間性の残った成れ果てになりました。 「人間性の残った」と書きましたが、もう人間ではないですよね、ボンドルド卿。 もう完全に探究心に飲まれた化物ですね・・・。 しかしこのボンドルド卿の姿がこれまたカッコいい!!!ボンドルド卿の中にある狂気、獰猛さ、気品をそのまま目に見えるようにしたようなこの姿!!!(モフモフしたい・・・)そしてナナチの「ずいぶん・・・可愛くなっちゃったじゃねえの・・・」という皮肉 笑 使い終わったカートリッジの排出。 そしてボンドルド卿の「プルシュカ・・・」 37話 夜明けの花 三人の思いも虚しく、カートリッジとして使われたプルシュカ。 怒りにふるえるレグ。 影で聞き、崩れるリコ。 ここでボンドルド卿が「次の二千年へ踏み入る準備は整いました」と言っていますが、これはお祈り骸骨や、子供が誕生日に死ぬ病気などと関係がありそうですね。 そしてプルシュカの回想・・・。 プルシュカは祈手の一人の娘だということがわかりました。 祈手=ボンドルドですから血の薄い娘というのも間違いではない・・のかな?回想を見る限り、プルシュカのお世話は基本グェイラさんがやっていたみたいですね。 いいキャラしてますよねグェイラさん。 ボンドルド卿の仲間には似合わなさそうな軽い感じとか 笑 でもこのグェイラさん、多分4巻でカッショウガシラに殺されているんですよね・・・。 悲しい・・・。 あとこのグェイラさん、祈手の一員ですが精神隷属機による『ボンドルド卿』化は見る限りしてなさそう・・・。 そして回想の中のボンドルド卿のセリフの一つ一つがカッコよすぎて・・・。 ホンマにプルシュカのことを愛していたのだなあ・・・と。 肩車されてるプルシュカがボンドルド卿の仮面の取っ手 ? 握っているとこ可愛いですね 笑 プルシュカはボンドルド卿の娘で不幸だったとは、私は到底思えないんですよね。 それはボンドルド卿が他の人間に何をしてきたのか知らないから言えるのかもしれませんが、少なくともプルシュカにとってボンドルド卿は最良のであったでしょうし、カートリッジという形ではありますが、パパの助けになれたのです。 カートリッジ化の手術のときにも「いたい」とは言っていましたが「嫌だ」とは言っていないんですよね。 ただただプルシュカの最後の願いが叶わなかったことが残念です・・・・・・。 38話 挑む者たち 持てる力を全て出し、ボンドルド卿に打ち勝った三人。 ナナチとボンドルド卿の最後の会話。 皮肉をたっぷり込めた言葉をかけるもボンドルド卿は祝福の言葉を返す。 ナナチの「うるせえよ・・・」の複雑な表情にこちらもモヤモヤしたものが・・・。 憎いし死んでほしかったけれどボンドルド卿に出会わなかったらリコやレグにも会えなかった。 もしかしたら心のどこかほんの僅かでも、残念という気持ちがあるのかもしれません・・・。 そして最期まで丁寧語で話し続けたボンドルド卿にもブレなさがあって良かったです。 カートリッジからリコのため、自分のために『命を響く石』となったプルシュカ。 あんなに短時間の交流だったのに、プルシュカがリコのためにここまで思えたのは、それほどリコといた時間が今まで外を知らなかったプルシュカにとって印象的だったのでしょう。 プルシュカにより、深界六層への道が開けた三人。 結局リコの意思により精神隷属機は破壊せず、『ボンドルド卿』という存在は生き続けることになった。 私としてはボンドルド卿が生きているだけでも嬉しいです。 もしかしたらこの先、再登場するという可能性も残されているわけですし・・・。 三人を見送るボンドルド卿の仮面の下の少年のような真っ直ぐな瞳。 ああ、この人は本当に『知りたかったんだな、そして生きて戻りたかっただけなんだな』と。 案外それだけの人だったのかもしれません。 最後の最後でボンドルド卿のことが少しわかった気がしました。 いよいよ人間として戻ってこれなくなる深界六層へ・・・。 一巻のアビス内の地図を見る限りだとまだ底へは長そうですが、そこにはどんな度し難い出来事が待ち受けているのか。

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