ミジンコ 培養。 メダカ飼育と餌(エサ/えさ):タマミジンコ~メダカとの相性、維持増殖のポイントとは?~

自身で培養したクロレラでミジンコを培養する

ミジンコ 培養

具体的には、アオミドロやワムシ、カイミジンコ、藍藻などが現れます。 そして、時にはそれらがミジンコ類の生存を危うくするほど大量に湧く場合があります。 したがって、どのような環境になるかを含めて楽しみにできない場合には、これからご紹介する方法は向きません。 逆に、何が湧いてくるかを含めて楽しみにできる場合には、単にミジンコを飼育する以上の楽しみがあると思います。 例えば、顕微鏡をお持ちであれば、壁面に付着した苔のようなものを削り取り一時プレパラートを作成して観察すると、珪藻などの小さな微生物を観察することができます。 詳細についてはで記述していますので、必ずご一読をお願いします。 明るい光が用意できない場合は、必ず失敗します。 そのため、明るい窓辺 5,000ルクス程度 を用意できない場合には、それ相当の明るさを作り出せる仕組みが必要です。 たとえば、明るい照明 1 水草が育つことを謳っている水槽照明などがお勧めです。 とタイマーを組み合わせて明暗を作り出すような仕組みです。 どちらも用意できない場合には、この飼育方法は向きません。 飼育実績があって観賞用に向いているミジンコは、以下の通りです。 タイリクミジンコ Daphnia similis または Daphnia sinensis• オオミジンコ Daphnia magna• ミジンコ Daphnia pulex• カブトミジンコ Daphnia galeata• ハリナガミジンコ Daphnia longispina• タマミジンコ科 Moinida の仲間 ネコゼミジンコ、ケブカミジンコ、マルミジンコ、オカメミジンコも飼育経験がありますが、小さすぎるか殆ど泳がないなどの理由で、いずれも観賞用としてはあまり向いていません 2 ゾウミジンコはこの方法での飼育経験がなく、うまく飼育できるか現時点ではわかりません。。 観賞用に向いているとして挙げたミジンコの殆どがダフニア Daphnia 属のミジンコですが、この属の仲間はを持つ種が多く、この性質はメンテナンスの際にとても役立ちます。 例えば、光を当てて集めることで効率良くスポイトで吸って取り出すことができます。 わたしの飼育経験から、ダフニア属の中でもタイリクミジンコはとても飼育しやすいのでお勧めです。 飼育環境がかなり悪くなっても生き延びてくれます。 オオミジンコも飼育しやすいですが、日本には生息していないので入手は難しいです 3 ヤフオクでオオミジンコとして売られているものは、タイリクミジンコが多く含まれていますので、注意して購入してください。。 同じダフニア属の仲間でも、ミジンコ Daphnia pulex やカブトミジンコ、ハリナガミジンコは、タイリクミジンコやオオミジンコよりも環境の変化にデリケートなのか、この記事でご紹介する方法では、やや長期間の飼育が難しいので用心してください。 ミジンコは田んぼや池、湖などで採集して飼育することをお勧めしますが、それが難しい場合はヤフオクやメダカの生餌としてネットで売られているものなどを購入することで手に入れることができます。 わたしの把握している限りでは、タマミジンコやタイリクミジンコ、オカメミジンコが売られています。 ちなみに、春に田んぼで湧いているミジンコは、かなりの確率でタマミジンコの仲間です。 追記:• ミジンコ類ではありませんが、この方法でカイエビも長期飼育できました! 最近は、ヤフオクで本物のオオミジンコが販売されるようになってきました。 この方法については、でご紹介します。 飼育環境を作る ここでは、飼育環境の作り方を説明します。 飼育環境が立ち上がるのに5日ほど日数が必要ですが、作業自体はとても簡単ですので、是非挑戦してみてください。 用意するもの 飼育環境を作るために以下のものを用意してください。 ミジンコを飼育する容器• 容器には、口の広い、または、虫などを買うがお勧めです。 ジャム瓶の背丈は10cmもあれば十分です。 口はできるだけで広いものを選びましょう。 口が広いものは酸素が溶け込みやすいだけではなく飼育に必要な作業もしやすくなります。 飼育用プラケースは、どのような大きさでも構いません。 但し、大きいものを買う場合は飼育する場所を決めてから入手してください。 容器は、できれば二つ以上用意してください。 理由はで述べます。 園芸用の培養土• 園芸用のにはさまざまな商品があります。 その中で観賞用に相応しいものは、培養土を入れた水を撹拌後、一晩で土のほとんどが底に沈み濁りがほぼなくなるものです。 逆に、何日経っても、半分以上が沈みにくいとか、観賞しにくいと感じるほど濁りが残ってしまうようなものはお勧めできません。 実績があるのは、今の所、とです。 まずこれらの商品をお試しください(もっとも実績があるのは「花ごころ 特選有機花ごころ培養土」です)。 今後、さらに私が試して上手くいったものはここに追記していきます。 カルキを抜いた水道水• 飼育環境が立ち上がるまでに5日以上かかりますので、ミジンコへの影響だけを考えた場合には必ずしもカルキ抜きをする必要はないでしょう。 しかし、飼育環境の立ち上げとは有益な微生物が増えるのを待つことですから、微生物に影響を与えないカルキを抜いた水を利用した方が飼育環境の立ち上がりがスムーズに進むのではないかと今の所は妄想しています。 けれども、根拠となるものは何もありませんので、その可能性がありそうだと想える場合にのみカルキを抜いた水を利用して頂ければと思います。 カルキ抜きの方法をご存じでない方は、記事などを参考にしてください。 余裕があればさらにするとよいでしょう。 ちなみに私は、カルキを抜いただけの水道水を利用しています。 飼育環境の作り方 以下に示す手順で飼育環境を作ってください。 手順1 容器を用意する: で説明した容器を用意します。 できれば二つ以上の容器を用意し、同時に複数の飼育環境を作ることをお勧めします。 理由は、飼育環境のミジンコが一夜にして全滅するということが当たり前に起こりますが、複数の飼育環境がすべて同時に全滅することは起こり難いためです。 手順2 培養土を敷く: 容器の底に培養土を敷きます。 目安は、厚くても1. 5cmぐらいにしてください。 お勧めは、かろうじて底が見えなくなる程度の薄さです(5~8mmぐらい)。 培養土を厚く敷かない方がいい理由は、厚く敷くと嫌気性微生物が発生しやすい状態になり水質の悪化を招きやすくなると考えているためです(根拠はありません)。 手順3 水を入れる: 容器に培養土を敷き終わったら、を入れます。 水深が5~6cmぐらいになるように入れてください。 経験的に、水深5~6cmという深さはメンテナンスもしやすく 5 容器の苔を採ったり、湧いたアオミドロなどを取り除いたりする際に、身近な道具で作業をしやすい。 観賞するにも程よい深さと感じています。 ちなみに、水深が深くなるほど酸素が行きわたり難くなり水質が悪化しやすくなります。 もし、水深を深くしたい場合は、緩くエアレーションをしたり定期的に撹拌するなどの工夫が必要になると思います。 手順4 容器を明るい場所に置き時を待つ: 明るい窓辺などに容器を置き、ミジンコが餌として食べる藻類やバクテリアなどの微生物が十分に増えるのを待ちます。 その間、浮いている培養土を沈めるために、日に一回ほど撹拌してください。 水を入れて4日ほど経っても水面に浮いている培養土があれば、気にならなくなる程度にスプーンなどを使って取り除いてください。 待つ日数は、待っている間の天気や利用した培養土、そして容器を置いた場所での明るさの移り変わりなどよって違ってきます。 経験上、日中それなりに明るい窓辺で晴れが続けば、5日程度で飼育環境が立ち上がります。 飼育環境が立ち上がったかどうかの確実な目安は、容器の側面を観察し、その側面が緑藻の繁殖により薄らと緑色になっているかどうかです。 しかし、容器を置く場所や季節によっては5日以上経ってもそれが分かり難い場合があるかもしれません。 経験として、5日経過して明らかに(緑藻を含む)藻類の繁殖が確認できない状態の飼育環境であっても、失敗することは稀なので、5日を目安にしてミジンコを投入されても良いと思います。 心配な場合は、側面が薄らと緑色になるまでの間、少量のクロレラやイーストなどを餌として併用するのも良い方法だと思います。 どちらにしろ慣れない間は、投入するミジンコの個体数をできるだけ少なめにしておいたほうが無難です。 少なければ、水中に漂う餌を一気に消費しつくしてしまうことが起きにくいと考えるためです。 なお、容器を窓辺に置く場合は、長時間直射日光に当たらないように注意してください。 水温が高くなりすぎ、水質が悪化してしまう恐れがあるためです。 夏場はとくに水温に注意してください。 なお、この温度は、ミジンコを飼育する水温とは異なります。 ミジンコを飼育する水温については、を参照してください。 手順4 まで終わりましたら、に移ってください。 飼育方法 ここでは、実際に飼育環境でミジンコを飼育する方法を説明します。 飼育環境へのミジンコの投入と餌について ミジンコが餌として食べる微生物(藻類やバクテリアなど)が十分に増えた飼育環境にミジンコを投入することになりますが、その際一度に大量のミジンコを入れるのは避けてください。 理由は、あっという間に餌が足りなくなり、最悪全滅に繋がる恐れがあるためです。 経験上、ひとつの飼育環境に対して1~10匹の範囲でミジンコを投入することをお勧めします。 ミジンコを投入した飼育環境に対して餌を入れる必要はないのですが、飼育環境の中の藻類を繁殖させるためにミジンコを投入した後も飼育環境に対して明るい光を与え続ける必要があります。 明るい窓辺に置くことが難しい場合には、タイマーなどを利用し、日中だけ明るい電気照明をするようにしてもいいでしょう。 飼育環境のメンテナンス 容器の壁面は、メンテナンスをしないと藻類がどんどん増えて厚くなっていく場合があります。 ある程度はそのままにしもいいですが、次第に光が通り難くなりますし観賞もし難くなっていきます。 わたしは、定期的に壁面の状態を観察し、藻類が増えすぎた状態になる前に、歯ブラシやヘラ 6 割りばしの持ち手側の平らな所がなかなか良いです。 を使ってこすり取っています 7 歯ブラシは効率的に擦り取れるのでお勧めですが、注意しないとブラシ部分にミジンコが絡まってしまうことがありますので、ハンドライトなどで一か所を照らしそこにミジンコを集めてからミジンコのいないところをこするなどの工夫が必要となるでしょう。。 薄く藻類が覆った状態ではぎ取ると、それらが水中を漂いミジンコの餌になっているのか、その後個体数が増えていく場合が多いです。 他方で、長く放置した藻類は、はがれると厚みのあるフィルム状になり、それはとてもミジンコが食べることができるようなものではありません。 はぎ取られたフィルム状の藻類は底にたまり分解されていきますが、水質を急激に悪化させてしまう恐れがあります。 そのため、もしはぎ取るならば、はぎ取ったものを確実に回収するとか、日数を掛けてゆっくりとはぎ取るなどの工夫が必要となるでしょう。 水槽内の水は、時々減った量だけ継ぎ足すようにしてください。 ただし、培養土を厚く敷いてしまっている場合に水を勢いよく入れてしまうと、培養土が撹拌され、底に方に湧いている嫌気性の微生物が水の中に溢れ、飼育環境の水質を一気に悪くしてしまう可能性がありますので、注意してください。 特に、夏場の室温の管理は注意してください。 それ以外の種は、エアコンで人間が過ごしやすい室温に調整した部屋の中で飼育しているため、その範囲外の温度は試せていません。 個体数を増やす 飼育環境の中にミジンコが少ない場合、ミジンコはたくさんの卵を育房の中に産みます。 逆に、飼育環境のミジンコが増えるとあまり卵を産まなくなります。 このような状態になった飼育環境では、以後、それ以上個体数が増えることはあまり期待できません。 そのため、もし数を増やしたい場合は別の飼育環境を立ち上げそこに10匹程度移動させて増やすようにしてください。 お引越し 飼育環境によっては、立ち上げてから1年以上ミジンコを飼育できることがあり、これは珍しいことではありません。 他方で、稀にアオミドロなどの藻類が異常に繁殖し3週間も経たない内にミジンコの飼育がしにくくなる場合もあります。 このように、飼育環境がどのように変化していくかを予測できない面がありますが、どのような飼育環境になろうともお引越しのタイミングはミジンコの数が減って来たかなと感じた時です。 その時を迎えたら、新しい容器を用意しそこで新たな飼育環境を立ち上げ、数の減ってきた飼育環境のミジンコをスポイトなどを使い移動させてください。 ただし、ひとつの新しい飼育環境にたくさんのミジンコを一度に移動してしまうと一夜にして全滅してしまう恐れもありますので、複数の新しい飼育環境を用意しそれらに分割するか、ひとつの飼育環境に移動するならば日数を掛けて様子を見ながらゆっくりと移動したほうが無難です。 なお、飼育環境が増えると、場所の問題などから、どうしても間引かないといけない状況になりえますので、このことは認識しておいてください。 間引きは、ただ殺すよりも、知人に分けてあげたり観賞魚の餌にすることをお勧めしますが、前者は限界があるでしょう。 他の飼育方法 飼育環境が用意できていない状態でミジンコを入手してしまった場合や既存の飼育環境が急激に悪化してミジンコを緊急避難させたい場合は、飼育環境が立ち上がるまで餌を使って飼育する必要があります。 しかし、餌を与えて飼育する方法はとても失敗しやすい方法でもあります。 無難なのが、ドライイーストを餌として与える飼育方法です。 この方法は、ジャム瓶などの容器にカルキを抜いた水道水を7cm程入れ、そこに10匹ほどのミジンコを投入し、耳かき半分以下のドライイーストを水に溶いて餌として毎日与えるだけです。 この方法で、餌に見合った個体数を維持することができます。 なお、慣れない内に餌の量を増やすことはお勧めできません。 その量を適切に割り出すのが難しく、与えすぎると水質を悪くし全滅させてしまう恐れがあるためです。 まずは、飼育環境が立ち上がるまでの間、全滅させないことを目標に飼育してください。 また、ドライイーストは水温が低いと増殖しにくいため冬場の利用は注意してください。 そのような部屋では、乾燥クロレラや生クロレラ 9 Amazonや楽天、ヤフオク等で販売されています。 の利用を検討してみてください。 ただし、クロレラを餌として与える場合も、ミジンコを維持することだけを目的とし、できるだけ少量を与えることをお勧めします。 実際の飼育瓶の様子 最後に、培養土をジャム瓶に敷いた環境で生活しているミジンコの様子を撮影した動画4本をご紹介します。 私が撮影したもの2本と、とまさんが撮影したもの2本です。

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メダカ飼育と餌(エサ/えさ):タマミジンコ~メダカとの相性、維持増殖のポイントとは?~

ミジンコ 培養

ミジンコ(タマミジンコ)の培養方法について 昨年からメダカの飼育繁殖を始め、当初は人工飼料を与えていました。 しかし少なめに与えていたものの、メダカの成長はパットしません。 そこでミジンコをエサにしようと培養を始め、色々な条件下で試しました。 エサはドライイースト、クロレラ、グリーンウオーター、ムックリワーク、インフゾリアなどです。 しかし、最初は増えるのですが、水槽の底にミジンコの死骸らしきものが沈殿してくると一気に全滅します。 エアレは行わず、水面の表面積をできるだけ大きくして、水深は10cm以下にしています。 水槽のサイズは、20cm、30cm、60cmを試しました。 また、培養したゾウリムシを与えて、マイクロスコープで観察してもあまり捕食しません。 先週にタマミジンコを購入し、再度挑戦しているのですが、早くもミジンコの死骸らしき塊が沈殿して、数も激減しています。 今まで一番結果が良かったは細胞壁破砕型クロレラですが、高価で長続きしませんでした。 ネット販売のホームページで、ミジンコを大量培養したものを網で掬うとコゲ茶色の塊(ミジンコ)になる動画がありますが、どうやったらあんな風になるのか、全然わかりません。 飼育規模の違いでしょうか? アドバイスをお願いします。 補足ある程度増えたら、株分けはしています。 ミジンコの培養はした事ないですが、 メダカ(の稚魚)はどんな風に飼育されていますか? 水温が低めじゃないかな。 夜間の水温はどの位? 水温差が激しくなっていませんか? 水質は? 屋外の風通しのよい場所なら 水面積を広くとって止水でもいいですが、 室内ならエアレーションしないと 植物プランクトンも夜間は酸素を吸うので 酸欠になりやすいですし、 水も傷みやすくなりますよ。 私は屋外と室内、どちらもメダカを飼っていて (飼育目的で合計200匹もいかない位) 水草が多めな環境で勝手に微生物がわいています。 青水飼育ではありません。 透明の飼育水です。 例えば、屋外の60Lジャンボタライでは 卵のついたホテイアオイを 浮く産卵ネットに入れて放置しても 稚魚は1cm位まで勝手に育っています。 (細かい葉や根の水草には微生物がつきやすい) 成魚には人工餌をメインに与えています。 テトラキリミン、おとひめB2など。 活性が高い時期に乾燥イトミミズやアカムシを たま〜に与える程度です。 室内水槽は濾過装置、照明が付いています。 エビだけの水槽にはミジンコが勝手に増えています…。 (購入して入れた事はありません) スポイトで取って、メダカ水槽に入れる事も。 稚魚は成魚水槽の飼育水と、 カルキを抜いた水道水を混ぜた水槽にいます。 こちらは人工餌を与えて育てますが、 アルテミアと稚魚用の粉末餌を混ぜた物。 最初は餌が行き渡りやすいように、 1〜2Lのプラケースで育てています。 餌を与える分、水も汚れるので毎日位少量の水換え。 1cm以上になったら稚魚用水槽(装置類あり)に移して 「おとひめB2」を指で少し砕いたものを与えています。 (朝夕の1日2〜3回) 成長スピードは普通かな。 1ヶ月で1cm程度づつ位大きくなります。 みんな丸々していますよ。 サイズごとに分けないと稚魚同士でもケンカしたり 餌取りに負けたり、最悪食べられる事もあります。 5cm未満の小さい稚魚意外は無加温飼育で、 秋生まれの稚魚は小さいまま越冬します。 大規模な飼育方法とは違うと思いますが、 参考になれば。 アドバイスありがとうございます。 メダカの稚魚は室内です。 数が減ることはないのですが、成長スピードが遅いです。 試しにエビ水槽に(60cm)稚魚を入れたらすごい速さで成長します。 ただ、メンテナンスや交配作業が面倒なので、やはり小型水槽にしています。 ミジンコ用の小型水槽は日中はベランダに出しています。 またエアレを少し強めに、水槽の隅っこにストーンを置いています。 エアレのバブルでミジンコが物理的な損傷を受けるとよく聞きますが、よく見るとエアストーンの近くには寄ってきません(水流には流されます)。 エアレの影響はあまりないのではないでしょうか?.

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観賞目的のミジンコ飼育方法

ミジンコ 培養

タマミジンコの殖やし方(餌としての培養方法) タマミジンコの有用性 顕微鏡で横から見たタマミジンコ 水面に群れるタマミジンコ 爆発的に増殖するタマミジンコ 金魚の稚魚用飼料として、古くから用いられてきたミジンコですが、中でもタマミジンコは他のミジンコに比べて体表面の殻が柔らかいのが特徴で食べやすく、最良のミジンコと言われています。 イトミミズと比較して顔が悪くなるとの説もありましたが、うちで比較実験をする限り、タマミジンコの方が逆に顔の尖りが良くなっているので、土佐錦魚に与える場合でも全く心配は無用です。 また、泳ぎ回るタマミジンコは稚魚の食欲もそそり、食味もイトミミズより良いようで、同時に与えればタマミジンコを真っ先に食べてしまいます。 さらに、タマミジンコは他のミジンコに比べて非常に増殖しやすく、餌用に自家養殖するのであれば、最もお勧めのミジンコと言えます。 タマミジンコの生態 背中の仔虫が透けて見える親虫 水面に浮いた「耐久卵」(2個入り) 低酸素状態で赤くなるタマミジンコ 通常は透明なタマミジンコ タマミジンコ(玉微塵子)は、学名をmoina macrocopa(モイナ)と言い、体長は1mm前後です。 通常は雌のみが存在し、雄と交尾することなく、単為生殖で子(娘)を産んで増えていきます。 条件が良い場合には生後7日で子を産むようになり、2日おきに数十匹の仔虫を産み、数週間から数か月生きるとされています。 仔虫は親の体内で孵化して生まれてきますが、タマミジンコの名前の由来となっている通り、親は成熟するにつれて、背中に数多くの仔虫を抱えて体型がより丸く大きくなります。 なお、水質の悪化など生育が困難な状況になると、雄が産まれ、これと交尾することによって、低温や乾燥にも耐えられる白い「耐久卵」を産むようになります。 また、通常の体色は透明で、消化管や血液の流れも透けて見えることから、教材として実験材料としても用いられます。 ただし、低酸素状態で増殖が進み密度が上がってくると、血液中のヘモグロビンを増して酸素を効率的に利用できるように自らを変化させ、外見的にも赤く色付いてくるので、大量に培養するとオレンジ色に見えるようになります。 タマミジンコに適する増殖環境 220Lプラ舟での培養 モルタル丸鉢での培養 ある程度の低酸素条件には適応できるタマミジンコですが、人工的な閉鎖環境における大量増殖には、まずは十分な溶存酸素量が必要となります。 タマミジンコは水流に弱いため、うちではエアーレーションは行わず、風通しの良い屋上に雨ざらしの環境で培養しています。 そのため、飼育容器は、水量が多く水深の浅いものが適していて、うちでは220Lプラ舟が最も順調に増殖・維持できる容器となっています。 なお、写真のように丸鉢での増殖も可能です。 水質はpH7〜8の範囲では、安定した増殖を行います。 青水が進みすぎるとpH9を超えて急に死滅するので、薄い青水か透明な状態を維持することが必要です。 タマミジンコの培養の準備 移した古水(薄い青水)でスタート 室内で培養している種ミジンコ 土佐錦魚の越冬時の古水(薄い青水)は、土佐錦魚を起こすと同時に薄めていくこととなるので、これを捨てず220Lプラ舟に移して、タマミジンコの培養の種水とします。 種水は必ずしも青水となっている必要はありませんが、植物プランクトンの存在は、タマミジンコの餌としても、安定した水質の維持にも役立つこととなります。 この時に一定程度の数の種ミジンコが必要となりますが、うちでは室内の小型のプラケースで維持しているものを用います。 タマミジンコの餌 ドライイースト 必ず水で溶いてから与える 餌は、ドライイースト(乾燥酵母)のみを与えます。 タマミジンコは空腹に弱く、24時間餌を摂取し続けているので、朝夕の2回必ず与えます。 給餌量は増殖のスピードに応じて変えますが、早朝の水面に浮かぶ程に増えてくると、水量20Lに対してドライイースト1gで固定します。 ドライイーストは、開封前は常温で保管していますが、開封後は冷蔵庫で密封した瓶に入れて保存します。 餌として与える際は、溶けにくいので、必ず水に溶いてから与えますが、密封できる広口の容器で振り混ぜると簡単に溶けます。 タマミジンコの日々の管理 壁や底のコケはそのまま 雨水であふれても気にしない・・・ タマミジンコの管理としては、餌を与える他には、基本的に何もしません。 増殖に伴って、青水は透明となり、代わりに壁面や底面にコケが付くようになりますが、水質の安定のため、コケはそのまま付けておくようにします。 また、赤虫(ユスリカの幼虫)など、水生昆虫が同時発生しますが、大量に発生しているタマミジンコのおかげで、それほど密度は上がらないので、うちでは放置しています。 雨が続くと、溢れ出す水とともにタマミジンコが流されるので一時的に密度が低下しますが、雨は降り込むに任せておきます。 戸外では青水化が進みやすく、次第にpHが上昇しますが、雨が降り込むことで水質は酸性に傾き、pHを下げる効果が期待できます。 タマミジンコの採集 採集したタマミジンコ 水面で渦を巻くタマミジンコ タマミジンコは、日中は底の方へ潜って、夜間は水面に浮かぶ性質があります。 この性質は水中が酸欠状態になると一層顕著となり、湿度が高く風の無い小雨の朝などは、特に多くの量が水面に渦を巻くようになります。 そのため、採集は早朝に行うと掬いやすく、水中に浮遊するコケ等を掬うことなく簡単に多量のタマミジンコが採集できます。 タマミジンコは振動などに驚くと水中に潜ってしまうため、採集はあまり水面を動かさないように留意します。 なお、タマミジンコは光に集まる性質があることから、夜間に懐中電灯で照らして集め、これを採集することもできますが、この方法は明るい状態では実施できないため、夕方の採集が課題です。 タマミジンコの用い方 針仔と同居させて水の傷み対策に 親虫と産まれたばかりの仔虫達 稚魚には泳がせる効果 産卵前に与えると産卵促進効果 タマミジンコは、水中のプランクトンを捕食していて、見た目に濁っている水も透明に換えるほどの浄化作用を持っています。 稚魚のサイズが小さく針仔の時には、水が汚れても容易に換水ができないため、ここにごく少量のタマミジンコを同居させることで、水の傷みを防ぐ効果が期待できます。 同居のタイミングは、ブラインシュリンプの初回の給餌後とし、万一ブラインシュリンプの食べ残しが生じて水が傷むような場合でも、タマミジンコが処理してくれるようにします。 また、数日もすれば、タマミジンコの仔虫を稚魚が食べるようになり、補助飼料としても活躍してくれます。 タマミジンコの仔虫は、ブラインシュリンプより少し大きい程度で、よく泳ぐので食欲をそそるようです。 また、稚魚に与えることで、稚魚は必死に追いかけて食い付くようになり、自然と良く泳ぐようになります。 土佐錦魚は稚魚の時期によく泳がせることが大切なので、この点でイトミミズよりも優れた餌と言えます。 また、タマミジンコは殻が柔らかいためか、非常に消化が良いようで、翌日の糞の状態からも見て取れます。 そのため、特に産卵期の魚に与えると、成熟を促す効果が高く、雌は抱卵していれば直ぐにでも産卵し、雄も状態の良い精子を出すようになります。 タマミジンコの与え方 孵化後2週間で親虫を食べる 1鉢の丸鉢への給餌量の目安 タマミジンコを餌として与えるには、当然ながら稚魚の口に入るサイズとなりますが、タマミジンコは殻が柔らかいため、稚魚は意外と大きなものも食べることができます。 孵化後2週間程度から与え始めますが、この頃の稚魚は自分の目玉より大きなサイズの親虫も食べてしまいます。 また、丸鉢の稚魚は、サイズによって尾数が異なりますが、総体としての給餌量はあまり変わりません。 うちでは、朝夕の2回与えていますが、1鉢に対する1回の給餌量は、親指の爪くらいの塊の量として、朝は多めに、夕方は少なめに与えています。 タマミジンコはイトミミズとは異なり、直射日光で腐るようなこともなく、鉢の中で長時間生き続けるので、与えやすい餌と言えます。 タマミジンコは、水田や蓮田、水が停滞し富栄養化の進んだ用水路など、水中のバクテリア数の多い場所で一般的に見られますが、ミジンコは、水田の他は貯水池で多く見られ、水中のバクテリア数の少ない所に生息する傾向があります。 肉眼での見分け方としては、タマミジンコが体長1mm程度で、上部から見ると、頭以外はほとんどまんまるのテントウムシ型をしていますが、ミジンコは体長1. 5mm程度で、やや大型で細長く、素早く泳ぎ、どちらもピンッピンッと規則的に進みますが、タマミジンコの方が一回で進む距離が短く、ミジンコに比較するとややゆっくりと触角で水をかくように泳ぎ続けます。 タマミジンコもミジンコも、子供のうちは違いが分かり難いものですが、タマミジンコの雌の場合は成熟が進み背中に仔虫を抱えるようになると、徐々に丸みを増してきます。 また、タマミジンコは耐久卵が白く、ミジンコは黒いため、これを持っている状態のものを見れば、簡単に見分けがつきます。 なお、タマミジンコの雄は細長いため、体型だけを見ると、肉眼ではミジンコとあまり変わらないようにも見えるので、やはり泳ぎを見て見分けます。 採集したものがミジンコであった場合などは、サイズも大きく殻も硬いため、二歳魚以上の餌として用いるのが良いと思います。 一方、 このうちで最も小さいのがケンミジンコです(2枚目の写真の目盛りは0. 5mm)。 他と異なって 細長い尾を持つ形状で、直線状の素早い動きからすぐに判別できますが、餌としては適していないどころか、他のミジンコ類を食べてしまう雑食性のため、培養においては侵入を警戒する必要があります。 写真の2匹のケンミジンコは、ともに左下が頭部で左下に向かって泳ぎます。 少し見えにくいのですが、頭からは水平に横に張り出した2個の長い触角を持ち、カブトエビに似た細く先が2つに分かれた尾を持っています。 右上に写っているミジンコやタマミジンコとは異なり、常に雌雄が別に存在し、雌には尾の両側に卵嚢が見られます。 これに対して、カイミジンコは持続的にスムーズに泳ぐので、簡単に見分けが付きますが、分類上はミジンコの仲間ではなく、食性も肉食性で異なっています。 殻も固く餌には向かないので、発生しないように注意します。

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