アイデンティティ ネタバレ。 映画『ボーンアイデンティティー』評価は?ネタバレ感想考察/記憶喪失男がCIA暗殺者を倒せる理由

海外ドラマ『IDクライム』Identity

アイデンティティ ネタバレ

映画『アイデンティティ』では二つの場面を中心にストーリーが展開していきます。 判事たちに再審理をされる死刑囚のマルコム。 彼の中には何人もの別人格があり、その中には凶行を犯し続ける殺人鬼の人格が潜んでいます。 そんなマルコムを演じたのは、プルイット・テイラー・ヴィンスです。 屈強そうな体型が印象的な彼ですが、演じた役は、繊細な演技力が必要とされる難解な役どころが多い演技派俳優です。 1998年に公開された『海の上のピアニスト』に出演し、一躍注目を集めました。 大学では演劇学科に進み、長年演技に携わってきたヴィンスですが、出演作にも恵まれ知名度も上がってきた頃から、眼振 眼球振盪)を患ってしまいました。 眼振とは、自分の意思とは関係なく黒目が動いてしまう症状をいいます。 今作でのマルコム役では、狂気的とも言える演技を披露したヴィンス。 彼の不安定な瞳の動きが、心に闇を抱える殺人鬼・マルコムの表情を見事に表現しています。 嵐の日のモーテルという密室で繰り広げられる連続殺人事件。 映画『アイデンティティ』はサスペンスタッチで展開していきます。 当然鑑賞者は犯人は一体誰なのか?という視点で観ます。 時折挿入される殺人鬼・マルコムの再審理のシーンで、モーテルでの出来事は彼が過去に起こした凶悪事件なのでは?と思ってしまう人もいるのでは? 『アイデンティティ』には鑑賞者のミスリードを誘うような仕掛けがたくさん施されています。 マルコムのシーンとモーテルでのシーンが同時に進んでいくため、あたかも同時に起こっていることか、または彼の過去の事件を思い返しているかのように考えさせられてしまいます。 実は、モーテルでの出来事はマルコムの心の中の出来事なのです。 マルコムは解離性障害を患っており、心の中に複数の人格を抱えていました。 判事たちは、マルコムの人格の中で誰が殺人鬼なのか探るために再審理を行ったのです。 マルコムの中の人格は、自分が消えたくないためとマルコムの肉体を独り占めするため、モーテルで起こった殺人事件に不安と疑心暗鬼を募らせ、互いに殺し合っていくのです。 多重人格や解離性障害を描いたサスペンスやスリラー作品は数多くあれど、別人格同士が互いを認識し、感情を持って交流している様子が描かれる作品は他にはないと言えるのではないでしょうか。 衝撃のラストに驚愕させられる『アイデンティティ』には、たくさんの伏線が散りばめられています。 ストーリーの序盤で殺人鬼・マルコムと精神科医・マリックの会話が流れますが、その中でマルコムの解離性障害と誕生日などが明らかにされます。 モーテルの男女は皆マルコムと同じ誕生日であったことがわかった時、事件の真相に気づいた人もいたのではないでしょうか。 モーテルの男女がマルコムの別人格だということに気づけても、その中の誰が殺人鬼の人格なのかということは最後までわからなかった人も多いことでしょう。 マルコムの中の殺人鬼、凶暴性を持った人格は、何と子どものティミーだったのです。 ティミーは、3人家族でモーテルを訪れました。 母のアリスが事故で怪我をしたため近くのモーテルに避難したのです。 見るからに大人しそうな無口な少年のティミー。 この子が大人を何人も殺したなんて誰も想像もしないでしょうが、ティミーは事件の前に不可解な行動を繰り返していました。 『アイデンティティ』には、登場人物が目を背けたくなるような残酷な殺され方をするシーンが多数あり、グロテスクな映像作品が苦手な方は抵抗を感じてしまう作品かもしれません。 しかし、多重人格の殺人鬼の別人格同士が殺し合いをするという斬新な設定と、まるで先が読めない意外で難解なストーリー展開は高い評価を得ています。 一度は死刑判決が決まったマルコムを、解離性障害を理由に再審理し、別人格の中の殺人鬼が誰なのか突き止めようと奮闘する判事という設定も他にはないものです。 結果として、マルコムの肉体は殺人鬼の人格に完全に乗っ取られてしまい、病院に搬送される途中に新たな罪を犯すという衝撃のラストにも賞賛の声が上がっています。 『アイデンティティ』が異常性のある殺人鬼の犯した罪を描いただけであれば、こんな後味の悪い気持ちになることはないのに、と思ってしまいます。 マルコムの詳細な生い立ちや、凶行に出るまでの経緯などは描かれていませんが、彼の中の殺人鬼の人格が子どものティミーだったことがなんとも痛ましいです。 ひょっとして、ティミーは幼少時代のマルコムそのものだったのでは。 モーテルの事件で生き残ったのは、パリスという名の女性でした。 彼女は売春婦でしたが、心優しく良識ある大人の女性です。 忌まわしい事件から生還し、憧れの地で穏やかに生活している彼女をティミーが襲いました。 悪魔のような形相で、パリスをあばずれと罵倒しながら惨殺するティミー。 主人格であるマルコムにも、女性に落胆したトラウマになるような過去があったのかと思うと、恐怖よりもいたたまれない気持ちが湧いてしまいます。 パリスは運良く生き残ったのではなく、もしかしたら最後の最後にじっくりといたぶりながら殺すためにティミーが残しておいたのではないかとも考えさせられてしまいますね。 ラストには完全にマルコムの肉体を乗っ取ったティミー。 自分の正体を突き止め消そうとした医師・マリックを殺すシーンは恐ろしさを感じると同時に何とも言えない悲しい気持ちに襲われます。

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考察「アイデンティティ」壮絶なラストとは?真犯人が超怖い!

アイデンティティ ネタバレ

映画『アイデンティティ』では二つの場面を中心にストーリーが展開していきます。 判事たちに再審理をされる死刑囚のマルコム。 彼の中には何人もの別人格があり、その中には凶行を犯し続ける殺人鬼の人格が潜んでいます。 そんなマルコムを演じたのは、プルイット・テイラー・ヴィンスです。 屈強そうな体型が印象的な彼ですが、演じた役は、繊細な演技力が必要とされる難解な役どころが多い演技派俳優です。 1998年に公開された『海の上のピアニスト』に出演し、一躍注目を集めました。 大学では演劇学科に進み、長年演技に携わってきたヴィンスですが、出演作にも恵まれ知名度も上がってきた頃から、眼振 眼球振盪)を患ってしまいました。 眼振とは、自分の意思とは関係なく黒目が動いてしまう症状をいいます。 今作でのマルコム役では、狂気的とも言える演技を披露したヴィンス。 彼の不安定な瞳の動きが、心に闇を抱える殺人鬼・マルコムの表情を見事に表現しています。 嵐の日のモーテルという密室で繰り広げられる連続殺人事件。 映画『アイデンティティ』はサスペンスタッチで展開していきます。 当然鑑賞者は犯人は一体誰なのか?という視点で観ます。 時折挿入される殺人鬼・マルコムの再審理のシーンで、モーテルでの出来事は彼が過去に起こした凶悪事件なのでは?と思ってしまう人もいるのでは? 『アイデンティティ』には鑑賞者のミスリードを誘うような仕掛けがたくさん施されています。 マルコムのシーンとモーテルでのシーンが同時に進んでいくため、あたかも同時に起こっていることか、または彼の過去の事件を思い返しているかのように考えさせられてしまいます。 実は、モーテルでの出来事はマルコムの心の中の出来事なのです。 マルコムは解離性障害を患っており、心の中に複数の人格を抱えていました。 判事たちは、マルコムの人格の中で誰が殺人鬼なのか探るために再審理を行ったのです。 マルコムの中の人格は、自分が消えたくないためとマルコムの肉体を独り占めするため、モーテルで起こった殺人事件に不安と疑心暗鬼を募らせ、互いに殺し合っていくのです。 多重人格や解離性障害を描いたサスペンスやスリラー作品は数多くあれど、別人格同士が互いを認識し、感情を持って交流している様子が描かれる作品は他にはないと言えるのではないでしょうか。 衝撃のラストに驚愕させられる『アイデンティティ』には、たくさんの伏線が散りばめられています。 ストーリーの序盤で殺人鬼・マルコムと精神科医・マリックの会話が流れますが、その中でマルコムの解離性障害と誕生日などが明らかにされます。 モーテルの男女は皆マルコムと同じ誕生日であったことがわかった時、事件の真相に気づいた人もいたのではないでしょうか。 モーテルの男女がマルコムの別人格だということに気づけても、その中の誰が殺人鬼の人格なのかということは最後までわからなかった人も多いことでしょう。 マルコムの中の殺人鬼、凶暴性を持った人格は、何と子どものティミーだったのです。 ティミーは、3人家族でモーテルを訪れました。 母のアリスが事故で怪我をしたため近くのモーテルに避難したのです。 見るからに大人しそうな無口な少年のティミー。 この子が大人を何人も殺したなんて誰も想像もしないでしょうが、ティミーは事件の前に不可解な行動を繰り返していました。 『アイデンティティ』には、登場人物が目を背けたくなるような残酷な殺され方をするシーンが多数あり、グロテスクな映像作品が苦手な方は抵抗を感じてしまう作品かもしれません。 しかし、多重人格の殺人鬼の別人格同士が殺し合いをするという斬新な設定と、まるで先が読めない意外で難解なストーリー展開は高い評価を得ています。 一度は死刑判決が決まったマルコムを、解離性障害を理由に再審理し、別人格の中の殺人鬼が誰なのか突き止めようと奮闘する判事という設定も他にはないものです。 結果として、マルコムの肉体は殺人鬼の人格に完全に乗っ取られてしまい、病院に搬送される途中に新たな罪を犯すという衝撃のラストにも賞賛の声が上がっています。 『アイデンティティ』が異常性のある殺人鬼の犯した罪を描いただけであれば、こんな後味の悪い気持ちになることはないのに、と思ってしまいます。 マルコムの詳細な生い立ちや、凶行に出るまでの経緯などは描かれていませんが、彼の中の殺人鬼の人格が子どものティミーだったことがなんとも痛ましいです。 ひょっとして、ティミーは幼少時代のマルコムそのものだったのでは。 モーテルの事件で生き残ったのは、パリスという名の女性でした。 彼女は売春婦でしたが、心優しく良識ある大人の女性です。 忌まわしい事件から生還し、憧れの地で穏やかに生活している彼女をティミーが襲いました。 悪魔のような形相で、パリスをあばずれと罵倒しながら惨殺するティミー。 主人格であるマルコムにも、女性に落胆したトラウマになるような過去があったのかと思うと、恐怖よりもいたたまれない気持ちが湧いてしまいます。 パリスは運良く生き残ったのではなく、もしかしたら最後の最後にじっくりといたぶりながら殺すためにティミーが残しておいたのではないかとも考えさせられてしまいますね。 ラストには完全にマルコムの肉体を乗っ取ったティミー。 自分の正体を突き止め消そうとした医師・マリックを殺すシーンは恐ろしさを感じると同時に何とも言えない悲しい気持ちに襲われます。

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映画『ボーンアイデンティティー』評価は?ネタバレ感想考察/記憶喪失男がCIA暗殺者を倒せる理由

アイデンティティ ネタバレ

記憶を失った男を巡る・。 原作はのベストセラーのスリラー小説『 ()』( The Bourne Identity)。 の第一作で、続編は『』、『』、『』、『』。 北アメリカでは2002年6月6日に上映されたのち、6月14日に2638館で公開され、週末で初登場2位になり、トップ10内に5週間いた。 日本では2003年1月25日に系列ほかで公開され、同日公開の『』を抑え週末興行成績(全国9大都市集計)では初登場から2週連続で1位となった。 2003年度の全米ビデオでレンタル数1位獲得。 あらすじ [ ] 銃で撃たれて負傷した男が沖で漁船に救助された。 船医に手当された男は記憶を失っており、手がかりは皮膚の下に埋め込まれていた・の銀行口座を示すマイクロカプセルのみ。 回復した男は漁港で船を下り、スイスへ向かった。 到着早々に公園で野宿した男はパトロール中の警察官たちに見とがめられるが、小突かれると体が反応し、彼らを瞬時に昏倒させてしまう。 公園から逃げ出した男はマイクロカプセルが示した銀行の貸し金庫を引き出すが、その中身は、在住の 「ジェイソン・ボーン」という名前が記されたをはじめとして、彼の写真が貼り付けられた多数の偽造パスポート、複数の通貨からなる大量の札束、そして拳銃だった。 ボーンは自分の正体を確かめる為にアメリカ領事館を訪れるが、彼は現地警察によって手配されていた。 領事館詰めの海兵隊員の追跡をかわした彼は、たまたま居合わせた マリーに金を払い、彼女の車(赤い「」)に乗って自分が住んでいたアパートのあるパリに向かう。 この節のが望まれています。 キャスト [ ] 役名 俳優 日本語吹替 ソフト版 版 マリー・クルーツ アレクサンダー・コンクリン ワード・アボット ニクワナ・ワンボージィ "教授" ニコレット"ニッキー"・パーソンズ ダニー・ゾーン ジャンカルロ イーモン マーシャル アラン クラウディア リサーチ 1 リサーチ 2 遺体安置所の所長 遺体安置所の係員 領事館員 受付 1 コム 1• ソフト版 日本語版制作スタッフ:演出:、翻訳:栗林とみ子、制作:ACクリエイト• フジテレビ版:初回放送2006年7月8日『』 日本語版制作スタッフ:演出:、翻訳:栗林とみ子、制作:ブロードメディア・スタジオ その他:、、、、、、、、 ソフト版で原語版の音声を流用しているフランス語などのセリフも日本語で吹き替えている。 また、ソフト版では字幕のみである各エージェントへのメールの内容を音声で読み上げている。 備考 [ ]• 監督はで、がジェイソン・ボーンを演じた。 続編はない。 題名であり主人公の名前でもある「ボーン」(Bourne)は、「小川」を意味する一般的な姓の一つ。 「ジェイソン」(Jason)もギリシャ神話の英雄が由来のごく一般的な名の一つである。 イニシャルはジェームズ・ボンドと同じ「JB」• 主題歌は3部作全て、の「」を採用している。 3作目は新録された「アルティメイタム・ヴァージョン」となっている。 本作をベースに『』というタイトルのゲームが製作され、北米でとで発売された。 日本でも発売される予定だったが、諸事情により発売中止となっている。 出典 [ ].

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