筋 トレ タンパク質 摂取 量。 タンパク質、「俊敏な 細マッチョ になりたい」人はこう摂れ!

筋肉をつける時期と減量期でタンパク質の摂り方を変えてみよう

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ダイエット中にタンパク質を摂取した方が良い理由• リバウンドのリスクを軽減できるから• エネルギー不足による頭痛などの不調を予防できるから タンパク質を摂取すべき理由1. リバウンドのリスクを軽減できるから タンパク質が重要な大きな理由として、 タンパク質が不足するとリバウンドの可能性が高まることが挙げられます。 ダイエットを行うと、脂肪だけではなく筋肉もある程度一緒に落ちていくことになります。 その際筋肉の材料であるタンパク質が不足すれば、余計に筋肉が減ってしまうのです。 筋肉が減っても体重が落ちるならかまわないと思われるかもしれませんが、 基礎代謝量は筋肉量に比例するためエネルギー消費がダウンしてしまいます。 基礎代謝とは 呼吸や鼓動など生きるのに最低限必要なエネルギーのこと。 1日に消費するエネルギーのうち約6~7割を占め、そのうちの約3~4割が筋肉によるもの。 残りは内臓などのコントロール不可能な部分での消費となっている。 ダイエットは摂取エネルギーよりも消費エネルギーを増やすことが重要です。 エネルギー消費が少ない体というのは、それだけ太りやすい体だと言えます。 これではせっかく ダイエットに成功しても、すぐにリバウンドしてしまう可能性が高くなるでしょう。 消費エネルギーが減少することで、そもそもダイエットが上手く行かなくなることさえ考えられます。 これを防ぐためには、筋肉を維持しながら痩せる必要があるのですが、 そのためには筋肉の素となる「タンパク質」を摂取し、筋トレで鍛える必要があるということです。 ただし、多くのタンパク質を摂ろうとすれば、その分脂質やカロリーも高くなりやすいため、カロリーを抑えつつタンパク質を摂取できるプロテインもおすすめです。 タンパク質を摂取すべき理由2. エネルギー不足による頭痛などの不調を予防できるから 糖質制限をしている場合、糖質の代わりのエネルギーとなるタンパク質が不足することが体調不良につながることがあります。 人間はエネルギーを主に糖質・タンパク質・脂質で賄っており、このうちの糖質をただ制限するだけでは、エネルギー不足となってしまいます。 特に脳は糖をエネルギー源としているため、糖質制限でエネルギー不足に陥りやすいのですが、私たちの体にはタンパク質や脂質から糖の代替物を作り出す「糖新生」という仕組みがあります。 そのため、しっかりとタンパク質が摂取できていれば、エネルギー不足にはなることはありません。 しかし、糖質制限中にタンパク質が不足すれば糖新生が十分に行われません。 すると、 エネルギー不足となった脳は危険信号として頭痛などの症状を起こすようになってしまいます。 糖質制限を行う際は、ただ糖質を減らすのではなく、減らした分を補う工夫が重要です。 ダイエット時におけるタンパク質の必要量の目安 ダイエットにおいてタンパク質は重要な栄養素とわかりましたが、では具体的にどの程度必要なのでしょうか。 男女ともに、1日のタンパク質の摂取量は、体重1kgに対して1gのタンパク質を摂取するのが適量です。 例えば体重60kgの方であれば、60g摂取する必要があるということです。 また、筋トレなど何らかの運動をしている場合は少し多めに摂ることが望ましく、 その場合は体重1kgに対して2gが摂取目安になります。 ちなみに、タンパク質は動物性と植物性の2種類がありますが、動物性のタンパク質の方が吸収率は良いためおすすめです。 動物性タンパク質は肉や魚に、植物性タンパク質は納豆や豆腐などに含まれています。 タンパク質・脂質・炭水化物の摂取量の割合 ダイエットにおいて、食事の栄養バランスはとても重要な要素です。 ここでは、三大栄養素の割合を見ていきましょう。 そもそもダイエットのために無理な食事制限をし、特定の栄養素を必要以上に増やしたり、減らしたりするのは逆効果です。 例えば、「カロリーを削減しようとして必要量の脂質を削り過ぎてエネルギー不足になる」「タンパク質が必要だからといって、タンパク質を必要以上に摂り過ぎた」といった極端な食事制限では、 ダイエットが上手くいかないばかりか体調を崩す原因にもなりかねません。 冒頭でも述べた通り、タンパク質は三大栄養素の1つです。 三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物の摂取バランスが崩れないよう気をつけましょう。 これは例えば、1日に2000kcal摂取するとすれば、約400kcal(20%)をタンパク質から、約600kcal(30%)を脂質から、約1000kcal(50%)を炭水化物から摂取しましょうということです。 これを重量(g)に換算すると、タンパク質約100g、脂質約65g、炭水化物約250gとなります。 推奨される目安量であるこれをおおよその基準にして、各栄養素のバランスが大きく崩れないよう注意してください。 食品ごとのタンパク質含有量の一覧 「タンパク質を〇g摂取する必要がある」と言われても、食事で考えるとどの程度かわかりづらいことでしょう。 ここで、食品に含まれるタンパク質量を紹介するので、献立の参考にしてください。 食品群 品目 食品100gあたりのタンパク質含有量の目安(g) 肉類 生ハム 24. 0 ささみ 23. 0 牛もも肉 21. 3 豚ロース 19. 3 ウインナー 13. 2 魚介類 イワシ丸干し 32. 8 魚肉ソーセージ 11. 5 あじの開き 24. 6 焼き紅鮭 28. 5 焼きさんま 23. 3 大豆製品 油揚げ 18. 6 納豆 16. 5 豆乳 3. 6 豆腐 6. 6 卵類 ゆで卵 12. 9 生卵 12. 3 うずら卵生 12. 6 だし巻き卵 11. 2 乳製品 パルメザンチーズ 44. 0 プロセスチーズ 22. 7 カマンベールチーズ 19. 1 ヨーグルト 4. 3 牛乳 3. しかし、タンパク質を摂取するためとはいえ カロリーの摂り過ぎには十分注意してください。 また、 タンパク質をしっかり摂取できなおかつ低脂肪な、赤身の多い部位を食べるようにするのがおすすめです。 タンパク質と一緒にビタミンB6も摂取するのがおすすめ タンパク質が筋肉の材料となるには、一旦アミノ酸へと分解されなくてはなりません。 このタンパク質の分解を行うのがビタミンB6です。 ビタミンB6は鶏ささみや鮭などに含まれており、バナナなどからも摂取できます。 ダイエットでタンパク質を摂取するべきおすすめのタイミング タンパク質には食事時以外にも、筋肉の成長に効果的な摂取タイミングがあります。 主に「筋トレ後」と「就寝前」が挙げられ、いずれも筋肉の成長を促進することが期待できるタイミングです。 これは、消化のしやすさを考えると、食事からの摂取よりもプロテインでの摂取の方が望ましいタイミングだと言えます。 タンパク質を摂取するべきおすすめのタイミング• 筋トレの後• 就寝前 タンパク質を摂取すべきタイミング1. 筋トレの後 筋トレ後にタンパク質を摂取することで、筋肉の修復を促す効果が期待できます。 筋肉というのは傷つき、その後休息して回復することで以前よりも強く成長していきます。 この修復の際に必要な栄養素がタンパク質です。 筋トレ後は筋肉が傷つき、タンパク質を欲している状態なので、 このタイミングでタンパク質を摂取すればより早く筋肉を回復させることや、より強く成長させられる効果が期待できます。 また、 エネルギー不足によって筋肉の分解が起こるのを防ぐ意味もあります。 摂取タイミングの目安としては筋トレ後30分ぐらいが良いでしょう。 筋トレ後に食事からタンパク質を摂ってもかまいませんが、 運動直後は消化機能が弱まるため、 吸収しやすいプロテインの方が適していると言えます。 もし食事からタンパク質を摂取する場合は、豆乳やヨーグルトなどの消化しやすいものか、ある程度時間を空けることをおすすめします。 タンパク質を摂取すべきタイミング2. 就寝前 就寝前にタンパク質を補給して筋肉の材料を整えておくことで、筋肉の成長促進が期待できます。 筋肉の成長には前述の通り「筋トレ」と「休息」が必要です。 この休息中の筋肉の回復作業は就寝中にも活発に行われているため、材料として 必要なタンパク質をあらかじめ補給しておくことが、筋肉の成長につながります。 ただし、寝る直前に食事をとると、寝ている間にも消化のために活発に内臓が働きます。 すると、 体は消化を優先するため、筋肉の回復に十分なエネルギー使われない可能性があります。 これはプロテインでも同様です。 そのため、 就寝の1~2時間前にプロテインを飲むと良いでしょう。 食事から摂取する場合は、少なくても就寝3時間前までにしましょう。 筋トレ後と同じく消化の良いものを就寝の1~2時間前に摂るのも1つの手です。 まとめ ダイエットにおいて、タンパク質はとても重要な役割を果たします。 脂肪を落とそう!と考えても筋肉にまでは目が行かない方も多いはず。 筋肉を維持して消費エネルギーを保つことで、リバウンドの心配を最小限にしましょう。 とはいえ、タンパク質をただ摂っていればいいわけではありません。 手軽にタンパク質を摂取できるプロテインであっても、ただ飲むだけでは大きな効果は期待できません。 筋肉を維持するためには、筋トレで鍛えることが必要不可欠です。 しかしながら、筋肉はただ闇雲に筋トレをすれば鍛えられるというものでもありません。 どこの筋肉を鍛えるのかによって、必要な動きは異なります。 他にもその人によって適切な重量や回数も異なってきます。 そのため、 見よう見まねで筋トレに取り組んでも思ったような成果を得られない可能性は高いと言えます。 そこでぜひTOREMOを参考にしてみましょう。 TOREMOではさまざまなトレーニング方法についても動画や画像付きで紹介しています。 これをきっかけにトレーニングに取り組み、理想の体を手に入れましょう。 お住まいの地域にあるパーソナルトレーニングジムを探す 「 ブヨブヨのお腹周りをどうにかしたい……」「 毎日のデスクワークが原因の運動不足を解消したい」「 肩こりや腰痛を解消してラクになりたい」などカラダの悩みを抱えているあなたにおすすめしたいのが、トレーナーと1対1でトレーニングを行う「パーソナルトレーニング」です。 パーソナルトレーニングの魅力は• カラダの専門家であるトレーナーから、あなたの悩みや目的、カラダの状態に合ったオーダーメイドのプログラムを提案してもらえる• 1対1で丁寧に指導してもらえる• 食事と運動の両面からサポートしてもらえる など、自己流でのダイエットや筋トレでは得られないものばかり。 とはいえ、すぐに入会を決めなくても大丈夫です。 まずは、 トレーニングの体験や無料カウンセリングに足を運び、「このジム(トレーナー)であれば、ダイエットやカラダ作りを成功させられそう」というジムを探しましょう。 TOREMOでは、 全国のパーソナルトレーニングジムを紹介しています。 下記のリンクより、お住まいの地域を選択してください。

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タンパク質を一度に吸収できる量の真実?

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必要なタンパク質の量 筋肥大に必要なたんぱく質の量は体重、トレーニング内容といった要素によって変わってきます。 目安としては 体重 1kg あたり 1. 2~1. 7g を摂取する必要があります。 体重が多ければ筋肉量も多く、維持するだけでも必要なタンパク質の量が増加します。 特にトレーニングをしていない場合でも、筋肉を維持するのに体重 1kg あたり 1. 2~1. 4g が必要とされています。 一方、筋トレをする場合には、維持に加え、修復にもタンパク質が必要となりますので、体重 1kg あたり 1. 6~1. 7g が必要とされています。 例えば、70kg の人が筋肉を維持するには、一日で 84~98g 必要となり、筋肥大を目的とすると 112~119g 必要という計算となります。 一日の摂取タイミングを計画 算出した量を一日の食事で摂取します。 どの食材でどの程度タンパク質を摂取できるのか見てみましょう。 食品毎のタンパク質摂取量 で簡単に調べることができます。 以下、100g あたりのタンパク質含有量となります。 納豆 16g 白米 4g 食パン 9g 卵白 10g 卵黄 16g フライドポテト 3g 鶏むね肉 皮無 24g 鶏もも肉 皮無 22g 鶏ささみ 25g 牛もも 20g 牛ロース 14g 豚ロース 22g 豚バラ 14g まぐろ 20g あじ 18g 食品成分データベース お肉、魚が効率よくタンパク質を摂取できますね。 主食だけでは十分なタンパク質が摂取できません。 筋肉維持であれば、そこまで意識せずに必要なタンパク質の量を摂取できそうです。 しかし、筋肥大を目的とするのであれば、意識的にタンパク質を多く含む食材を摂取する必要があります。 毎日摂取しようとすると、メニューがかなり絞られてしまいます。 そこで、補助としてプロテインでタンパク質を摂取することで、食事で摂取する必要があるタンパク質の量が減少し、メニューの制限を解くことができます。 プロテインを購入するならマイプロテインがおすすめです。 安く大量に購入することができます。 Dan も1年近くお世話になっていますが、特に問題はありません。 以下をクリックするとページに飛べます。 新規アカウント作成時にコード「 6UZC-R1」を入力すると 1000円割引の特典がありますので是非使ってください。

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筋トレで筋肥大するためのタンパク質の量や種類はどうするのがベスト?

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Contents• はじめに 今回のテーマは筋トレ後の炭水化物補給です。 筋トレ初心者の中には、プロテインやBCAAを利用していても、カーボパウダーを利用している人は意外に少ないかもしれません。 しかし、いたるところで、たんぱく質も大事だけど炭水化物も大事だよと耳にして、結構気になっている人もいるはずです。 また、きっちり食事管理をしながら筋トレダイエットをしている女性でも、ここは盲点になっている人が多いかもしれません。 筋トレ後の炭水化物補給の意味と方法をじっくりと解説してみたいと思います。 関連記事 なお、糖質制限ダイエットをしている人には関係のない話です。 議論のポイント 筋トレ後の炭水化物摂取について、筋肉の成長という観点から考えようとした時に、「トレーニングでエネルギーを使ったのだから補給すべき」というのでは理由になっていません。 また、「エネルギーが不足していたら筋肉は成長しない」というのも感覚的にはわかりますが、あくまで感覚論です。 ポイントは、トレーニング後に筋肉の材料ではなくてエネルギーである炭水化物を補給することがなぜ筋肉成長に有効なのか、という点にあります。 補給すると何が起こるのか トレーニング後に炭水化物を補給すると体に何が起きるのでしょうか。 この点に関して、「トレーニング後に炭水化物を補給すると筋肉成長が加速することが最近の研究で分かっている」と説明されることがありますが、それでは説明になっておらず、1年後くらいには「実はトレーニング後の炭水化物補給は筋肉成長を促進しないことが分かった」という説明にとって代わってそうです。 何事も順番に考えていくのが重要です。 炭水化物を補給するとそれが消化吸収されて血糖値が上がります。 そして、血糖値の上昇を受けてインスリンレベルが上昇します。 なお、インスリンレベルはプロテインの補給だけでも上昇するのですが、炭水化物を補給した方が、早く上昇し、そのレベルがプロテインのみより長く維持されることが分かっているそうです。 また、トレーニングにより筋グリコーゲンが枯渇していますので、トレーニング直後の炭水化物補給は筋グリコーゲンを早急に補充することを意味します。 つまり、ポイントはインスリンレベルの上昇と筋グリコーゲンの早急な補充が筋肉成長にどういう影響を及ぼすのかという点です。 筋トレ後の体の状況 じっくり考えるために、話を体に移して、トレーニング後の体に何が起きているかを考えてみます。 トレーニング中に筋肉が分解されるというのは良く知られています。 もちろんこれは、エネルギー不足が原因であれば、空腹状態でトレーニングしない、トレーニング前にBCAAや炭水化物をとるといった方法で最小限に抑える必要があります。 筋肉を分解して得たエネルギーで筋トレをするというのは本末転倒です。 しかし、実際には、トレーニング中の筋肉の分解は避けられないものであってゼロにすることはできません。 そして、トレーニングをやめたらピタッと止まるわけではなく、むしろ加速し、空腹状態でトレーニングすると、この分解はトレーニングから3時間後にピークになるという研究があるそうです。 その一方でトレーニング後には、筋肉の合成が始まります。 これは一体どういうことでしょうか。 良く考えてみれば当たり前の話で、筋肉を分解してエネルギーにするプロセスと、疲労損傷した筋肉を回復成長させようとしてたんぱく質の合成が進むプロセスは全く別の仕組みです。 分解が止まって合成が始まるといったゼロか百の世界ではなく、同時進行で動いている2つの仕組みです。 つまり、筋肉分解を筋肉合成が上回ればトータルで筋肉は増え、逆であればトータルで筋肉は減ることになります。 そういう意味では、トレーニング後の筋肉分解をいかに抑えるのかも筋肉の成長にとって非常に重要な意味を持ちます。 筋肉成長への影響 これでやっと補給の意味を考えることができます。 体では筋肉分解と筋肉合成の2つが起きており、また、トレーニング後の炭水化物補給はインスリンレベルの上昇と筋グリコーゲン補充の2つの効果があります。 つまり、4パターン考えてみればよいわけです。 (1)筋肉の合成とインスリンレベルの上昇 まず、インスリンレベルと筋肉合成の関係はありません。 確かにインスリンはアミノ酸を筋肉に運ぶホルモンですが、運べば運ぶほど筋肉が増えるという便利な仕組みはありません。 筋肉が必要とする以上の部分は脂肪になるだけであり、筋肉が必要とする量はインスリンとは別のところで決まっています。 だからこそ、インスリンレベルを急上昇させると筋肉の一時的な必要量を上回る量を送り込むことになって脂肪が増えるだけだから、中程度のインスリンレベルを保って継続的にたんぱく質を補給するのが良いと言われるわけです。 関連記事 インスリンレベルと筋肉合成は無関係とは言い過ぎではないかという声が聞こえそうなので補足します。 まず、アミノ酸を筋肉に運ぶのはインスリンですから、インスリンがなければ筋肉合成は起きません。 つまり、インスリンレベルがゼロであれば、筋肉合成は起きませんから、無関係とは言えません。 しかし、インスリンレベルがゼロになることなんてありえないという体の仕組みはさておき、血中にアミノ酸があるのにインスリンがなくて、アミノ酸が体を循環しているだけという状況は起こりません。 たんぱく質(プロテイン)だけ摂取しても、インスリンレベルは上がるのであり、摂取したプロテインは筋肉にちゃんと運ばれます。 もちろん、筋トレ後の筋肉においては栄養吸収ウインドウが開いていますから、炭水化物を摂取し、インスリンレベルを追加的に上げることで、筋肉へのアミノ酸運搬をさらに加速する、筋肉合成を加速させることが出来る可能性がゼロではないでしょう。 多少はあるかもしれません。 しかし、プロテインだけでもそれを処理すべくインスリンは出ているのですから、インスリンレベルを上げれば上げるほど筋肉合成が加速するという状況ではないので、「炭水化物を摂取してインスリンを分泌させてアミノ酸を筋肉に運び込もう」というのはミスリーディングではないかと感じている次第です。 (2)筋肉の合成とグリコーゲン補充 これは弱い関係があります。 筋肉質の体というのは燃費の悪い体ですから、体が筋肉を成長させる方向に反応する前提としてエネルギーが充実している状況がなくてはなりません。 筋肉を増やそうとしたら多少の脂肪がつくのはあきらめてたくさん食べるのが一番というのは多くの人が聞いたことがあると思います。 増量期の考え方です。 これはその通りであり、エネルギーレベルのバロメーターとなるのがまさに筋グリコーゲンの量です。 これが低いと体は筋肉成長モードに入りません。 エネルギー不足の状態で筋肉質の燃費の悪い体になっても仕方ありませんから、筋グリコーゲンが充実している状況でこそ体は成長に向かいます。 したがって、筋グリコーゲンの充実、すなわち体に十分なエネルギーがある状態は筋肉合成に必要であると言えます。 この観点から考えると、筋肉の合成は48時間~72時間(一般論として)の継続的なプロセスですからトレーニング直後に1分1秒を争って補給する理由はないという結論にもなりかねませんが、先延ばしにする理由はもっとありません。 結論としては、トレーニング後の炭水化物摂取による筋グリコーゲンの補充が筋肉合成を加速すると言えば嘘になりますが、後回しにするよりは直後に摂取した方が良いことになります。 (3)筋肉の分解とインスリンレベルの上昇 これは関係がありますし、これが一番重要です。 血糖値が上昇し、それを受けてインスリンレベルが上昇し、体中の筋肉にインスリンが血糖を届けている状況はエネルギーの補給が充実している状態ですから、これは筋肉分解によるエネルギー補充を阻止するための一番良い方法です。 したがって、インスリンレベルを早急に高めてかつそれを維持するというのは、筋肉の分解を抑えるという方向で、トータルベースの筋肉の成長を促進することになります。 (4)筋肉の分解とグリコーゲン補充 マイケル・マシューズによると筋グリコーゲンのレベルが低いとエクササイズ後の筋肉分解が加速するという研究がありるそうです(論文も引用されている)。 筋肉中のエネルギー源が少ないと、筋肉の分解が進むというのはなんとなく理解できますが、関係ないという論文が将来出てきた時に、それもそうかなと思ってしまいそうな自分はいるのですが(あくまで血糖値と血中アミノ酸濃度が重要だと思うので)、関係ないという可能性はあっても、逆の結果になる可能性はないでしょう。 その論文によれば、筋グリコーゲンが足りなければ足りないほど筋肉の分解が進むそうです。 したがって、この考えを前提にすると、筋グリコーゲンの早急な補充は、筋肉の分解を阻止して筋肉の成長を促進することができます。 (5)まとめ 以上より、トレーニング後の炭水化物補給はトレーニング後の筋肉分解を阻止するという形で、筋肉の成長を後押しします。 プロテイン摂取だけでインスリンは十分出ているであろうと考えると(これもそう言い切れるかどうかは疑問ですが、個人差が大きそうなので別にします)、筋肉合成の直接的な促進という点では、そこまで効果はないのですが、だからと言って後回しにするよりは効果的です。 つまり、筋肉成長のためには、トレーニング直後に炭水化物を摂取するのが有効です。 摂取量とタイミング タイミングについては、上記の効果からすると早い方が良いのでトレーニング後30分以内に吸収の速い炭水化物を摂取することが推奨されます。 吸収の速いもので速やかに筋グリコーゲンを補充するとともに、インスリンレベルを上昇させる必要があります。 量については人によって推奨量が異なり、マイケル・マシューズは体重1kgあたり1g、ドリアン・イエーツは体重1kgあたり0. 8gを勧めています。 しかし、吸収の速い炭水化物を大量に摂取しても吸収には限度があり、また、吸収の速い炭水化物の大量摂取は、血糖値の急上昇と急降下による低血糖症を招きかねないから、あまりたくさん摂取するべきではないとジム・ストッパーニは説明しており、20~40グラム程度でよく、60gから70gが上限だとしています。 私も、多くて40g位でよいのではないかと思います。 ここで多くとるよりも、トレーニング後にはできる限り速やかにバランスのとれた食事をすることの方が重要です。 トレーニングのプロテインシェイク等はあくまでつなぎでしかありません。 効果がないという実験 トレーニング後のプロテインシェイクに炭水化物を足したグループと足さなかったグループで筋肉成長を比較し、特段違いは見られなかったという研究がいくつかあるそうです(もちろん差があったという実験もある)。 そして、これらの実験は、一部の専門家がトレーニング後のプロテインシェイクに炭水化物を足す必要はないと主張する根拠となっています。 これについてジム・ストッパーニが言及しており、その要旨は「だからどうした?」というものです。 これはジム・ストッパーニの主張する通りで、炭水化物制限ダイエットをしている人からすればこの実験は意味があるのかもしれませんが、炭水化物を摂取している人にとって見れば特に意味のある実験とは思えません。 仮にそうだったとしても、炭水化物を摂取している人において、その一日の摂取量をどのタイミングで摂取するかという問題にしたときに、トレーニング直後の摂取を避けて、その分をそれ以外の食事に移す理由は何もありません。 良くある誤解 時々、トレーニング後の炭水化物摂取による血糖値の上昇は、成長ホルモンやテストステロンのレベルを下げてしまうのではないかと心配する人がいます。 しかし、成長ホルモンやテストステロン(男性ホルモン)とトレーニング後の炭水化物摂取は関係ありません。 これらのホルモンはトレーニング中は分泌されますが、トレーニングが終わるとともに分泌は止まり、ホルモンレベルは落ち始めます(60分から90分で正常値に戻る)。 つまり、トレーニングをやめた時点で落ち始めるのであって、そのあとの炭水化物摂取等が影響するものではありません。 まとめ トレーニング後の炭水化物摂取は、理屈的には、トレーニング後に進行する筋肉分解を抑えることでトータルベースの筋肉成長を促進する。 意味がないという研究結果もあり、それは実験結果という現実なのだからそれが真実なのかもしれないが、だからと言って、後回しにする意味はもっとないと考えられる。 なお、サプリで補う場合には、トレ後にはすっきりした味の方が良いのであれば、ファインラボのカーボパウダーにプレーンのプロテインを混ぜるのがお勧めですが、チョコレート味等でも構わないのであれば、ウェイトゲイナーを適量プロテインに混ぜるのが良いかと思います。 終わりに 今回は炭水化物でした。 炭水化物はプロテインと違って筋肉成長との関係が分かりにくいので、少し理屈っぽく考えてみました。 筋肉分解と筋肉合成は体の中で同時に進行していることを考えると、エネルギーが充実してこその筋肉成長であるというシンプルな考えは結果的には本質をついているわけです。 したがって、トレーニングで消耗した後はすぐにエネルギーを補給するのが正しいアプローチです。 もっとも、トレーニング後のプロテインシェイクにカーボパウダーを混ぜて炭水化物を摂取するとしても、それはあくまで栄養摂取の補助であって、なるべく早くバランスの取れた食事をとることが何よりも大事です。 参考 下記の書籍を参考にしているというよりべったりです。 Jim Stoppani. BIGGER LEANER STRONGER ドリアン・イエーツ 『ドリアン・イエーツのすべて』.

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