ロード オブ ウォー。 映画『ロード・オブ・ウォー』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

『ロード・オブ・ウォー』☆☆☆☆☆☆ 悲しい才能。ネタバレ映画レビューブログ

ロード オブ ウォー

複数の武器商人への取材を元に作られた、に基づく映画である。 副題は「史上最強の武器商人と呼ばれた男」。 によるレーティングは。 内容の細部がやや異なる小説版も出版されている。 ストーリー [ ] 本作は、主人公ユーリ・オルロフが自分の過去を人に語る形で進行する。 ユーリ・オルロフは、からを装ってアメリカに移民してきた4人家族の長男である。 家族と共に ・のBrighton Beachの通称 に住みレストランを開いていた。 しかし、客の入りは悪く、父親は見せかけだったを熱心に信仰するようになり、の母親と信仰を巡って対立していた。 そんな中、ユーリは、メニューの偵察に出かけた向いのレストランでの銃撃戦に遭遇する。 その光景にショックを受けたユーリーは、武器商人の道を歩むことを決意し、相棒に弟のヴィタリーを選ぶ。 の兵器見本市では、関係を持とうとした著名な武器商人シメオン・ワイズから門前払いを受けてしまう。 しかし、ので、以後も関係を持つことになる将校オリバー・サザンを賄賂で抱き込み、米軍が残していった山積みのを売却する。 素質のあったユーリは、それを皮切りにして、弟と2人で世界中でさまざまな相手に銃器を販売する。 しかし、の捜査官ジャック・バレンタインに目を付けられてしまう。 その後、弟は、南米で代金として受け取ったを兄と共に使用したのがきっかけで、になり施設に入所する。 一方、ユーリは、元ミス・アメリカのエヴァと交際し結婚し、息子をもうける。 しかし、彼女の心をつなぎ止めたいがために、派手な生活を送るようになり、破産寸前に追い込まれる。 そんなユーリに転機が訪れる。 が終結し、祖国ウクライナを支配していたが崩壊したのだ。 彼は、早速ウクライナで基地司令官をしている叔父のデミトリー・ヴォルコフの元に向かい、兵器庫にあったや 、ヘリなどを外国に売買する。 バレンタイン捜査官がユーリを取り締まりに来るが、その追及をかわす。 その2日後、ワイズの申し出を断った叔父は、ユーリの目の前で、自分がプレゼントした車に仕掛けられた爆弾で死亡する。 以後、ユーリは、紛争が続くアフリカ諸国を中心に活動する。 そして、のある日商用でのに立ち寄った際、ユーリは、同国の大統領アンドレイ・バプティストから呼び出しを受ける。 大統領は、商魂逞しいユーリを一目で気に入り、以降ユーリはもっぱら彼と取引するようになる。 やがて、彼の資産は膨れ上がり、数年で妻に教えていた嘘の年収を越える。 しかし、ジャック捜査官がエヴァに夫の本当の仕事を伝えると、両親を強盗に銃で殺された過去を持つエヴァは、ユーリに離婚を迫る。 妻を愛していたユーリは、武器取引から手を引く。 しかし、そんな彼の元にバプティスト大統領が現れ、武器の取引を持ちかける。 ユーリは、弟ヴィタリーを無理に連れていくが・・・。 ユーリの掟 [ ] ユーリは、武器商人としての4つの掟を定めている。 自分の商品では撃たれないこと。 常に支払いの確保をしておくこと。 自ら銃を持って顧客に加勢しないこと。 戦争をしないこと。 特に、自分自身とは。 キャスト [ ] 役名 俳優 日本語吹替 ユーリ・オルロフ ヴィタリー・オルロフ ジャック・バレンタイン エヴァ・フォンテーン・オルロフ アンドレイ・バプティスト Sr. イーモン・ウォーカー アンドレイ・バプティスト Jr. サンミ・ロティビ シメオン・ワイズ デミトリー・ヴォルコフ その他の声の出演://///////// 音楽 [ ] アントニオ・ピントのサウンドトラック「Lord of War」は、2005年12月9日にオーディオCDとしてリリースされた。 15曲が含まれており、収録時間は39分。 アコースティックギターの静かな演奏で構成されている。 このサントラCDに収録されていない音楽• For What It's Worth 1967• Young Americans 1975• Money That's What I Want 1959• Coyita• Cocaine 1975• La Vie en Rose• A Kiss to Build a Dream On 1935• It's the Most Wonderful Time of the Year 1963• O, Little Town of Bethlehem 1868• Volga's Boatmen's Song• Kill That• U Ready to Die• Glory Box 1995• Fade into You 1993• Mumbai Theme Tune 1997• Diarabi 2000• Hallelujah 1984• Mama Africa• D-Tune 2002• Bobo-Dioulasso• Swan Lake, Op. 20 1877• The Ride of the Valkyries 1870 題名について [ ] 作中では、バプティスト大統領がユーリのことを「ロード・オブ・ウォー(Lord of war)」と形容したのに対し、ユーリがそれを「ウォー・ロード(War lord)」であると訂正するシーンがある。 「ウォー・ロード」という言葉には「」や「司令官」という意味があるのに対して、「ロード・オブ・ウォー」という言葉には「戦争の支配者」という意味がある。 いくら戦争指導者といえども、ユーリのような武器・弾薬の供給者がいない限り、戦争することができないということであって、ここにはユーリのような存在こそが戦争を支配しているという思想が込められていると思われる。 本作は、原題と同じ題名で公開されたが、日本では「 lord」(君主・王・支配者・酋長などの意。 訳語として「きょう」と呼ぶこともある。 )という単語にあまり馴染みがないので原題の意味が分かりにくいとされ、複数の候補が挙がっていた(日本語ではLとRの区別がないため、広報担当者も当初は「道路」の意を持つ「road」と勘違いしたほどである)。 一時は、アメリカへの皮肉を込めた「 アメリカン・ビジネス」に決定し、その邦題での広報なども実際に行っていた。 しかし、公開直前になって、監督のアンドリュー・ニコルが異議を唱えた。 ニコルによると、「別にアメリカを批判するための映画ではない」「作品の意図が誤解される」ということである。 実際、この映画の中でユーリが商っている兵器はをはじめ、ほとんど製および製であり、アメリカの兵器はM16、M60などが登場しただけである。 現実世界でも、アメリカ製火器は高価で精密すぎるため、地域紛争が激しく政情不安定な貧しい国々では、メンテナンスの問題から普及していない。 その後、監督と日本サイドとの折衝により、原題での公開と「 史上最強の武器商人といわれた男」という副題をつけることで合意した。 以下に邦題案の代表例を挙げる。 「ビジネス・オブ・アメリカ」• 「アメリカン・ビジネス」• 「アメリカン・ウォー・ビジネス」• 「アメリカン・WAR・ビジネス」• 「武器商人ユーリ・オルロフ」• 「戦場のビジネスマン」 単行本 [ ]• 『ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男』( アンドリュー・ニコル著 訳 2005年12月 ) その他 [ ]• ニコラス・ケイジの最初の妻との息子が、ウクライナのヘリ整備兵として出演している。 「最大の武器供給者である米英露仏中の5か国は、国連安保理の常任理事国でもある」 脚注 [ ]• 2009年12月12日閲覧。 撮影時、使用したものは全て本物だったため、へ映画の撮影であることを事前に通知した。 撮影終了後はに売却される予定だという。 もっとも1と3は作中では破られているが• 2018年4月2日閲覧。 同ブログでは邦題案でのポスターデザイン案なども公開されている。 関連項目 [ ]• - 武器取引の代金として登場。 リベリアの大統領とシエラレオネのが主人公との決済に使用。 - 紛争ダイヤモンドについて描いた映画。 中のシエラレオネが舞台なので、革命統一戦線も登場する。 - 本作のの一人の可能性あり(公式ブログより)• - リベリア元大統領であり、本作のバプティスト大統領のモデルとされる。 - アメリカ海兵隊退役中佐、本作のオリバー・サザン大佐のモデルとされる。 外部リンク [ ]• -更新終了 閲覧は可能• - (英語)• - (英語).

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映画「ロードオブウォー」は本当に実話?モデルとなった武器商人達。ネタバレ解説

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武器商人の悲劇。 【ストーリー】 レストランで働く平凡な男ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、偶然銃撃戦に巻き込まれたことから、武器商人として生きていく道を思い立つ。 弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)とともに武器売買の事業を始めるが……。 以前ブログで紹介した『』にこんなセリフがある。 「M・ジョーダンはバスケ、C・マンソンは人殺し、僕はしゃべる」 この映画はロビイストの話しで、喋る才能のある主人公が最後に言ったセリフだ。 っで、ロード・オブ・ウォー。 この映画は武器商人の話し。 主人公が妻に武器売買をしている事がばれ、止めてほしいと言われた時に言うセリフがこれ。 「金じゃない、才能だ」 主人公はウクライナからの移民で、最低の生活を送っていた。 その生活から這い上がり、一旗揚げる為に手を出したのが武器売買だった。 そこからトントン拍子でのし上がっていく。 豪華で贅沢な暮らし。 憧れのモデルだった女性を妻に。 最初は相手にされなかった武器売買の大物をこけに。 インターポールを手球に。 武器売買をしている事で良心を苛まされる事もなく、大金を手に入れても人としては変わらない。 主人公は自分の才能を活かし、ビジネスをしているだけなのだ。 だからロード・オブ・ウォーは終盤までは重さを感じない。 武器売買し、世界の紛争地帯で人は殺され、子供が武器を持とうが重くない。 なぜなら主人公目線で話しが進むから。 ただビジネスをしているだけだから。 でも、終盤にストーリーは大きく変わる。 そして、最後のメッセージ。 ロード・オブ・ウォーは重さを持たない映画だけど、重く受け止めなきゃいけない現実という事を突きつけられる。 ロード・オブ・ウォーのストーリー ネタバレ ウクライナからの移民ユーリ ニコラス・ケイジ は家族経営のレストランで働きつつも、自分の人生の先の無さに無力感を感じていた。 たまたま新しく出来た向かいのレストランの偵察に行った際、ロシアン・マフィアの銃撃戦に鉢会う。 その光景を見たユーリは武器商人になることを決意する。 弟のヴィタリー ジャレッド・レトー を誘い、武器商人として順調にのし上がっていく。 戦争が終わり紛争地帯に置き去りにされた武器を賄賂を渡し融通してもらい、それをさばいていく。 だが、南米での取引の報酬がコカインで支払われ、ヴィタリーはコカイン中毒になる。 アメリカに戻りヴィタリーは更生施設に収容される。 ユーリは憧れだったミス・アメリカのエヴァと結婚し子供をもうける。 冷戦が終わり、ソヴィエト連邦が崩壊したのをきっかけに、ユーリは取引量を増やしまたたく間に財産を築く。 だが、一方でインターポールのバレンタイン イーサン・ホーク に目を付けられるのだった。 バレンタインはエヴァにユーリの仕事について話す。 エヴァはユーリの仕事を知らず、両親が強盗により銃殺された過去があった。 エヴァの説得により、ユーリは一時期武器売買から足を洗う。 だが、アフリカの大統領に気に入られていたユーリは自宅に押しかけられ、拳ほどの大きさのダイヤモンドを渡されるのだった。 ユーリは武器売買に戻る。 そこでまた更生施設を出たり入ったりを繰り返していたヴィタリーを誘う。 アフリカに到着し、商談中ヴィタリーは難民キャンプで虐殺されている住民を見てしまう。 ヴィタリーは取り乱し、ユーリに取引中止を訴える。 だが、ユーリは取引中止は危険だとヴィタリーを説得。 するとヴィタリーは武器が積んであるトラックを爆破、取引相手にも暴力を振るう。 そしてヴィタリーは撃ち殺されるのだった。 ユーリは取引をまとめ、ヴィタリーの遺体とともに帰国する。 だが、そのヴィタリーの遺体には銃弾が残っており入国の際にユーリは捕まるのだった。 バレンタインにより取り調べを受けるユーリ。 だが、焦った様子はなかった。 ユーリは自分が釈放される事を知っていたのだ。 何故なら武器輸出には国家が絡んでいて、公に出来ない武器輸出をユーリが請け負っていただけなのだ。 釈放されたユーリは再び武器輸出の仕事を始めるのだった。 ロード・オブ・ウォー最後のメッセージ。 ロード・オブ・ウォーは終盤までは緊張感がない。 ユーリの仕事っぷりを見せられ、こんな風に武器輸出は行われてるのね。 取引相手に強気だなー、エヴァを落とすために必死だなー、ヴィタリーは駄目なやつだなー。 こんな感じで言ってしまえば職業映画を見せられてる感じです。 インターポールから逃げる為に船の偽装をしたり、飛行機の荷物を降ろしたりとエンタメ性もある。 ただ、エンタメ映画としては余りにも順調に、そして淡々と進んでいく。 だから面白いけど盛り上がりに欠けるのだ。 このまま終わったら嫌だな〜つまんないな〜って思ってた時、ユーリがヴィクターを誘う。 これは死亡フラグ立ちまくりだ!絶対に死ぬ! って思ったら案の定死ぬんだけど、そこからです。 死亡診断書に心不全と嘘を書かせて、遺体を帰国させたユーリ。 だけど遺体には弾丸が残っていた。 そしてバレンタイン念願の取り調べ。 ここでユーリが捕まって、懲役何年、現在も服役中みたいなテロップが入って終了だと思った。 映画としてはありきたりだけど綺麗な終わり方だと思う。 でも、違った。 ユーリは釈放される。 最大の武器商人は君のボス 合衆国大統領だ。 証拠が残るまずい取引もある。 そんな時は私のようなフリーランサーに委託される。 その後テロップでこんな文言が入る。 最大の武器供給者は米・英・露・仏・中である。 この五カ国は国連安保理の常任理事国でもある。 このメッセージだけである。 そこに非難の言葉はない。 武器供給をやめさせようとかもない。 ただ、ロード・オブ・ウォーを見て、この現実を知って、あなたはどう思いますかと問いかけてくる。 ロード・オブ・ウォーの3人 ニコラス・ケイジ、ジャレッド・レトー、イーサン・ホーク。 この3人は良かった。 最近はすっかり出る映画を選ばなくなったニコラス・ケイジだけど、やっぱり名優です。 武器商人として大成功しながらも高揚感をみせない。 念願だった女性と結婚しても高揚感をみせない。 綺麗な女性をあてがわれても高揚感をみせない。 武器売買を才能だと自分で言い切る人物なのだ。 目的は金や女じゃなく、才能があるからやっているだけ。 だから罪悪感もない。 ヒールな役柄にも関わらず憎めないというキャラを完璧に演じてました。 ジャレッド・レトーは兄と正反対のヴィタリー。 コカインにはまるわ正義感を持ち出すわと兄貴の邪魔をする。 でも、兄貴には持ち合わせてない道徳心がヴィタリーにはあった。 最後までイライラさせられるけど、殺された時はショックだったな。 イーサン・ホーク演じるはインターポールのバレンタイン。 めちゃくちゃカッコいい。 ただ、あまり有能ではないのが残念、、、 出番が少ないながらも存在感は抜群だった。 最後、ユーリを刑務所送りに出来ると思ったのに、ユーリを釈放させたのが給料をもらっている国だったってオチ。 この後のバレンタインを描いてほしかったな。 自分の正義を全うするキャラクターは興味をわかせました。 監督のアンドリュー・ニコルとは出世作の『』や『』で共演しています。 『ロード・オブ・ウォー』のまとめ。 ロード・オブ・ウォーを面白いと言っていいか分からないけど、面白い。 武器輸出をサクッと描いてくれていて勉強にもなる。 ただ、トントン拍子に成功していくので物足りなさもあった。 全てを手に入れたユーリは最後に人間関係の全てを失う。 弟は殺され、両親には絶縁され、妻は子供を連れて出ていく。 だけど、そこまで悲しそうに見えない。 ユーリは途中でこんな事を言う。 人生の悲劇は2種類 夢破れることと 叶うこと ユーリの人生は振り返ると悲劇だった。 武器売買の才能 なんて悲しい才能なんだ。 『ロード・オブ・ウォー』のスタッフとキャストの他の映画。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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『ロード・オブ・ウォー 史上最大の武器商人と呼ばれた男』85点 (100点満点中) 押し付けがましくない社会派映画 この映画は、実在した伝説的な武器商人数名のエピソードをまとめ、架空の男の一生として描いた、半実話の劇映画だ。 主演は「ナショナル・トレジャー」等で活躍中の人気俳優 ニコラス・ケイジ。 彼ほどの役者が主演する大作ドラマにもかかわらず、題材があまりにデリケートだったため、イラク戦争真っ只中だった米国内では資金調達できなかったという、いわくつきの作品だ。 結果、配給会社のあるカナダなど、外国からの投資で製作資金をまかなった。 主人公は、ソ連崩壊前のウクライナで生まれ、家族ともども米国に移住したユーリー(N・ケイジ)という男。 彼は、あるレストランでのギャング同士の銃撃戦を見たことで開眼し、弟と二人で武器ビジネスをはじめる。 その後、"人生最大の幸運"、ソ連が崩壊し、膨大な武器が彼ら闇商人の手へと流れてくる。 そこで莫大な富を築きあげた彼は、長年の憧れの女性(ブリジット・モイナハン)とも結婚し、順風満帆かに見える生活を送る。 しかし背後には、ずっと彼を追っていたインターポール(国際刑事警察機構)の刑事(イーサン・ホーク)が迫っていた。 『ロード・オブ・ウォー』は、LORD OF WAR だから、 「戦争を支配する者」というような意味だ。 そのタイトル通り、ニコラス・ケイジ演じる主人公は、武器の流通を握ることによって、世界中の戦争、紛争を支配しているかのごとき立場に立つようになる。 ストーリーの面白さは抜群で、普通はあまり知ることのない、しかし興味深い世界ということで、画面にかじりつくように見ることができる。 実話を元にしてはいるが、あくまで劇映画ということで、製作側には大胆に脚色を加えられるという自由がある。 そのおかげか、とても見やすくなっている。 その分、主人公がのし上がるまでの過程があまりにトントン拍子で、簡単に見えるなどの違和感があるが、それがこのテンポのよさを生んでいるので、不満ということはない。 物語は、徹底してニコラス・ケイジを追いかける形で展開する。 常に彼の顔が画面に入っているのではと思うほど、まさに出ずっぱり状態。 主人公は、残虐な性質ではなく、むしろ人間味あるただのビジネスマンといった設定なので、自分が売った武器で人が死ぬことに苦悩したりもするのだが、あまりそうした悩みをドロドロ描くことはなく、ライトなタッチで話は進んでいく。 特筆すべきはオープニングで、ここではある1発の銃弾の誕生から、その役目を終えるまでの"一生"が、VFXを使って描かれる。 この一連のシークエンスを見ただけで、なんだか入場料分くらいのお徳感を味わえた気になる。 社会派の映画であるが、押し付けがましさがなく、気軽に見られる。 アメリカ政府こそが最大の悪じゃないのか、と匂わせるテーマも、まあありがちではあるが素直に受け取れる。 年末年始に、 気軽に反戦風味の劇映画を見たい方は、ぜひ候補に入れておいてほしい一本だ。

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