ハッピーマニア ネタバレ。 後ハッピーマニア・第4話のネタバレと感想|FEEL YOUNG2月号|女性・少女漫画紹介サイト【manganista】

【ネタバレあり】ハッピー・マニアのレビューと感想

ハッピーマニア ネタバレ

こんなにも主人公のダメさが突き抜けており、なぜか爽快感と元気をもらえる作品はなかなか無いのではないでしょうか。 しかし重田のダメさは読者にも共感できるところのあるもの。 しかし彼女のように振り切れない読者としては、ダメダメじゃん、と突っ込みながらももっとやれと言いたくなるようなスペクタクル感があるのです。 読者の女性たちの思い出したくないような記憶を、掘り起こしていじくり倒すような本作。 時にはツッコんでもいられないような自分の身にしみる話もあるはずです。 今回はそんな重田のダメっぷりを『後ハッピーマニア』まで徹底解説!自分の身を斬られるようなイタさがくせになること間違いなしの魅力をご紹介します。 ネタバレを含むので未読の方はご注意ください。 街をゆくカップルたちに呪詛の眼差しを送る重田。 そんな彼女の前に今日の占いに書かれていた「理想の彼氏が急接近」という言葉を体現したかのような相手が現れます。 「なんかいい!!」と感じた彼女は熱視線を送り、彼が再びやってくるという翌日には念入りな化粧をして出勤。 来店した彼に「シゲタサンデンワシテクダサイ」と書かれたメモを渡され、有頂天になります。 さっそくその男・高田に電話し、彼の家でやっちゃいます。 展開が早すぎです、重田さん。 幸せを求める割にはインスタントに済ませようとするのが彼女の良くないところです。 幸せを感じる重田はベッドの上で「あたしのこと愛してる? あたしって高田くんの彼女?」と聞きます。 しかし高田は「そういうのナシにしようよ」と言ってくるのです。 それを聞いた瞬間、重田はベッドから降り、真っ裸のまま「あたしがほしーのは彼氏なの!!セフレじゃないの!!」と叫び、恋愛運が上がるからと買ったパワーストーンのローズクォーツを彼に投げつけ、去っていきます。 「本当の恋人はどこにいるの?どうしてあたしはひとりなの?」 夜空にそうつぶやく重田。 彼女の幸せを探す旅はまだまだ続いていくのです。 悲劇のヒロインぶってうざったいところもある彼女ですが、恋愛に関して夢見がちになってしまうのは女性なら誰しもあること。 また、「好きかも!」という本能のままに行動して失敗する様子も女性なら共感するところがあるのではないでしょうか? 少し急展開すぎるところもありますが、その様子には身につまされるものがあります。 『ハッピー・マニア』の見所:やっと出会えた運命の相手!……じゃなかったから余計痛い ある日クラブに遊びにきた重田が出会ったのは、まゆ毛、鼻、体型の全てがどストライクなイケメンDJ。 そして彼に「あたしあのクラブから尾行してきたんです 好きだから」と直球でぶつかります。 そのまま彼の家へ直行しますが、ワンナイトで終わりではなく平和な朝チュンを迎えるふたり。 重田は当たり前の会話、当たり前の食事、当たり前の友人への紹介に涙がでるほど喜びます。 その後バイトをクビになるもウキウキの彼女は再び彼の家へ向かいますが、何とそこには裸の女がいて一気に修羅場に。 一応関係は続くことになりましたが、彼の浮気ぐせは治らず、重田はストーカー化します。 しかし借金取りのように暴れた後、「ひとりで生きていく!」と心に誓った重田は仕事に生きるのだと意気込むのです。 やはりこの作品の良さはやはり主人公のアホさ。 意気込んではいますが、彼女が男に振られたからといって仕事に生きられる訳がありません。 どこにいても考えるのは寂しい、彼氏欲しいということ。 今回の場合は一度は本当に心を許した相手だからこそ余計に深い傷を負った重田。 ワンナイトしてしまう時もあるけれど、本当に求めているのは安心できる恋人なのです。 そんな心の傷を負ったことのある人にもぜひおすすめしたいこの作品。 泣ける漫画で発散するのもいいですが、どポジティブで強すぎる重田の勢いにきっと励まされるはずです。 アホすぎて、夢見がちなのに股がゆるくて、というどうしようもない重田をずっと支えていたのが同じ本屋で働いていた高橋。 しかし彼女は好みではない彼をかなり下に見ていて、振られた時にも泣いて彼の胸に飛び込みつつ「こんなのじゃないの もっとカッコイイ人がいいの」と考えるほど。 それにしてもこのシーンは悲しい、嬉しいという激しい気持ちがありながらもどこか冷静な顔を持つ女性ならではのものです。 怖いなぁと思いつつも誰しも自分の冷静さが怖いと思ったことがあるのではないでしょうか? しかし更に重田は罪深い。 この後のモノローグはこう続けられます。 「あたしみたいな女の子スキになんかならないカッコイイ男の子」 彼女は自己評価が低いことが災いして、自分を好きな男子を見る目がない、好きじゃないと思う傾向があるのです。 なのに、愛し愛されたいという相反する願いを持っているので、常に情緒不安定。 だから下に見つつも高橋という精神安定剤がいないとダメなのです。 しかしある日高橋から言われたのは衝撃の言葉。 「もう重田さんにはあいません」 彼はずっと彼女を幸せにしたいと思っていたが、それをできるのは自分ではなく重田が好きになった男だと気づいたと言います。 下に見ていた相手からのまさかの告白にショック、さらに精神安定剤がいなくなったことでのショック。 重田はこのあとさらに暴走っぷりに磨きがかかっていきます。 『後ハッピーマニア』の見所:さらに女子のハートをえぐってくる!? 前作『ハッピー・マニア』に20代前半女子のダメさを体現した重田が『後ハッピーマニア』として帰ってきました。 現在はまだ単行本化されていない本作ですが、そのさらにエグい見所を少しご紹介させていただきます。 16年ぶりに帰ってきた重田は齢45歳。 彼女の親友のフクちゃんは何と51歳です。 ふたりは登場早々それぞれの見た目についてあーだこーだ言います。 地獄かな……。 はっきりと描かれた目元の小じわなど、流れた年月を感じさせますが、アラフォーアラフィフ女性にはキッツイものがあるのではないでしょうか。 美容に力をいれ、スチーマーなどを定期的に行なっていたフクちゃんだからこそショックが大きいのです。 多少美容を意識している20代、30代女子も背筋がひんやりするのではないでしょうか。 美貌だけが女子の魅力ではないと頭では分かるのですがね……。 しかもさらにキッツイのが、かつては自分のベタ惚れで押しに押されて結婚したとも言える高橋に好きな人ができるというサプライズ。 重田に突きつけられたのは離婚という現実でした……。 本作の魅力が重田のバイタリティにあることはすでにお伝えしましたが、アラフォー女性となった今、体力的にも精神的にもあの根無し草のような生き方は難しいものがあるでしょう。 しかも重田は20代から何も学んでないのか、仕事もせず。 もちろんコロコロ転職していたので専門的な能力もありません。 うん、やっぱり地獄かな……。 女性共感度が高い安野モヨコの作品なだけに、確実にクリティカルヒットを打ってきそうな、何なら1話だけで瀕死にさせられそうな『後ハッピーマニア』。 果たして年を重ねた重田はこれからどう生きるのでしょうか? 『ハッピー・マニア』には、女の生き様アリ!?.

次の

安野モヨコ「後ハッピマニア」!!(ややネタバレ)

ハッピーマニア ネタバレ

あらすじ [ ] 重田加代子(愛称:シゲカヨ)は、自分だけ恋人がいない事に日々悩んでいた。 理想の恋人を求めて突っ走るが、いつも何かに引っ掛かる。 しかし失敗しても、すぐに立ち直りスタートに戻る。 そんな彼女に振り回されるのが、シゲカヨの年上の親友・福永ヒロミ(愛称:フクちゃん)である。 「そんな男に引っ掛かちゃダメよ」と言うが、実は自身もここ数年いい男が目の前に現れない。 果たして、2人の「しあわせさがし」の行方は? テレビドラマ [ ]• 放送期間:1998年7月8日 - 9月23日• 放送時間:水曜日22:00 - 22:54• 放送回数:12回• 平均視聴率:16. 重田加代子(25):• 福永ヒロミ(27):• 松江剛(27):• 藤堂秀樹(34):• 高橋修一(21):• 三浦すみれ(20):• 坂巻麗子(32):• 山田肇(35):• 松本光二:• 田村純:• 堺邦彦:• 岸和田悟郎:• 梅本みどり:• 梅本駒人:• 大河内清次:• 大倉竜太:• 重田和代:• 水沢達也:• 中島俊介:• 高橋真一郎:• 高橋よし子: その他 [ ]• 他 出演協力 [ ]• スタッフ [ ]• 原作:安野モヨコ『ハッピー・マニア』(祥伝社フィールヤング連載)• 脚本:、• 音楽:• オリジナルサウンドトラック:ビクタースピードスターレコーズ• 企画:、• プロデュース:• 演出:、• プロデュース補:• 演出補:、明山智、岡嶋純一• 制作担当:坂下哲也• 制作主任:小川賢治、伊藤宏、織田真二• 音楽協力:• 協力:、、• 制作:フジテレビ、 テーマ曲 [ ]• 主題歌:『』()• 挿入歌:『Love2 Power』 受賞歴 [ ]• 第18回• ベストドレッサー賞(稲森いずみ) 放送日程 [ ] 各話 放送日 サブタイトル 視聴率 1 1998年7月08日 恋の暴走機関車!! 完全不倫宣言 14. フクちゃんの結婚式 18. 成田前離婚 不明 11 1998年9月16日 失礼な!! 嫁不適格だと!? この項目は、に関連した です。 この項目は、に関連した です。 系 前番組 番組名 次番組.

次の

ハッピー・マニア

ハッピーマニア ネタバレ

平成最大の話題作 恋の暴走列車シゲカヨ ついに文庫で参上! 好きになったら一直線! ヤってみなけりゃはじまらない! 転んでも即立ち上がる! という具合に、ラブに魂のすべてをかける女・重田加代子。 そんな彼女に惚れてしまった純情男タカハシは、翻弄されながらも一途な思いを捧げ続ける …… あなたの恋愛観が、男を見る目が、そして人生が変わる、平成最大の恋愛大河コメディの記念すべき第1巻。 まばたき禁止! 「セックスも試さないで結婚して、何が幸せなもんかッ」というのが、私が少女漫画を読まなくなった最大の理由と言ってもいい。 そんな私が『ハッピー・マニア』に遭遇したのだ。 どんなに仰天したか、想像してみてほしい。 本書はその表面的な印象とは裏腹に, 日本の正統かつ伝統的な少女漫画だと思います。 それを最終巻のカヨコの最後のセリフを読んだときに確信しました。 以下ネタバレありです。 カヨコは,「ハッピー」マニアというより, 「トキメキ」マニアなのだと思う。 本当に幸せになりたいと思っていたらあんな行動パターンになるはずがない 笑 カヨコは性的に奔放であるが, その相手となるのはたくさんの女性と付き合っている陶芸家や, 自称小説家のダメ男など, どう考えても付き合って「ハッピー」になれそうにない男ばっかりである。 それはカヨコが「ハッピー」を求めているのではなく, 陶芸家のクールで何を考えているかわからない雰囲気や, 自称小説家の文士的な雰囲気に「トキメイ」ているからなのである。 そう考えると, 柱の陰からあこがれの彼を見て, 決して越えられない一線の向こうから, その男性にではなく恋そのものに「トキメイ」ている伝統的少女漫画の女の子と, 性的な一線は超えるものの,生身の男性の現実と直面することなく, 「トキメキ」に恋しているカヨコとは, 実はその本質において一緒なのだということがわかる。 カヨコは,実は「少女」なのである。 現代の日本において, もはや受け身で奥ゆかしい少女漫画的少女は時代的に求められていない。 だからこそこの漫画ではそういう女の子は徹底的に辛辣に描かれているが (例えばタカハシに恋する養蜂の女の子), しかしそれと同質の「少女性」はカヨコの奥底に根深く残っており, だからこそカヨコは,近親憎悪的にこれらの女の子を憎むのだ。 その点でタカハシの存在は興味深い。 彼はカヨコにトキメキを与えない。 しかし東大出で現実的な将来性があり, さらにカヨコのことを心から想っている。 (この漫画の中では比較的)タカハシは現実を象徴しているのである。 カヨコがタカハシという現実 トキメカない平凡な幸せ を取るのか, トキメキを取るのか 逡巡のうちに漫画は終わる。 カヨコはその後どうなったのか, 10年後のカヨコを描いた続編を読みたいものだ。 シゲカヨは、チャップリンである。 「共感する」とか「理解できない」という感想は、この作品には野暮だ。 安野モヨコはおそらく、共感させようとか、もしくはよく言われるように「90年代性的に自由になった女性」を描こうとか、 そう言った衒いは一切持っていないだろう。 彼女の偉業はただひとつ、「シゲタカヨコ」というキャラクターを徹底的に愚直に、単純化して描いたことにある。 親友フクちゃんとの対比によりそれはいっそう明確になる。 『ハッピー・マニア』というタイトルに象徴されるように、彼女は恋愛が成就した一瞬の幸福でしか満足できない。 そのため「成就の瞬間」を味わうために恋愛を繰り返してしまうのだ。 従来の女性向け漫画のように、片思いに悩む姿や幸福な生活を送る姿は描かない。 そうではなくて「恋愛の繰り返し」を描くことに焦点を絞り、シゲカヨを徹底的に「愚かな存在」とした喜劇なのだ。 考えてみて欲しいのだが、シゲカヨの人間性は恋愛以外の面において一切描かれていない。 必要ないからだ。 読者に対し感情を吐露し、共感させることを主眼においた「少女マンガ」とは一線を画している。 そういった意味で実験的作品であることは間違いがない。 そんなアヴァンギャルドさにも関わらず「アタシってシゲカヨみたい」と思っちゃうような女の子にも人気があるのは、 スピード感のあるギャグ、言葉遣いなどの求心力によるものだろう。 「安野節」炸裂だ。 ヒロイン重田加代子は相当重傷の恋愛中毒で セックス依存症である。 彼氏が欲しいためにセックスするが、男からは 都合の良いセフレ扱いしか受けない。 まず、恋愛感情ありき、気持ちありき、その後にセックス・・ と関係を築きながら順を追う、という考えは加代子には無い。 私も含めて、現代人が他者との関係を築く力が弱くなった ことの象徴か?とも思える。 とりあえず、セックス。 「寝てみないと、わからないこともある」加代子の言葉。 うんうん、納得できる反面、いつまでもそれだけで突っ走って いると、最後は一人って気が付くよね。 そんなすぐ、彼氏にしたい!と思ったら寝ちゃうような 女だから、ろくな男が寄ってこないんじゃないか? 目を覚ませ!加代子! と、内心叱咤しつつ、読むのを止められない。 私のどこかにも加代子が住んでいるかもしれない。 1,2,3巻・・・とすすむうちに面白さが 増すので、1巻はまだちょっとエンジンかかる 前、という感じのため、星一つマイナス。 「 快感が過ぎて、神経がキツイッ! 過剰ですッ! 」の感じに、防衛本能を刺激されていました、この漫画に。 そして。 同時に「 でも 」って思っていた。 「過剰で、しかも売れてる作品は、チェックしておかなくちゃっ!」と。 ……とゆ~わけで。 その過剰さ(+それを支える才能)を、やっと体験してみたわけですけど! スンゴイもんに遭遇してしまったネ、いやマジでっ。 本能的なスピード感 & 読後感の虚しさが、現代的な快感すぎて、やっぱりキツイ! 絵とストーリーは、スッキリしてて、スパ・スパ・スパ……って進む。 きっと作者の安野モヨコは、クレイジーで、頭がイイんですね……。 というわけで。 つまりは最高! そして。 必読度の高~い漫画と言えましょう。

次の