岡村 靖幸 twitter。 日本が誇る天才変態ミュージシャン:岡村靖幸

岡村靖幸

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恋愛観について教えて貰いたいなと。 (岡村靖幸)恋愛観。 (TJO)愛や恋、そして結婚をテーマに多くの楽曲を作ってこられているんですけども。 岡村さんにとっての恋愛観でいまと昔で変わったこととか、そういったことってあるんですか? (岡村靖幸)恋愛観ですか? うーん……変わったこと。 そんなに変わってはいないような気はするんですけども。 でも、難しいですね。 (TJO)難しい(笑)。 (岡村靖幸)難しいものだなと思っています。 (TJO)特に僕、個人的に面白いなと思ったのはすごく歌詞がストレートだったりするじゃないですか。 そこはやっぱり言葉を包み隠さず、聞いている人の耳や心に引っかかるように、あえてそうしているのか。 それとも、ストレートな表現をする方が自分にとってしっくり来るから? ストレートな歌詞表現 (岡村靖幸)両方あると思いますね。 しっくりも来ていますし、あとやっぱりインパクトみたいなことでも考えますし。 両方考えますね。 (TJO)歌詞を書かれる際、特に意思されることっていうのは? (岡村靖幸)グルーヴがいいっていうことはとても気をつけますけどね。 グルーヴを悪くしちゃダメだったり。 (TJO)なるほど。 そうなると基本的には曲から先にできる? (岡村靖幸)そうですね。 ほぼ曲ですね。 (TJO)そこに言葉を乗せていく。 たとえば、いちばん最初に歌詞を書かれて、割りと第一稿とかですぐにまとまったりするものですか? (岡村靖幸)いや、全然。 もう這いつくばるようにやっています。 大変で。 (TJO)ああ、本当ですか。 「グルーヴ」ってさっきおっしゃっていたので、僕の中では割りとポンポン出てきた言葉が最初からきれいに乗っているのかな?って思っていたんですけども。 (岡村靖幸)全然。 全然うまく行かない。 (TJO)ああ、そうなんですね。 それは、昔もいまも? (岡村靖幸)昔もいまも大変です。 (TJO)たとえば、歌詞を書く時とかに、「這いつくばって」ってさっきおっしゃってましたけども。 すごく文字のインプット、言葉のインプットっていうのを意識的にされたりとかは? (岡村靖幸)ああ、する時もあります。 それが血なり肉なりになるんじゃないかと思って、そういうことをする時もあります。 (TJO)それは本とか? (岡村靖幸)本であったり、テレビであったり、なんでも。 (TJO)それはもう、なんでも。 映画だったりとか。 (岡村靖幸)うんうん。 (TJO)ああ、面白いですね。 (岡村靖幸)なるべくいろんなものを吸収したいなとは思いますけどね。 (TJO)なるほど。 最近、なんか面白かった本とか映画とか、なにかあります? 印象的だったものとか。 (岡村靖幸)うーん……映画。 映画、なにを見たんだろう? あ、なんか俺、Netflixはよく見るんですね。 で、最近Netflixで、あんま期待しないで見たんですけど、『セサミ・ストリート』っていう子供向け番組、ありますよね。 昔から、70年代ぐらいから。 あれの途中から参加した人のドキュメンタリー(『セサミ・ストリートへ愛を込めて~エルモに命を吹き込んだ人形師』)がやっていて。 (TJO)ドキュメンタリー。 (岡村靖幸)それはすっごいよかったですね。 泣きました。 (TJO)泣くぐらいよかったんですね。 (岡村靖幸)あんまり期待してなかったんですけどね。 (TJO)いわゆる子供向け番組にかかわる人たちのドキュメンタリーっていう? (岡村靖幸)あのね、黒人の人形師の人で。 僕もあんまりよくわからなかったんですけど。 『セサミ・ストリート』ってずーっと僕の子供の頃から続いていて、いまも続いているのかな? 僕がもう大人になった頃には見なくなっていたキャラで、僕の子供の頃はビッグバードとかアーニーとかクッキーモンスターとか、あのへんだったんですけど。 僕が卒業してからエルモっていうのがものすごい人気だったんでしょ? (TJO)そうですね。 (岡村靖幸)それを操っていた、それを使っている人のドキュメンタリーなんですけど。 それが黒人の人で。 で、なんで人形師になろうとしたのか、どうして『セサミ・ストリート』に近づけたかみたいなののドキュメンタリーなんですけど。 とっても面白かったし、とっても感動しましたね。 『セサミ・ストリートへ愛を込めて~エルモに命を吹き込んだ人形師』 優しさと情熱の物語。 夢に向かって頑張る人は刺激を受けると思います。 ちょっと自分もNetflixに入っているんで、見てみます。 (岡村靖幸)ぜひぜひ。 Netflixは面白いのばっかりでね。 (TJO)そうですね。 やっぱりそういうところから刺激を受けて、それが作品になるっていうこともあるんですね。 なるほど。 ありがとうございます。 <書き起こしおわり>.

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#岡村靖幸 X だいすき

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宇多丸さんがの中で岡村靖幸さんとライムスターのユニット「岡村靖幸さらにライムスター」によるコラボ曲『マクガフィン』をライブで初披露した件について話していました。 (宇多丸)ちょっと私事のお話、先にいいでしょうか? まあ、先週土曜日、10月19日にこれ、ずっとシークレットだったんですね。 私どもRHYMESTER、ちょうどツアーが無いタイミングで。 だから公式のスケジュール上はなにも出ていないその日、10月19日に私どもRHYMESTERはZeppダイバーシティという、東京でもなかなかに大きいライブハウスに行っておりました。 これはなにかと言いますと、岡村靖幸さん。 もうね、説明不要でございましょう。 80年代後半から活躍をずっと続け、いまだに進化を続ける。 僕らも大ファンで、ウィークエンド・シャッフル時代にも岡村靖幸さんがいかにすごいアーティストかという特集をして、もう10年以上たちますかね? それぐらになりますね。 その時、10年前は僕はただファンなだけで、オフィシャルでもなんでもなくただ勝手に特集しただけだったんですけども。 いろいろとありまして。 Base Ball Bearの小出祐介さんを挟んで親しくなって、一緒に何度か飲んだりとかして。 いとうせいこうさんとかと。 あと、この番組にも来ていただきましたね。 (熊崎風斗)そうですね。 (宇多丸)お話もうかがいました。 あと、岡村靖幸さんのラジオの方に私がうかがって、岡村さんに……この番組に出ていただいた際に最後の方で「宇多丸さん、ラップを教わりたいんです」なんて言っていて。 それをすぐに実現する形でラップを教えたりするなんてこともありましたけども。 そういう諸々の布石があって。 「ああ、これはひょっとしたら?」って思ってらした方、いたかもしれませんが。 実はね、もうとっくの昔に我々、コラボ曲を作っておりまして。 結構とっくの昔に作っておりまして。 (熊崎風斗)実は。 (宇多丸)そうなんです。 一昨日、10月19日にZeppダイバーシティで行われました岡村靖幸さんのツアー『やばいよ!この気持ち。 でも満場のものすごいベイベちゃんと呼ばれる岡村さんのファンが。 もう「DATE」ですから。 DATEと呼ばれているものすごい会場の中、ずっと我々はシークレットなのでスタンバイしているじゃないですか。 で、そのシークレットで出る前の段階でそのライブでまずそのコラボ曲を宇宙初披露するという。 これ、まずすごくハードルの高いことなんですよ。 要するに、どこにもまだ出したことのない=まだどこでも人前ではやったことがない曲をいきなり出てきてやる。 だからまだ慣れていない歌をやる。 (熊崎風斗)それだけ大盛況の中で。 (宇多丸)で、失敗もしやすい場面なわけですよ。 にもかかわらず、そこでライブの様子もビデオと音を撮って。 音も含めてミュージックビデオ用に撮るという。 これは失敗できないというプレッシャーがある。 で、しかも岡村さんのファンの方たち。 ベイベちゃんたちは当然我々が出てくることなど知らない。 なんなら僕らのことをあんまり知らない方も含むみたいな客の前で、しかも岡村さんはライブ中にMCを入れないんですよ。 ご自分では。 ずーっと曲を歌って踊って……しかも3時間ぐらいノンストップでやるライブなんですけども。 代わりにベーシストのヨコクラさんという方がね、MCを入れたりする場面はあるんですが、基本的に岡村さんはしゃべらない。 だから別に紹介もない。 そういう中で、アンコールの途中で我々が登場をして宇宙初披露をするという。 で、スーツでビシッと決めまして。 その前に、アー写用というか、今回のユニット用の写真。 これは三浦憲治さんという超大御所です。 昔からYMOからなにから撮られているような超大御所カメラマンにアー写も撮ってもらって。 もう岡村さんなんかあと5分でステージに出なきゃいけないのにまだアー写を撮っていたり。 みたいな状況でボーンとやりました。 (熊崎風斗)はい。 (宇多丸)で、我々はずっと楽屋でスタンバイですよ。 とにかく岡村さんのライブはもう最高のエンターテイメントなんですけども。 俺らも「やっぱりすげえな、岡村さん! 普通に岡村ちゃんのファンだわ!」って思いながら見ているわけですよ。 そこで、さあ、満を持して出ていきましたよ。 でもね、やっぱり岡村さんのベイベちゃんのみなさん、やっぱり行き届いてますね。 DATEで。 やっぱりマナーが行き届いてますね。 まずZeppダイバーシティ、俺がいままでに見たことがないぐらいぎゅうぎゅう詰めなんですよ。 しかもぎゅうぎゅう詰めな上に、ものすごい暑いんですね。 すごい人数もいて。 そういう状況の中、我々が出ていったらその満場のお客のみなさんが「ドカーン! ワーッ!」って。 もう地鳴りのように盛り上がって。 だからいろいろと布石を置いていっていたので、ディープなファンの方はわかっていたんでしょう。 なんかやるんじゃないか?って思ってくれていたんでしょう。 で、宇宙初披露をしたというね。 これは我々RHYMESTERと岡村さんのコラボ名っていうんですか? ほら、あるじゃないですか。 」みたいなことですけども。 これも名前が決まっておりまして。 「岡村靖幸さらにライムスター」っていうね。 「さらに」っていう。 これは、だから岡村靖幸さんで十分に味が濃いのにさらに……っていうね。 (熊崎風斗)さらに加えますよっていう。 (宇多丸)クドい!っていうね(笑)。 「味 on 味」みたいな(笑)。 そんなあたりを表現してみたというね、岡村靖幸さらにライムスターというユニットによる宇宙初発表曲。 タイトル、これは映画ファンの方だったら「ああ、なるほど」と思われるんじゃないですかね。 『マクガフィン』というね。 マクガフィンってこれ、熊崎くんは聞いたことないですよね? もともとは映画のサスペンスの神様、ヒッチコックという人。 ヒッチコックというのは聞いたことがありますか? (熊崎風斗)なんとなく。 (宇多丸)ヒッチコックが言っていた理論が元になっていて。 要は、スパイ映画とかアクション映画でよくさ、秘密の設計図だとか宝石だとか核ミサイルの発射ボタンとか。 なんでもいいですけど、とにかくそれをみんなが奪い合うっていうものってあるじゃないですか。 でも、それって別になんでもいいわけですよ。 奪い合うものは。 奪い合うもの、そのものに意味があるわけじゃない。 ダイヤでもいいし、核ミサイルでもいいし、秘密の設計図でもいいし。 それを「マクガフィン」っていう風に総称するわけですね。 なので、その『マクガフィン』という誰もが追い求める、でもそれ自体に意味はあるのか、ないのか? みたいなものをスパイ映画のメタファーでそういう男女の駆け引きみたいなものを歌っているという曲なんですが。 (熊崎風斗)はー! (宇多丸)それを宇宙初披露したと。 これ、ちなみに今日はまだかけません。 宇宙初オンエアーはいずれ、このアフター6ジャンクションでかけさせていただきたいと思いますが。 そうだ。 メールも来ているんで、その現場にいた方のメール、これをご紹介しましょう。 「初めてメールを送らせていただきます。 土曜日、Zeppダイバーシティの岡村靖幸DATEへ行っておりましたが、スペシャルゲストでRHYMESTERの方々が登場して超びっくりしました。 私はスペシャルゲストに無縁な人間なもので、誰かが登場するとは全く思わず、無防備だったので本当に超驚愕でやられました。 いつもラジオで聞いている宇多丸さんを拝見できて嬉しかったです。 きっと同じ気持ちの方が多数いらっしゃると思います。 またRHYMESTERのライブを垣間見ることができてラッキーでした。 グルーヴってこういうものなのかな?って思いました。 かっこよかった。 『マクガフィン』のリリースを楽しみにしております」という。 超ヤバいバックトラック これね、まず最初に俺らが岡村さんと曲を作ろうっていうことになった時、岡村さん側からバックトラックの候補が送られてきて。 その2つあったうちのひとつ……両方ともめっちゃかっこよかったんだけども。 もうね、聞いた途端に「なんだ、これ? なんなんすか、岡村さん。 天才っすか?」って。 もう本当にトラックを聞いた時点で「もうこれ、ヤバいっすね! 岡村さん、やっぱり天才なんすね! これ、マニピュレーターの方、大変だったでしょう?」って。 実際に白石さんっていうマニピュレーターの方がずっとそこで完全に気が狂っていたんですけども(笑)。 そんぐらいの感じで。 でも、めっちゃかっこよくて。 そこから一緒にいろいろと曲を作って。 とにかくなんていうか、いろいろと僕らもコラボ物をいっぱいやっていて。 傑作、名作、正直作っておりますが、今回は「これって結構すごくね?」みたいな。 作った本人たちが。 「これはヤバいっしょ?」みたいな。 それぞれがそういう感じの雰囲気になっていて。 それをまさに宇宙初披露して、本当にドカーンといただいて。 あたたかく迎えていただいて。 曲も本当によかったなと思いますよ。 で、ミュージックビデオを撮影して、ずーっとカメラが……こっちは特に、俺はまだしも、導入の1番のラップなんだけども。 Mummy-Dが2番なんですけども、Dは非常にもともとテクニカルなラップをする人ですが、彼のラップ史上でも1、2を争う難易度で。 (熊崎風斗)これまでの長きにわたるキャリアで? (宇多丸)うん。 難しいのを書いていて。 本人も「しまった……」とかって言っていて(笑)。 で、それを宇宙初披露。 しかも、もともとのオリジナルトラックの上に乗せて生バンドでホーンとかいろいろなのが乗っていて。 そのホーンとかいろいろなのが乗っていて。 で、またそのホーンでちょっとだけボンドのテーマを乗せたりとか、粋なアレンジがされていたりして。 まあとにかくそういういろいろな不確定要素が……しかもステージ上にものすごい数のカメラクルーがいるわけですよ。 ビデオを撮るから。 もういろんな様子がある中で、でもまあがっつりとそれもやりきりまして。 (熊崎風斗)無事成功に? (宇多丸)大成功ですよ。 で、我々も大成功ですから勝利の美酒! 岡村さんはその後にいろいろとライブに来る方のご挨拶があって。 「終わった後に一緒に打ち上げに行こうぜ!」っつって。 で、岡村さんがね、お忙しいでしょうから。 俺らは1時間ぐらいずっと楽屋で勝利の美酒に酔いまくって。 もうハイボールですよ。 ウエーイ!って(笑)。 そんな風になっていて「岡村さん、お忙しいでしょうから……」なんて楽屋をちょっと見にいったらね、ただ普通に1人でスマホをやっていて。 「おかしいな、どうなっているんだ?」みたいな(笑)。 で、その後に打ち上げ……でも、岡村さん、3時間以上のノンストップのライブを終えられた後なんですけども、やっぱりすごいですね。 タフなんですね。 その後、打ち上げをやって。 その後に……ちょっとファンの方、すいません。 「宇多丸さん、ちょっともう一軒ぐらい行きましょうか」って。 その後に岡村ちゃん独り占めで。 僕が「DATE」ですよ。 事実上、実際のDATEですよ。 本当のDATEですよ。 岡村さんとその後にバーに行って。 それでそうなったら俺はあれですから。 岡村ちゃんとマジDATE 「岡村さん、もう一杯いいじゃないですか」「もう一杯ぐらい……お疲れだとは思いますけども。 もう一杯、いいじゃないですか、これ?」なんつって。 いやー、最高に楽しい夜を過ごさせていただきました。 そのね、土曜日の話をするだけでもめちゃめちゃおもしろい話があってね。 ちょっとね、また改めて岡村さんをお招きして。 おそらく宇宙初オンエアーなどもあると思いますから。 (中略) (宇多丸)あ、ちなみに先ほど言いました岡村靖幸さらにライムスターによる共同制作曲『マクガフィン』、こちら11月中にリリース。 追って情報は解禁いたします。 音源初オンエアーはおそらくこの番組で……ということになるんじゃないでしょうか。

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岡村靖幸、サラリーマンになる(後編)|メンズファッションニュース|GQ JAPAN

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襟にノッチドラペルを選んだことで、ビジネスシーンでも着用できるスタイルとなった。 もしも岡村靖幸がビジネスマンだったら 「スーツをオーダーすることが、こんなにもロマンティックな作業だとは思いませんでした」 ジョルジオ アルマーニの「メイド トゥ メジャー」でスーツをオーダーメイドした岡村靖幸は、採寸の際にこんな名言を残している。 一連の作業を経てイタリアで縫製された彼のスーツが、ついに日本に届いた。 では、どこへ着て行こう? 「華やかな場所にも、もう少しかしこまった席にも、いろいろな場所に着て行きたい」 岡村靖幸のこうした希望で仕立てたスーツは、どんなシチュエーションにも対応する普遍的なスタイルだ。 どこへ着て出かけても、似合うだろう。 でも、だからこそ、誰も知らない岡村ちゃんの一面が見られるような、意外な場所へ行ってみてはどうか。 アルマーニのスーツとのケミストリーで、岡村靖幸の新たな魅力が発見できるかもしれない。 そんなアイデアから、東京・丸の内でロケを行うことになった。 テーマは、「もしも岡村靖幸がビジネスマンだったら」。 「ミュージシャン以外の仕事は……、あまり考えたことがないかもしれませんね。 子どもの頃は探偵に憧れたこともあるけれど、いまはそんなことは思わないし、自分が音楽以外の仕事に就いている姿は思い浮かばないです」 ご存じのように、岡村靖幸は10代から音楽業界で活躍している。 その彼に、もしミュージシャンになっていなかったらどんな仕事をしていたかと尋ねると、こんな答が返ってきたのだ。 岡村靖幸はやはり生まれながらのアーティストであるけれど、写真をご覧になっていかがだろう。 この二段構えの仕立てにより、フィッティングは完璧になる。 まさか丸の内のビジネス街を歩くとは 「ほとんど毎日、電車に乗って仕事に通っているし、スーツを着る機会もそこそこあるので、自分としてはそれほど非日常な感じはしませんね」 岡村靖幸本人はそう言うけれど、アルマーニのスーツを着て、ビジネスバッグを抱えて山手線に乗り、丸の内を歩く彼の姿は新鮮だ。 「新鮮と言えば新鮮ですね。 とにかくこのスーツは着ていて気持ちがいいですよ。 アルマーニのフィッターの方と相談しながら自分で決めた素材だし、身体にフィットしているからそう感じるんだろうと思います」 ジョルジオ アルマーニの店舗で採寸を行ってからスーツが仕上がるまでの約2カ月間、スーツを着て行く場所をいくつか想像したという。 それは人前に出る場面であったり、何かのパーティであったりしたけれど、まさか丸の内のビジネス街を歩くとは思っていなかったようだ。 「正直、ビジネスマンとはあまり接点がないんです。 レコード会社とか、会社勤めをしている音楽関係の人もいるにはいますがね」 そう言いながら、岡村靖幸は丸の内の街を興味深そうに見回す。 「たくさんビルがあるなぁ……」 「どんな職種の人が多いんですかね?」 「やっぱりエグゼクティブになると電車じゃなくて送り迎えのクルマがあるんじゃないですか」 こんな具合に率直な感想を残す彼は、自身を丸の内におけるエイリアンだと感じているようだ。 でも傍から見ると、外資系投資銀行のマネージャーだと紹介されたら信じてしまいそうだ。 コスプレというわけではないけれど、上質なスーツには、天才ミュージシャンを敏腕ビジネスマンに変身させるぐらいの力があるのだと実感した。 もしビジネスマンになっていたならどんな上司になっていたと思いますか、と尋ねると、岡村靖幸はこんな言葉で周囲を笑わせた。 「どんな上司になるんでしょうね……。 上下関係はないんだよ、忌憚のない意見を言ってくれていいんだよ、と言いつつ、ものすごくブラックな上司になっていたかもしれませんね。 洋服はほかの人が決めたほうがいい 「スーツって人それぞれ、好みの着方が違うと思うんです。 大きめに着る人、タイトめに着る人、という具合に。 このアルマーニは、ぴしっとタイトに着るスーツですね」 丸の内での撮影の間中、岡村靖幸は採寸を行った時にフィッター氏から教わった、ジョルジオ アルマーニのスーツのスタイルを思い出していたという。 後ろ姿のラインをきれいに出すスーツであること。 脇の下からすぐに足が生えていると感じるくらいウエストの位置が高く設定されていること。 俳優がレッドカーペットを歩く時に着るスーツは特に腕がタイトになっていること、などなど。 「アルマーニでオーダーして、素敵なスーツが出来上がったことはもちろんよかったんですが、それと同じくらいアルマーニの世界観を学べたことがよかったですね。 ステージで着るための数多くのスーツを仕立ててきた岡村靖幸だからこそ、アルマーニでスーツをオーダーするという経験が特別なものであることが理解できるのだろう。 ここで、彼がステージで着るスーツに話がおよぶと、意外な言葉が飛び出した。 「ステージでのスーツについては、スタイリストやマネージャーの意見に従うことも多いですね。 洋服が似合う、似合わないということは、ほかの人が決めたほうがいいんじゃないかと思うこともあるので」 美意識の高い彼のことだから、スーツも自身でこだわって選んでいるのかと想像していたが、そうではなかった。 客観的な視点を持つ第三者の意見が、創作活動に刺激を与えてくれるのだろう。 ジョルジオ アルマーニでオーダーメイドするという行為も、岡村靖幸のクリエイティビティに刺激を与えたのだ。 アルマーニの世界観、フィッター氏の経験と知識、そして岡村靖幸のセンスとがセッションして、スーツという作品がひとつ生まれた。 岡村靖幸 (音楽家) 1965年兵庫県生まれ。 渡辺美里などへ楽曲を提供した後に、1986年に『Out of Blue』でデビュー。 縦横無尽のメロディーラインとダンサブルなリズム、そしてエバーグリーンな歌詞で形成する岡村ちゃんワールドで、オーディエンスを虜にする。 女性ファンも多いが、男性から熱狂的に支持されるのが特長のシンガーソングライターダンサー。 1月23日にシングル「少年サタデー」発売。 4月6日から全国ツアー「セレブリティ」スタート。 ジョルジオ アルマーニ「メジャー トゥ メジャー」とは? 伝統とモダンを両立させるノウハウと高度な仕立て技術によって、着る人それぞれの個性とリクエストに対応するオーダーメイドのサービス。 「ファッションデザインの原点に戻り、身につけたときに美しい服をつくりたい」というジョルジオ・アルマーニの思いから2006年にスタートした。 ジョルジオ アルマーニの直営店なら日本全国どの店舗でもオーダー可能、約2カ月でオーダーした方の手元に届く。 採寸は世界各地の店舗で行われるが、すべてイタリアの自社工場でパターンを起こして縫製を行う。 股下と袖の仕上げを残した状態で日本に送られ、日本の店舗で最終的なハンドフィッティングを行う。 ここまでが約2カ月で、ここから約1週間後にスーツは完成する。 お問い合わせ ジョルジオ アルマーニ ジャパン Tel.

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