清水幸利。 #73 幕間の物語 清水幸利の悪意

ありふれた職業で世界最強

清水幸利

【ありふれた職業で世界最強】南雲ハジメの活躍やかっこいいシーンまとめ まずはハジメの活躍をひととおりまとめていきます! 最初はクラスメイトの中でも最弱 もともとは地味なオタク少年だった南雲ハジメ。 何故か学校の人気者の白崎香織に声をかけられることが多くてクラスメイトに敵視されている以外は、普通の高校生だった。 ステータスプレートに書かれた数値は平均値(10)で、天職はトータスでごく一般的な錬成師。 技能も錬成と言語理解だけ。 他のクラスメイトたちがチートな天職や技能、3ケタのステータスを持つ中、彼だけがちっぽけな存在だったのだ。 そして、クラスで初めて訪れたダンジョン・オルクス大迷宮。 最弱でありながらクラスの役に立つために、錬成師のスキルでベヒモスを足止めする。 真のオルクス大迷宮で絶望し、力を手に入れる ハジメが落とされた先こそが、真のオルクス大迷宮だった。 上とは比べ物にならない魔物がうろうろしていた。 そこで ハジメは爪熊に左腕を食われて失う。 幻肢痛とクラスメイト・魔物への憎しみにさいなまれ、彼は決意した。 敵を殺し、元の世界へと帰る。 そのために憎しみを捨て、 敵を排除することだけを考えるのだった。 (C)白米良・たかや Ki・RoGa 神結晶と神水を見つけ、命をつなぎとめたハジメ。 彼は魔物を食べては再生、食べては再生を繰り返すことによって進化する。 ステータスはレベル8で3ケタに到達。 中には300を超えるものもあり、この世界のトップクラスに既に到達していたのだ。 魔力操作・纏雷といったスキルも手に入れて、魔物はもはや恐れるものではなくなった。 更に、錬成師のスキルも向上し、ダンジョン内の鉱物を鑑定し、錬成する。 そして、オルクス大迷宮50層で、封印された吸血鬼の少女を発見する。 (C)白米良・たかや Ki・RoGa 彼女を助け、ユエと名付けたハジメ。 迷宮の奥にいたのはヒュドラ。 ハジメはそこで右目を失うが、錬成師のスキルで兵器を作り、ユエと協力して勝利する。 (C)白米良・たかや Ki 迷宮を出てからは仲間を増やし、圧倒的な強さで依頼をこなしたり、魔物を殺していく。 そして、クラスメイトたちとも再会する……。 かつてのクラスメイトと遭遇、彼らの苦戦していた相手を瞬殺 元の世界へと戻るために情報を集め、大迷宮へと潜って戦っていきます。 そんな中、ウルの街を襲撃する魔物たち。 愛子の説得に心を動かされ退治することに。 ユエたちと協力し、自ら作り出した兵器で 簡単に全ての魔物を蹴散らします。 (C)白米良・たかや Ki そして、魔族に味方した裏切り者、清水幸利が彼らに毒針を放つ。 ハジメが敵だと認識すれば、かつてのクラスメイトだろうが容赦はない。 ハジメは彼に情けをかけることなく、殺したのだった。 それからしばらくして。 ハジメは天乃河光輝たちのパーティがダンジョンでピンチになっていることを知る。 光輝たちは、ダンジョンで魔人族に襲われていた。 そんな彼らのもとに現れるハジメ。 クラスメイトには思い入れは一切ない。 でも、白崎香織にだけは恩がある。 だから、義理を果たすために助けに入ったのだ。 光輝たちは傷つけることのできなかったキメラや、魔人族の女を、ハジメはいとも簡単に倒していく。 一般人を遥かに超える勇者が手も足も出なかった相手に、完封勝利。 この時点でハジメは人間を超越していた……。 WEB版だと最終的には…… ちなみに、WEB版は完結してるんですけど、もっととんでもないことになっているのでご紹介します。 ユエとともに、 神代魔法をすべてマスターし、移動の概念を持ったアーティファクトを自作。 これによって元の世界へと戻る方法を手にします。 その後、ラスボスの神「エヒト」にユエを奪われ、彼女を体内に取り込まれてしまいます。 絶望で世界を破壊しようとするハジメ。 ミュウによって止められて神へと立ち向うことを決意します。 今まで出会ってきた権力者たちや、クラスメイト、トータスの全戦力を結集。 ハジメもアーティファクトを量産。 神と人類の全面戦争となります。 そして、神との読み合いの末、 エヒトにとどめを刺すことに成功します。 体内に眠っていたユエと、言葉を交わすことなく通じ合っていたことが勝因。 彼女との連携によって、彼女を助け出しエヒトへ概念魔法【撒き散らした苦痛をあなたの元へ】を放ちます。 対象が今までに他者へ与えた苦痛や傷の全てをそのまま本人に返すという魔法で、ついにエヒトは、神は死んだのでした。 このバトルはハジメの強さと、彼の立てた作戦の周到さが光ります。 ぜひWEB版で読んでみてください(あたりから)。 本編終了後は、 ヒロインたちに猛アタックを受けて8人の嫁と娘ができます。 恋愛関係については後でご紹介するのでお楽しみに。 【ありふれた職業で世界最強】南雲ハジメの強さ・ステータス・アーティファクト! 次に、ハジメの強さが数値化されたステータスをご紹介します。 ハジメのステータス 6章開始時点で、ステータスは以下のように5桁超え。 *鉱物分解 魔力をじっくりと浸透させて、物質の結合を解く。 最小単位まで分解可能だが、時間はかかる。 なので戦闘などでは使えない。 鉱物を砂状に加工する為の技能。 *三爪 かつての爪熊と同様に風刃が三本出る。 *飛爪 風刃を飛ばせる。 ちなみにこの時点で、人間最強クラスの天乃河光輝のステータスはレベル83で、オール1020。 これでもイカれたステータスのはずが、ハジメの前では霞んで見える数字になっています。 人間の限界がレベル100なんですが、それを軽く超えた状態。 最終的には神をも殺すので更に強くなっていると考えられます。 ハジメの使うアーティファクト ハジメは錬成によって作り出したアーティファクトを使って戦います。 相当種類があるんですが、それもご紹介します。 ドンナー・シュラーク ハジメがメインで使用するリボルバーレールガン。 燃焼石を炸薬に利用し、纏雷を用いて電磁加速させた弾丸を放つ。 炸薬の量を減らした非致死性のゴム弾も用意している。 ドンナーは奈落の底で見つけた鉱石を用いて初めて作った。 シュラークはオスカーの隠れ家で義手を手に入れた後に作られている。 性能は基本的にドンナーと同じ。 シュラーゲン (C)白米良・たかや Ki・RoGa ユエと出会って以降に作成した対物ライフル。 ドンナーの威力不足を補うために作成し、奈落ではヒュドラ戦で使用。 ヒュドラとの戦闘で融けてしまったが、後に改良型を作成する。 パイルバンカー (C)白米良・たかや Ki・RoGa 義手に装着して使用する装備。 炸薬だけでなく電磁加速の勢いで射出するタイプ。 使用する杭は全長120cm、直径20cm、重量4t。 メツェライ パイルバンカー同様、義手に装着して使用する六砲身のガトリングレールガン。 発射速度は毎分12000発。 オルカン 回転弾倉式ミサイルランチャー。 クロスビット 十字架の形をした遠隔操作型アーティファクト。 弾丸を打ち出すだけでなく、結界を張って防御にも使用できる。 グレネード類 閃光手榴弾など、種類は様々。 シュタイフ 魔力駆動式のバイク。 ティオが仲間入りした際に定員オーバーになってしまったので、以降はシアの愛車になっている。 ブリーゼ ハマーのような外見の魔力駆動四輪。 空調も完備されている。 ミサイルなどの武器が格納されていて、荷台も用意されている。 オルニス ミレディのゴーレム騎士をヒントに作られた重力魔法が付与された鳥形の無人偵察機。 偵察機に映された光景はハジメの左目に届くようになっている。 円月輪 輪の形をした投擲武器。 空間魔法が付与されていて、輪の中心に向かって攻撃すると別の輪の中心から空間を越えてその攻撃が放たれる。 ボーラ ワイヤーで敵を捕獲する投擲武器。 空間魔法が付与されていて、敵を捕縛し空間を固定して停止させる。 ヒュベリオン 太陽光を宝物庫にチャージして、重力魔法が付与された発射口から収束した太陽光をレーザーにして放つ大軍用の殲滅兵器。 初使用時は未完成品だったため、一度使用しただけで本体が太陽の熱に耐えきれず壊れてしまった。 フェルニル 重力魔法が付与されたエイのような形をした飛空艇。 動力はハジメの魔力。 トイレや風呂なども備えている。 宝物庫 オルクス大迷宮で手に入れた指輪。 魔力を流し込むことで、ありとあらゆる物を出し入れできる。 義手 オスカーの隠れ家で見つけた物にハジメがオリジナル要素を加えた魔力の直接操作で動く鉱石で作られた黒い義手。 ハジメの左腕に付けられている。 触覚を感じることが可能で、多彩な攻撃用のギミックも仕込まれている。 義眼 神結晶に生成魔法でとを付与した義眼。 これにより、魔法を構成するを捉えることができ、核を撃ち抜かれた魔法はその場で霧散する。 ハジメの右目に付けられている。 【ありふれた職業で世界最強】南雲ハジメの恋愛・嫁・ヒロインとの関係 最後に、ハジメとヒロインたちの恋愛関係について。 フラグの立っている女性とはだいたいくっつきます。 ハジメの親いわく、リアルチーレム。 「ミュウは俺の娘で、ユエ達は全員、俺の嫁だ。 まぁ、よろしく頼むよ」 「「軽ぅ!?」」 「あ、ちなみに、あと4人ほど嫁がいるから、また後日挨拶してもらうよ」 「「リアルチーレムぅ!?」」 ユエ オルクス大迷宮の50階層で、ハジメが助け出した吸血鬼。 仲間に裏切られ封印されたところを助けられ、 「この世界に居場所がないなら、一緒に俺の世界に来るか?」という言葉で彼に惚れてしまいます。 オルクス大迷宮を攻略後、性的にハジメをいただいています。 作者いわく、ハジメに対するエロさも世界一。 ハジメ自身も、 彼女のことをかなり特別視しています。 香織に告白された際も、「俺には惚れている女がいる」ときっぱりと答えています。 ……最終的には、香織のアタックに屈服して、両方とも嫁にするんですけどね。 シア から登場。 魔力を持つ亜人として、亜人族から忌み子として扱われます。 彼女の存在が知れてしまい、彼女のことをかくまっていたハウリア一族は樹海を追放。 帝国兵の亜人狩りに襲われているところを、未来視で見たハジメ・ユエに助けを求めます。 最初はハジメにぞんざいな扱いを受けますが、何度も立ち上がって彼の手助けをしようとしたり、一途に彼を想う姿を見せます。 ハルツィナ樹海を攻略したあと、罠で溺れかけたシアを人工呼吸。 このあたりから、ハジメは彼女のことを特別な存在だと思うようになっていきます。 ティオ から登場。 魔術師によって操られていた黒竜。 ハジメがケツにパイルバンカーをしたことによって、ドMに目覚めてしまいます。 (C)白米良・たかや Ki・RoGa 目覚めてしまってからは、ハジメのことを「ご主人様」と呼ぶようになります。 ミュウ (C)白米良・たかや Ki から登場。 フューレンでハジメが助けた海人族。 ハジメのことを最初は「お兄ちゃん」と呼んでいましたが、後に 「パパ」と呼ぶように。 呼ばれ始めた時期は不本意だったものの、最終的にはハジメも過保護になり、ユエ達から親馬鹿と呼ばれるほどになってしまいます。 ミュウと一緒のときは、普段は見せない表情を見せるようになっていきました。 (C)白米良・たかや Ki・RoGa 白崎香織 (C)白米良・たかや Ki 地球にいた頃から、彼のことを気にかけていたヒロイン。 中学時代、おばあさんを助けるために不良に対して土下座していたところを目撃し、その優しさに恋心を抱きます。 そして、で魔人族から助けてくれたハジメに告白。 そのときはユエに惚れているからと断られますが、シアたちと同じようにパーティに同行することを選びます。 レミア (C)白米良・たかや Ki ミュウの母親。 五年前に夫を亡くした未亡人。 娘を助けてくれたハジメに感謝していて、ミュウが父のように慕う彼の夫のように振る舞います。 ユエ達から嫉妬されるも、人妻特有の余裕で受け流します。 八重樫雫 香織の友達で、とても苦労人な剣士。 とても強く、女性に惚れられやすいが、本人は強い男性に守ってもらいたい、女の子として扱ってほしいと思っていました。 最初は親友である香織の想い人に恋してしまったことに悩み、否定します。 が、もうひとりの自分と対峙した際にハジメに助けられ、好きになったことを認めて受け入れるのでした。 リリアーナ (C)白米良・たかや Ki ハイリヒ王国の王女。 賊に襲われていたところをハジメに助けられます。 そのときはハジメたちにぞんざいな扱いを受けています。 ですが、王国再建のため婚約し、婚約者であるバイアスに襲われたところをハジメのアラクネによって救助されます。 再び助けに応えてくれたハジメに好意をいだくのでした。 畑山愛子 (C)白米良・たかや Ki ハジメのクラスの社会科担当教師。 ウルに魔物が進軍してきた際、ハジメの気持ちを尊重した言葉で彼の心を少し動かします。 また、清水によって殺されたあと、救命処置として人工呼吸をされたことをきっかけに、ハジメのことを異性として意識し始めます。 異世界から帰還したあとは、先生と生徒が付き合うということや年の差に思い悩みます。 が、ハジメにあっさりと否定され、年の差についてはユエ(323歳)がいることを指摘されます。 その後普通に両親へ挨拶に行き、無事彼の嫁となるのでした。 ハジメの活躍を楽しむなら ちなみに、ありふれた職業で世界最強を楽しむ方法をご紹介しますね。 書籍版を揃えるなら 書籍版でハジメの圧倒的な強さや、ヒロインたちとのイチャイチャを読みたければ、ebookjapanというサイトがおすすめです。 WEB版にはない描写が追加されていたり、挿絵で臨場感が上がっているのでファンなら絶対読んどいた方がいいですよ。 今なら会員登録で一冊半額クーポンがついているので、50%OFFで読むことが出来ます。 買えば買うほどポイントがつくので、ありふれた職業で世界最強を全巻揃えるならここがオススメです。 魔物の肉を喰ったことで人間の限界を超えた成長を果たします。 錬成師のスキルを使って作り出したアーティファクトで戦い、敵とみなした存在を全て軽々倒していきます。 最終的に嫁はユエ、シア、ティオ、香織、レミア、雫、リリアーナ、愛子の8人。 ミュウも娘として受け入れられます。 WEB版では地球に戻って全員を娶っています。 書籍版を揃えるならこちら。 似た作品を探している方は、こちらもどうぞ。

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清水幸利

「」にてから連載されている(本編完結済)。 2015年からより既刊15巻(2019年12月現在)が刊行されている。 文庫版のイラストはが担当している。 2020年5月の時点でシリーズ累計発行部数は400万部を突破した。 2017年からは、本編の前史として書き下ろされた外伝『 ありふれた職業で世界最強 零』(ありふれたしょくぎょうでせかいさいきょう ぜろ)も並行して刊行されている。 公式略称は『ありふれた』だが、『あり職』、『ありふれ』とも呼称される。 2019年2月の時点で4億PVを突破。 オーバーラップのWebコミックサイト「」の中でコミカライズされており、本編(作画:RoGa)、零(作画:神地あたる)に加え、スピンオフ作品として『 ありふれた日常で世界最強』(作画:)および『 ありふれた学園で世界最強』(作画:森みさき)が連載されている。 概要 いわゆる作品の一つ。 漫画化やテレビアニメ化もされている。 現実世界に近い世界からファンタジーのような世界に飛ばされるというよくある異世界ものとして描かれている。 本作の異世界転移としての特徴は主人公のみならずクラスメイトも異世界に召喚されるという点と主人公が物語の途中で人格や外見が豹変する点にある。 また、ストーリー内容も勧善懲悪や主人公が己の正義などを貫く作風とは言い難く主人公は必ずしも倫理観があるとは言えないとして描かれている。 ストーリー 本編 1巻 いじめられっ子のオタクである高校生、 南雲ハジメはクラスメイトと共に異世界トータスへと召喚される。 次々に戦闘向けのチート能力を手に入れたクラスメイトとは裏腹に、ハジメの得た力は非戦闘向けの「錬成師」という地味な能力だった。 「無能」の烙印を押されイジメを受けながらも、どうにか皆の役に立つために座学や読書などで知識を蓄えていくハジメ。 そんな彼の元にクラスメイトの 白崎香織が部屋を訪ねる。 香織はハジメが消えてしまう悪夢を見てしまい、胸騒ぎがしてハジメにオルクス大迷宮の攻略に参加しないように説得する。 そんな彼女を安心させるためにハジメは香織に守ってもらうことを約束し、攻略に参加することを決意する。 翌日、オルクス大迷宮にやってきたクラスメイト一行。 20層までは無事に進めたが、偶々発見したグランツ鉱石という綺麗な鉱石を香織のために取ろうとした 檜山大介の不注意によって、罠が起動してしまう。 橋のような場所に転移させられたクラスメイトの前に突如、前方に65層の魔物・、後方に無数のトラウムソルジャーが出現しクラスメイト達は窮地に追い込まれる。 時間稼ぎのために、単身ベヒモスへ挑み錬成師の力を駆使して足止めをするハジメ。 クラスメイト達がトラウムソルジャーを撃退して退路ができたことでハジメは戦線を離脱しようとするが、先日香織と仲睦まじげに話すハジメの様子に嫉妬していた檜山はハジメに向けて火球の魔法をぶつける。 檜山の悪意によって橋の崩落に巻き込まれたハジメはオルクス大迷宮の奈落の底へ突き落とされてしまう。 真のオルクス大迷宮に突き落とされたハジメ。 奇跡的に落下死にはならなかったが、そこで迷宮内の強力な魔物に次々と襲われ、1層の主である爪熊によって左腕を食われてしまう。 ハジメは壁を錬成し続けどうにか爪熊から逃げ延びる。 逃げた先で偶然見つけた神結晶と神水により死を免れるが、満身創痍なうえに脱出の方法も見つからないという状況に心身共に絶望に追い込まれる。 当初はこの理不尽な状況を作り出したトータスの神や裏切ったクラスメイト、襲い掛かった迷宮の魔物への憎悪を燃え上がらせるが、次第に絶望的な現状の打破の方法を模索するようになる。 やがてハジメはその憎しみを捨て去り、生きるために邪魔者は全て始末することを決意する。 空腹感を抑えるために魔物を仕留めてその肉を喰らったハジメは魔物の肉の猛毒に苦しみながらも神水の力で生き延び、喰らった魔物の能力を得る。 錬成師としての鍛錬を重ねたことで鉱石の鑑定能力に目覚めたハジメは迷宮内の鉱石を利用して、地球の兵器である拳銃の開発に成功する。 魔物の能力と作り上げた拳銃・ドンナーで自らの左腕を食った爪熊にリベンジを果たしたハジメは何があっても故郷に帰るという己の望みを自覚する。 上に昇る方法が見つからないため、ハジメはやむなくこの大迷宮を下っていくことにした。 迷宮を下っていき、襲い掛かる魔物を返り討ちにしては自らの血肉と糧にしていくハジメ。 地下50層まで進んだハジメはそこで謎の石に封印された吸血鬼の少女と運命の出会いを果たす。 自分と同様に信じていた者に裏切られ、独りぼっちになった吸血鬼の少女に何となくシンパシーを感じたハジメは錬成の力で彼女の四肢を封じている石を溶かして封印から引きずり出す。 名前を付けてとねだられたハジメは美しい月のように見えたその少女に ユエという名前を付けた。 直後、封印を解いたことによって全身が鉱石で覆われた巨大なサソリのような魔物が出現する。 自らの兵器が固い外装で通らず苦戦を強いられるハジメだったが、ハジメの血を吸い魔力を回復したユエの協力によってサソリモドキをどうにか撃破する。 ハジメの身の上話を聞いたユエは自らの居場所をハジメの傍と心に決め、彼についていく意思を表明する。 迷宮の魔物を退け、遂に地下100層まで降り立ったハジメとユエ。 そこで二人は迷宮最強の六つ頭のヒュドラのような魔物と戦う。 右目を焼かれながらもハジメはサソリモドキの身体から新たに作り上げた兵器とユエの魔法を駆使して死闘の末にヒュドラを倒す。 その先の隠れ家のような部屋で二人はオルクス大迷宮を作り上げた オスカー・オルクスの残した映像からトータスの真の歴史を知り、迷宮を突破した報酬として生成魔法を手に入れた。 オスカーの話から地球へ帰る方法が、残りの神代魔法にあると考えたハジメはオスカーの隠れ家で先の戦いの傷を癒し、彼が残したアーティファクトと錬成の知識を手に入れ、生成魔法を利用した新たな兵器や魔力駆動車、義眼や義手などを作り上げる。 ユエにも神結晶を利用した魔力を蓄える機能を持つアクセサリー一式をプレゼントする。 準備を整えたハジメはこれから先で起こる困難を予期し、恋人になったユエと共に立ち塞がる障害を全て蹴散らして地球に帰る覚悟を決め、残りの神代魔法を手に入れる旅に出る。 2巻 オスカーの隠れ家にあった転移魔法陣でオルクス大迷宮から地上へと脱出しライセン大峡谷に降り立ったハジメとユエ。 無事に地上に戻れたことを喜ぶ二人へ大峡谷の魔物が襲い掛かるが、ハジメの相手にはならずドンナーとシュラークで瞬く間に蹴散らす。 ハジメはライセン大峡谷にも七大迷宮があることをオスカーの隠れ家で知ってたので、町がありそうな樹海方面に進みながらライセン大迷宮の場所を調査することにした。 魔力駆動バイク・シュタイフで大峡谷を駆け抜けていくハジメとユエは、成り行きで双頭ティラノサウルスに襲われていた兎人族の シア・ハウリアを助ける。 シアは自分のせいで故郷のフェアベルゲンを追い出され、魔物や帝国軍に追われている他のハウリア一族を助けてほしいと依頼する。 ハジメは七大迷宮があると思われるハルツィナ樹海での道案内を条件に渋々シアの頼みを聞くことにした。 大峡谷の魔物と帝国軍を殲滅し、帝国の馬車を奪ってハウリア族と共にハルツィナ樹海に辿り着いたハジメ達は虎人族の ギルらフェアベルゲンの警備隊と衝突しそうになったが、自らの武器で威嚇発砲して黙らせたうえで自分がオルクス大迷宮を攻略した者であることとハルツィナ樹海の大樹にある七大迷宮だけが目的で、手を出さない限り危害を加えるつもりがないことを告げる。 ハジメの話が半信半疑であったことからギルはこの案件について長老達に指示を仰ぐ。 話を聞いた森人族の長老である アルフレリック・ハイピストはオルクス大迷宮産の魔石や指輪を持ち帰ったハジメを大迷宮の攻略者と認め、ハルツィナ樹海の大迷宮の解放者の口伝に従い一行をフェアベルゲン内へと案内する。 ハジメは断ろうとしたものの「大樹は一定周期で濃霧に覆われており、それが晴れないと大迷宮に辿り着くこともできない」と教えられたため、仕方なくアルフレリックについていく。 長老会議においてハウリア族は掟に逆らった罰として処刑すると告げる長老達に対し、ハジメはハウリア族を殺すことは自分が七大迷宮に行くのを邪魔をすることと同義だとして敵対も辞さないと忠告する。 アルフレリックは並外れた力を持つハジメと敵対するのを避けるためにハウリア族は既に死んだ者として扱い、死んだ者は処刑できないとしてハウリア族を放免する。 その代償としてフェアベルゲンを事実上出禁にされたハジメは、大樹付近に拠点を構え濃霧が晴れるまでの間ハウリア族に自衛のための戦闘訓練を施す。 大樹の元へ辿り着いたハジメであったが入口近くにあった石板から4つ以上の七大迷宮の攻略の証と再生に関する神代魔法を所持していないと試練に挑めないことが判明したため、大樹の七大迷宮の攻略を保留しライセン大迷宮を目指すことにした。 その際、ユエとの戦闘訓練で身体強化魔法と近接戦闘の才に目覚めたシアがユエとの賭けに勝ったとしてハジメの旅に同行することになった。 ライセン大峡谷に近いブルックの町でハジメは、大迷宮に挑む前に冒険者ギルドで樹海の魔物の素材を売って資金を調達し食料品や武器の調整などの準備に入る。 大峡谷で野宿をしながら入り口を探していたある日、偶然シアが大迷宮の入り口を発見する。 ミレディお手製の神経を逆撫でにするメッセージや魔法が使えない状況での大迷宮の物理系トラップに翻弄されながらも最深部に進んだハジメ達はそこで巨大なゴーレムの姿をした無数のゴーレムと重力を操る ミレディ・ライセンと対峙する。 彼女の神代魔法に苦戦を強いられるが、ハジメ・ユエ・シアのコンビネーションにより、巨大ゴーレムの核の破壊に成功し試練をクリアする。 ミレディは自分を打ち破った報酬として、ハジメ達に重力魔法と残りの七大迷宮の情報、鉱石や試練を突破した証の指輪を与えるが直後に水責めのトラップを発動して強引に外へと追い出す。 最後にアクシデントがありつつも、ライセン大迷宮での活躍ぶりからハジメとユエはシアを仲間だと認め、次の大迷宮を目指す準備のために再びブルックへと戻る。 3巻 ライセン大迷宮を無事に攻略したハジメ達は次の七大迷宮、グリューエン大火山を目指すべくブルックを旅立つことを決める。 世話になったギルド職員・ キャサリンの勧めもあり、ハジメ達は商人・ モットー・ユンケルの護衛の依頼を受けながら食料品等の補充も兼ねて中立商業都市フューレンへと向かう。 フューレンに辿り着いたハジメは、ユエとシアを金と権力に物を言わせて奪おうとした貴族及びその護衛の冒険者と騒動を起こしてしまい、フューレンのギルド職員に事情聴取のための同行を命じられる。 フューレン支部長の イルワ・チャングは、恩師であるキャサリンから推薦状を受け取っていたハジメ達の実力を見込んで、今回の騒動を内密に処理する代わりに北の山脈地帯の調査で冒険者と共に行方不明になった ウィル・クデタの捜索の依頼を受けてほしいと申し出る。 自分達がそう遠くない未来に聖教教会や神の関係者に目の敵にされることを予感していたハジメは、無茶ぶりともいえる要求をイルワに呑ませた上でこの仕事を受ける。 北の山脈地帯を目指し湖畔の町ウルへと辿り着いたハジメは、偶然にも 清水幸利の行方を捜してこの街にやってきていた 畑山愛子と愛ちゃん護衛隊のクラスメイトとの再会を果たす。 ハジメの生存を喜ぶ愛子であったが、自分の護衛を務めていた デビット・ザーラーがシアを下等生物呼ばわりしたことで垣間見た以前とは比べ物にならない実力とトータスの人間にもクラスメイトにも何の感情を抱かない様子を見てハジメが過ごしてきた過酷な日々を知り愛子はショックを受ける。 その日の夜、ハジメは自分がクラスメイト達との決別を選んだ理由とオルクス大迷宮で知ったこの世界の真実を客観的な判断ができそうな愛子にだけ伝える。 愛子はハジメに対し、香織だけは自分の生存を信じてオルクス大迷宮で戦い続けていることを告げる。 それを聞いたハジメは、自分が奈落の底に落ちたのは事故ではなくあの状況を咄嗟に利用した誰かの計画殺人であり、そのクラスメイトから襲われないよう香織に忠告することを愛子に頼む。 クラスメイトの誰かがハジメを卑劣な方法で始末しようとしたという事実に愛子は更にショックを受ける。 翌日の早朝、ハジメ達はウィルの捜索のために北の山脈地帯へ向かおうとするがそこへ愛子達も清水の捜索を兼ねてハジメについていこうとする。 足手まといにしかならないとしてハジメは断ろうとしたが、必死に食い下がる愛子の熱意に負けて同行を承諾する。 山脈で捜索をしていたハジメはある滝壺の奥で目的のウィルを発見し、ウルに連れて帰ろうとしたがその矢先にウィルが同行した冒険者パーティを襲った黒竜が姿を現す。 ウィル達をしつこく狙う黒竜をどうにか止めたハジメであったが、最後の攻撃で黒竜が正気に戻り、その正体が竜人族であることを知る。 正気を取り戻した ティオ・クラルスと名乗る竜は自分が山脈で休息を取っていたところを何者かの闇魔法で操られ、目撃者の始末を命じられてウィル達を襲ったと話す。 ティオは冒険者達を殺してしまった贖罪として、闇術師の魔物の大群を使ったウル襲撃計画を止めるために力を使わせてほしいと申し出る。 無人探査機を山脈の随所に飛ばしていたハジメは、襲撃計画が真実だと知り急いでウルに戻る。 ハジメは、イルワからの仕事を果たすべく何かできることはないかと動き回るウィルを無理矢理フューレンに連れて帰ろうとするが、愛子がそれを止めハジメに魔物の大群をどうにかしてほしいと頼み込む。 魔物の大群と戦ってほしいという愛子の姿を自分達に魔人族との戦争参加を強要した教会の関係者みたいだと揶揄するハジメ。 それに対し愛子は、ハジメが絶望のどん底にいる時に何もできなかった自分の言葉は軽いかもしれないと前置きしつつも、故郷に帰ることを最優先にして自分と大切な人以外の一切合切を切り捨てる今のハジメの生き方はとても寂しくきっと誰も幸せになれないと忠告し、以前持っていた生来の優しさを捨てないでほしいと願う。 どこまでも生徒を大切に想う愛子の言葉にハジメは僅かながらに心を動かされ、魔物の大群を討つべく準備に入ることにした。 ウルに集結する数万の魔物の大群を自前の兵器と魔法で次々と打ち破っていくハジメ・ユエ・シア・ティオ。 その最中、魔物の大群に指示を出していた清水を見つけたハジメは愛子に頼まれた通り、彼をウルに連れて帰る。 魔物を使って無差別に人々を襲おうとしていた清水を説得する愛子であったが、清水は説得には応じずある魔人族との密約を果たすために愛子を毒針で人質に取る。 直後、そこへ清水を寝返らせた レイスの貫通特化型の水魔法が射線上に並んだハジメ・シア・愛子・清水に向かって放たれる。 シアが未来視を発動し愛子を清水から引き離したことで4人が即死する未来は回避されたが、愛子には毒針が刺さりシアと清水は水魔法を食らって重傷を負う。 突然の魔法を対処できたハジメは愛子とシアを神水を使って生き返らせる。 愛子は魔人族に裏切られ致命傷を負った清水も救ってほしいとハジメに頼むが、清水と話をする中で生かせばいずれ自分の敵になると判断したハジメは神水を渡さず自ら止めを刺す。 清水を殺した理由を尋ねる愛子に対し、ハジメは「奈落の底で心に刻み付けられた『自分の敵に一切容赦しない』という今の自分の価値観はもう変えられそうにない」と話し、愛子の無事を祈りながらユエ・シア・ティオ・ウィルを連れてフューレンへと帰る。 4巻 ウィルを無事にフューレンへと連れ帰ったハジメは、約束通りユエ達のステータスプレートと後ろ盾をイルワから受け取り、イルワの計らいで金ランク冒険者の称号を手に入れる。 そして、愛子を命懸けで守ってくれた礼としてハジメはシアと観光区で一日デートをすることにした。 そのデートの最中、地下の下水道から弱っている人の気配を感じた2人はそこから人身販売を生業とする違法組織・フリートホーフから逃げ出した海人族の少女・ ミュウを保護する。 流石に幼子を連れていては自分達の旅に支障が出るとして、ハジメは彼女を不憫に思うシアを説得してミュウを保安署に預けるがそこが襲撃され、ミュウは再びフリートホーフに拐われてしまう。 フリートホーフは置き手紙でミュウの命を人質にシアの身柄を要求するが、それがハジメの逆鱗に触れフリートホーフはハジメたちの手で壊滅させられる。 そして、再び保護されたミュウは世話をしていく内に情が移ったシアの頼みもあり、イルワからの依頼という形でハジメ達が面倒を見ながら故郷のエリセンまで送り届けることになった。 その頃、光輝達はオルクス大迷宮の90層まで到達していた。 だが、そこには魔物がおらず迷宮のいたるところが魔物の血で染まっているという異様な光景が広がっていた。 それを怪しむ光輝達の前に自分達を待ち伏せていた魔人族の カトレアが姿を現す。 光輝がカトレアの魔人族側への勧誘を拒否したことで戦闘となるが、カトレアと彼女が率いる大量の凶悪な魔物の力に光輝達は圧倒され、パーティーの一部が重傷を負い命からがら撤退し迷宮の一角に身を潜める。 このままでは全滅は免れないと判断した一行は、パーティー随一の隠密性を持つ 遠藤浩介に70層にある30層への転移門を守っているメルドら王国騎士の元へこの情報を届け、応援を呼んでもらうことにした。 メルドらの助力で後をつけられていたカトレアの魔物を振り切った浩介は地上へ向けてひたすらに走り続ける。 一方、ハジメはイルワの手紙を支部長に届けるためにホルアドに立ち寄っていた。 真のオルクス大迷宮に突き落とされる前のクラスメイト達との日々を微かに思い出しつつも、仕事を果たしてさっさと次の大迷宮へ向かうためにホルアドの冒険者ギルドへ向かう。 そして、そこで光輝達の救援のための人員をギルドで探し回っていた浩介と遭遇する。 外見も内面を大きく様変わりしたハジメの姿に驚愕するも、自分の影の薄さに関するエピソードを知っていたことから本人だと理解し、ハジメが生き延びていたことに浩介は安堵する。 浩介は光輝達が窮地に陥っていることをハジメに伝え、救援のために一緒にオルクス大迷宮に来てほしいと頼み込む。 だが、ハジメは既に光輝達への情を失っており、助けに行くことへのデメリットも想定されるため返答に思い悩む。 しかし、愛子の言葉とかつて自分を守ると約束してくれた香織との会話を思い出し、香織を助けるために大迷宮へ向かうことを決意する。 迷宮の一角に身を隠し、体力の回復に専念していた光輝達は遂にカトレアに捕捉される。 傷だらけのメルドの姿を見た光輝は、再び魔物に挑み切り札である限界突破を使うも歯が立たずに負けてしまう。 光輝の敗北を目の当たりにしたパーティーの一部はカトレアの勧誘に乗ることを提案する。 そんな中、メルドは最後の意地で自爆用の魔道具を用いてカトレアに一矢報いようとするも魔力を吸収する能力を持つ魔物に魔道具を無力化され、直後に致命傷を負う。 倒れたメルドの姿を見た光輝は激昂し、限界突破を怒りで進化させて先程まで劣勢だった魔物を一掃しカトレアに襲い掛かる。 しかし、カトレアが恋人に祈りをささげる姿を見た光輝は思わず止めを刺すことを躊躇ってしまい、その隙を突かれて重傷を負い限界突破の代償で動けなくなってしまう。 最早、なす術もなくした香織は己の死を悟り、ハジメの名を口にする。 直後、迷宮の天井が崩落しそこから巨大な黒い杭が現れ、香織を殺そうとした魔物は一撃で倒される。 そして、崩落した天井から現れたのは光輝達の魔力を遥か上の階層から察知し迷宮への道をショートカットすべく地下に向けてパイルバンカーを打ち込んだハジメであった。 零(外伝) 1 本編のはるか昔、自身の規格外の才能を秘蔵し「負け犬」と呼ばれながらもオルクス工房に務める錬成師、 オスカー・オルクスのもとに、天災 ミレディ・ライセンという美少女が現れる。 神に抗う仲間を求めるミレディはオスカーの非凡な才能を見抜いて勧誘しようとするが、オスカーは断り続ける。 そんな矢先、オスカーの孤児院にいる弟妹達が何者かに誘拐されてしまう。 孤児で稀代の錬成師オスカー・オルクスと、処刑人一族の生き残りミレディ・ライセンが出会ったとき、神に抗う者達の運命が廻り始める。 これは、"奈落の化け物"南雲ハジメに繋がる物語。 2 ミレディの勧誘により"解放者"の一員となったオスカーと ナイズ・グリューエンは、"西の海の聖女"の噂を頼りに大陸では生きられない者達が住まう海上都市アンディカに赴く。 噂の真偽を確かめていたとき、ミレディ達が泊まっていた宿屋が海賊に襲われてしまう。 海賊達を追ったミレディ達が出会ったのはメルジーネ海賊団そして、神代魔法の担い手 メイル。 ミレディ達はメイルを"解放者"に勧誘するが彼女達メルジーネ海賊団にはアンディカ征服という目標があった。 場面は変わり聖光教会では、反面教師という有効なシステムであるアンディカを脅かす異端者集団メルジーネ海賊団を壊滅させるべく、白光騎士団団長 ラウス・バーンが動き出そうとしていた。 3 海上都市アンディカでの神獣討伐から数ヵ月後、メイルを仲間に加えたミレディ達はライセン支部へ向かっていた。 道中立ち寄った支部にて、ライセン支部が崩壊した報せを受け、ライセン支部へ急行したミレディ達が出会ったのは、自称神代魔法の担い手 ヴァンドゥル・シュネーを名乗る一匹のネズミだった。 魔王に囚われている本物のヴァンドゥルを救い出せば、ヴァンドゥルは"解放者"に入り、ミレディ達は保護されたライセン支部の仲間に再会できるという破格の条件を提示され、イグドール魔王国へと向かったミレディ達の前に立ち塞がったのは、神代魔法が効かない超人兵士と魔王だった。 "アーティファクト使い"と称される実力に規格外の魔法の才能。 そして強靭的な身体能力。 彼の神の使徒を上回る魔王を相手にミレディ達はヴァンドゥルを救い出すため抗う。 4 ヴァンドゥルと仲間に加えたミレディ達は、"解放者"副リーダーから聖光教会が"ハルツィナ共和国"に宣戦布告したことを知り共和国へ向かう。 本編の前日譚となる物語で本編でも登場したオスカーやミレディなど七大迷宮を作った解放者を中心に物語が展開される。 登場人物 声はドラマCD、テレビアニメ共通。 自他共に認めるオタクでクラス中に知れ渡っている。 理解不能な状況に出くわすと「何でやねん」と関西弁を発する癖がある。 の父と家の母の仕事を手伝っている所為で学校ではいつも居眠りをしている。 学校のマドンナの香織に親身にされていることで、ほとんどのクラスメイトから敵愾心を持たれている。 そのため、やっかみを受けていたが、それをまったく気にしておらず、雫からは「(心が)とんでもなく強い人」と評されていた。 また、観察眼に優れており、イシュタルの本質を見抜いたり、戦況を冷静に把握して最善の行動をとることが出来る。 クラスメイトと共に異世界トータスに召喚されるが、天職が戦闘に向かない最弱の錬成師だったため周りから「無能」の烙印を押される。 オルクス大迷宮での訓練の途中で、現れたベヒモスからクラスメイト達を守るために錬成師の能力を駆使して単独で抑えていたが、クラスメイトの檜山によって奈落の底へと突き落とされ、そこで魔物に襲われて左腕を失う。 逃げた先で回復効果のある神結晶と神水を発見したことによって生き延びるが、左腕を失ったことによるや壮絶な空腹感で苦痛を味わうという理不尽な状況に心身共に絶望に追い込まれる。 しかし、尋常ならざる生への執着心と故郷に帰りたいという確固たる意思で人格が歪みながらも再起する。 その際、世界を"敵"と"それ以外"の二つに分け、自分の目的や生存を阻む敵は誰であろうと殺す、という価値観が形成された。 再起した直後は、生きるために魔物を仕留めてその肉を喰らい、魔物の肉の猛毒と神水により身体の破壊と再生の繰り返しという地獄の苦しみを味わった。 幾度も身体の破壊と再生が繰り返された結果、筋肉が発達して身長も10cm以上伸び、髪は白くなっている。 また、自分と同等または格上の魔物を喰らうことでステータスが上がり、その魔物の能力を取り込める特異体質になる。 さらに迷宮内で熱や衝撃に強いタウル鉱石とに近い性質をもった燃焼石を発見したことがきっかけとなって、大型式拳銃『ドンナー 』の製作に成功した。 その後、左腕を奪った爪熊と再戦して勝利した後、オルクス大迷宮の探索を開始。 50階層で封印されていたユエと出会う。 ユエを解放した後は最奥部を目指し、そこで待ち構えていたヒュドラと右目を失うほどの死闘の末倒す。 そこで最奥部で解放者のオスカー・オルクスが遺したこの世界の真相を知るが、ハジメはそれを気にすることなく、手に入れた神代魔法の一つ"生成魔法"で左腕の義手と魔眼石で作った右目の義眼を製作して装着(右目を隠すためにもつけている)し、元の世界へ帰る方法を探すべくユエと共に旅立つ。 元来は積極性を見せないものの温厚で優しく、いざとなれば勇敢さを見せる正義感の強い性格だったが、奈落に落ちた後は理不尽な状況への絶望と憎悪から精神の均衡が崩れてを起こし、一人称は「僕」から「俺」へと変化、敵と認識した者に対してはたとえクラスメイトでも一片の容赦もなく殲滅する冷徹さと誰に対しても尊大な態度を取る傍若無人さを持つ以前の姿からは考えられない性格に豹変する。 ただ、境遇の似たユエと出会えたことによって完全な外道には堕ちずに済んでいる。 再起する際にトータスやクラスメイトへの感情を一切捨て去ったため、地球に帰るためのこととユエ達を守ること以外は無心を貫いていたが、愛子にそれを寂しい生き方だと諭されてからは不器用ながら徐々に優しさを取り戻している。 また、仁義を重んじており、ハウリア族との約束を守り通したり、自分の生存を知らせるべく香織を助けに行ったりしている。 "特別"な存在のユエや自分に好意を抱くシア達のことは大切にしており、彼女らに危害を加えようとする者には容赦なく制裁もしくは威圧で黙らせる。 不本意に義理の娘になったミュウには非常に過保護になり、ユエ達から「親バカ」と言われるほど。 かつてをこじらせていたことから、それを黒歴史として触れられるのを非常に嫌がっており、変貌した姿を見て一日寝込んだり、雫に恥ずかしい異名で言葉攻めされて苦しんだりしていた。 ブルックの町で、ユエとシアを手に入れようとする冒険者らから狙われるようになったが、決闘をする前に瞬殺することから"決闘スマッシャー"の異名が付き、さらに"股間スマッシャー"のユエとのコンビで"スマッシュ・ラヴァーズ"の名が付き、冒険者(男性)達から恐れられている。 ウルの町では、愛子の"豊穣の女神"の異名を大いに利用し、自身は"女神の剣"と名乗った。 錬成師は戦闘能力は無いが、武器や装備品を作れる。 最初は鍛冶職らしく鉱物の加工程度しかできなかったが、訓練を重ねた結果、地面を錬成して落とし穴や出っ張りを作り出すことができるようになった。 上記のように奈落の中で魔物の肉を喰らったことで魔物の固有能力を取得できるようになる。 特に、魔力を直接操作する"魔力操作"によって、詠唱や魔法陣を使うことなく魔法を扱えるようになった(通常は魔物限定の能力)。 "魔力操作"、"鉱物鑑定"等を覚えてからは、モンスターの固有能力を纏わせたオリジナル兵器を生み出せるようになり、以降は錬成の力で製造した兵器での戦闘がメインとなる。 オルクス大迷宮攻略後は攻略者の証である"生成魔法"でアーティファクト級の魔導具や破壊兵器を作り出せるようになった。 生成魔法以外の神代魔法の適性は高くないので、他の神代魔法は主に生成魔法で兵器や装備に付与している。 当初のステータスは一般人と変わらない程度だったが、魔物の肉を喰らったことで異常なほどステータスが向上し、オルクス大迷宮から脱出した時はすべてのステータスが一万超えかつ大量の魔物の能力持ちというクラスメイト最強の光輝ですら足元にも及ばないほどの強さになっていた。 戦闘はでの我流がメインで、他にも様々なアーティファクトによる火力を活かした戦闘も行う。 弾丸同士の跳弾を利用して効率的に敵を撃ち抜く、ほぼ同時に全弾を撃ち切るなど非常に高い射撃技術を持つ。 身体能力も大幅に向上しているため、接近されてもある程度の徒手格闘で応戦可能。 奈落での過酷な経験で身に付いた戦闘技術は非常に合理的で、ハジメの思考にも影響を与えている。 ドンナー・シュラーク ハジメがメインで使用するリボルバーレールガン。 燃焼石を炸薬に利用し、纏雷を用いて電磁加速させた弾丸を放つ。 炸薬の量を減らした非致死性のゴム弾も用意している。 ドンナーは奈落の底で見つけた鉱石を用いて初めて作った銃。 シュラークはオスカーの隠れ家で義手を手に入れた後に作られている。 性能は基本的にドンナーと同じ。 シュラーゲン ユエと出会って以降に作成した。 ドンナーの威力不足を補うために作成し、奈落ではヒュドラ戦で使用した。 ヒュドラとの戦闘で融けてしまったが、後に改良型を作成する。 義手に装着して使用する装備。 炸薬だけでなく電磁加速の勢いで射出するタイプ。 使用する杭は全長120cm、直径20cm、重量4t。 メツェライ パイルバンカー同様、義手に装着して使用する六砲身の。 発射速度は毎分12000発。 オルカン 回転弾倉式ミサイルランチャー。 クロスビット 十字架の形をした。 弾丸を打ち出すだけでなく、結界を張って防御にも使用できる。 グレネード類 閃光手榴弾など、種類は様々。 シュタイフ 魔力駆動式のバイク。 ティオが仲間入りした際に定員オーバーになってしまったので、以降はシアの愛車になっている。 ブリーゼ ハマーのような外見の魔力駆動四輪。 空調も完備されている。 ミサイルなどの武器が格納されていて、荷台も用意されている。 オルニス ミレディのゴーレム騎士をヒントに作られた、重力魔法が付与された鳥形の。 偵察機の目とハジメの義眼は連動しており、送られてきた光景が義眼に届くようになっている。 空間魔法が付与された。 輪の中心に向かって攻撃すると別の輪の中心から空間を越えてその攻撃が放たれる。 戦闘だけでなく、自身の特訓にも用いる。 ワイヤーで敵を捕獲する投擲武器。 空間魔法が付与されていて、敵を捕縛し空間を固定して動きを封じる。 太陽光を宝物庫にチャージして、重力魔法が付与された発射口から収束した太陽光をレーザーにして放つ大軍用の殲滅兵器。 初使用時は未完成品だったため、一度使用しただけで本体が太陽の熱に耐えきれず壊れてしまった。 フェルニル 重力魔法が付与されたエイのような形をした飛空艇。 動力はハジメの魔力。 トイレや風呂なども備えている。 宝物庫 オルクス大迷宮で手に入れた指輪。 魔力を流し込むことで、ありとあらゆる物を出し入れできる。 オスカーの隠れ家で見つけた物にハジメがオリジナル要素を加えた魔力の直接操作で動く鉱石で作られた黒い義手。 ハジメの左腕に付けられている。 触覚を感じることが可能で、多彩な攻撃用のギミックも仕込まれている。 神結晶に生成魔法で先読と魔力感知を付与した義眼。 これにより、魔法を構成する核を捉えることができ、核を撃ち抜かれた魔法はその場で霧散する。 ハジメの右目に埋め込まれている。 纏雷 オルクス大迷宮の二尾狼の肉を喰らった際に得た能力。 雷を身に纏うことができる。 射程が短すぎるので、主に武器の弾丸を電磁加速させる時やの要領で相手を軽く痺れさせる為に使う。 空力 オルクス大迷宮の蹴りウサギの肉を喰らった際に得た能力、天歩の派生形の一つ。 空中に足場を作れる。 瞬光 ヒュドラ戦で目覚めた天歩の能力の最終派生。 知覚能力を大幅に引き上げ、天歩の他の能力を向上させる。 副次的な効果として、発動すると脳の処理能力が上がりクロスビットやオルニスといった遠隔操作系のアーティファクトをより精密に操作できるようになり、一度に操作できる数も増える。 風爪 オルクス大迷宮の爪熊の肉を喰らった際に得た能力。 腕を振ることで風の爪を発生させ、敵を切り裂く。 三百年前に滅んだ族の生き残りで、当時の吸血鬼族の女王。 見た目は金髪と紅い瞳を持つ12歳くらいの少女の姿をしている。 オルクス大迷宮の50階層に封印されていたが、ハジメによって解放される。 「ユエ」という名前はハジメに封印から助け出された時に名付けられた。 クールな性格で口数も少ないが、年上の貫禄もあって、ハジメを誘惑する大胆な面もある。 12歳の頃に先祖返りが起きて、"魔力操作"と"自動再生"の固有魔法に目覚め、その影響で少女のまま成長が止まっている。 力に目覚めて数年で当時最強の一角となり、17歳で吸血鬼族の王位に就く。 しかし、欲に目が眩んだ叔父によって、化け物として周囲に浸透され、大義名分のもと殺されそうになるが"自動再生"によって死ななかった為に封印される事になった。 それから300年後、封印部屋を訪れたハジメによって解放され、共に迷宮を探索し、過去を語り合いながら心を通わせ、相思相愛の仲になっていく。 そして迷宮攻略後、共にハジメの故郷の地球に行く為に旅立つ。 ブルックの町で、自分とシアに言い寄って来た冒険者らの股間を容赦なく潰して"漢女"にしたことで"股間スマッシャー"の異名が付いた。 また、密かに日記を付けている。 "自動再生"は首を切り落とされても勝手に再生するほどの回復力を持っており、老化もしないので少女のままの外見を保っている。 一瞬で灰にでもされない限りほぼ不死身の肉体ではあるが、"自動再生"は魔力の残量に由来するので魔力が枯渇した状態で受けた攻撃の傷は治らない。 魔法に関しては膨大な魔力と全属性の魔法適性を持ち、"魔力操作"によって無詠唱で魔法を発動可能だが、魔法名だけは癖で呟いてしまう。 "複合魔法"の技能で魔法をかけ合わせる事もできる。 多くの神代魔法の適性があり、神代魔法を攻撃魔法と複合させることでオリジナルの魔法を次々と編み出している。 吸血鬼族の能力により他者の血を吸うことで魔力を回復することが可能。 食事は取らなくても問題ないが、空腹感はあるようでそれも血を吸えば収まる。 なお、ハジメの血は絶品だと豪語している。 蒼天 火属性の最上級魔法。 蒼い炎で敵を焼き尽くす。 緋槍 火属性魔法。 炎を円錐状の槍の形にして敵に放つ。 凍獄 水属性の最上級魔法。 自分を中心に広範囲の氷を出現させて敵を氷に閉じ込める。 凍雨 アニメオリジナル。 氷の針を無数に降らせる。 天灼 雷属性の最上級魔法。 複数の雷の弾を敵の上空に出現させ、範囲内の敵に雷を浴びせる。 破断 水属性魔法。 で敵を切り裂く。 凍柩 水属性の上級魔法。 敵を氷に閉じ込める。 雷龍 雷属性の上級魔法・雷槌と重力魔法の複合。 口が重力場になっている雷の龍を出現させ、敵を引き寄せ雷の餌食にする。 初使用時にはハジメとの出会いと未来を謳った詠唱を唱えている。 風花 風属性魔法・風爆と重力魔法の複合。 敵を重力場で浮かせて全範囲から風の砲弾をぶつける。 禍天 重力魔法の一つ。 重力球を作り出し、消費魔力に比例した重力で敵を押しつぶす。 重力方向は任意で設定できる。 壊劫 重力魔法の一つ。 禍天の上位に当たる魔法で広範囲を重力で押しつぶす。 蒼龍 蒼天と重力魔法の複合。 属性が違うこと以外は雷龍と同じ。 界穿 空間魔法の一つ。 2つのゲートを出現させて、一方のゲートに入ったものをもう1つのゲートから出す。 攻撃の反射や回避に使える。 絶禍 重力魔法の一つ。 疑似的なを出現させて、敵の攻撃を吸収し無効化する。 千断 空間魔法の一つ。 空間そのものを切断する防御不能の攻撃。 五天龍 雷龍や蒼龍などの異なる属性の魔法で構築された龍を5体出現させる。 幻牢 空間魔法の一つ。 空間を固定し、防御や敵の拘束を行なう。 壊刻 再生魔法の一つ。 半径3m以内の触れている者の古傷を生傷に巻き戻す。 神罰之焔 蒼天と重力魔法と魂魄魔法・選定の複合。 ユエが指定した者もしくは指定されなかった者だけを重力魔法で圧縮した数十発分の蒼天で焼き尽くす。 亜人・兎人族の一部族であるハウリアの族長の一人娘。 容姿もスタイルも抜群で、良くも悪くも周りから注目されるほど。 本来亜人が持つはずがない魔力を持って生まれ、他の亜人族に知られると処刑されるため一族によって隠されていたが、それがバレて一族を連れてフェアベルゲンから離れたところを帝国軍に見つかり、追われて峡谷に身を潜めていた所をハジメに救われた。 元気いっぱいで明るい性格だが調子に乗りやすく図々しいところがあり、当初はハジメとユエから「残念ウサギ」と呼ばれていた。 未来視の力でハジメ達に近づけばハウリア一族が助かる未来を見たため、ハジメに気に入られようと近づいたが、一族の窮地を救われたことで恩義以上の好意を抱くようになり、一族の生活が安定してからはハジメ達の旅に同行する。 当初はハジメから手酷い扱いを受けていたが、それでも何度も立ち上がって一途にハジメを想う姿から、次第にハジメから大切な存在と認識されるようになる。 また、自分が寝ている時にハジメがウサミミをモフモフしていることを知って喜んでいた。 ライセン大迷宮を攻略したことでユエに認められ、妹分として大切にされている。 一方で、ハジメ以外の男性には基本的に興味を示さず、冷たい視線を向けるか無視している。 ハルツィナ樹海攻略後、ハジメからついにユエと同じ"特別"な存在と認められる。 生まれた時から"魔力操作"と"未来視"の固有魔法を持っており、その影響でハウリア族の特徴である濃紺の髪が、青みがかった白髪になっている。 戦闘においては属性魔法の適性は無かったものの、ユエに稽古を付けられたことで身体強化による卓越した身のこなしとパワーファイトができるようになった。 "未来視"は仮定の未来を見るもので、派生技能の"天啓視"で咄嗟に数秒先の未来が分かる事もある。 またハジメが作成した大槌型アーティファクト"ドリュッケン "を与えられ、これと身体強化、"未来視"を自在に扱う事で、近接戦では無類の強さを誇るようになった。 ハジメ同様、神代魔法の適性は低く自分の肉体に対してしか行使できない。 ドリュッケン ハジメから渡された大槌型アーティファクトでシアがメインに使う武器。 ハジメが時々改良している。 振り回して攻撃する他、ミサイルやシールドといった多彩なギミックが仕込まれている。 未来視 自分が仮定した未来を見ることができる。 魔力消費が激しく1日に一度しか使えない。 自分や他者の行動によって見た未来とは違う出来事が起こることがある。 自分に命の危機が迫った場合は自動で発動し、自分が死ぬ未来を見せる。 その際は意識して使った時よりも魔力消費が3分の1ほどに抑えられる。 天啓視 未来視の派生。 2秒先までの未来を見ることができる。 魔力消費が少ないため、連続使用が可能で主に敵の攻撃を先読みするために使う。 竜人族の姫君。 黒の着物を纏った黒髪金眼の巨乳の美女。 異世界からの来訪者を調べるために竜人族の隠れ里から出てきたが、眠っていたところを清水に操られ、竜化して冒険者を襲っていた所をハジメの手で正気に戻される。 スタイルも良く容姿端麗で聡明な性格であったが、ハジメとの戦いでパイルバンカーを竜化状態の自身の尻に突っ込まれたせいで、に目覚めてしまう。 その後、責任を取ってもらう名目で強引にハジメの旅に同行する。 ドMに目覚めてからは、ハジメのことを「ご主人様」と呼び、ことあるごとにハジメから手酷い暴言や制裁、稀に見せる優しさを受けては恍惚な表情で喜びに浸っている。 一方で、元来の聡明さと思慮深さ、そして情の厚さによって戦いで仲間達を守っており、ハジメ達から大切な存在と認識されている。 ハジメのことになると我を忘れがちなユエやシアに比べると、冷静かつ客観的な視点で相手や状況を見ることが出来る聡明さもあり、その状態は「スーパーティオさん」と呼ばれている。 ただ香織達からはドMの印象が強すぎて「怖い」と言われ、シアは思い出しただけで吐き気を催した。 普段は人間とほぼ変わらない身体だが"竜化"することで巨大な竜になり、ステータスが大幅に上がる。 人間形態でも"竜化"の派生技能"咆哮"による強力なブレスや火・風・雷の属性魔法を操れる。 ハジメのクラスメイトの少女で、男子に人気のマドンナ的存在。 中学の頃、当時他校の生徒だったハジメが不良達に絡まれている赤の他人であるお婆ちゃんとその孫を無様ながら身を挺して守っているのを目撃したのをきっかけで強い興味と恋心を抱き、偶然同じ高校に入学してクラスが一緒になると、何とか親しくなろうとクラスで唯一積極的に構っていた(結果的にその行動が、ハジメがクラス中に嫌われる状況を作ってしまっていた)。 雫、光輝、龍太郎とは幼い頃からの幼馴染。 雫とは親友で、よくハジメのことで相談してもらっている。 光輝から好意を向けられているが、幼馴染としては大切に思っているも恋愛感情は持っていない。 誰に対しても分け隔てなく優しい性格だが、意外にもこうと決めたら真っ直ぐ突き進む猪突猛進な面があり、暴走することが多い。 滅多に怒ることは無いが、怒らせると背後に般若が浮かぶほどの怒りが露わとなる。 結構ムッツリな面もあり、あざとくハジメにアピールすることもある(そのほとんどが、ユエに阻止されている)。 また、非常に鈍感で、周囲の自分に対する好意やハジメに対する敵意に気付いておらず、少々自身の周辺に対する認識が甘い。 「無能」の烙印を押されたハジメを心配し、オルクス大迷宮に入る前日にハジメの部屋を訪れて彼を守ることを約束した。 ハジメが奈落に落ちた時は一時錯乱状態に陥るほど酷く悲しんでいたが、彼の生存を信じてオルクス大迷宮で訓練に励みながら彼を探そうとしていた。 そして、カトレアとの戦いで、魔物に殺されそうになったところを現れたハジメに助けられ、以前の面影が無いにも関わらず一目で彼と見抜いた。 当初はカトレアを躊躇なく殺せるほど変わり果てたハジメに困惑するが、ユエ達の様子を見て本質的な優しさは変わっていないことに気付き、ハジメの傍らにいたい思いから彼に告白し、そのまま強引に彼に付いて行く。 告白して以降は、以前よりも積極的なアプローチをしており暴走が激しくなっている。 シア達とはすぐに仲良くなるが、ユエとは互いに対抗心を抱いており、よくからかわれたりして喧嘩している。 メルジーネ海底遺跡でハジメ達との実力差を思い知り、足手纏いではないかと思い悩むが、亡霊に憑りつかれた時にハジメから大切な存在とされていると知って立ち直った。 亡霊が成仏した後、彼にキスをしている。 王都侵攻では、拘束されている光輝達のもとに駆けつけるも、恵里の協力者だった檜山に心臓を刺されて死亡してしまうが、ティオの神代魔法により魂魄を保護される。 肉体も再生魔法で修復されるが、力の限界を痛感して「 人の身を捨ててでもハジメの隣に立ちたい」という思いから元の肉体を封印し、ノイントの亡骸に魂魄を定着させ、神の使徒の身体を得る事でその能力を扱えるようにもなった。 元の身体は宝物庫内で、氷漬けの状態で保存されている。 回復魔法を得意とし遠距離の相手の回復や広範囲の回復、相手の症状の鑑定などができる。 ノイントの身体になってからは詠唱も必要としなくなった。 神代魔法では再生魔法が最も適性が高い。 ハジメのクラスメイトの少女で香織の親友。 長い髪をポニーテールにし、172cmの高身長で身体は引き締まっており、凛とした雰囲気から多くのファン(主に女性)を持つ。 中には崇拝が熱烈過ぎて「お姉様」と呼んで過激な行動を起こす"義妹《ソウルシスター》"が、地球 、トータス問わずどこにでもいる。 世話焼きでクラスメイトたちから頼られているが、実際は年相応の繊細さを持ち、可愛い物が好きなど乙女チックな性格。 本人は女の子として扱ってほしいと思っており、自分を守ってくれるほど頼もしい男性が好み。 四歳の時に剣術の才能の片鱗を見せ、家族や門下生達から期待されたことで剣の道を歩んだ。 当時、道場に入門したばかりの光輝に好意を寄せていたが、小学生の頃、光輝と一緒にいることが気に喰わなかった少女達からやっかみや嫌がらせを受けるようになり、一度光輝に相談するも事態を悪化させる結果となったため、一時期は苦手意識を持っていた。 現在は好意を抱いておらず、手間の掛かる"弟" として接している。 一方、その取り巻く環境から救ってくれた香織には深い恩を感じており、篤い友情を結んでいる。 ただ、たまに友情が行き過ぎての花を幻視させることもある。 光輝達幼馴染の中では一番の常識人で、彼らを支えている苦労人。 香織や光輝から迷惑を掛けられているハジメを気遣っており、いつも後でこっそり彼に謝りに来ている。 ハジメも彼女の苦労を知っており、ハジメとは比較的親しい間柄になっている。 香織がハジメに恋している理由も知っており、それを応援していた。 ハジメを知った当初こそ彼のことは快く思っていなかったが、観察していくうちに今までにないタイプの人間と気付いて興味を抱き、周りからやっかみを受けても全く気にしていないことから、自分の中で一番"心"が強い人と評価していた。 香織に付き添ってハジメの趣味を調べる過程である程度のオタク知識を持っており、その知識を使ってハジメを言葉責めで苦しめるなど、ユエ達から「ラスボス」と称されている。 戦いでは光輝と龍太郎と共に前線を担っており、戦況を見ないで行動する光輝とは違い、冷静に戦況を把握して指示を出して行動しているため、カトレアからは光輝よりも勇者らしいと評価されている。 当初、武器が刀ではなかったため、本来の力を発揮できていない節があった。 カトレアとの戦いの後、ハジメに香織のことを託し、邪険にするようなら恥ずかしい異名を広めると脅した。 また、カトレアとの戦いで自分が使用していた武器が破損したため、ハジメから今までのお礼代わりにと彼がハウリア族に武器を作る過程で作った黒刀を譲り受ける。 なお、黒刀をもらったことが相当嬉しかったのか、後に"義妹《ソウルシスター》"の女性騎士が辟易するほど黒刀について饒舌に語っていた。 ちなみに、ハジメからは「ただ硬くてよく切れるだけ」と言われたが、実際は聖剣などの国宝級アーティファクトに匹敵する完成度の作品で、ウォルペンらの尽力でを取り付け、黒刀の能力を使用できるようになった。 王都侵攻後、自分の弱さを痛感し、強くなるために光輝達と共にハジメの旅に同行する。 ハジメが頼れる存在だと認識して以降は彼に気を許しており、ハジメにからかわれることが多くなったり、素の自分を時折見せている。 その仲の良さにユエ達からは警戒され、ガハルドからは惚れるなよと釘を刺されている。 カム救出作戦の際、光輝達と共に帝都で陽動を行っていたが、ハジメの唆しとみんなの後押しでやむなく被ったピンクの仮面のせいで、帝国兵士らから一番不審者扱いされたことに深く落ち込み、これがトラウマになる。 ハルツィナ樹海では、強い精神力によって光輝達の中で唯一迷宮の攻略に成功したが、試練の過程でハジメに対する想いを自覚してしまったことに激しい動揺と葛藤を抱く様になる。 氷雪洞窟では、自分の虚像と戦うが自身の内面と向き合うことが出来ず、ハジメへの好意を突き付けられて窮地に陥るが、間一髪のところでハジメに助けられ、彼から発破を掛けられたことで立ち直り、再び対峙して勝利する。 そして、自分を守ってくれる存在のハジメが好きであることを認めて受け入れる。 小柄で十代前半くらいにしか見えないほどの童顔で、生徒達からは「愛ちゃん」「愛ちゃん先生」の愛称で慕われているが、本人としては威厳ある教師を目指している模様。 日本での経験から容姿に対する自己評価が低く、デビットや他の神殿騎士からの好意に気付いていない。 異世界に召喚された後も生徒達のことを第一に考え、生徒達を危険な目に遭わせようとしている教会の神官らに猛抗議している。 戦闘には向かないが世界の食糧事情を一変させる程の能力だったため、各農村地や未開拓地を回って農地改善及び開拓の任務に当たっている。 後に"豊穣の女神"と呼ばれ、人々から深く崇拝されるようになる。 ハジメが奈落に落ちたと聞いて酷くショックを受けていたが、ウルの町で偶然にもハジメと再会する。 生存こそ喜んだものの変わり果てた彼を見て困惑するが、それでも彼を生徒として扱っている。 任務を優先してウルの町を見放そうとするハジメに"ハジメの先生としての本気の説教"をし、それまで無心を貫こうとして"寂しい生き方"をしていたハジメの心を動かすきっかけとなった。 しかし、生徒の安全を優先しながらも教え子のハジメを戦場に向かわせてしまった自分の無力さや矛盾も理解している。 ウルの町での戦いでは、ハジメによって"豊穣の女神"の名を利用されるが、それによって味方の士気を大いに高めた。 戦後、魔人族に寝返った清水を説得しようとしたが、隙を突かれて毒針で人質にされてしまい、シアによって自分を狙った魔人族のレイスの攻撃から守られる。 その拍子に毒針が掠って死にそうになるが、ハジメから口移しで神水を飲んで一命を取り留める。 ハジメに瀕死の清水を助けてもらおうと頼むも、逆に止めを刺されたことでハジメに不信感を抱くが、その真意 を見抜いて彼の不器用な優しさに安堵する。 しかし、すぐに口移しと去り際の言葉を思い出して慌てふためき、先生と生徒の立場に想い悩むようになる。 王都へ帰還後、ハジメを異端者認定しようとする教会や王に抗議したが強行されてしまい、ハジメに教えられた世界の真実を生徒達に明かそうとした矢先、ノイントに誘拐されて神山に監禁されるが、ハジメに助けられる。 その後の神山での戦いで自身の能力でティオを幇助した結果、結界を破壊するだけのつもりが誤って総本山ごと吹き飛ばしてしまったが、それによって神山の七大迷宮に認められハジメ達と共に魂魄魔法を習得した。 間接的とはいえイシュタルら教会関係者を殺してしまったという事実に押し潰されてしまいそうになるが、ハジメから「奈落の底で人間らしさを無くした自分がいつか人間らしさを思い出せるように、その罪悪感を背負ってほしい」という我が儘を受けて、罪を背負う事を誓う。 この頃から、ハジメに明確な好意を抱くようになる。 海人族のレミアの娘。 エメラルドグリーンの長い髪と扇状のヒレの形をした耳が特徴で、整った可愛らしい顔立ちをしている。 「~なの」という喋り方をする。 人攫いの組織に誘拐され、フューレンの町に運ばれて監禁されていたが、隙を見て逃げたところをハジメ達に保護される。 その後、再び捕まって裏オークションに出された所をハジメに救われる。 当初、ハジメのことは「お兄ちゃん」と呼んでいたが、そう呼ばれることにむず痒く感じたハジメが別の呼び方を提案すると、生まれた時から父親がいなかったという理由でハジメを「パパ」と呼び出す。 ハジメは撤回を要求するが頑なに譲らず、結局「パパ」と呼ぶようになった。 以後、ハジメのことを本当の父親のように慕う。 常に天真爛漫に振舞っているが、レミアがいない寂しさを耐えていた。 ギルドの依頼という形でハジメ達に同行してもらってエリセンへ向かい、無事にレミアと再会する。 再会後、ハジメはこれ以上の旅は危険すぎて連れて行けないと判断してメルジーネ海底遺跡を攻略したら別れるつもりだったが、ミュウも別れることを察したのかハジメに甘えて引き留めていた。 ついに決意したハジメから別れを切り出されるが、必ず迎えに来てレミアと共に自分の故郷に連れて行くことをハジメと約束し、しばしの別れとなった。 クラスメイト 光輝パーティー 前線組のパーティーの一つ。 後に香織と中村がパーティーから抜けている。 王都侵攻終結後、帝国へ向かうリリアーナの護衛と神代魔法を手に入れるためにハジメ達に同行する。 地球では八重樫道場に在籍しており、腕前は全国クラス。 正義感と善意に溢れており、持ち前のルックスとカリスマ性も相まって学校の生徒達から強い信頼と高い人気を持ち、(傍らに香織や雫がいることから少ないが)月に二回以上告白されるほど女子からモテている。 だが、その完璧ぶりのせいで自分が常に正しいと信じて疑わず、それゆえに精神的には子供っぽく自分本位に行動することが多く、周りが諫めても真剣に耳を傾けることがない。 正義感が強いゆえに思い込みが激しく、人の善意を無条件で信じてはいいように利用されたり、不都合な事態に直面すると他人に責任転嫁して自分の行いを正当化する「ご都合解釈」をする悪癖がある。 また、敏腕弁護士だった祖父の完治の影響で強いヒーロー願望も持っており、挫折も知らないために苦労や現実の厳しさも分かっていない。 自分の正義を妄信するようになったのは、憧れだった完治がもっと年を重ねてから光輝に伝えようと考えていた現実的な体験談を話す前に急死した結果、幼少期の光輝を気遣った完治が意図的に美化して話した体験談だけを胸に刻みこんだことに加えて、能力の高さゆえに地球で失敗や挫折を経験したことがないせいで現実では通用しない理想的な正しさを抱いたまま成長してしまったことが原因である。 幼馴染の香織、雫、龍太郎のことは大切に思っており、特に香織に好意を抱いており、ずっと自分の傍にいると思い込んでいた(ただし、香織と雫に対しては無自覚な独占欲を抱いていたが)。 基本的に誰にでも優しいのだが、香織に構ってもらっているハジメにだけは嫌悪感を抱いており、事あるごとに彼に突っ掛かる。 香織や雫がフォローしてもすぐに彼に非があるかのように反論 する上に、それに悪気も下心も無いため香織を困惑させ雫に呆れられている。 しかも、香織がハジメに好意を抱いていることに気付いておらず、構ってあげているのも「オタクで独りぼっちのハジメが可哀想だから」と思っていた。 香織ほどではないが雫も大切に想っており、道場に入門した当初は彼女に好意を抱かれていた。 だが、小学生の頃に雫が嫌がらせを受けて助けを求めた際、言えば分かってもらえるという安易な考えで事態を重く捉えず迂闊に相手を注意して事態を悪化させた上、そのまま自己完結してその後助けなかったため、現在は恋愛感情を抱かれていない。 トータスに召喚された後は、勇者として世界を救う決心をし、クラスメイトの中で一番優秀なステータスから国家からも期待の的となっているが、その疑わない正義感とカリスマ性をイシュタルらに都合よく利用されている。 訓練でもみんなを引っ張っていたが、正義感が先行して臨機応変に対応出来ておらず、度々メルドや雫に注意されている。 また、奈落に落ちたハジメの生存を信じている香織に対し、悪気無く死んだと決めつけていたため、彼女を悲しませていた。 カトレアとの戦いでは、メルドを人質に取られたことで一度魔物に敗北するが、"限界突破"の派生"覇潰"でカトレアに重傷を負わせることに成功する。 しかし、直前で人を殺すことに躊躇してとどめをさせなかったため返り討ちに遭う。 駆け付けたハジメ達に助けられるが、ハジメの強力な魔物を一蹴する実力に嫉妬し、カトレアを躊躇わず殺せたことに自身が人死を見たくなかった気持ちを論点をずらして筋違いな非難をしたため、ハジメ達に呆れられ、メルドに宥められる。 生還後、香織がハジメに付いて行こうとしたことに愕然とし、香織のハジメへの好意を知るとそれを認められずご都合解釈が暴走してハジメに決闘を挑もうとしたが、まともに相手にされないまま落とし穴で一蹴される。 香織が去ったことに打ちひしがれ、雫に「自分の正しさを疑いなさい」と忠告される。 しかし、表面上は納得したフリをしているだけで、心の底では奪われたと思っている。 この一件で、ハジメに対し強い敵対心を抱くようになる。 一方、今度は無意識に雫を心の拠り所にしている。 王都侵攻では、傀儡兵に拘束されている時に恵里に強引に口付けされ、その際口移しで毒薬を飲まされる。 傀儡兵にされたメルドと戦うも、毒薬の効果と一瞬の躊躇によって致命傷を受けるが、ハジメが雫に渡した神水によって一命を取り留める。 王都侵攻後、自分達の弱さを痛感し、世界を救う気が無いハジメに代わって世界を救うために神代魔法を手に入れるべく、ハジメの旅に強引に同行する。 だが、その道中でも意見や価値観の違いなどから、度々ハジメと衝突する。 ハルツィナ樹海では自分達が経験していたオルクス大迷宮以上に強力な魔物に苦戦し、試練をクリアすることが出来なかったため、龍太郎と鈴共々昇華魔法を手に出来なかった。 氷雪洞窟では、大迷宮の影響を強く受けて精神が不安定になり、最後の試練である虚像との勝負中に偶然居合わせたハジメとそのハジメに背負われて幸せそうに眠る雫の姿を目撃したことで、今まで目を逸らしてきた感情(ハジメへの劣等感や嫉妬、香織たちへの独占欲、ユエ達に好意を向けられたいという欲求など)が遂に爆発し、自身を口車に乗せた虚像と共闘してハジメに襲い掛かる。 虚像と融合して能力の底上げまでするが、冷静さを欠いた攻撃が届く筈もなく、虚像諸共ハジメに敗北して一人だけ変成魔法を習得できずに終わった。 昇華魔法を習得したハジメによって改造が施され、出力が向上した。 白崎 香織(しらさき かおり) 「」を参照。 八重樫 雫(やえがし しずく) 「」を参照。 部に所属している。 熱血漢のスポーツマンタイプで、豪快な性格だが細かいことを考えずに行動するかなりの脳筋。 それゆえに失敗も多いが、前向きに捉えて立ち直りが早く尾を引くことはない。 友人想いであるが、光輝同様に短慮な面もあり、デリカシーもないために余計なことを口走ってはハジメや雫から制裁を受けている。 学校に来ても寝てばかりでやる気がなさそうなハジメのことを快く思っていなかった が、再会後のハジメのことは認めており、さらにのことをリスペクトしていたため、ハジメがハウリア族に某軍曹式の訓練を施したことを知って彼に親近感を抱く。 光輝と同じく、香織がハジメに好意を抱いていることにも気付いていなかった。 光輝と違い、ハジメに対して敵対心などは持っていない。 王都侵攻後、強くなるためにハジメの旅に同行する。 迷宮では、何かと短慮な行動でよく罠に掛かることが多い。 先述の性格からハジメに自分達のアーティファクトを改造、強化して貰った際は素直に感謝を述べる等、良くも悪くも自分の気持ちが口に出やすい性分とも言える。 実はオルクス大迷宮でハジメ達に助けられた際、ユエに一目ぼれしていた。 しかし直後にハジメとのイチャイチャっぷりを見せられてすぐに失恋したが、ある程度は割り切ることが出来たという。 氷雪洞窟では氷の迷路を不正な手段で攻略しようとしたためにペナルティとして氷に閉じ込められるという失態を犯したが、ユエへの想いをコピーした虚像を打ち倒したことで攻略を認められ、変成魔法を手に入れた。 一人称は「鈴」。 美女や美少女が好きで、香織らによくセクハラを働いており、心の中に小さなおっさんを飼っていると言われる。 恵里とは親友で、よく行動を共にしている。 カトレアとの戦いでユエに助けられてから彼女を「お姉様」と呼び慕っている。 王都侵攻で恵里の裏切りに酷くショックを受けるが、もう一度恵里と話し合いたいという想いから、ハジメの旅についていくことを決める。 道中、恵里の裏切りのことを引きずっており、時折暗い一面を見せている。 戦闘では様々な結界を張って敵の攻撃を防いだりしてパーティのサポートを務める。 初期は王国から支給されたブレスレッド型のアーティファクトを使用していたが、後にハジメが作った二振りの鉄扇を受け取る。 氷雪洞窟では恵里の本性に気付いていながら黙殺したことが、王都侵攻でメルド達が死ぬ遠因になったと虚像に責められたが、ハルツィナ樹海での失敗を真剣に反省し、今度こそ恵里を連れ戻す覚悟を見せて虚像を撃破し、変成魔法を手に入れた。 温和で大人しく、地球では図書委員を務めていた。 暴走しがちな親友の鈴の抑え役。 だが、それは表向きの顔で、本性は光輝に異常なほどの好意と執着心を抱く利己的かつ残忍な性格。 地球の時から光輝を手に入れることを目論んでおり、光輝に近づくために鈴と親友になった。 また、ひそかにハジメを唆して香織とくっつけさせようとも考えていた。 普段の一人称は「私」だが、本性を現してからは「僕」になっている。 天職のは死亡対象の残留思念に作用して死体を操る魔法で、あまり上手く使えないと語っていたが、実際は完璧に扱えるほか、生前の記憶や思考パターンを付加してある程度の受け答えができる"縛魂"を編み出した。 トータス召喚後、檜山がハジメに魔法の火球を放ったことを知って脅迫し、檜山に香織を与えることを条件に彼を言いなりにさせた。 その後、ハジメの生存が分かった後は、魔人族と密かに手を結び、大結界の破壊に協力した。 さらにノイントの手助けもあり、密かに殺されたメルドら騎士団五百人を"縛魂"で傀儡兵に変えた。 王都侵攻では、光輝達を言葉巧みに誘導して罠にはめて傀儡兵に拘束させ、"縛魂"を披露するために近藤を殺害し、檜山に殺された香織に降霊術を施そうとしたが、駆け付けたハジメによって失敗。 メルドや近藤などの傀儡兵を襲わせたが、メルドを含む傀儡兵三百人を一瞬で葬られてしまい自身も殺されそうになったところを檜山とフリードの横やりで助かり、フリードと残りの二百人の傀儡兵と共に撤退する。 撤退後は、魔国ガーランドに身を置き、連れて来た傀儡兵に魔物の特性を取り込ませた"屍獣兵"を創り上げている。 小悪党組 ハジメ命名の不良グループ。 ハジメや訓練から逃げ出した愛ちゃん護衛隊のメンバーのことを見下していた。 王都侵攻の際に檜山と近藤が死亡したことにより、実質崩壊した。 自分より弱い者を痛め付けては優越感に浸る一方、強い者には媚びへつらう卑劣な小心者。 香織に歪んだ好意を抱いている。 彼女に構ってもらっているハジメのことを疎ましく思っており、地球の頃から中野、斎藤、近藤の三人と共にハジメに絡んでいた。 召喚された後も「無能」のハジメを見下し、他の三人と共に特訓と称していじめていた。 そして、オルクス大迷宮へ行く前日の夜に香織がハジメの部屋に入ったのを目撃してさらに憎悪を抱くようになる。 オルクス大迷宮で自身の軽率な行動でベヒモスが現れてしまう。 囮になっていたハジメを助けるべくクラスメイトがベヒモスに一斉に魔法を放っている最中、どさくさに紛れてハジメに魔法の火球を放って奈落に落ちる原因を作る。 しかし、その日の夜にハジメを奈落に落とした罪悪感を誤魔化すために必死に正当化しようと自分に言い聞かせていたところを恵里に見られる。 口止めする代わりに言いなりになることを脅迫されるが、見返りとして香織を与えることを提案されたため、これを承諾する。 カトレアとの戦いでハジメが生きていたことに愕然とし、ハジメに付いて行こうとする香織を必死に止めようとしたが、火球を放ったことがハジメにバレていることを悟り、暗に脅されてやむなく諦める。 その後、香織を奪われたことに激しく憤り、香織を手に入れるためにそのまま恵里と協力関係になり 、密かに騎士達を殺して傀儡兵にしていた。 書籍版では、メルドにも騙し討ちして短剣を刺したが、致命傷に至らず逃げられる。 王都侵攻では、恵里と共謀して重傷を負ったフリをし、駆け付けた香織を隙を突いて背後から剣で刺して殺害し、恵里の降霊術で香織を自分の傀儡にしようとしたが、キレたハジメに完膚なきまでに叩きのめされる。 満身創痍ながらも凄まじい執念でハジメに襲い掛かり香織を奪ったことへの怒りをぶつけるが、「他者への不平不満ばかりで、自分では何も背負わず強者に媚びることしかできなかった生粋の負け犬」と罵倒され、最期は侵攻してきた魔物の群れの中に放り込まれる。 ハジメを奈落に突き落とし、左腕を喰われる原因を作った咎を受けるかのように、生きたまま左腕を食い千切られ、必死に逃げ出すも叶わず全身を食われて死亡した。 王都侵攻後は、檜山の裏切りと近藤の死によるショックで部屋に引きこもるようになる。 王都侵攻後は、檜山の裏切りと近藤の死によるショックで部屋に引きこもるようになる。 粗暴で身勝手な言動が多い。 王都侵攻で、たまたま恵里の近くにいたことで、剣で心臓を刺されて死亡し、恵里に"縛魂"で操られる。 ハジメに襲い掛かるも、頭をショットガンで吹き飛ばされた。 永山パーティー 光輝とは別の前線組のパーティー。 王都侵攻終結後、復興のため王都に残る。 190cmを超える巨漢で地球では部主将を務める男子。 寡黙な常識人だが、おっさん顔のため年齢よりも老けて見られる。 永山パーティーの一人。 その影の薄さは家族やクラスメイトはおろか魔物や自動ドア(三回中一回しか開かない)にすら気付かれないほど。 ただし 心が折れるレベルで落ち込むと逆に存在感が増すという特異な性質を持つ。 過去に自分が好意を寄せていた女子に告白した際、同じ学校にいた事すら気づかれておらず振られたこともあったという。 オルクス大迷宮で魔人族に襲われた時は持ち前のステルス性能を活かし、メルド達の助力を得て迷宮から脱出し、ホルアドのギルドで光輝達の救出要請を出していたところ、偶然ハジメと再会し助けを求めた。 メルドのことを特に慕っており、ノイントに殺される前に彼と最後に会っていた。 王都侵攻後は、メルドの死に心が深く傷ついて部屋に引きこもっている。 WEB版に書かれた後日談では、彼を主役として物語が進む事も多い。 永山や遠藤とは親友。 カトレアの率いる魔物の不意打ちで脇腹を貫かれる大怪我を負いながら土系統の魔法に高い適性を持つ土術師らしく、彼女の繰り出した土系の上級攻撃魔法"落牢" の危険性をいち早く察し、鈴に指示を与えるなどの迅速な判断力を持つ。 その後もカトレア達から逃れるべくパーティーの退避先として作られた隠し部屋の穴を、領分外の"造形" 故に一から構築せざるを得なかった魔法陣で苦労しながらも違和感なく塞ぐ器用さを発揮する。 同じパーティーの辻に恋心を抱いている。 香織と同じ治癒師。 治癒の腕を香織と比べて、少しコンプレックスがある。 永山パーティーの一人。 パーティーにおける縁の下の力持ち。 付与術士は支援系の魔法である付与系統の魔法に天性の才能を持つ。 愛ちゃん護衛隊 オルクス大迷宮での戦闘訓練でハジメが奈落の底に落ちたことによる死への恐怖で戦えなくなった居残り組のうち、愛子にアプローチしてくる教会騎士達から愛子を守るために結成したパーティー。 現在は愛子や騎士達と共に各地を回っている。 永山パーティー同様、王都侵攻終結後は王都に残る。 実家は洋食屋を営んでいる。 愛ちゃん護衛隊のリーダー格。 WEB版と書籍版では設定が変更されている。 WEB版ではウルの町で出会うまでハジメとの絡みは無かったが、書籍版ではベヒモスと遭遇した際、トラウムソルジャーに襲われそうになったところをハジメに助けられている。 その為、ハジメが奈落に落ちたことによる精神的なダメージは居残り組の中でも一際大きく、一時無気力状態になってたが、雫の侍従であるニアの語りに影響され、ハジメの犠牲を無駄にしないために、そして自分を変えたいという思いから愛子の旅に護衛として参加する。 その後ウルの町でハジメと再会し、清水率いる魔物軍団との決戦の前に、ハジメにかつて迷宮内で救ってくれた事への感謝の言葉を述べた。 この頃から少しずつハジメの事を異性として意識するようになる。 王都侵攻後は、ハジメに付いて行きたいと思っていたのだが、自身の実力不足と混乱の真っただ中である王都を守るために留まり、王都の復興に尽力している。 ハジメに恩返しが出来ていないことに歯がゆく感じていたが、シモンに相談したことで、地球に帰ったら実家の洋食屋でご馳走させることを決めた。 投術師は投げナイフやなどの投擲技術に天性の才能を示す。 以前子供達の前で一度に百本のナイフを使ったジャグリングを行ったこともある。 戦闘時は十二本で一式の投擲用ナイフに魔法で炎を纏わせて戦う。 このナイフは一本でも手元にあれば、投げたナイフを引き戻すことが出来る性質を持っている。 愛ちゃん護衛隊の一人。 操鞭師は鞭を始めとしたロープ状のものを操る技術に天性の才能を示す。 宮崎 奈々(みやざき なな) 声 - ノリが軽い性格の少女。 愛ちゃん護衛隊の一人。 スレンダーな身体付きで、スタイルが良いシアなどを羨んでいる。 相川 昇(あいかわ のぼる) バイク好きの少年。 愛ちゃん護衛隊の一人。 よく明人や淳史といることが多い。 水妖精の宿でハジメと再会した際、当初は身も心も大きく変わったハジメの姿に怯えていたがユエやシアとイチャイチャしている様子に嫉妬し、どうやって仲良くなったのか聞きだそうと画策している。 仁村 明人(にむら あきと) 愛ちゃん護衛隊の一人。 自分達の無力さに自虐的になっている。 ひょんなことからニアに八つ当たりのような態度を取ってしまうが、ニアの本心と優花の決意表明に感化され、愛ちゃん護衛隊に参加することになった。 水妖精の宿でハジメがドンナーを使用した際、チェイスに銃が地球発祥の武器であることを教えた。 戦闘では二本の曲刀を操る。 漫画・アニメではそばかすがある。 ハジメと同じオタクなのだが、ハジメの現状を見てみんなに隠している。 日頃から最低限の受け答えしかせず親しい友達もいない。 中学の頃はいじめにより引きこもりになってゲームや漫画などに没頭し、両親には心配され兄弟からは煩わしく思われていたため、家族内での居場所がほとんどなかった。 そのため、内心では他者を扱き下ろす陰湿な性格になっていた。 当初は異世界に来たことに喜び、主人公のように活躍することを夢見ていたが、自分以上の才覚を発揮する光輝への劣等感とハジメが奈落に落ちたことで芽生えた死への恐怖心で挫折し、部屋に引きこもる様になる。 その後、洗脳の闇術に魅入られて夜な夜な王都外に出て魔物に洗脳の実験をし、より強い魔物を洗脳すべく愛ちゃん護衛隊に加わってウルの町に到着すると抜け出して北の山脈へ向かった。 そこで魔人族のレイスと「 愛子を始末すれば魔人族側の勇者として迎え入れる」という密約を交わし、自己顕示欲を利用される形で魔人族側に寝返る。 眠っていたティオを洗脳で操り、愛子を殺すために魔物の大群を率いてウルの町を攻めるが、ハジメ達の手で殲滅されて拘束される。 愛子の説得を受けるが応じず隙を突いて毒針で彼女を人質に取ったところ、レイスに見限られて愛子を狙った攻撃を受けて瀕死の重傷を負う。 ハジメ達に改心することを約束して助けを求めたが、もう愛子の声が届かないほど改心の可能性がないと見抜いたハジメに射殺・粛清された。 クラスメイトで最初の死亡者。 家族関係者 南雲 愁(なぐも しゅう) ハジメの父親。 ゲーム会社社長。 南雲 菫(なぐも すみれ) ハジメの母親。 人気少女漫画家。 ハイリヒ王国 王族 エリヒド・S・B・ハイリヒ 声 - ハイリヒ王国国王。 召喚されたハジメ達を手厚く迎え、彼らの意思をなるべく尊重していた。 だが、のちにノイントに魅了されてエヒト信仰に傾倒するようになり、愛子の訴えを無視してハジメへの異端者認定を強行したり、それに抗議したリリアーナに対して敵を見るような目線を向けるなどの変心ぶりを見せた。 王都侵攻で傀儡兵に殺される。 ルルアリア・S・B・ハイリヒ ハイリヒ王国王妃。 王都侵攻では生き残り、王都復興の陣頭指揮を執っている。 金髪碧眼の美少女。 王女であるが堅苦しさは感じさせず、明るく気さくな性格なので国民やハジメのクラスメイト達にも慕われている。 香織や雫とは親友の間柄。 愛称はリリィ。 結界を張ったり光の縄で相手を拘束したりするなどの魔法を扱うことが出来る。 物語中盤で王宮内の不穏な空気を感じ取り、王族の変心と愛子が攫われる現場を目撃したことでアンカジ公国に助力を求めるべく単身で王都を出る。 ユンケル商会の隊商に便乗中、賊に襲われていたところをハジメ一行に救われる。 だが、ハジメからは自分のことをすっかり忘れられており、その後もハジメ達からぞんざいな扱いを受けたり空気にされたりしたときには「私、王女なのに……」と嘆いていた。 王都侵攻後、王国を再建するためにヘルシャー帝国に赴き、援助を得るために身を犠牲にして皇太子のバイアスと婚約パーティーを執り行うことになる。 しかし、パーティーの直前にバイアスに犯されそうになるが、ハジメの"アラクネ"によって事なきを得る。 その際、助けを求めて応えてくれたハジメに好意を抱き、パーティーでは帝国への意趣返しに漆黒のドレスを身に纏い、ハジメとダンスを踊って助けてくれたことに感謝した。 その後、バイアスは処刑されて、帝国も奴隷解放による国力低下のせいで婚約は白紙となる。 ガハルドがフェアベルゲンで宣誓してハジメのゲートでぞんざいに帝城に送られた後、自身もヘリーナと近衛騎士と共にゲートでぞんざいに王都に帰される。 金髪碧眼の美少年。 ハジメ達と初めて対面した際、その中にいた香織に一目ぼれして好意を抱き、彼女に積極的なアプローチをしていた。 同じく香織に想いを抱く光輝や香織の想い人であるハジメを敵視していたが、香織本人からは男扱いされていないことを知り、初恋を儚く散らした。 姉であるリリアーナがハジメに惚れた事で、更に敵意を抱くようになる。 シャルム・バーン ハイリヒ王国を建国した偉人。 『零』より"解放者"ラウス・バーンの子であることが判明している。 騎士団 メルド・ロギンス 声 - ハイリヒ王国騎士団団長。 王国最強と評されるほどの実力者。 ハジメ達の教育係を任される。 豪放磊落な性格で、ハジメのクラスメイトの面々とすぐに打ち解けた。 実戦経験も豊富で、純粋な剣技だけなら光輝や雫にも勝るほどの実力を持つ。 オルクス大迷宮では、他の騎士団員と共にハジメ達の訓練を兼ねた迷宮攻略を目指していた。 ハジメ達と接するうちに情を抱き、彼らに人を殺させることを躊躇っていた。 「無能」扱いだったハジメの錬成師の能力を駆使した意外な戦い方に関心を抱き、彼が奈落に落ちてしまったことを悔いていた。 カトレアの死亡後、生きていたハジメから神水を与えられて一命を取り留め、ベヒモスとの戦闘で助けられなかったハジメと人を殺す訓練を後回しにした光輝達に対し土下座して謝罪した。 帰還後、王宮内の不穏な空気を察してホセと共に調査をしていたが、ホセとの密会を終えて戻る途中に偶然遠藤と出会った後、裏切った檜山の罠に掛かって傀儡兵にされたホセ達に襲われ、さらに檜山に騙し討ちされて短剣で刺される。 何とか逃走を図るが、ノイントに立ち塞がれて自身の死を悟ると、心の中でハジメに後を託してノイントに殺されてしまう。 その後、恵里によって傀儡兵にされてしまい、王都侵攻で光輝の前に立ち塞がって動揺を誘い彼に致命傷を与えるが、ハジメのメツェライによる弾幕を受けて遺体は肉塊と成り果てた。 書籍版では葬られる直前に自我がわずかに甦り、ハジメにとどめを刺すように頼んだ。 ハジメからは短かい付き合いだったが、その人柄と実力から「死んだのが一番惜しい人」と評価されていた。 ホセ・ランカイド ハイリヒ王国騎士団副団長。 細めの体格で、技巧を活かした剣術を扱う。 メルドと共に王宮内の異変を調査していたが、メルドと調査報告で密会して別れた後、檜山に殺されて傀儡兵にされる。 アラン・ソミス 騎士団の一員。 オルクス大迷宮でカトレアが放った魔物と戦ったが敗れて死亡した。 クゼリー・レイル リリアーナの付きの元近衛騎士である女性。 真面目で苦労性な性格。 王都侵攻後、メルドの後釜として新騎士団長に就任する。 部下の"義妹《ソウルシスター》"の元近衛騎士に頭を悩ましている。 ニート・コモルド 騎士団の三番隊隊長。 王都侵攻後、ホセの後釜として新騎士団副団長に就任する。 "義妹《ソウルシスター》"の女性騎士 元リリアーナ付きの近衛騎士。 本名不明。 伯爵家の令嬢で、トータスの"義妹《ソウルシスター》"第一号。 王宮仕えの文官の兄がいる。 闇属性魔法が使える。 召喚されたばかりのハジメ達の訓練に駆り出された際、暴発した魔法から雫に助けられる。 その際に足を負傷し、医務室に運ぼうと雫にお姫様抱っこをされたことがきっかけで"義妹《ソウルシスター》"となる。 ちなみに、彼女の方が年上。 "義妹《ソウルシスター》"になって以降は、近衛騎士としての職務を蔑ろにし、同胞らと秘密結社《ソウルシスターズ》を結成し、雫を崇拝しつつ迫ったり、ニアを雫の侍女から引きずり降ろそうとしたり、光輝やガハルド、ハジメに対して闇属性魔法 を掛けようとするが、その度にクゼリーから鉄拳制裁を受けている。 ハジメのことは当初親しかったから警戒する程度の認識だったが、雫が黒刀を貰って嬉しそうにしたり、自然とハジメを意識している様子を見て、最大の敵として認識している。 しかし、カトレアの襲撃や王都侵攻で雫を助けたことに関しては素直に感謝している。 王都侵攻前に祖父が亡くなったことで兄に無理矢理実家に戻されたため、難を逃れる。 しかし、今までの行いによる職務怠慢を理由に近衛騎士を解任され、クゼリーの元で鍛え直される。 王都 ヘリーナ リリアーナの専属侍女。 リリアーナとは幼少の頃からの間柄で、心を許せる友人のような存在。 ハジメに思慕の念を抱いており、自分の主になってもらいたいと思い、リリアーナとくっつけさせようとしている。 ニア 声 - ハイリヒ王国に仕える侍女。 雫に付く事になり、互いに信頼し合うようになる。 居残り組の雫達を特別視する声に反論して、彼女もまた一人の女の子である事を諭す。 王都侵攻では、すでに殺されて傀儡兵にされており、油断していた雫を背後から短剣で刺して負傷させて取り押さえるが、リリアーナの魔法で吹き飛ばされたうえ、そのまま光の縄で拘束される。 ウォルペン・スターク ハイリヒ王国直属の筆頭錬成師。 雫がメンテナンスに出した黒刀に驚愕し、本来の仕事をほっぽりだして他の錬成師達と総出で三日三晩掛けて魔法陣を取り付けることに成功した。 しかし魔力が枯渇し、しばらく動けなくなっていた。 王都侵攻後、大結界のアーティファクトを修復出来るというハジメに胡乱な眼差しを向けていたが、実際にやってのけたことでハジメに驚嘆し、しかも黒刀の製作者であることを知ると、他の錬成師達と共に弟子入りを懇願する。 その後王都にいる全ての職人達とハジメによる鬼ごっこが始まり、王室が止めに入る騒ぎにまで発展した。 バルス・ラプタ 冒険者ギルドのギルドマスター。 筋肉質で覇気を纏った老人。 アベル 金ランク冒険者。 二つ名は『閃刃』。 金髪のイケメンだがキザな性格で、ハジメからは「光輝の劣化版」と呼ばれている。 ギルド本部で4人の美女を侍らせながらハジメに難癖をつけていたところ、その場に居合わせたマリアベルを化け物呼ばわりしてお仕置きを受けてしまい、さらにハジメへの暴言に怒ったユエによって重力球で股間を潰された。 金ランクのクセに実力がさほどなく、ロクな方法で金ランクになっていないことが示唆されている。 ブルックの町 ハジメたちがフェアベルゲンや樹海を抜けて最初に立ち寄った町。 キャサリン 冒険者ギルド・ブルック支部の受付嬢を務める恰幅の良い中年女性。 若い頃はとても美人だったらしい。 書士の転職を持っており、自身が趣味で手掛けたガイドブックのような詳細な地図 を冒険者に無料配布している。 かつては王都のギルド本部でギルドマスターの秘書長で、ギルド運営の教育係も務めており、現在の各町の支部長の半数以上は彼女の教え子である。 そのため、支部長達は頭が上がらず、手紙一つで動かすことが出来るほどの影響力を持つ。 貴重なハルツィナ大樹海の魔物の素材を持ち込んだハジメ達の実力に目をつけ、ギルド関係者と揉めた時用の推薦状を手渡した。 ソーナ・マサカ 声 - 『マサカの宿』の看板娘。 15歳ぐらいの元気な少女。 宿泊に訪れたハジメたちの関係に興味津々で、クリスタベル仕込みの技術を使って彼等の情事を覗き見ようと凄まじいまでの行動力と執念を見せるが、ハジメに返り討ちに遭い、女将である母親から制裁を受けている。 クリスタベル キャサリンお墨付きの冒険者向け服屋の店主。 身長が二メートル強のオネエ系大男、通称:漢女(おとめ)。 強烈に濃い容姿をしている為、ユエが「人間?」と呟いたところ、ユエが涙目になり、シアが粗相をするほどの猛烈な怒りを見せた。 普段は温厚なオネエで、服屋としての見立ての腕は高い。 ハジメとユエに股間を潰された男達が次々と彼に雇われれ、立派な漢女店員として更生されている。 元金ランクの冒険者で、異次元の強さを持つ。 マリアベル ユエに力づくで言い寄り、股間を潰された元男。 クリスタベルに拾われ、二号店の店長を任されるほど大成する。 王都のギルド本部でハジメ達と再会し、金ランク冒険者(笑)のアベルをサバ折りにするほどの実力を見せた。 湖畔の町ウル ウルディア湖を望む町。 稲作を営んでおり、米が食べられる。 清水が操る魔物の大群が攻め込んできたが、ハジメ達によって殲滅された。 フォス・セルオ ウルの町にある宿『水妖精の宿』のオーナー。 白髪交じりの髪をオールバックにした、穏やかな印象の男性。 様々な客を見てきた経験から、悩み事を抱えている者に的確なアドバイスを送れる。 ハジメの事で乱心しかけていた愛子の気を落ち着かせ、彼女の中で答えを導き出させた。 宿場町ホルアド ロア・バワビス 声 - 冒険者ギルド・ホルアド支部の支部長。 年齢は60歳ほどで、左目に傷の入っている。 イルワからの頼みで訪れたハジメ達に、光輝達の救出を依頼した。 ティオと同じくらいのスタイルの良さを持つおっとり系の美人で、五年前に夫を亡くした未亡人。 ミュウを攫った男達に深手を負わされ、歩く事も泳ぐ事も出来ない体になっていたが、香織の治療で元の健康な体に戻った。 ミュウを助けてくれたハジメに対して感謝しており、ミュウが彼を父親のように慕っているため、しれっと妻のように振舞っており、ハジメを「あなた」と呼んでいる。 当然、ユエ達から嫉妬と怒りの眼差しを受けるが、それも軽く受け流している。 ハジメ達がメルジーネ海底遺跡を攻略した後、ミュウとの別れに悩むハジメに対し、真剣に悩んでくれることに感謝しつつ、別れを決意させるべく背中を押した。 サルゼ エリセンのハイリヒ王国駐在部隊の隊長。 職務に忠実な性格。 潜水艇のアーティファクトでエリセンに現れたハジメ達を警戒し、高圧的な態度で尋問していた。 その際運悪く何度も海に落とされて激高したが、ハジメ達の正体と訪れた訳を知ると一転して敬意を払った態度となり、後で詳しい話を聞くことを約束した。 その他 モットー・ユンケル ユンケル商会の商人。 フューレンへ向かう商隊の護衛を依頼した時にハジメたちと対面し、彼のアーティファクトとシアに商品価値を見出して何度も交渉をしたが、思わず脅迫めいた忠告をしたことで殺されそうになったため諦めた。 欲を出し過ぎたことを反省するが、その後も普通にハジメと会話し自身の商会を勧めるなど、かなり胆が据わっており、ハジメからは生粋の商人と称された。 アンカジ公国へ稼ぎに向かおうとした際、身分を隠していたリリアーナから同乗をお願いされ、彼女の正体を見抜きつつも危急の事態と把握して"信頼"を対価に無償で同乗させた。 途中で賊に襲われるが偶然居合わせたハジメ達に救われる。 ユンケルという名から、ハジメからは「の人」として認識されている。 ヘルシャー帝国 ガハルド・D・ヘルシャー ヘルシャー帝国皇帝。 短く切り上げた銀髪に鋭い碧眼、スマートだが極限に鍛えられ肉体を持つ偉丈夫。 年齢は50歳を迎える手前なのだが、30歳後半にも見えるほどの若々しい風貌を持つ。 皇帝らしくない豪放磊落な性格だが、実力至上主義の帝国皇帝に違わぬ実力を持つ。 強い者に強欲で、たとえ亜人(兎人族)でも手元に置きたいほど。 この腕試しで光輝の精神的な未熟さを見抜き、「自分の理想で周りを殺すタイプ」「なまじ実力とカリスマがあるからタチが悪い」と酷評し興味を失せた。 一方で、早朝訓練をしていた雫を一目見て気に入り、愛人(面倒になるが側室、正妃でも構わないらしい)にしようとアプローチをかけている。 帝国に訪れたハジメと初めて対面した時、彼の規格外な強さと保有する強力なアーティファクトの脅威を見抜き興味を示す。 一方で、雫と仲が良さそうな様子を見て、手を出すなよと釘を刺す。 婚約パーティーで襲撃して来たハウリア族から最後まで戦っていたが、毒によって身体の自由を奪われたことで敗北する。 すぐに殺気立つ部下を宥め、帝都中の奴隷の亜人を解放し、フェアベルゲンに訪れて長老達に宣誓をした後、ハジメにゲートでぞんざいに帝城に送り返された。 バイアス・D・ヘルシャー ヘルシャー帝国皇太子。 26歳。 正妃ではなく側室の子だが、決闘による実力で皇太子の座を掴んだ。 粗暴で女癖も悪く、弱者を甚振る下劣な性格。 実力で皇太子になっただけであるため、ガハルドから親としての愛情を受けていない。 リリアーナの婚約者でもあり、婚約パーティー前にリリアーナの控室に押し入って彼女を犯そうとしたが、ハジメの"アラクネ"によって阻止される。 パーティーで襲撃して来たハウリア族に拘束され、ガハルドが降伏を拒んだために首を刎ねられて死亡する。 トレイシー・D・ヘルシャー ヘルシャー帝国皇女。 名前だけの登場であるが、ガハルド曰く「戦闘狂」とのこと。 Web版ではアフターストーリーで本格的に登場している。 グリッド・ハーフ 帝国軍第三連隊隊長。 かつてフェアベルゲンから逃げて来たハウリア族を襲い、シアの多くの家族を殺し連れ去った。 帝城に訪れたハジメ達を入口で出迎えた時にシアを発見し、彼女に帰ってこない部下について罵りながら尋問して連行しようとしたが、ハジメの物言いにやり込められて失敗した。 WEB版ではその後登場しないが、書籍版ではハウリア族の襲撃の際、部隊を率いてガハルドのもとに駆けつけようとしたが立ち塞がったシアに部下は全滅し、自身は命乞いするも叶わずシアによって空の彼方まで吹き飛ばされた。 ネディル 帝国警邏隊第四隊の元牢番。 ハジメとユエに城内の構造に関する情報を喋るまで股間スマッシュし、スマッシュされた股間を再生魔法で修復するという行為を繰り返す壮絶な拷問を受ける。 ベスタ ガハルドの側近。 ハウリア族の襲撃で処刑される。 バイアスが処刑された時よりもガハルドが怒りを露わにしていたことから、相当の実力と信頼を得ていたことが窺える。 フェアベルゲン アルフレリック・ハイピスト フェアベルゲン長老衆の一人で、亜人族の中でも地位の高い森人族()の長老。 ハウリア族の処刑を主張するゼル達に対し、ハジメと敵対することを避けるために掟を逆手に取った屁理屈で言い包め、ハウリア族をハジメの一族として扱うことを宣言した。 アルテナ・ハイピスト アルフレリックの孫娘の森人族の少女。 シアと同じ16歳。 地面に届くほどの長い金髪を持ち、聡明で美しい美貌と心優しい性格から同族から慕われていたが、族長の孫という立場故に特別扱いされているせいで対等な関係の親友がおらず、それに憧れを抱いていた。 見かけによらず挑発的な下着を着けている。 魔人族にフェアベルゲンを侵攻された後、疲弊しているところをついて奴隷を求めて侵攻して来た帝国軍に捕まってしまったが、ハウリア族とハジメ達によって助けられる。 その恩からハジメに好意を抱き、世話を焼こうとするが相手にされていない。 シアからは敵視されてハジメに構おうとしては制裁を受けているが、本当はシアと仲良くなりたいと思っており、お願いしてシアと親友となる。 ティオがハジメに踏まれているのを見て「M」の気が芽生え始め、後にシアにプロレス技を掛けられたことで完全に目覚めてしまい、親友になってからは「私 で遊んでほしい」とシアに迫って戦慄させている。 また、全力で逃げるシアを追いかけれるほどの身体能力を発揮している。 ゼル 長老衆の一人で、虎人族の長老。 長老衆の中でもハジメに敵対的で、再びフェアベルゲンに来たハウリア族の処刑を主張したが、アルフレリックの詭弁に言いくるめられる。 魔人族の侵攻後、重傷の亜人族を治療し、破壊された森を再生させてくれた香織を深く崇拝するようになる。 マオ 長老衆の一人で、翼人族の長老。 長老衆の中で唯一の女性。 『月刊 フェアベルゲン』の編集長でもあり、魔人族の侵攻後に再発行した『月刊 フェアベルゲン』でシア達にしたインタビューをもとに、虚実織り交ぜた記事 を書いた。 ルア 長老衆の一人で、狐人族の長老。 糸目が特徴。 アルフレリックについでハジメを資格者として認める。 グゼ 長老衆の一人で、土人族()の長老。 ジンとは仲が良かったため、ジンを再起不能にしたハジメに悪態を吐いていた。 魔人族の侵攻後、ゼルと同じく香織を深く崇拝するようになる。 ジン・バントン 長老衆の一人で、熊人族の長老。 ハジメと忌み子であるシアを招き入れたアルフレリックに憤りを見せ、実力を試すという名目でハジメに襲いかかるが、返り討ちに遭い再起不能になってしまった。 レギン・バントン 熊人族のジンの右腕的存在。 ジンが再起不能にされたことに激怒し、長老達の忠告を無視して若い衆をつれて報復に出たが、ハジメに鍛えられたハウリア族に返り討ちに遭う。 それ以来、ハウリア族に強いトラウマを抱くようになる。 魔人族のフェアベルゲン侵攻では、恥を承知でハウリア族の元を訪れて救援を求めた。 ギル 虎人族の第二警備隊隊長。 フェアベルゲンに戻って来たハウリア族を追い払おうとしたが、ハジメのアーティファクトの威力を目の当たりにして戦慄し、止む無く立ち入りを許した。 ゴート 狼人族の族長で、フェアベルゲンの戦士団団長。 長老達の信頼も厚く亜人族の軍の象徴的存在だったが、魔人族の侵攻で戦死する。 ハウリア族 亜人族の中でも最弱と言われた兎人族の部族の一つ。 魔力を持ち、魔物のように魔力を操作できるシアを匿ったためフェアベルゲンから追放され、ライセン大峡谷で窮地に陥っていたところをハジメ達に救われる。 ハルツィナ樹海の道の濃霧が晴れるまでの10日間にハジメから過酷な戦闘訓練を受けた結果、兎人族とは思えぬ戦闘能力を得た。 カム・ハウリア 声 - 兎人族の部族・ハウリアの族長で、シアの父親。 温厚な性格だったが、一族のあまりの臆病さにキレたハジメからを受けたことにより、シアを除く一族全員が大胆不敵で敵を殺すことに躊躇わない戦闘狂になる。 自分達を強くしてくれたハジメに深く心酔し、「ボス」と呼んで慕っている。 さらに自分を 「深淵蠢動の闇狩鬼カームバンティス・エルファライト・ローデリア・ハウリア」と自称するようになる。 魔人族のフェアベルゲン侵攻では、大迷宮に行かせるのを阻止するためにレギンの要請を引き受けて魔人族を殲滅した。 その後、侵攻して来た帝国軍から攫われた他の兎人族を助けるために帝都で暗躍し、途中罠に嵌って捕らわれてしまったが、逆に帝国兵に罵詈雑言を浴びせながら尋問を指導して困惑させていた。 救出後、ガハルドを倒すためにハジメの助力を得て一族を率いて帝城に潜入し、見張りの帝国兵を全て無力化した後、パーティー会場を襲撃してガハルドを倒して降伏を勝ち取った。 その後、奴隷の亜人達をフェアベルゲンに届けた後、長老達からハウリア族のフェアベルゲンの立ち入りの許可と長老の一人として迎えられることになるがそれを拒否し、代わりにハウリア族だけでフェアベルゲンと同等の権力を持つ同盟種族を提案されてそれを受け入れ、ついでに大樹近辺と南部を縄張りにした。 パル・ハウリア 花も踏めず虫も殺せない優しい性格の10歳の兎人族の少年。 だが、ハジメの訓練を受けて好戦的な性格になる。 以後、自分を 「必滅のバルドフェルド」と自称するようになり、過去の自分を軟弱な黒歴史と思うようになる。 結果、彼を感染源としてハウリア族にが蔓延る事になる。 射撃武器による遠距離攻撃を得意としており、その腕はハウリア一の狙撃手と言えるほど。 クロスボウを得物としている。 ネア・ハウリア パルの友達の10歳の兎人族の少女。 ハジメの訓練によって 「外殺のネアシュタットルム」の二つ名を名乗るようになる。 ラナ・ハウリア 兎人族のお姉さん。 二つ名は 「疾影のラナインフェリナ」。 ハウリア族の中でも気配遮断の腕が高い。 ミナ・ハウリア 兎人族の女性。 二つ名は 「空裂のミナステリア」。 ヤオ・ハウリア 兎人族の男性。 二つ名は 「幻武のヤオゼリアス」。 ヨル・ハウリア 兎人族の男性。 二つ名は 「這斬のヨルガンダル」。 リキ・ハウリア 兎人族の男性。 二つ名は 「霧雨のリキッドブレイク」。 イオ・ハウリア 兎人族の男性。 二つ名は 「雷刃のイオルニクス」。 モナ・ハウリア 声 - シアの母親でカムの妻。 優しくて聡明な性格。 臆病で争いことが苦手なハウリア族とは違い、敵から大事な家族を守れるような英雄に憧れていた。 自分が化物ではないかと思い悩んでいた子供時代のシアに「人とは違う事が出来て羨ましい」と励ました。 病弱だったためにシアが10歳になる前に亡くなった。 死後、墓を訪れたハジメから、シアを生んでくれたこと、出会わせてくれたことに感謝された。 中立商業都市フューレン イルワ・チャング 声 - 冒険者ギルド・フューレン支部の支部長。 金髪をオールバックにした、目つきが鋭い三十代後半ぐらいの男性。 キャサリンの元教え子。 キャサリンが認める実力者のハジメ達に行方不明となったウィルの捜索を依頼したが、対価としてユエ達のステータスプレートを無償提供すること・その内容を秘匿すること・たとえ協会が自分達の敵になろうと後ろ盾になることという要求を呑む羽目になった。 ウィル救出後は、ハジメ達に金ランク冒険者の称号を与え、何かあった時の為に、ハジメ一行の後ろ盾となることを約束した。 また、ミュウ救出の際にはハジメから自分の名を抑止力に使ってもいいという提案を受け、ハジメの名前をフューレンの犯罪を抑え込むのに利用している。 洞察力は中々のもので、ハジメの行動や言動から、彼がオルクス大迷宮で奈落の底に落ちて死んだと思われていた神の使徒であることを見抜いている。 ドット・クロウ 冒険者ギルド・フューレン支部の秘書長。 名前の通り、苦労人。 ウィル・クデタ 声 - クデタ伯爵家の三男。 20歳ぐらいの青年で、育ちの良さを感じさせる端正な顔立ちをしている。 冒険者に憧れており、家出同然に実家を飛び出した。 イルワの勧めで高ランク冒険者と共に『北の山岳地帯』の調査に赴いたが、清水によって操られた竜化状態のティオに襲われ、自分以外のパーティーメンバーが全滅し、一人生き延びて洞窟に身を隠していた。 ハジメに救出された直後は、無意識にとはいえ冒険者達を殺したティオを非難していたが、ハジメと共にウルの町の襲撃を食い止めたことで最終的には彼女を許している。 襲撃されたウルの町を救うようハジメを説得したり、清水の件でハジメと愛子にわだかまりが残るのではないかと心配したりと、正義感は強いが他人の事ばかり考えるお人よしな面を見せている。 その為ユエ達からは「いい人」という男にとっては微妙な評価を受ける。 マザコンであり、若い頃の母の写真が入ったを常に持ち歩いている。 グレイル・クデタ クデタ伯爵家当主。 ウィルの父親で、イルワの友人。 筋の通った人物でウィルを救出したハジメに礼を述べ、何かあったら力になる事を約束した。 サリア・クデタ クデタ伯爵家当主夫人。 ウィルの母親で、グレイルの妻。 ウィルからは「ママ」と呼ばれている。 リシー フューレンの町の案内人を務める女性。 ハジメに宿の情報を提供するが、ハジメに降りかかった厄介事に巻き込まれる。 プーム・ミン ミン男爵家の御曹司。 肥満体で脂ぎった豚顔の醜悪な男。 ハジメ達が冒険者ギルドに訪れた時にユエとシアに目を付けて金で奪おうとしたが、ハジメの凄絶な殺気に怯え、用心棒のレガニドに襲わせるもシアに一蹴されてしまい、最後はハジメに顔面を踏まれて重傷を負う。 プームの要請を受けてユエ達を攫おうとしたが、2人の圧倒的な実力の前に歯が立たず、敗れた際に「割り合わなさすぎる」と心の中でぼやいた。 フューレンに本拠地を構えている。 部下がハジメ達に保護されたミュウを攫い、シアを要求したことでハジメの逆鱗に触れてしまい、関連施設を次々と潰され、自身も本拠地でシアとティオに襲撃され、命乞いをするも当然許されず、シアに止めを刺されて死亡した。 アニメではオークション会場の司会をやっていた時にハジメに射殺される。 結果フリートホーフはハジメ達によって半日で壊滅させられた。 リーマン 声 - 水棲系の魔物である。 リーマンは種族名。 妻子持ちで人情味にあふれた性格で、熟年男性のように達観している。 『念話』の固有魔法を持っているため意思疎通が出来る。 地下水脈を泳いでいた所をハジメ達がライセン大迷宮から排出された時に地上に打ち上げられ、『念話』で近くの人間に助けを求めた結果、フューレンの水族館に連れて来られた。 シアとデート中のハジメと意気投合し、「リーさん」「ハー坊」と呼び合う仲になり、ハジメがトータスで初めてできた友人となる。 ハジメの計らいで水族館から脱出した後、海に帰った。 その後、メルジーネ海底遺跡から脱出した直後に悪食の魔物から襲われていたハジメ達の前に現れ、海の生物を操る能力で彼等に助力した。 アンカジ公国 ランズィ・フォウワード・ゼンゲン アンカジ公国領主。 アンカジのオアシスに含まれる毒素を感染源とする病に罹っていたが、ハジメ達にオアシスと国民の窮状を救われる。 アンカジの異変解決後、自身も聖教教会の信徒でありながら、ハジメを異端者扱いした教会相手に啖呵を切ってみせた。 ビィズ・フォウワード・ゼンゲン ランズィの息子。 20代半ばぐらいの青年。 ランズィ同様オアシスの毒に侵されており、グリューエン大砂漠で行き倒れていたところをハジメ達に救出された。 アイリー・フォウワード・ゼンゲン ランズィの娘。 14歳の少女。 亜人に対する差別意識を抱いておらず、ミュウを見た瞬間に気に入り、ハジメ達が迷宮攻略に出ている間は構い倒していた。 聖教教会 イシュタル・ランゴバルド 声 - エヒト神を信仰する聖教教会の教皇。 神の意思を最優先にする狂信者。 トータスに召喚されたハジメ達を最初に迎えた。 光輝のカリスマ性に目を付けて彼に都合の言い情報を与えてクラスメイト達を操りやすいようにしていた。 神の意思により教会や国に従わないハジメの異端者認定を強行した。 シモン・リベラール 聖教教会の司祭。 白髪に翡翠の瞳に浅黒い肌をした76歳の老人。 茶目っ気と悪戯っ気と逃亡癖があるが狂信的な一面は皆無。 高齢にも関わらずフットワークがとても軽い。 元は総本山の司教だったが、十年前に教会の亜人差別に異論を唱えた事で辺境に飛ばされていた。 しかし総本山が崩壊した事で、リリアーナによって新教皇に推挙され、就任する。 王都に訪れた時にハジメのことで思い悩む優花と愛子の相談に乗る。 正式な名前は 「シモン・L・G・リベラール」で、Lはリブ、Gはグリューエンと読む事から、ナイズ・グリューエンの子孫と思われる。 シビル・リベラール シモンの孫娘。 金髪に翡翠の瞳を持つ褐色肌の美女。 18歳。 聖職者を目指している身で、基本的に穏やかな性格なのだが、自由奔放過ぎる祖父のシモンには厳しい。 正式な名前は 「シビル・L・G・リベラール」。 フォルビン 聖教教会の司祭。 アンカジ公国に赴任していることに不満を抱いており、総本山に復帰することを目論んでいる。 アンカジで異端者認定されたハジメを神殿騎士達を引き連れて捕えようとしたが、ランズィとアンカジ国民の怒りを買い、石を投げつけられながら神殿騎士達と共に引き返して行った。 神殿騎士 デビット・ザーラー 声 - 神殿騎士専属護衛隊隊長。 愛子の護衛任務に就いている内に、他の騎士達と共に愛子に惚れ、アプローチを掛ける。 聖教教会への信仰心が強く、亜人に対する差別意識も強い。 ウルの町でハジメ達と出会った時、シアを罵り敵対行動をとったためハジメの攻撃を受けて気絶する。 ウルの町の戦いの後、姿を消した愛子に疑問を感じ、他の騎士と共に教会の上層部に何度も抗議し、独自に捜索などを行ったことから総本山への出入りを禁止された後、拘束されてどこかに監禁されていた。 だが、それによって神山の戦いに巻き込まれずに済む。 総本山が吹き飛んだのが愛子の所為であることを知ってショックを受けるが、最後は愛子への想いが勝って彼女の側に付いた。 チェイス・ドミノ 神殿騎士専属護衛隊副隊長。 敬語口調で話す。 ウルの町ではハジメの使用する銃の情報や作り方を提供してもらおうと話を持ち掛けるが、ハジメの威圧に圧倒されて引き下がる。 デビットに比べるとまだ良識を弁えている。 ジョシュア・オキーズ 近衛騎士の一人。 ジェイド・ハット 近衛騎士の一人。 魔国ガーランド フリード・バグアー 魔人族の国、魔国ガーランドの将軍。 赤髪と浅黒い肌が特徴の魔人族の男性。 魔人族が崇めるアルヴ教の狂信者。 魔人族であることに誇りを持っていて他種族を見下している。 七大迷宮の攻略者でもあり空間魔法と変成魔法を保有している。 相棒に「」という白い竜を使役しており、変成魔法を使って段階的に強化している。 グリューエン大火山で"空間魔法"による奇襲で極光のブレスを放ちハジメに重傷を与えるが、クロスビットの自爆攻撃とティオの竜巻で吹き飛ばされる。 王都侵攻ではユエと交戦するが、ハジメを傷つけられたことに対するユエの怒りが凄まじく、ウラノス共々大打撃を受ける。 さらにキレていたハジメの"ヒュベリオン"によって十万もの魔物が一瞬で全滅したのを目の当たりにして、やむなく撤退する。 その後、度重なる作戦の失敗と大打撃に潔く処罰を受けようとしたが、魔王からエーアストら神の使徒五百体と共に新たな使命を与えられる。 魔人族の動向が活発化したのは、フリードが変成魔法によって強力な魔物を作り始めた事が原因である。 カトレア 声 - ガーランドの特殊部隊所属の赤髪の魔人族の女性。 ライダースーツのようなピッタリとした黒一色の服を身に纏っている。 ミハイルとは恋人の間柄。 フリードから与えられた神代魔法の魔物を率いて九十階層で光輝達を待ち伏せし、魔人族側へ勧誘するも拒否されたため襲い掛かる。 光輝達や救援に来たメルドらを圧倒して窮地に追い込むも、駆け付けたハジメ達によって一瞬にして魔物を殲滅され、逃亡を図ろうとするも逃げ道を塞がれ、最期はハジメに額を撃ち抜かれ戦死した。 ミハイル カトレアの恋人の魔人族の男性。 殺されたカトレアの敵討ちに燃えていた。 王都侵攻で、立ち塞がったシアと交戦するが、彼女の圧倒的な実力の前になすすべなく戦死する。 レイス 特殊部隊所属の魔人族の男性。 オールバックの髪型をしている。 水属性魔法の使い手。 愛子殺害のためにウルの町へ向かい、清水と接触し彼を唆して寝返らせて大量の魔物をウルの町に襲わせた。 清水に人質に取られた愛子及び射線上にいたハジメ・シアを清水ごと水魔法で攻撃したが、シアによって愛子の殺害に失敗。 ハジメの反撃を受けて命からがら撤退するも、片腕を失う重傷を負い、撤退を余儀なくされた。 ローゲン 特殊部隊所属の魔人族。 アンカジ公国を壊滅させるために、オアシスに魔物を放って汚染させるが、ハジメ達によって魔物はやられてオアシスも浄化される。 任務失敗のため、そのまま魔国ガーランドに帰還した。 ダヴァロス ガーランドの部隊長。 ハルティナ樹海攻略の為、フェアベルゲンに侵攻していたが、ハウリア族に襲撃され、カムの手で首を刎ねられ死亡した。 セレッカ ダヴァロス部隊副官。 ハルティナ樹海攻略の為、フェアベルゲンに侵攻していたが、ハウリア族に襲撃され、毒を受けて死亡した。 ディヴォフ ガーランドの部隊長。 ヘルシャー帝国に侵攻し、ガハルドの殺害を目論むが失敗し戦死する。 魔王 ガーランド国王。 金髪に紅い眼をした男性。 色々と謎が多い人物ではあるが、ユエと似た外見的特徴をしているため、ユエの関係者であることが示唆されている。 竜人族 アドゥル・クラルス 竜人族の長で、ティオの祖父。 ハルガ・クラルス ティオの父親で元竜人族の王。 500年以上前に起きた人間族との戦争で戦死、処刑された。 死ぬ前にティオに、"本当の敵"の存在を教えた。 オルナ・クラルス ティオの母親にしてハルガの妻。 500年前の戦争でハルガと共に戦死した。 ヴェンリ ティオの傍付きの女性。 "生成魔法"の担い手。 外伝『零』の主人公。 オルクス工房に務める下町専門の錬成師の青年。 細い黒縁の眼鏡をかけて黒い長髪を結んでいる。 眼鏡やメイド服の造形には凄まじい拘りを見せる一面がある。 聖光教会に目を付けられないように普段は生成魔法が使えることを一部の人間以外に隠しており、最低限の仕事しかできないことから、孤児であることと併せて工房内では「 負け犬」呼ばわりされている。 生成魔法の存在を知っている親方兼父親代わりのガーグ・D・オルクスには細やかな気遣いを見えることから腕前を認められており、ミレディと旅立つ際にはガーグより オルクスの名を襲名している。 戦闘では、生成魔法で様々な能力を付与した自前のアーティファクトを操る。 錬成師としての能力は非常に高く、幼少期には初めて"錬成"を見てからたった一ヶ月で一流の職人と肩を並べる程の腕前に成長し、その後も鍛練を重ねた結果、一流の職人が奥義と称する技術ですらも小手先程度の技術と言い切る程に卓越した実力を持っている。 本編では大迷宮の最深部にある隠れ家に白骨体として登場。 生前に世界の真実に関する遺言を記憶した魔法陣を遺した。 だが、それに興味を持たなかったハジメとユエにぞんざいに畑に遺骨を埋められる(一応墓のような物は作られた)。 ミレディ・ライセン 声 - 七大迷宮の一つ・ライセン大迷宮の主。 "重力魔法"の担い手。 解放者の中で唯一、"魂魄魔法"によって魂をゴーレムに移す事で生き長らえている。 外伝『零』のヒロインでライセン伯爵家の娘。 神に反逆する組織『解放者』のリーダーを務める少女。 金髪のポニーテールの美少女だが、とてつもなくウザい性格をしており、その性格は大迷宮にも反映されている。 『解放者』に入る以前は落ち着いた性格であり、罪人を重力魔法でライセン大峡谷に突き落とす処刑人として仕事をしていた。 ある罪人の最期の言葉と当時の『解放者』のリーダーだったベルとの出会いによって、次第に聖光教会から理不尽に罪人扱いされる人間を処分する自分の仕事に疑問を持つようになり、父にベルが殺されたことを受けてライセン伯爵家を壊滅させ彼女の遺志を継ぎ、『解放者』のリーダーとなった。 また、ベルの性格も受け継いでウザくなった。 本編では大迷宮の最深部に巨大なゴーレムの姿で登場。 神に挑むための試練として重力魔法を操り、無数のゴーレム騎士と共にハジメ達の前に立ち塞がった。 自分を打ち破ったハジメ達に重力魔法と残りの七大迷宮の情報を教える。 またエヒトと戦うつもりがないハジメに対し、神殺しを強要するつもりはないと言いつつも「いずれは神殺しをする」と予言している。 なお、最深部で戦う巨大ゴーレムも他のゴーレム騎士と同様に遠隔操作しているだけに過ぎず、重力魔法を習得するための部屋にいるの顔をした子供のような等身のゴーレムが本体である。 ナイズ・グリューエン 七大迷宮の一つ・グリューエン大火山の主。 "空間魔法"の担い手。 外伝『零』では、3番目の仲間入りを果たした。 元々グリューエンの村の戦士だったが、幼なじみの密告により神代魔法を持っていることがバレて領主から狙われ、家族を殺された怒りで空間魔法を暴走させてしまい、グリューエンの村を地図上から消し飛ばした。 それ以降、自らの魔法を戦いのために使うことを封印し贖罪として人助けをしていた。 外伝より正式な名前はナイズ・グリューエン・カリエンテであることが判明している。 なお、隠れ家には「人の未来が 自由な意思の元にあらんことを 切に願う」という言葉と神代魔法継承用の魔法陣しか遺していない。 メイル・メルジーネ 七大迷宮の一つ・メルジーネ海底遺跡の主。 "再生魔法"の担い手。 海人族の女性。 『零』より、元はメルジーネ海賊団船長で穏やかな包容力のある見た目とは裏腹に、ドSで大雑把な性格をしている。 また、吸血鬼族の父を持つハーフである。 本編では最深部に遺言を残しており、神に縋りつくことなく自分の意思で自由に生きていくことの重要性を説いている。 ラウス・バーン 七大迷宮の一つ・神山の主。 "魂魄魔法"の担い手。 禿げ頭の男性。 『零』では、聖光教会が誇る実質的な対外戦の最強の騎士団・白光騎士団の団長として登場する。 神殿騎士特有の狂信者ではなく、魂魄魔法により教会の洗脳とも言える教えから思想と現実の矛盾等を見つけてはいたが、行動を起こすことなく自身を「抗わない者」と称していた。 しかし、神託の巫女ベルタが殺されたときに、無意識のうちに蘇生の魔法を使い、一度だけ神の決定に逆らう。 このラウスの決断が後に『解放者』ができる切っ掛けとなった。 本編では聖教教会の総本山がティオと愛子に吹き飛ばされた後に映像体が出現し、ハジメ達を魂魄魔法を習得させるための魔法陣まで案内した。 近くには自分や他の解放者との交流、迷宮の攻略条件が書かれた手記を残していたがハジメが興味を持たなかったため、その内容はほぼ不明。 リューティリス・ハルツィナ 七大迷宮の一つ・ハルツィナ樹海の主。 "昇華魔法"の担い手。 森人族の女性。 フェアベルゲンの長老達に自分を含む解放者の名前と「七大迷宮の攻略者と敵対しないこと」と「その者が望む場所に連れて行くこと」という口伝を残している。 本編では大迷宮の終点に樹で出来た肉体の遺言を残しており、ハルツィナ樹海を攻略したハジメ達に過酷すぎる試練を与えてしまったことを謝罪し、全ての神代魔法を習得した先にある概念魔法の存在とそれによって作られた導越の羅針盤の使い方を教えている。 ヴァンドゥル・シュネー 七大迷宮の一つ・氷雪洞窟の主。 "変成魔法"の担い手。 魔人族の男性だが、『零』より氷竜の竜人の母を持つハーフであることが明かされ、ヴァンドゥルも"竜化"でき、氷属性魔法に比類なき適性を持つ。 また、当時の魔王とは腹違いの弟である。 そしてシュネー族の長でもある。 天職が"芸術家"であるため、常時身に付けているマフラーや装備、さらには、迷宮の扉にまで芸術的な細工をしている。 だが、武芸は"武の芸"、芸術は"芸の術"よって「武芸の才能=芸術の才能」という過大解釈から、オスカー達には天職"芸術家"を戦闘系天職と説明している。 オスカーとは犬猿の仲で、お互いに眼鏡とマフラーをそれぞれ罵っている。 ベルタ・リエーブル 『解放者』の前のリーダー。 外伝『零』のみに登場。 ベルの名前でミレディの家庭教師兼侍女としてライセン伯爵家で働いていた。

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清水幸利

清水がフリートホーフのボスから聞き出したオークション会場に向かえば見張りなど居らず、騙されたのかと思い得たばかりの力である気配察知を使えば子供と思われる複数の気配を見つける。 すぐに忍び込み、牢屋の子供達に聞けば既に連れて行かれたとのこと。 海人族だ、きっと競り合いになりまだ落とされていないと判断した。 取り敢えず檻を壊す。 腕力だけで鉄格子を折り曲げた清水を見て目を見開く子供達。 「ありがとう、兄ちゃん!」 「え?あ、お……おう」 「気にするな、当然のことだ」とカッコつけようとしていたが、元来コミュ力の高くない清水はそれしか返せなかった。 ただ、取り敢えず礼を言われて悪い気はしない。 「あの子……海人族の女の子も絶対助けてやってくれよ!すっげー怯えてたんだ。 俺、なんも出来なくて……」 「ま、任せろ!そのためにきたんだからな!」 精一杯かっこつけ、清水はオークション会場に向かった。 オークション会場では水槽の中にいる裸のミュウを見て興奮した様子の客達と、縮こまって動かないミュウを棒でつつく男。 まずはその男を殴りつける。 「全く、辛気臭いガキですね。 人間様の手を煩わせているんじゃありませんよ。 彼女は子供ながら、いや子供だからこそ敏感に清水が己を見ながら見ていないのに気付いていた。 だから、危険な場所などに飛び込まないと思っていた。 清水が自分に向ける視線は相変わらず空虚で、安心させるつもりなのか向けてきた笑みは吐き気を催す。 助けにきてはくれたのだろうが、やはり好きになれない。 と、その時ドタドタと黒服を着た男達が清水とミュウを取り囲んだ。 客席は、どうせ逃げられるはずがないとでも思っているのか、ざわついてはいるものの、未だ逃げ出す様子はない。 「クソガキ、フリートホーフに手を出すとは相当頭が悪いようだな。 その商品を置いていくなら、苦しまずに殺してやるぞ?」 「黙ってろ踏み台ども。 お前等なんて、手加減しても十分だ」 二十人近い屈強の男達は余裕の態度を崩さない清水に青筋を浮かべる。 リーダー格の男が迫ってくれば駆けだしてくるが、遅い。 殴りつけ、吹き飛ばす。 男達はたじろいだが、すぐに向かってきた。 当然ながら清水の相手にはならない。 「お、おい!アジトが襲撃を受けてる!人員を回せ!」 が、そこに追加で現れるフリートホーフ構成員。 数は五十ほどだろうか。 清水の無双っぷりに動揺していた客達もこれで安心だと余裕の表情を浮かべる。 清水もまた余裕そうに笑う。 だが、気づく。 相手が引かないと。 フリートホーフは大組織だ。 金も多い。 だがそれだけで維持できるわけがない。 各地にそれなりの地位を持つ支援者がいるのだ。 例えば、今回の客。 ここで失態をさらせば組織を造り直すことすら出来やしない。 だから必死に意地を見せる。 清水に取ってはさほど痛くもないが、炎というのは本能的に恐怖を感じてしまう。 ましてや清水如きにその恐怖を振り払えるはずがない。 それが無数に飛んでくる。 清水が手をこまねいている間に気絶した仲間を叩き起こし清水に向かって短剣やらを投げ始める構成員達。 それは痛くないが、やはり炎は怖い。 (クソ、何で逃げねーんだよ馬鹿ども!勝てるわけねぇだろ、さっさと逃げろよこれだから無能は!) 悪態を付きながらも何も出来ないでいる清水。 現状を打破する方法など、本来は簡単だ。 例えば『威圧』を使い気絶させるとか。 或いは、炎を無視して全員速攻でぶちのめすとか。 起きてくるのが困るなら、殺すとかもある。 だが清水は実行できない。 固有魔法を使いこなす判断力に欠け、炎という恐怖に打ち勝つ精神力に欠け、人を殺す覚悟もない。 いかに賢いとは言え、保安署の動きまで察知していないだろう。 ここで見捨てられれば助からないと思っているはずだろうに、清水に逃げろと言う。 自分より強い相手の心配をする。 それが、その姿が、眩しくて、目を背けたくて、羨ましくて仕方ない。 「………ああ、くそ。 畜生!解ったよ、俺は何も見てなかった!勝手に出来ると思って、思いこんで、暴走した馬鹿だよ。 解ったから、理解したから、反省するから出て来いよ!黒慈!」 突然叫びだした清水に男達が訝しむ。 同時に、清水に撃ち続けられていた炎の魔法が暴風によって跳ね返される。 「…………まあ、及第点にしてやろう」 暴風により威力をまして戻ってきた炎に焼かれのた打つ魔法師達を助けようと鎮火作業を行っていた構成員達は何時の間にか現れたゴジラに、見た限りでは蹴りの風圧で魔法を跳ね返したゴジラの声に固まる。 「それにしても良く解ったな。 俺がいるって」 「あんたが狙われて、見逃すはずがないしな。 その上で見張りが居なくて、外は襲撃受けててそのくせ生き残り。 俺を試してたな?」 「大した考察力だ」 「オタクの妄想力なめんな………」 「で?」 「…………俺に主役は無理だ。 あんな、躊躇いもなく、誰かを守るっつー免罪符だけで人を殺せて、他人のために命を懸けるなんて俺には出来ない」 その言葉にゴジラはそうか、と清水から視線を逸らし構成員達と客達を見る。 「俺の価値観だが、一つ教えてやる。 俺は命を背負う気などない。 敵対した相手の命を背負うなんて馬鹿にしてるとしか思わねえ、こんなクズどもの命に一々躊躇う価値もあると思わねぇ。 背負う価値だってありゃしねぇだろ……だから俺は、殺しに躊躇いなんて覚えねぇ」 混乱から復活したのか構成員達が向かってくる。 その頭を蹴りつければ砲弾のように飛んでいき客の一人を破裂させ肉や骨を撒き散らし何名かをその骨で絶命させる。 慌てて逃げようとする客達はしかし扉に触れた瞬間腕が凍り付き砕ける。 「一匹も逃がさねぇよ……」 ゴジラの言葉は、直ぐに実行に移された。 「さて、お前が海人族のガキか………」 ゴジラが話しかけると水の中のミュウは水槽の端に移動した。 しかし視線はゴジラに固定されている。 じっと観察するミュウにゴジラはふむ、と顎に手を当ててから、水槽を蹴りで破壊する。 「ひゃう!」 水の流れに逆らえずゴジラに向かって流されるミュウ。 それなりの水流の中不動のゴジラはミュウを抱えるとガラスの破片がない床におろす。 「ほら、服だ。 着替えろ……」 「………お兄ちゃんは誰?」 「ゴジラだ」 「ミュウを助けてくれたの?」 「結果的にはな。 まあ、お前を利用して新しい仲間を少しは使えるようにしようとした悪いお兄さんと覚えておけ」 それよりはやく着替えろ、と促しミュウに服を着せる。 「お兄さん………えっと……」 「……清水だよ」 「………清水お兄ちゃん。 ミュウを助けようとしてくれて、ありがとう」 ミュウはそういって頭を下げた。 今の清水は、キチンと自分を見ている。 それに助けようとしてくれた。 だから頭を下げる。 「まあ、うん………」 と、照れたように頬をかく清水。 ゴジラはチラリとミュウを見る。 「やっぱ子供ってのはすげーな………」 「んみゅ?」 「さて、ミュウ……取り敢えず、よく頑張ったな。 あの時此奴に逃げろと言えるのは、普通の子供じゃ出来ない。 本当に、よく頑張った」 そう言うと頭を撫でる。 「んみゅみゅ」と唸るミュウはゴジラの手が放れると少しだけ残念そうな顔をして頭に手を置く。 「………………お前って子供いる?」 「藪から棒になんだ」 「いや、父性が凄いと思って」 「まあ………居たな。 それより行くぞ 清 ・ 水 ・ 」 「ッ!ああ!」 外に出た途端、オークション会場になっていた美術館が消し飛んだ。 ポカンと振り返る清水にミュウ。 さらに彼方此方から爆発音が聞こえてくる。 「……………」 「キリュー達も上手くやったか」 「俺、とんでもない人に忠誠誓うとか言っちゃったんじゃ」 「ああ、そうだ。 俺のことはゴジラと呼べ。 今はそっちで通してるからな」.

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