ファシリ テーション と は。 生き様025. 傾聴でファシリーテーションを考える:コレがワタシの生きる様:エンジニアライフ

ファビリテーション

ファシリ テーション と は

Facilitation = to make it easier for a process or activity to happen ファシリテーションの元々の意味は「プロセスや活動を容易にすること」です。 ファシリテーションは単なる司会進行術ではなく、集団活動を用意にするためにチームワークを促進し、個人プレーでは決してつくれない成果を生み出すための技術なのです。 また、ファシリテーションをする人のことをファシリテーターといいます。 ファシリテーターというと、ホワイトボードの前に立って進行をする人というイメージが強いかもしれませんが、必ず人前に立って議論を進行するということではないのです。 会議やミーティングといった集団活動を容易にするために、議論を仕切る人がファシリテーターであり、たとえ、参加者の前に立っていなかったとしてもファシリテーションをすることは可能なのです。 ファシリテーションの重要性 ファシリテーションによって話し合いが促進され、個人プレーでは実現できないような成果を出すことができるようになると言われていますが、実際にはどのような効果があるのでしょうか? ファシリテーションによって得られる効果は下記の通りです。 上記のような効果があるのがファシリテーションです。 特に昨今はVUCAワールドと言われる時代のため、トップにいるリーダーが必ずしも答えを知っているわけではありません。 明確な答えのない中で、メンバーで知恵を出し合い、チーム活動を促進していくスキルとして、ファシリテーションのスキルは重要性が高まっているといえるでしょう。 ファシリテーションに向いている人の特徴 ファシリテーションは具体的なスキルではありますが、上手にファシリテーションを進めるためにはマインドも重要となってきます。 そのため、人によっては向き不向きがあります。 そこで、ファシリテーションに向いている人の特徴をまとめました。 下記の特徴を持つ人はファシリテーションに向いていると言われています。 たとえどんな状況だとしても不機嫌、ネガティブになることなく、前向きな取り組みから肯定的な影響力を発揮する必要があります。 出された意見や質問が目的からずれていないかを確認するために、ファシリテーターは常に目的を念頭に置く必要があります。 参加者に気付きを与えたり、思考を促す役割をもつファシリテーターには、自身の発言の影響を考える必要があります。 口だけではなく、自身が積極的に行動に移すからこそ、周りはその人に触発されるものです。 ファシリテーションを進めるコツ では、実際にファシリテーションを行うにあたっての進めるコツを見ていきます。 ファシリテーションの進めるコツを簡単に表すと、「ゴールの明確化」「雰囲気づくり」「発散」「合意形成」の4つとなります。 では、それぞれのコツについて詳しく見ていきましょう。 ゴールの明確化 ゴールの明確化とは、話し合いの終着点を設計することです。 ファシリテーションで話し合いを促進するためには、事前にどのような話し合いにするかをイメージしながら進め方を設計することが欠かせません。 この事前準備があるか否かで話し合いのクオリティーが大きく左右されます。 そんな事前準備で最も重要となるのは、「ゴールの設定」です。 このゴールを考えるときは、「目的」と「成果物」を分けて考えるのがポイントとなります。 例えば、「従業員の帰属意識を高めるにはどうしたらいいか?」という議題のミーティングで目的ばかりを意識して話し合いを進めると、「結局今日は何が決まったのだろうか?」という成果のないミーティングになる可能性があります。 そうならないためにも、「目的」と「成果物」の両方について事前に考え、どんな終着点にするかを明確にする必要があります。 雰囲気づくり どんなに綿密な事前準備をしていたとしても、実際にファシリテーションをするまではどんな話し合いになるか分かりません。 参加者の口が重くて意見がなかなか出てこないことや、参加者同士の心理的な対立からギスギスした雰囲気になる場合もあります。 ですが、そう言った状況であったとしても生産的な話し合いの場を確保する必要があります。 そのためには、参加者の心理状況を読み取り、適切な対処法でもって場をコントロールする必要があります。 発散 会議やミーティングにおいては、この「発散」がそのまま価値になるとも言えます。 出されるアイデアが多ければ多いほど、結論のクオリティーは上がり、参加者の納得度も高まります。 ファシリテーションをするときは、発散の時間を十分に確保しましょう。 ここでポイントとなるのは、2種類の発散を取り入れることです。 一つ目は「個人がアイデアを考える発散」、もう一つが「全体で意見を出し合う発散」です。 どちらか一方だけでは、十分にアイデアが集まらないという現象が起こり得ます。 ですから、ファシリテーションをするときは、この2種類の発散の時間を意図的に取り入れるように意識することが大切です。 合意形成 合意形成とは、議論の末に参加者全員が共有する結論を定めることです。 ファシリテーションをしていると、全員が納得いくまで意見が出され、その中の一つの意見を全員が支持するというようなケースはむしろ稀です。 意見の対立があり、工夫がなければなかなか収束しないのが常です。 そんな合意形成をうまく行うためのポイントは、「合意形成の方法についてあらかじめ話し合っておくこと」です。 合意形成をする方法については、のちに一つご紹介しますが、合意形成の方法は公平であればどんなものでも構いません。 ファシリテーションスキル 先に述べたように、ファシリテーションでは様々な能力とマインドが必要となりますが、うまく話し合いを進めていくためにはスキルも必要となります。 そこで、実際のファシリテーションで使えるスキルをいくつかご紹介します。 円滑に進めるスキル:グランドルール 話し合いを進めるときのルールをグランドルールと言います。 「手を挙げてから発言する」といったルールや合意形成の方法を定めます。 ルールが多すぎても守れなくなってしまうので、3から5つに絞るのがポイントです。 話し合いに慣れていない人が多い場合には、1つか2つでも構いません。 会議の一番最初にグランドルールを定める時間を設けます。 グランドルールが決定したら、紙にリストアップして張り出しておくと何度も確認できるため効果的です。 発散のスキル:ブレーンストーミング 意見を出す発散の時間であるはずが、気付くと意見を否定し合っているというケースはよくあります。 そんな否定合戦を避け、うまくアイデアを発散するスキルが「ブレーンストーミング」です。 ブレーンストーミングの最大の特徴と言えるのが、「出てきたアイデアを絶対に否定しない」ことです。 ブレーンストーミングをするときは、どんなにくだらないと思えるアイデアも否定してはいけません。 その代わりに、誰かのアイデアに自分のアイデアを加えることは可能です。 「こうすればもっとよくなるんじゃないか?」という目線がポイントとなります。 グランドルールに「他人の意見を否定しない」という項目を加えるのもおすすめです。 例えば、出された意見が50個あったとしたら、全員が10票分の投票権を持ちます。 そして、全員が投票した結果、得票数の多い順にアイデアを3から5個抽出して話し合いを進めます。 これによってどんなに多くの意見が出たとしても、短時間で話し合うべきアイデアを絞ることができます。 まとめ ビジネスの中で、会議やミーティングは欠かせない存在であり、多い時には一日に3つも4つも行われることでしょう。 そんな一つ一つの話し合いの場を円滑・効果的に進めることができたならば、仕事の生産性は大きく向上します。 会社の中で、「会議の生産性が悪い」「話し合いがいつも長引いていて、他の仕事に支障が出ている」といった声が上がっており、これからの課題としている方がいましたら、ぜひこの記事を参考にしながら、これまでの話し合いの進め方を振り返ってみてください。 この記事を通して、課題解決の役に少しでも立てたならば幸いです。 ファシリテーションの書籍紹介 このタイトルを聞くと、ファシリテーションで使える道具が沢山載っているスキルブックだと思うかもしれません。 実際のところ、ファシリテーションに使える道具(スキル)が49個も紹介されています。 ですが、この本のオススメポイントはそれだけではありません。 本の序章とあとがきで、ファシリテーションにおいて重要な心構えやマインドがしっかりと紹介されています。 「全部の道具が使えなくてもいい」「失敗を恐れずファシリテーターに名乗り出る」「成否を左右するのは参加者が意見を出しやすい雰囲気を作れるかどうか」など、道具以外にも重要なことが学べるようになっています。 自分にピッタリの道具が見つかる、これからファシリテーションに挑戦しようと考えている方にオススメの一冊です。

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ファシリテーション(ふぁしりてーしょん)とは

ファシリ テーション と は

今日からは新しく、「会議のアジェンダ」シリーズの始まりです。 「アジェンダ」というのは議題。 それも、事前に共有しておくものですね。 というと、「あぁ、会議の招集メールに書いてあるアレね」なんてカルーク 考える人がいますが、ちょっと待って。 前回の「会議の事前準備」シリーズでも見たとおり、会議は建て前と本音、 理想と現実が交錯するいわば、いわば「戦場」です。 その戦場を制する戦略こそがアジェンダであり、極めて重要なものなのです。 と言うことで、まずはアジェンダの重要性を認識した上で作成し、メールで 事前共有しましょう、という事になります。 さあ、では、具体的にそのメールの中身は? 明日をお楽しみに! 「会議のアジェンダ」シリーズ、今日はベタに役立つ、メールで アジェンダを送る時に書く項目の紹介です。 これによって、参加者のコミットが高まるし、責任を持って臨んでくれる 事になりますね。 もちろん、そのためには事前に議題のオーナーとの調整を図ることが必要 なのは言うまでもありません。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、昨日紹介したアジェンダのフォーマットを 実際に使った例です。 ここでは、ある会社で使われたアジェンダを見ちゃいましょう 舞台になったのは、新興の食品メーカー、「株式会社スロービズ」。 最近発売した清涼飲料水「クリーム・ウーロンソーダ」のペットボトル内に 異物が混入したとのクレームが消費者から来てしまいました。 その対策会議のためのアジェンダが、次の通りです。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、ある会社のクレーム対策会議の実際の アジェンダを見ながら、その気をつけるべきポイントをチェックして いきましょう。 そのアジェンダと、会社の背景情報がこちらね。 大事な会議であればあるほど「ちゃんと議論をしなくっちゃ」と思って 終わりの時間を決めないこともありますが、これ、まったく無意味。 どれだけ議論をしたって、結論が出ない時は出ません。 というか、会議の時間に終わりがあるからこそ結論を出せる、と言う 効果もあるのです。 参加者に対して時間のプレッシャーを掛けて意思決定を促す効果を 事前に効かせていくのです。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、ある会社のクレーム対策会議の実際の アジェンダを見ながら、その気をつけるべきポイントをチェックして いきましょう。 そのアジェンダと、会社の背景情報がこちらね。 もちろん、「決定」ではありません。 あくまでも「仮置き」。 「会議の終了時点で、全員合意の上での意思決定として、 こうなっていたらいいんじゃないか」 というのを想定しておくと言うことです。 「仮置き」ですから、最終的に違うものになっても、それはそれでかまい ません。 「アイデア出し」の結果、事前に想定していたよりも、より良い 解決策が出た、なんて、まさに会議の醍醐味です。 でも、「結論は会議でだすもの。 自分としては予断を持つことなくで臨もう」 と言うのでは、ビジネス・ファシリテーター失格です。 さあ、では問題。 今回のアジェンダは、なにを「落としどころ」と仮置きして作成したで しょうか? 答は、明日。 お楽しみに! 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、ある会社のクレーム対策会議の実際のアジェンダを見ながら、事前に仮置きした「落としどころ」を読みとりました。 昨日紹介した「落としどころ」、なるほどね、と思う一方、そういうもんなんだ、へ〜と、今イチ腑に落ちていない人もいるかも知れません。 でも、実はよく読めば分かるんですよ。 というのは、よくできたアジェンダというのは、単なる議題の羅列ではないから。 上手なファシリテーターが書いたアジェンダは、ストーリー感を持って、会議参加者の誰にどんな役割を担ってもらうかまで考えられたものになっています。 アジェンダの「台本効果」と言いますが、だって、 ・参加者の筆頭に広報部の音部室長の名前を書いている ・他は課長級なのに、「うるさ型」の武田営業部長は呼んでいる ・他社のクレーム対応事例のあとにアイデア出しをして、自然と 音部室長が議論をリードできるようにしている というところに、「落としどころ」に持っていく工夫が見られます。 そして、大事なのは、これは会議の参加者にも影響を与えるということ。 単なる議題の羅列ではなく、ストーリー、つまり意味合いを持って議題を共有すると、そのストーリーに沿って会議の参加者は役割を果たしてくれるのです。 もちろん相手も人間ですから、こちらの描いたストーリーをそのままなぞってくれることはないですよ。 でも一方で、人間は「ストーリー」があった方が気持ちが動かされますし、実際の行動にもつながりやすいもの。 ちょっと高度なテクニックですが、これこそがアジェンダ事前共有のキモです。 ぜひトライしてみてください。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、昨日は「台本効果」と言うキーワードで 落としどころに向かってストーリーを構築したり、会議参加者の役割を 設定するという話をしました。 「へぇ。 話としては面白いけど、そんなにうまくいくもんかねぇ…」 と疑問に思った人に紹介したいのが、「スタンフォード監獄効果」というもの。 「es [エス]」という映画にもなったから知っている人もいるかもしれません。 最初はもちろん心理学の実験として始まったのですが、ところが役割を与え られた被験者は、主宰者の意図を超えて、「看守」と「囚人」の役割を果たす ようになっていきます。 ついには、看守役が囚人役に暴力をふるうにいたり、実験は途中で 中断を余儀なくされます。 その意味合いは? 人間は、ある「役割」を与えられると、驚くほど忠実にそれを果たそうとするもの。 例えそれが社会的に許されない行為であったとしても、役割が免罪符になって 恐ろしいこともしでかしてしまうのです。 もちろん悪用するのはいけませんが、会議で合意を形成するためには、この 「スタンフォード監獄効果」は使えます。 すなわち、会議のアジェンダでも 参加者一人ひとりに「役割」を与えて、「落としどころ」に向かって行動 してもらうのです。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、ある会社のクレーム対策会議のサンプルを 見ながら、「落としどころ」を仮置きして、そこに至る「ストーリー」と 参加者の役割を設定することがアジェンダのキモであることを見てきました。 ただ、あくまでも「仮置き」ですからね。 我田引水に議論を操作して、不満を封じ込めながら「落としどころ」を押し通す と言うことではありません。 むしろ仮置きした「落としどころ」は議論のたたき台と考えてみてください。 まずはざっくりとでいいので一つの打ち手を考えておいて、それをベースに 改善・修正していく「たたき台」アプローチは、問題解決において効率が よいものです。 もちろん、参加者のコミットを高めるため、あるいは新しいアイデアを引き 出すために、「たたき台」を見せないことはあり得ます。 それでも、少なくとも自分の頭の中にはたたき台を用意して会議に臨むのが ビジネスファシリテーターの基本です。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、たたき台としての「落としどころ」を 仮置きして臨むのが、効率的なことを昨日は説明しました。 ところが、世の中の「ファシリテーション」の本の中には、これと 逆のことを言っていているものがあります。 いわく、 ファシリテーターは議論のプロセスに関与し、内容にはタッチしない つまり、「落としどころ」を事前に準備しておくなんてもってのほか、と なります。 でもこれ、ビジネスの「現場」においてはありえませんよね。 コンサルタントとして外部の議論に加わるならともかく、普通のビジネス パーソンが、「内容にはタッチしないからね〜」なんてスタンスで会議に 臨むことはあってはなりません。 そんなことをしたら、「なんだか評論家っぽい態度だなぁ」と信頼を失って しまうのはもちろんのこと、 ・信頼とともに他者に対する影響力も失い、結局は会議の運営が うまくいかない ・自らリスクをとって物事を決定するというリーダーシップを 伸ばしていくチャンスを失う なんて問題も起こるのです。 ビジネスの現場においては、たとえ泥をかぶっても主体的に物事を推進させて いく、そんな態度が求められます。 ただ… 自分がそのような覚悟を決めて臨んでも、実際のところは評論家的な態度で 会議に来る人は多いですよね。 そんな人はどう扱ったらいいか? 次回のシリーズは、「参加者のコントロール」です。 お楽しみに。 入門セミナー開講中。 週に一度の「ファシリテーションの学び方を学ぶ」、略してマナマナの コーナーでは、ファシリテーションスキルを簡単に高めるコツを紹介します。 今回の「会議のアジェンダ」シリーズ、いかがだったでしょうか? アジェンダの事前設定、共有というのは当たり前すぎて、「もう知ってるよ」と 思いがちですが、「落としどころ」を決めることや「台本効果」など、想像 以上に奥が深いと理解してもらえたのではないでしょうか。 というか… ここら辺まで踏み込まないと、効果的に会議の運営なんてできないですよね。 世の中には会議に関する本もたくさん出てますが、出版業界に詳しい人の話では あまりベストセラーが生まれていないそうですが、その理由もここにあるのかも しれません。 「会議の参加者はみんな合理的である」、「政治的なことは会議に持ち込むべき でない」という「正論」が前提になっていると、実際の現場では使えないです ものね。 このメルマガ読者ならば、ぜひこれからも、「会議の裏の三役割」が現実 <リアリティ>としては存在するとの前提で会議に臨んで、成果につなげて 欲しいと思います。 入門セミナー開講中。 「会議のアジェンダ」シリーズ、ある会社のクレーム対策会議の実際の アジェンダを見ながら、事前に仮置きした「落としどころ」を考えています。 そのアジェンダと、会社の背景情報がこちらね。 キャラなんかも想像して もらうと想像も広がりますね。 そして、木下さん 要するに、藤吉郎だ の今回の「落としどころ」は このようなものでした。 「今回の件は、ヘタをすると会社の信用問題になりかねない。 一番経験が豊富で他の食品会社の異物混入の際の対応もよく知っている 広報室に主導してもらって問題解決を図るのが良いだろう。 ウチ マーケティング部 がでしゃばりすぎると営業部が反発するので その意味でも広報室に陣頭指揮を執ってもらうのがよい。 広報室なら社長とも近いし、非公式に社長に情報共有もできるし。 」 うーむ、なるほど。 大人の判断も入っていますね〜。 でも、この「落としどころ」、アジェンダを見ただけで分かるの? 分かります。 その答えは、明日。 ある意味アジェンダ設定のキモになりますので、 お楽しみに。 入門セミナー開講中。

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会議のアジェンダ

ファシリ テーション と は

ファシリテーション、できていますか? 1時間で済ませるはずだった打ち合わせが、ふたを開けてみたら2時間に長引き、何の結論も出ないままに終わってしまった…。 そんな経験はありませんか? って難しいですよね。 こうした心当たりのある方にこそ取り入れていただきたいのが 「ファシリテーション」です。 今回の記事では「ファシリテーションの意味と役割」「良いファシリテーターの特徴」「ファシリテーションのやり方」を紹介していきます。 ファシリテーションとは? 出典: そもそもファシリテーションとは一体何なのでしょうか? ファシリテーションとは、 複数の人が集まって行う活動がスムーズに、かつ効率よく進められるようにサポートすることです。 ビジネスの場におけるファシリテーションは、会議やプロジェクトを進行するにあたって、 参加者全員の発言をうながしたり、出された意見を簡潔にまとめたりしながら、 中立的な視点に立ってを目指すスキルのことを指します。 こうしてファシリテーションを行う人は、ファシリテーターと呼ばれます。 ファシリテーションという言葉がビジネスシーンで用いられるようになったのは、 1960~70年代頃のアメリカが始まりだとされています。 21世紀を迎え、新しいビジネスの形を必要とする風潮が勢いを増すにつれ、ファシリテーションが世界中で脚光を浴びるようになりました。 グローバル化が進んだ現代では、様々な価値観を持つ人同士が協働していかなければなりません。 こうした時代において、上手に場を盛り上げ、みんなの意見をまとめていく上で欠かせないのがファシリテーションだと言えるでしょう。 ファシリテーションの4つの役割 あらためてファシリテーションの役割を明確にしておきましょう。 一般にその役割は4つあると言われています。 「場のデザイン」「意見の引き出し」「意見の整理」「合意形成」の4つです。 そこでファシリテーションにまず求められるのが場のデザインです。 目的やチームメンバーに合わせて、議論の進め方や場所・時間の設定などを行う必要があります。 よく話せるけど、他の人の意見を封じ込めてしまう人もいます。 それではチームで議論している魅力が半減です。 ファシリテーションには、チームメンバーそれぞれが良質な意見を出せるような雰囲気づくりの役割もあります。 質問や傾聴などを上手く使って意見の出しやすい雰囲気をつくりましょう。 しかし散らかったままの意見では本来の価値が発揮できません。 整理しなければならないのです。 このような意見の整理もファシリテーションの役割になります。 そのときに重要なのが合意の形成。 その時点のチームとして、一つのまとまったアウトプットが必要です。 その合意形成を上手くすすめるのもファシリテーションの役割になります。 ファシリテーションが上手な人の3つの特徴 出典: 上手にファシリテーションを行う人には、いくつかの特徴があります。 その中から、初めてファシリテーションを行う人でもすぐに真似できそうなものを3つご紹介します。 全員が「自分はこの場に欠かせない人間だ」と思い、自然と発言したくなるような空気を生み出しておくことが重要です。 誰のどのような意見も肯定的に受け止め、「この人ならどんな話も聞いてくれる」と感じてもらうことで、たくさんの意見を引き出すことができるのです。 そのゴールへと着実に近づけていくのがファシリテーターの役目です。 そのため、場に出される意見がゴールに向かうためのものか否か、冷静に見極める必要があります。 一歩引いた視点から全体を俯瞰し、「今は何について話し合っているのか」「この議論の先で求められている目的は何か」を見失わずにいることで、話が横道にそれてしまいそうな時には軌道修正をするなどし、効率よく活動を進めることが重要です。 メンバーのうち1人でも理解できていなかったり納得していなかったりすると、最後の最後で「待った」がかかってしまい、それまでの話し合いが白紙に戻ってしまいかねません。 こうした事態を防ぐのも、ファシリテーターの務めです。 ファシリテーションが上手い人は、 出された意見は都度復唱するなどして意識的に共有しつつ、不服そうな顔をしている人や困ったように首をかしげている人がいないか、 つねにメンバーの反応に目を光らせています。 こうすることで、 発言が少ない人にもいち早く気づき、フォローを入れられるようになるのです。 ファシリテーションを行う上で、みんなの意思を確認するために欠かすことのできないポイントです。 ファシリテーションの5ステップ 出典: それでは、実際にファシリテーションを行う際、どのようなステップを踏めばよいのかを見ていきましょう。 議題は一旦横に置いておき、 ファシリテーターが何気ない話題を提示することで、みんなの意識を話し合いの場に集中させます。 全員に一言ずつ話してもらったり、などの簡単なゲームを行ったりするのもよいでしょう。 メンバーの気持ちがほぐれたら、 この場が目指す目的と、発言におけるルール(発言者が話し終えるまで口を挟まない、少なくとも一度は意見を出すなど)を設けて共有しておきます。 「拡散プロセス」とも呼ばれる段階です。 ファシリテーターは、 出された意見をオウム返しすることで「あなたの話を聞いていますよ」という態度を示して発言者を安心させたり、 それまでに出た意見とは反対の立場やより広い枠組みなどを提示することで違った観点からの意見をうながしたりしながら、より多くの発言を引き出していきます。 出された意見をホワイトボードなどに書きとめていくことも、ファシリテーターの役目です。 「収束プロセス」とも呼ばれる段階です。 ファシリテーターは、出された意見同士の共通項を探っていく方向にメンバーの意識を向けさせ、それぞれの発言を共通項ごとに分類していきます。 すべての発言を分類し終えたら、ファシリテーターは分類結果が適切かどうかメンバーに問いかけ、全員が納得していることを確認します。 もし、ここで 納得できていないメンバーがいれば、見過ごすことなく納得できるまで話を詰めていきます。 ここで重要なのは、ファシリテーターが明確な判断基準を提示することです。 「最もメリットが大きく、最もメリットが少ないもの」「費用対効果が最も大きいもの」など、 全員が納得できるような判断基準をもとに、望ましい結論を導き出していきます。 その上で、出された結論を実行していくための具体的な行動を決めていきます。 「誰が」「何を」「いつ」行うか、という観点をもとに、きちんと成果が出るような行動計画を立てて初めてファシリテーションは完結します。 ファシリテーションのスキルを磨こう いかがでしたか? ファシリテーションは仕事の効率を段違いに向上させるスキルです。 ぜひ、ファシリテーションスキルを磨き、日頃の仕事に活かしてみてください。 【関連記事】 『enfacスタートアップサイエンス』は、 世界で5万回シェアされたスライド「StartupScience」制作者の田所雅之氏が、書籍300冊、経営者のブログ500本、自身のシリコンバレーでの起業経験と1000人以上の起業家を取材する中で体系化した知識を、動画ラーニングのenfacが、いつでもどこでも学びやすくまとめた動画学習コンテンツです。 2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。 今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。 コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

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