百人一首 坊主 めくり。 百人一首を楽しむ6つの方法その1

百人一首/坊主めくり

百人一首 坊主 めくり

皆さんこんにちは。 広報のFです。 よろしくお願い致します。 先日、京都新聞夕刊に『よく聞くけど、蝉丸って?』という見出しで、でかでかと蝉丸の記事が掲載されました。 ええ、いつも通りですとも。 そもそも蝉丸っていったいどんな人ですか?という人も居るかもしれません。 【蝉丸(せみまる)】生没年不詳。 盲目の琵琶(ギターやマンドリンのような昔の楽器)の名手だったと言われ、坊主(僧侶)かそうでないかも不明な謎の人物です。 (今昔物語集)では、『敦実(あつみ)申しける式部卿の宮の雑色(雑役を務める身分の低い役人)』との記述があります。 (和歌色葉)には、『仁明の御時(810年~850年頃)の盲目の道心者(仏に帰依した物:仏・法・僧のどれかは不明)』とあります。 (平家物語)では、醍醐天皇の第四皇子としています。 能(世阿弥作)の演目『蝉丸』でも、醍醐天皇の第四皇子とされていて、醍醐天皇は家臣に『出家させよ』と命じ、蝉丸本人も受け入れ髪をおろしていますので、坊主なのでしょうか(あくまで能の中では)。 逢坂の関(京都と滋賀の境にあった関所)の近くに住んでいた、世捨て人だったとも言われています。 逢坂の関跡の周辺に、蝉丸を奉った神社が三つも残っているのは、恐らく蝉丸がこのあたりに住んだとされていたり、百人一首の和歌に逢坂の関の事が詠まれたり、能の『蝉丸』の中で関連する描写がある事が影響していたからかもしれませんね。 2年前に書いた、 というブログ記事にも、蝉丸の事に触れていまして、『蝉丸が坊主か坊主じゃないか』 『蝉丸の正体は!? 』という事に、今でも議論の的のようです。 いや、そうに違いない!! 但し、【蝉丸は僧であった】という歴史的資料が無い為、坊主か坊主でないかハッキリせず、分からないなら坊主とは言い切れないという事で、大石天狗堂では『坊主めくり』に含まないというルールを明示しています。 皆様の地元では、蝉丸さんをどうしてはりますか? 【シリーズ過去掲載ページ】 #坊主めくり #百人一首のちがう遊び方.

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百人一首と坊主めくり ~坊主札が語ること~

百人一首 坊主 めくり

坊主めくりはルールが簡単!しかも盛り上がる! 坊主めくりは、百人一首の絵札のみをつかった遊び。 百人一首は歌を覚えていないと札をなかなか取れないので強い人しか楽しめませんが、坊主めくりは百人一首の歌を知らなくても勝負に勝てるし、小さなお子さんやお年寄りの方でも楽しめるこの時期にピッタリのゲームです。 また、百人一首のように読み手は必要なく、ただ淡々とめくるだけ。 でも坊主めくりはすっごく盛り上がるんですよ!まずは坊主めくりがどのようなものか、その盛り上がっている様子を見てみましょう! 三人で坊主めくりを楽しんでいる動画です。 遊んでいるのは小さな女の子とこちらは親御さんでしょうか。 坊主めくりは二人から遊べるんですよ。 それにしても、すごく楽しそうですね!坊主めくりは自分の持ち札の枚数を競うゲームですが、動画にもある通り、ある札をめくると手持ちの札がなくなり、またある札をめくると他の人の札をごっそりもらえるんです! ではその札の前に、坊主めくりで準備するもの、ルール、そして遊び方を見ていきましょう! 坊主めくりが遊べる人数・対象• 人数:人数は2人から遊ぶことができます。 役割:歌を歌わないので読み手は不要。 全員が札をめくります。 対象:仮名の読めない小さい子どもでも遊べるので、家族全員で楽しめます。 用意するもの 用意するものは百人一首の「絵札」のみ(100枚)、文字の札は箱にしまってOKです。 lifestyle-club. めくった札は自分のものとなり、手元に重ねていきます。 裏返しにした山札がすべてなくなったら終了。 最終的に手札の枚数が多い人が勝ちとなります。 しかし、絵札の種類によっては、めくったことにより今まで持っていた絵札を取られてしまうものや、逆に、ほかのプレイヤーの絵札を自分のものにできる絵札もあります。 ここが「坊主めくり」の面白いところ。 では次に、坊主めくりのルールを見ていきましょう。 坊主めくりのルール 坊主めくりでは、百人一首の絵札を、男性札・姫の札・坊主札と大きく分けます。 めくっても影響なしの「男性札」 男性札は左から順に、天智天皇・歌人の藤原実方朝臣(清少納言の恋人)・武官の在原業平。 頭にかぶり物(冠・烏帽子)があるので、見た目で判断できます。 姫の札をめくると• 場に捨て札がある場合:捨て札(坊主をめくった人が捨てた札)全てをもらうことができる。 捨て札がない場合:もう一枚絵札をめくることができる 坊主めくりの流れ ではルールを把握したところで、最初に載せた動画を再び見てみましょう。 0:28ごろに、女の子たちが「あー!」と声を上げて指さしていますね。 これは親御さんが坊主札をめくったから。 坊主札をめくってしまったら、山札のそばに手持ちの札すべてを捨てなければなりません。 そして青の服を着た女の子も坊主をひいてしまいましたね。 坊主札をひいて捨てる場合は他の人の絵札に重ねて一つにします。 その次にピンクの服を着た女の子がひいたのが「姫の札」。 他の2人のひいた札をすべて持ってってしまいましたね。 このようにして、• ルールが単純すぎて、ただめくるだけの遊びになってしまうのではないか?と思うかもしれませんが、実際は、その逆。 百人一首の絵札の大半は男性の札なので基本的には淡々と札をめくっていく展開になりますが、男性札を淡々とめくっていく時間が長ければ長いほど、いつ坊主をめくってしまうのかという緊張感が高まります。 坊主札をめくってしまったときに思わず出る、「あー!!」の声、そして姫の札をめくったときの「やったー!!」という喜び。 終盤になってくると、何十枚も積んだ札が坊主札をめくることで一瞬にしてなくなってしまうため、最後の最後になるまで勝負の行方が分からないというスリリングなゲームとなります。 遊び方はめくるという手順一択なのに、このスリルを味わえる坊主めくり。 百人一首でかるた遊びをしているときは気にならななかった坊主が、坊主めくりでは憎い存在に。 基本的に運がゲームの勝敗を左右するので、小さい子供でも勝つことができるし、百人一首を知らない人でも輪に入ることができる、この季節ならではの最高のゲームです。 関連記事: では、さらにルールを発展させたい方のために、天皇ルールや、姫・坊主ルールの発展形をお伝えしていきます。 最強!天皇札ルール! ここからはより楽しみたい方のためのローカルルールです。 まずは天皇札ルール。 天皇札は、天智天皇(男性札)と持統天皇(姫の札)の2枚。 geocities. mimnez. 天皇札は、天皇だけあって台座にキレイな縞模様(繧繝縁:うんげんべり)に座っており見た目でも判断できますが、メーカーによっては天皇以外の人が座っている場合もあります。 2枚だけで有名な歌ですので、名前と歌を覚えておくとよいでしょう。 ちなみに、ゲームでは2枚ですが、純粋な意味での天皇は、「院」とつく方も含まれますので実際には8人います。 天皇・院:天智天皇、持統天皇、陽成院、光孝天皇、三条院、崇徳院、後鳥羽院、順徳院 色付きの段は高い位の証、段付きルール 段付きルールとは、先ほどのキレイな縞模様(繧繝縁:うんげんべり)で縁取られた畳の上に座っている人たちの札を段付き札と呼びます。 元良親王と式子内親王の二人の親王。 赤染衛門、待賢門院堀河、祐子内親王家紀伊などの一部の女流歌人。 この絵札をめくったら、他のプレイヤーの札を取ることができます。 取り方は、段付き札をめくった瞬間にほかのプレイヤーの膝をさわります。 他のプレイヤーは取られないよう、膝を手でブロックし、成功すれば絵札は取られないというルールです。 偉い姫と普通の姫?姫ルール! 姫の札は基本的にこのようなルールでした。 場に捨て札がある場合:捨て札(坊主をめくった人が捨てた札)全てをもらうことができる。 捨て札がない場合:もう一枚絵札をめくることができる 姫の札は21枚ありますが、そのうち4枚は偉い姫(位の高い姫)、残り17枚は普通の姫に分けることができます。 naver. ただ、特別なカードであることだけは確かです。 蝉丸ルールで得する場合• 蝉丸を引いた人は、みんなの手札がもらえる。 蝉丸を引いた人以外の人全員の手札を捨て、山札の横に置く。 蝉丸ルールで損する場合• 蝉丸を引いたら、1回休み。 蝉丸を引いた人は、どんなに札を集めていても、ビリが確定。 まさに蝉丸ルールはトランプで言うジョーカーにふさわしい存在ですね。 その地方のローカルルールに従うのが一番だと思います。 まとめ• 「坊主めくり」は百人一首を使った遊びとして親しまれており、簡単で歌を知らない人でも気軽に楽しめるゲーム。 「坊主めくり」の遊び方は、絵札を順番にめくっていくというシンプルだが、坊主札をめくると持ち札を失ってしまう。 姫の札をめくれば、失ってしまった持ち札や相手の捨て札を自分のものにすることができる。 「坊主めくり」の魅力は、坊主札が出てしまうかもしれない緊張感とスリルと誰でも勝つ可能性があるところ。 天皇ルールは、2枚の天皇札を引き当てると、すべての持ち札を自分のものにできるというルール。 段付きルールは、めくった瞬間、膝を叩くことで他のプレイヤーの札を自分の持ち札にできるルール。 姫ルールは、位の高い偉い姫だけが坊主札によって捨て札となった札を取ることができるルール。 蝉丸ルールは、一回休み・即ビリ決定・手札総取りなど、場所場所によってローカルルールがある。 いかがだったでしょうか。 「坊主めくり」は、誰でも簡単に始めることができる上、ルールを変えることで、よりスリルのある楽しみ方ができるようになっています。 家族みんなで楽しめる「坊主めくり」、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください!.

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蝉丸

百人一首 坊主 めくり

そもそも「蝉丸」ってどんな人? 小倉百人一首の中でも有名な 蝉丸(せみまる)は、平安前期の歌人です。 また、盲目でありながら、 大変な琵琶の名人であったともいわれています。 しかしそれ以外となると、色々な逸話は残されているものの、その正確な人物像は定かではありません。 なぜなら蝉丸は、その本名を始め、血筋や生没年さえも不詳とされているからです。 諸説としては、第五九代天皇の宇多天皇の皇子である敦実親王に仕えた蔵人見習いであったとか、第六十代天皇の醍醐天皇の第四皇子であったなどというものもあります。 しかし、そのどれもに確実性はなく、推察の域を出ないそうです。 盲目の琵琶の名手であり、平安前期の歌人という以外、その存在すら謎に包まれた蝉丸。 けれど、そんな蝉丸の名は、「今昔物語集」や「平家物語」「無名抄」などにも登場し、幾つかの逸話が伝承として残っています。 特に、「今昔物語集」の中に収録された蝉丸と源博雅に関する話は有名です。 逢坂の関に庵を構えていた蝉丸を、当時、管弦の名人と評判であった源博雅が訪ね、三年がかりにしてやっと、琵琶による秘曲を蝉丸に伝授されたという話です。 また、 逢坂の関に庵を構えていたという蝉丸は、逢坂の関の守護明神として祀られており、蝉丸自身が琵琶の名手であったことから、芸能や歌舞伎の祖神としても崇められています。 現在も逢坂山のある滋賀県大津市内には、関大明神蝉丸宮と称される上社に、下社である関蝉丸神社、分社の蝉丸神社など、蝉丸を祀る三つの神社が存在しています。 つまり、蝉丸と逢坂の関は、切っても切れない関係にあるのです。 因みに、小倉百人一首に収められた蝉丸の和歌も、この逢坂の関を題材としたものです。 そこで次項では、百人一首に収められた蝉丸の和歌について解説していきます。 小倉百人一首に収録された蝉丸の和歌を解説 「 これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関」 こちらが、 小倉百人一首・第10番に収められている蝉丸の和歌です。 逢坂の関を題材としたこちらの和歌は、小倉百人一首の中で5本の指に入る程有名なのではないでしょうか。 それでは、早速、蝉丸の詠んだ和歌の意味を、簡単な現代語にしてみたいと思います。 「 これこそが正に、東の国へと旅立つ人も、そこから帰り別れる人も、また、見知る同士も見知らぬ同士もみな出逢い別れる、そんな出逢いが行き交うという逢坂の関か」 昔、逢坂の関とは、日本の令制国であった山城国と近江国の国境となっていた関所であり、東海道と東山道(後の中山道)の二本の街道を越える、交通の上では重要な関でした。 その名に相応し、くかつて、この関では、人々の出逢いや別れという光景が、数多見られたことでしょう。 人は、出逢いや別れを繰り返し、生きていくものです。 正しく逢坂の関の光景は、人生の縮図にも感じられたかもしれません。 そして、その光景を見た蝉丸もまた、逢坂の関が持つ特有の情景に、思わず歌いたくなってしまったのではないでしょうか。 スポンサードリンク 百人一首の坊主めくりで蝉丸が出たらどうなる? ここまで、蝉丸の人物像や和歌について解説してきました。 続いては、百人一首を使ったかるた遊び「 坊主めくり」において、蝉丸が持つ役割を解説していきたいと思います。 かるた遊びである「坊主めくり」は、その名が示す通り、絵札をめくっていく遊びです。 しかしこの坊主めくりの中で、蝉丸の絵札が出たときほど、緊張感を伴う瞬間はありません。 実は、この蝉丸の絵札が出たときには、特別なルールが発動するのです。 それは、 全員が持ち札を全て捨てなくてはいけないというものです。 坊主めくりは、めくる絵札がなくなったとき、一番絵札を所持していた人が勝ちという遊び。 それなのに、蝉丸が出た瞬間、これまで獲得した札を全て捨てる必要があります。 それまで順調に勝ち進んでいた人も、これをキッカケに勝敗が分からなくなってしまうかもしれません。 また、蝉丸のルールには、 地域によっても違いがあるようです。 先にご説明したように、全員がすべての持ち札を捨てなくてはいけないというルールの他にも、引いた人は一回休みになるというものや、蝉丸の札を引いた瞬間、最下位が決定してしまうという過酷なものまであります。 どのルールにしても、蝉丸の絵札を引いた瞬間、アンラッキーなことが起きることに違いはありません。 おかげで坊主めくりにおける蝉丸は、残念ながら嫌がられる存在となっています。 スポンサードリンク この記事のまとめ 今回は 蝉丸がどんな人だったのかを、小倉百人一首の和歌や坊主めくりにおけるルールも含めてご紹介しました。 坊主めくりの中で煙たがれる存在になっている蝉丸。 しかし、いつから蝉丸が坊主めくりにおいて特別な存在になったのかは定かではありません。 謎多き人物である蝉丸ですが、逢坂の関と縁が深い事は確実だとされ、百人一首における歌人、あるいは芸能の祖神として今なお広く知られています。 今度坊主めくりをする時は、蝉丸の人物像を想像しながら遊んでみてはいかがでしょうか。 なお、以下の記事では 小倉百人一首の成立の経緯について解説しているので、興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。

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