封筒 締め書き。 ×じゃなくて〆!履歴書を郵送する封筒の封の締め方

封筒の入れ方と封筒に入れる向き・マナー|封筒は締めるべきか?

封筒 締め書き

取引先宛てのビジネス文書、とくに重要書類や社交・儀礼文書は、相手に礼を尽くす意味でも封書で送るのが一般的です。 ところが、たまに封筒の閉じ方や封字の書き方のマナーに反した封書を目にすることがあります。 細かすぎる、と思われるかもしれませんが、各社きちんとした封筒で届くなかで、悪い意味で目立ってしまうのも事実です。 この記事では、正しい封筒の閉じ方と封字のルールやマナーを、イラスト付きでわかりやすく解説しています。 社内での封緘(ふうかん)作業を効率的におこなうコツもご紹介していますので、ぜひ日々のお仕事に活用してください。 要注意!封筒の閉じ方・封字のよくある間違い例3選 まずは、間違いやすい封緘のマナーを3つご紹介します。 間違い例1:セロハンテープで封をしている ビジネスではセロハンテープで封をすることはマナー違反とされています。 とくに目上の人宛ての手紙や重要書類、儀礼文書では厳禁です。 理由ははがしやすく、また一旦はがしても簡単に封をしなおせること。 つまり第三者に読まれても判別しづらいからです。 さらに見た目もチープで印象が良くありません。 多少面倒ではありますが、封筒は糊(以下:のり)で閉じるのがビジネスマナーです。 まれに、封入物が多くて封筒がパンパンになってしまう場合にセロハンテープで閉じることがありますが、その場合ものり付けは必須です。 ちなみに、同じテープ類でも外から見えない両面テープならOKです。 「〆」は「締」の略字で、「封筒を締めました」という意味。 バツやペケとは何の関係もありません。 ポイントは一画目の斜線の下をはっきりこと。 間違い例3:横書きの洋封筒に封字を書いている 横書きの洋封筒の場合は、英文手紙のマナーに準じるため「〆」など日本語の封字は不要です。 下のイラスト(右)のように、封じ目は空白で問題ありません。 イベントや式典の案内状などでは、デザインに応じて封緘シールや封蝋(シーリングワックス)が使われることもあります。 封筒の閉じ方(封緘)のコツ 封緘の基本マナーは「のりで丁寧に閉じること」ですが、ここでは応用編として、のりの選び方やスピーディーにのり付けするコツなど、実際の封緘作業の効率化に役立つコツをご紹介します。 コツ1:液体のりとスティックのりの使い分け方 のりの代表的な種類といえば、液状の液体のり(液状のり)と固形のスティックのり。 ちなみにインターネットで「封緘 のり」と検索すると、なぜか全力で液体のりをすすめてくるサイトが目につきますが、実際はどちらも使えます。 ただし、それぞれの特徴によって最適な封筒が異なります。 液体のりは粘着性が高い一方で、塗布部分がフニャフニャと波打ちしやすいというデメリットがあります。 そのため、上質紙などの強度が低い紙の封筒や、デザイン性の高い封筒は避けたほうがベター。 茶封筒など強度の高いクラフト紙を使った封筒に適しています。 最近はシワになりづらいタイプも販売されているので、そちらもおすすめです。 反対に、操作性の高いスティックのりは粘着力の弱さがデメリット。 使用する際は、粘着力の高い強力接着タイプを使い、送付前に接着面をきちんと確認することが大切です。 コツ2:大量の封筒を効率良くのり付けする方法 少人数で大量の封緘作業をおこなう場合、封筒を一枚ずつ手元に置いてのり付けしていると非常に時間がかかってしまいます。 そのようなときにおすすめなのが、下のです。 封筒以外に用意するのは、のりと裏紙などの不要になった紙。 まずは、のりが机に付かないように紙を敷き、その上に封筒を5枚程度、ふたを開けた状態で重ねていきます。 並べ終わったら、あとはスピーディー&リズミカルにのりを塗っていくだけです。 ポイントは、できるかぎりに塗布していくこと。 多少手元がくるっても、他の封筒のフタにはみだすだけなのでミスを心配する必要がありません。 コツ3:口のり加工した封筒を効率的にのり付けする方法 のり付け不要の、閉じ口に水のりで口のり加工された封筒を効率良く封緘する方法です。 基本的なやり方はコツ2と同じですが、できるだけ口のり部分が密接に並ぶように封筒を重ねることがポイントです。 フタの他の部分を水で濡らしてしまう心配がなくなります。 ただし、これはコツ2も同じですが、スピーディーに作業が進むからといって、決して「雑でも良い」というわけではありません。 封緘の基本はあくまで「丁寧さ」。 受け取る相手のことを考えて、心を込めて作業することが大切です。 封字の書き方のマナーと注意点 封を閉じたら、続いて封じ目に封字を書きます。 ここでは、送付する手紙の目的に合わせた封字の種類や書き方、また封字以外の封じ目についてご紹介します。 封字を書く理由とは? 封字は、先方に対して「確かに封をしました」ということを示すために書きます。 途中で開封されていない=第三者に読まれていないことの証明にもなるので、ビジネスにおいては重要な書類ほど必須です。 封字の種類とそれぞれの意味 代表的な封字は次の5種類です。 封字 意味 「〆」「締」 もっともポピュラーな封字です。 「〆」は「締」の略字です。 「封」 こちらも一般的ですが、 「〆」「締」よりもあらたまった印象を与えます。 「緘 かん 」 重々しい印象があり、とくに重要な書類で使われています。 「閉じる」という意味です。 「寿」 結婚などの慶事では「締める」「封じる」は相応しくないため、 「寿」を使用します。 ややこしいのは「〆」と「封」「緘」の使い分けですが、事務的な文書であれば「〆」で問題ありません。 「封」は明らかに目上の方に宛てた手紙で使うとよいでしょう。 「緘」は手書きで書かれることは滅多になく、印鑑(封緘印)を使うのが普通です。 なお、上述のとおり、横書きの洋封筒には封字は不要ですが、縦書きの場合は記入するのがマナーなので注意しましょう。 儀礼文書の封字の注意点 事務的な文書以外の、儀礼文書で使う封字にもいくつか注意点があります。 ここでは慶事・弔事の手紙について説明します。 慶事の手紙(祝賀状・結婚祝いなど)の封字 「寿」は結婚のお祝いの手紙に使うものというイメージがありますが、取引先の事務所移転や新店舗オープンを祝って送る祝賀状、昇進祝いにも使います。 手書きする場合は、他の文字にかからないように気をつけましょう。 扇子型や金色で書かれた封緘シールもよく使われています。 弔事の手紙(お悔み状など葬礼関係の文書)の封字 法事の案内や、通夜や葬儀に出席できない場合に送るお悔み状の封字には「封」を使うのがならわしです。 弔事の手紙には他にも、上のイラストのように「左閉じ」にする、不幸が重なることを避けるという意味で二重封筒を使わない、封緘の日付は書かないなどのルールがあるので注意が必要です。 封字以外の封緘ツール 手書きの封字以外にも封緘を示すツールがあります。 代表的なのは次の3つです。 印鑑(封緘印) 手書きよりも厳重な印象をあたえます。 「緘」がポピュラーですが、「封」などの種類もあります。 封緘シール おもに祝賀状でお祝いの気持ちを演出するためや、案内状や招待状など、デザインにこだわった手紙で使われています。 文字タイプから、ロゴなどデザイン性の高いものまで多くの種類があります。 封蝋(シーリングワックス/シーリングスタンプ) 古くからヨーロッパで封締めとして使われてきたのが、蝋(ろう)をもちいた封蝋です。 封緘シールと同じく、事務的な文書のやりとりで使用されることはありませんが、デザインや形状の凝った手紙に使うとおしゃれでクラシックな印象を与えることができます。 おわりに 以上、封筒の閉じ方と封字の書き方、効率的に封緘作業を進めるコツをご紹介してきました。 「意外と細かいルールがいっぱいだな……!」と戸惑われたかもしれませんが、それも最初だけ。 実際に作業すればすぐに覚えてしまうでしょう。 それよりもマズいのが、悪い意味で慣れてしまって、いい加減な気持ちで作業すること。 記事にも書きましたが、大切なのはやっぱり受け取る相手を思う気持ち、「丁寧さ」だと思うのです。 たしかに封緘は地味な作業かもしれません。 でも心を込めて続けていれば、きっと見てくれる人、評価してくれる人があらわれるはずです。 この記事が、そんなあなたのお役に立てるとうれしいです!.

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〆(締め)の書き方知ってる?就活の封筒マナーについて|ハタラクティブ

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封緘の方法 ・ 封字…「〆」や「緘」などの文字を手書きします。 ・ 封緘印…封字の文字だけでなく絵柄などを合わせた封緘用の印鑑を押します。 ・ 封緘シール…封緘用のシールをはる。 TPOにあわせて口を糊付けする場合としない場合があります。 ・ 封蝋をする…蝋(ろう)を垂らし判を押すことでできる立体的な印章で封をします。 これらの封緘の方法は、TPOによって使い分けます。 たとえば、履歴書や願書を送付する場合は、手書きの 封字を書きます。 会社などで日常的に封書を出したり、一度にまとめて大量に発送するときは、 封緘印を用います。 個人でも日頃から手紙をしたためる人は、オリジナリティーのある封緘印で個性をアピールできます。 封緘シールは、業務用のシンプルなものから、遊び心満点のものまでさまざまです。 郵送の時は糊付けした後に封緘シールを使います。 ただし、たとえば招待状などを手渡しするような場合は、糊付けせず封緘シールだけにしておくのがマナーです。 招待状などをさらに凝ったものにしたい場合には、 封蝋を使うこともあります。 封蝋は手紙だけでなくプレゼントの飾りなどにも使えます。 封字は、封書を出す時には原則使うのがマナーです。 書類や手紙を「しっかりと封をしました」ということを示すためです。 最もよく使われる封字は 「〆」(シメ)と 「緘」(カン)です。 それぞれの使い方を詳しくみてみましょう。 とりあえずオールマイティーな封字「〆」「乄」 「〆」しめは国字(日本で作られた漢字)のひとつで、画数は二画、部首は「の」として漢字辞典にも載っています。 原則オールマイティーに使える、最もスタンダードな封字と考えてよいでしょう。 書き順は、二画の文字ですので、右上から書き始め左下で一回止めハネして、力を抜いて左中段までもっていき、左から右下に2画目を入れる、という順になります。 活字では「〆」が多く使われますが「乄」のように、一画と二画の間をつなげなくてもかまいません。 〆を書く位置は、封のフタ(ベロ、フラップ)の部分の境い目に、交差部分が来るようにするのが一般的です。 また、「乄」は海外ではキスマークなどの意味になってしまうため、 外人宛の外国語での封書では「乄」の使用を避けるほうが無難です。 なお、「洋封筒を横向きで使う場合は封字を使わない」との情報もありますが、それは間違ったマナー解釈だと思います。 日本語の手紙で洋封筒を使用する場合は、洋封筒であっても封字を使うのが一般的です。 〆は略字のひとつではあるのですが、正式な封字としてオールマイティーに使っても問題はありません。 ビジネスでも、目上の人へ宛てたものでも、すべての場面で使えます。 ただし、 より丁寧さ示すのであれば 「緘」や 「封」「締」を用います。 「緘」「封」「締」を使う場面は? とくに重要な手紙や書類では 「緘」を用います。 「緘」の封字があれば、送る方も受け取る方も、とくに大切な封書として、意識するようになります。 たとえば契約書や機密性の高い書類などを送る場合です。 ほんらいは、「緘」も「〆」も、どちらが重たいといった区別はなく、自由に使ってよい封字なのですが、近年は、 「〆」<「封」<「緘」 の順で、重要度が高いような使い方をされる風潮になってきました。 ちょっとしたお礼状やお客様へのご挨拶など通常の手紙で「緘」を用いることは、実は間違いではありませんが、なんとなく大げさな印象を与えてしまいますので、通常の手紙では「〆」や「乄」が無難でしょう。 スポンサーリンク 履歴書や願書では「緘」または「封」を ふだん手紙なんかまったく書いたことない! という人でも、履歴書や願書の送付などで、封書を扱うことがあると思います。 履歴書や願書などの封緘はどうしたらよいでしょうか? 結論から言えば、 履歴書や願書では「緘」または「封」の封字を、黒のペンで手書きして封緘します。 「〆」や「乄」でも間違いではないのですが、より丁寧で慎重な印象を相手にもってもらうには、「緘」または「封」「締」を用いておいた方が無難です。 色は黒で、筆ペンがベストですが、毛筆が苦手な人は、ボールペンや細いサインペンで、楷書で書いてもかまいません。 よく、就職活動の書類提出で、「成績証明書や卒業見込み証明書を学校で 厳封のうえ送付するように」と指示されることがあります。 これは、途中で改ざんなどできないようにするための措置で、厳封の指示がある場合は、学校の事務局などで成績証明書を封緘して封緘印を押してもらいます。 厳封ですので、複数箇所に「緘」の印を押すことが多いです。 もちろん厳封された封書はそのまま送るのではなく、送り状を添え、別な封筒に入れて送ることになります。 逆に、成績証明書などを送る場合、 とくに「厳封」の指示がない場合は、封をしなくても大丈夫のようです。 応募先の企業が、多数の応募者に対応しなければならない場合、封がしてあれば開封が手間になってくるので担当者に余計な手間を取らせてしまうことになります。 最近の風潮では、成績証明書の封の仕方などをさほど重要視していない企業が多いようですので、とくに指示がない場合は封緘せず送付しても問題はなさそうです(もちろん、外側の封筒は、郵送の際には封緘します)。 正式であらたまった場面では、これまで述べたように、「〆」「乄」「緘」「封」「締」を用いますが、親しい人への私信などでは、より自由に封字を用いても 構いません。 比較的よく使われるのが、女性専用の「蕾」「莟」「つぼみ」です。 つぼみは、「まだ開いていない」という意味。 とってもお洒落ですよね。 その他にも開くの縁語として、「道」や「花」を使ったり、季節にあわせて「春」「涼」「海」など用いたり、自由な発想で封字を駆使することができるのです。 「幸」としている方もいるようですが、ここまでくれば達人の域ですね。 このように、自由に封字を使いこなせるようになると、封書を出したり、受けとったりすることが、楽しくなってきますよね? 封字の使い方も、なかなか奥が深いわけで、そうした手紙の文化を受け継いでいきたいものですね。 ですので、 ご祝儀やお香典袋では、封字を使わないのがほんらいの作法です。 水引が印刷された封筒タイプのお香典や、ご祝儀の内袋で、〆の封字が書かれていることが見られますが、ほんらいの意味からすれば、不要です。 そもそも、ご祝儀やお香典の封には糊付けしないのが原則です。 というのも、ご祝儀やお香典袋は郵送ではなく直接手渡しをするからです。 封をする必要がないわけですから、封字を用いる必要もありません。 とくに、結婚式の場合は、封を「切る」のが縁起が悪いので切らなくてすむように封はしない、とされています。 また、お香典の場合は、受付をする方が、とりまとめをする際の手間を考えて、封をしない方が良しとされています。 ところで、お香典を人に預ける場合も少なくないでしょう。 封をしないと、預けた人に気を遣わせてしまうので、 預ける場合は、封だけして、〆などの封字は書かない、とするのが無難でしょう。 なお、地域によっては、〆を書くのが習慣になっているところもあるようですので、そういう場合は、それに習えばよいでしょう。 また、最近は、封緘シールがついた不祝儀袋も販売されているようです。 金額が多い場合や、人に預ける場合に使っても可、という感じなのでしょうが、ほんらいの意味からすると、お香典と封字はちぐはぐな印象を受ける、ということは覚えておきましょう。 弔事での封緘 お香典袋に〆は不要ですが、 会葬御礼などの不祝儀の封書を郵送する場合は、糊付けしたのち〆の封字を使います。 この際、注意したいのが、封筒の向きです。 洋封筒を縦に使う場合には、右を口にするというマナーが最近では言われているのです。 これは、慶事では左が口、弔辞では右が口とする袱紗(ふくさ)の使い方に習って近年作られたマナーです。 ですので、あまり定着していない、というか、歴史が浅いマナーですので、そこまで重要視はされていないようです。 ただし、近年はなぜか、会葬御礼の封筒は、洋封筒の縦使いが主流になっていますので、「弔辞は右開き」ということは覚えておいたほうが無難ですね。 郵送する場合は、封は糊付けし〆の封字を用います。 慶事の封緘 結婚式などをはじめ、お祝い事の招待状・案内状では、封緘シールが用いられるのが一般的です。 手渡しの場合は封緘シールのみ、郵送の場合は糊付けしたうえに封緘シールとします。 シールのがらは、「寿」や「壽」などの封字だけでなく、鶴・鳩・王冠・ユリ・バラなどデザイン的にさまざまな封緘シールがありますので、好みで選びます。 和紙の封筒など和テイストの招待状・案内場の場合は、封緘印を使いたいところです。 郵送であれば封をしますので封緘印でもよいですが、手渡しの場合は、封をしませんので印が使えません。 そんな時は、和紙の質感に合わせた和テイストの判子ふうの封緘シールが便利ですね。 また、招待状などを、さらに凝ったものにするなら、 封蝋(ふうろう)も案外手軽に使えます。 もともと西洋の封緘は封蝋が最もスタンダードのものですが、封蝋と封蝋スタンプは市販されていますので、一手間かけた案内状を簡単に作ることができます。 名入りなどのオリジナルの封蝋スタンプを作るサービスもありますので、参考にしてみてください。 ここぞという場面では使ってみたい封緘のひとつ。 封緘印でさりげなく個性を出してみよう! 封緘印は、手書きの封字の替わりに使えるものです。 事務所や役所では「緘」の文字の封緘印(封緘スタンプ)が、必ずといってよいほど、備えられています。 また、個人でも、封書をよく出す人は、封緘印を持っているものです。 プライベートで使う封緘印では、封字だけでなく、可愛らしい絵や遊び心のあるデザインなど、ユニークな封緘印を使うことができます。 封字を手書きで書く以上に、封緘印は個性を表現することができる、とも言えるわけです。 絵柄入りの封緘印は、お店のDMをお客様に出す場合などにも、積極的に活かしていきたいですね。 お店の個性とセンスをさりげなくアピールしながら、封書を奥深く印象深いものにして、お客さまに真心を伝えることができます。 封緘印の歴史と意匠 そもそも封緘印の歴史は、古代中国の封泥(ふうでい)にさかのぼることができます。 封泥は、西洋の封蝋のようなものです。 それが、やがて封緘印になり、封緘印を簡素化したものが封字になった、という歴史があるわけです。 ビジネスや公文書で使われる封緘印は「緘」「封」がほとんどですが、プライベートで使われる封緘印の文言には次のようなバリエーションがあります。 手緘(しゅかん) 封・對 封緘印信 謹緘 千里如面 平安 姓名+印信のオリジナル封緘印 これらの文字に、 魚や 雁(かり)の絵柄をあしらったものも定番になっています。 これは、中国の故事で、魚と雁が手紙を運ぶ動物とされているからです。 手紙のことを、雁書(がんしょ)、雁信(がんしん)、双魚(そうぎょ)、双鯉(そうり)と呼ぶのと同じ語源ですね。 このように、中国古来からの伝統あるデザインの封緘印を使えば、手紙に独特の重みが出てくるでしょう。 封緘印。 魚と雁は書信を運ぶ動物といわれ、古詩や故事でみられます。 受け取った人が、ほっこりした気分になるような封緘印は、相手への気遣いにもなります。 このように奥の深い封緘印の世界ですが、とくに私信用にオリジナルの封緘印をもてば、手紙をどんんどん出したくなるものです。 筆不精を克服したい人は、まず気に入った封緘印を手に入れることからはじめてみるのも良いかと思います。 スポンサーリンク ここまで封字や封緘印についてみてきましたが、「色」について確認をしておきたいと思います。 封字や封緘印の色は、原則は黒または青です。 業務用の封緘スタンプの場合は、朱肉を使う流れで朱を使う場合もありますが、黒や青の方が無難です。 特に郵送する場合は、封書に書かれた赤文字は速達や書き留めとまぎらわしくなるので、封緘印は黒または青にするべきです。 郵送をしない機密文書などを封緘する場合は、注意をうながすため朱で「緘」の封緘印を押してあることもあるでしょう。 また、封筒の止め口だけではなく、封筒の下の止め口や中央の継ぎ目にも印鑑を押す場合があります。 これは、よっぽどの機密文書の場合ですので、通常は、止め口に一箇所だけ、黒でかまいません。 封緘シールは、封字や封緘印と違って、封の口を糊付けしないでシールを貼る、という特徴のある使い方ができます。 結婚式の招待状を手渡しする場合、口を糊付けせず「封緘シールのみ」にすることは先に説明しました。 では、ビジネスシーンでは封緘シールはどのように使われるでしょうか? まず、ビジネス用の「緘」「封」をあしらったシール。 これは、一見、ひんぱんに使われるように思いますが、実際はそうでもありません。 丁寧な場面では、シールではなく、手書きや封緘印のほうが無難だからです。 手間的にもシールを貼るよりも、「緘」の封緘スタンプを押したほうが早く、コストもかかりません。 基本は黒。 青が使われる場合も。 また、履歴書や願書などでは手書きの封字に限ります。 あらたまった書類で、封緘シールを使うのは避けましょう。 このように、ビジネスシーンでは「緘」「封」などのシールは、案外あまり使われないものなのです。 一方、 無地や透明の封緘シールは、商品を発送する時などに、活躍します。 商品の梱包の中に同梱するお礼状や請求書などは、透明の封緘シールで封をすることが定番になっているのです。 というのも、商品梱包の中に封書を同梱する場合は、封を糊付けしないのが原則だからです。 これは、宅急便などの運送業社が「信書」を運送できないという郵便法の規定によるものです。 コンプライアンスの点から、 宅配便などで送る商品梱包の中の封筒は、封をしないままにするか、あるいは、透明か無地の封印シールを貼ることになるわけです。 なので、透明封緘シールで。 透明封緘シールには、台紙がスリット状で剥がしやすいもの、指紋が着きにくいものなどがある。 楽しい封緘シールとマステ 親しい人への私信などでは、さまざまなデザインやキャラクターの封緘シールを使うことで、個性を発揮することができます。 受け手と感性が合っていれば、シールの絵柄などが綺麗とか可愛いとか共感できるので、コミュケーションがより深まる効果があるでしょう。 ただし、手紙は、あくまで相手があってのものです。 封かんシールのデザインのチョイスが、独りよがりにならないように、気をつけましょう。 相手と共感できたり、差出人のあなたらしさを、ほんのり感じてもらえるぐらいなら良いですね。 封緘テープや封緘糊の使い方 さて、 郵便物は原則、糊付けで封緘することが常識になっています。 セロテープは普通郵便では禁止ではありませんが、剥がれたり、他の郵便物とひっついたりしてししまいます。 ですので、セロテープでの封緘は常識的には良くないとされています。 ビジネスの場合などでも、セロテープでは相手に、雑な印象を与えるので、注意が必要です。 封筒の口を強化するなど、どうしても必要がある場合を除き、セロテープの封緘は控えましょう。 また、DMなど大量に出す手紙を業務用割引料金で契約する「 広告郵便」がありますが、「広告郵便」ではセロテープ止めは受付されませんので、注意しましょう。 マステの封緘もNG 封緘シールがわりに マステ(マスキングテープ)を使うのも流行っているようですが、糊付けした後に、あくまで装飾として使うようにしましょう。 マステは100均ショップなどで手軽に買え、カラーやデザインがヴァリエーション豊かに揃っていて、遊び心を刺激するものです。 日常生活の身の回りのグッズを、マステでぐるぐるまいて、自分好みにリメイクしてしまう「 マステデコ」が流行っていますね。 その勢いで、マステで封緘をしてしまう人が最近は多いようです。 しかし、マスキングテープは粘着力が弱いので、封緘テープとして使うのはNGです。 封緘テープ 剥がすと「開封済み」などの文字が残る、 封緘テープがあります。 とくに機密性を高める梱包や、国際的に荷物をやりとりする場合など、途中での開封や内容物の改ざんなどを防ぐために、使われることがあります。 これは主にダンボールなどの梱包品に使われるもので、手紙の信書には使うべきものでもはりません。 手紙の場合は、あくまでも糊付けと封字や封緘印が原則になります。 封緘に使う糊は何が良い?〜テープ糊とスティック糊 ここまで述べたように、封書の封緘は、糊付けが原則です。 ただ、糊の種類によっては粘着力が弱く、途中で剥がれてしまわないか?心配になることがあります。 かといって、強力な糊はベタベタして作業性が悪くなるので、やはり大量に封緘したり、日常的にいつも封緘作業をする場合は、封緘する目的で作られた 封緘糊を使うのが良いですね。 封緘糊には、テープ糊とスティック糊があります。 テープ糊は、手や机を汚さずに、スタイリッシュに糊が貼れるのが魅力です。 「ノリノポッド」「パワーD」などの商品が有名です。 テープの強度が選べるタイプのものもあり、封緘用に特化して作られた商品ですので、安心して使えます。 テープ糊は「メカっぽい」ところもなんとなく魅力的で、事務所では是非欲しくなるアイテムですが、大量の封緘作業には、向きません。 あまり速乾性の糊だと、この量産方式ができないので、どちらかというと乾きの早い液体糊よりは、乾きが遅めのスティック糊が封緘には適しています。 とくにDMなど大量に封緘する場合は、コストも考えて、スティック糊が使われることが多いです。 スティック糊のなかには、糊に色がついていて、糊付けした部分が確認できるものもあります(トンボ・消え色ピットなど)。 塗り漏れがないか心配しがちな人は、心配して二度塗りしたりせずに済みますので、作業効率が高まります。 カラー付き(乾くと透明)のタイプが便利 スティック糊の難点は、ベトついてしまうこと。 大量の封緘作業をする時以外は、テープ糊や液体糊の方が、手や周囲が汚れずに済みます。 スティック糊と、テープ糊または速乾糊を、両方揃えておいて、使い分けていけば封緘の達人に一歩近づきます。 では次に、郵便物の種類ごとに、封緘する上で注意したいチエック・ポイントをみておきましょう。 レターパックの封かん 荷物も信書も同時に送れて、配達記録が残るので、とても便利な レターパック。 ビジネスでも個人でも使うことが多いと思います。 レターパックにもともとついている封緘糊(テープ糊)はとても強力なので、テープをはがして封のフタをすれば、封緘は完了です。 レターパックは、小包と封書の中間にある微妙な存在ですので、封字を添えても添えなくても、どちらでもよいでしょう。 レターパック内に厚みがあるものを入れる場合は、テープのフタがゆがんでしまい、強力なレターパック糊もさすがに、効きが悪くなります。 その場合は、透明の太いテープで補強をした方がよいです。 ただし字を消してしまわないよう、ガムテープではなく、透明のテープで補強するのがベターです。 ゆうメールの封かん方法 「 ゆうメール」はカタログや小冊子など3kgまでの印刷物やCD・DVDを安く送れるサービスです。 また、認可された書籍を送る「第三種郵便」もあります。 ゆうメールと第三種郵便では、封筒の中身が本や印刷物であるこを確かめられるよう、封筒のフタの端を一部切り取ってから、封をします。 なお、レターパックと違って、信書は同封できません。 簡単な挨拶状や送り状を同封する場合は、そのまま入れるか、口を開けた封筒に入れてから、同封するようにしましょう。 現金書留の封かん方法 現金書留は、確かにお金を入れたということを示すために、封のフタに3箇所、署名または捺印をする場所があります。 封字や封緘印は黒が原則ですが、現金書留の場合はシャチハタなどの赤でもかまいません。 手書きサインは黒で問題ありません。 現金書留の封緘紙 — motoichi million7000 企業でのイベントの案内や、お店のDM、地域活動・学校活動などでの郵便物など、大量に封書を送らなければならない時に、検討したいのが 封緘作業の外注化・アウトソーシングです。 封書の封入と封緘作業は、思いのほか手間がかかることです。 一方で、相手があることですので、大量に処理するからといってミスは許されません。 スピードと正確さが要求される封入・封緘作業は、それなりの作業スペースも必要ですし、ある程度のまとまった時間を見ておかなければなりません。 封緘作業のために夜遅くまで残業を強いたり、あるいはボランティアでやらなければならない・・・そんな事態はできるだけ避けたいものです。 そこで、大量の封緘作業がある時は、まずは外注することを検討してみましょう。 外注先として便利なのが、地域の 福祉作業所と 郵便局のWebレターサービスです。 一般的に、封緘作業は 福祉作業所が得意とする仕事のひとつです。 データーを送るだけで請求書や事務的な案内状やDMの、印刷から封入・封緘・発送まですべてやってくれる、 郵便局のWebレターも、とても便利なサービスです。 WEBに送付したい書類をアップロードするだけ。 また、一通ごとに内容が異なる請求書などの発行業務にも対応した「差込差出し」のオプションもあるため、発注側は完全にペーパーレスで封書の発送ができてしまうわけです。 一通一通、心を込めて封緘していくことも大事ですが、合理化することも悪いことではありません。 状況に応じて、外注を利用してみましょう。 封緘に込める想い 以上、さまざまな封緘の方法を見てきました。 そもそも、封字を書いたり封緘印を押したりしても、封筒のフタを丁寧にバレないように開けて、中身を見たり改ざんしてから戻しておくことも、できなくもありません。 もちろん、ひとの封書を盗み見ることは信書開封罪にあたる立派な犯罪ですが、破ろうと思えば誰でも破れてしまうのが封緘です。 ですので、「わざわざ封字を書いたり封緘印を押したりするのって意味があるの?」というクールな意見もあります。 しかし、簡単に破られてしまうガードであることは、わかったうえで、敢えて、封緘に一手間かけて、想いを込める・・・それが、封書の良いところです。 封緘は、伝統的な習慣というか、ひとつの文化とも言えるでしょう。 もちろん、スマホ全盛のこの時代、ラインやメールがコミュニケーションの主流となって、丁寧に封書をしたためる機会などは、どんどん減っていることでしょう。 しかし、そんな時代だからこそ、一手間かけて手紙を書いて、送りたい相手のことを考えながら封緘をする時間が、とても貴重で尊いものなのかもしれません。

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封筒の閉じ方のマナー。〆や緘の使い方。履歴書や慶弔でどうする?

封筒 締め書き

履歴書やエントリーシートなど書類を提出するときは、封筒に入れなくてはいけません。 書類を送るときは、最後までマナーを守る必要があります。 封筒の締めの失敗で多く見られるのは、封の仕方です。 封筒の封には液体のりまたは両面テープを使用する 履歴書を郵送す場合、基本的にのりで封をします。 その際、スティックのりではなく液体のりを使いましょう。 スティックのりでは、封がはがれてしまう恐れがあります。 あらかじめ両面テープがついているタイプの封筒の場合は、両面テープで封をしてもかまいません。 ただ、両面テープがついていない封筒の場合は、できれば液体のりを使いましょう。 封の強度では、両面テープよりも液体のりの方が強いでしょう。 ホッチキスは空間があるため破れやすい 履歴書などの就活用の書類に封をするときに、しっかりと閉じたいからという理由でホッチキス ステープラ を使う人もいます。 しかし、一般的なビジネスマナーにおいては、ホッチキスを使って封をする方法はNGです。 ホッチキスでは封が開くことなく郵送できますが、針と針の間に空間ができ、他の郵便物などに引っかかり破れてしまうケースもあります。 郵便物は、送付した相手が封を開けるときに、いかに開けやすくするかにも気を使うようにしたいものです。 ホッチキスで留めると、開封する際に針の一つ一つを開いて開けなければなりません。 また、開封するときの勢いで、中の書類が破れてしまうこともあります。 これらの理由から、封筒の締めにホッチキスを使用は控えましょう。 封をしたら締めの印に「〆」を書いておく 封筒に封をしたら、「〆」の印を書いておきましょう。 封筒に「〆」をつける工程は、ビジネスにおいて書類を郵送する際の基本マナーです。 封筒の締めの印である「〆」には、「たしかに封をしました」という意味があります。 慣れていないと忘れがちですが、郵便を出す前に封筒を確認しましょう。 意味を大事にして書く必要があります。 漢字をきれいに書くためには書き順が大切なので、で確認しておくのがおすすめです。 締めには「封」「緘」などの漢字もある 封筒の締めに用いる漢字には、「封」や「緘」もあります。 「封」は文字通り封じるという意味で、「〆」よりも改まった印象を与える漢字です。 「緘」は、重要な書類を封筒に入れるときに用いられます。 社会人になったときのビジネスマナーとして、覚えておきましょう。 「締め」以外で気を付ける点 封筒を準備して郵送するまでに気を付けたいことは、封筒を締める方法だけではありません。 封筒を準備する段階や、宛名書き、裏に名前を書くときにも注意すべきことがいくつかあります。 封筒は最初に企業の人事担当者に目に入るため、印象が残りやすいものです。 社会人のマナーに沿っていない使い方をしていると、「この人は常識がないのではないか」と思われてしまいます。 書類選考や面接試験の前に、既にマイナスイメージを与えることになり兼ねません。 書類選考をそつなく通過するために、封筒の適切なサイズや色、そして表と裏の文字の書き方などのルールをしっかりと理解しておきましょう。 自己分析の浅さは、人事に見透かされる 就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。 自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。 そこで活用したいのが、自己分析ツールのです。 My analyticsを使えば、 36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。 My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。 封筒は歴所のサイズに合わせる 履歴書を郵送するときは、履歴書に合ったサイズの封筒を用意しましょう。 基本は、履歴書を折りたたまずに郵送できる封筒が望ましいです。 茶色ではなく白色の封筒を使う 履歴書を郵送する際の封筒は、茶封筒ではなく白封筒を用意しましょう。 就職活動のマナーとしては、白封筒で送るというのが当たり前です。 履歴書は会社に提出する書類になるので、きちんとマナーを守るようにしましょう。 住所や会社名は略さずに書く 履歴書をいれる封筒の宛名書きをする上で大切なマナーは、宛名や宛先住所は正式名称で書くことです。 宛名が会社の場合には、最後に「御中」とつけておきましょう。 個人名の場合には「様」をつけます。 封筒の表面の左端に「履歴書在中」と朱書きする 封筒の表面の左端には、応募書類であることを示すために「履歴書在中」と朱書きします。 そして、定規で四角く囲みましょう。 履歴書を多数の企業に出す予定がある人は、スタンプになっているものを購入しておくと便利です。 封筒に入れる前の履歴書の確認 履歴書を封筒に入れる前に内容を見直しましょう。 履歴書には 細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか郵送前にチェックすることが大切です。 そこでぜひ活用したいのが「」です。 無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に自信がないという就活生におすすめです。 実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

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