オデッサ ファイル。 オデッサ (組織)

オデッサ・ファイル

オデッサ ファイル

製作は「ジャッカルの日」のジョン・ウルフ。 監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニーム、脚本はケネス・ロスとジョージ・マークスタイン、撮影はオズワルド・モリス、音楽はアンドリュー・ロイド・ウェバーが各々担当。 出演はジョン・ヴォイト、マクシミリアン・シェル、マリア・シェル、メアリー・タム、デレック・ヤコブなど。 1974年製作/アメリカ 原題:The Odessa File 配給:コロムビア映画 ストーリー 1963年11月22日、西ドイツのハンブルグ。 久しぶりに母親の家を訪ねた帰り道、愛車を走らせていた新聞記者あがりのルポライター、ペーター・ミラー(ジョン・ヴォイト)は、突然入ってきたカーラジオの臨時ニュースに耳を傾けた。 それはケネディ大統領暗殺のビッグ・ニュースだった。 そのとき、1台の救急車が彼の車を追い越して行った。 ミラーは反射的にその後を追った。 それはルポライターとしての本能のようなものだった。 事件はひとりの老人のガス自殺だった。 現場にはミラーの学校友達だったハンブルグ警察のブラント警部補がいた。 翌日、ミラーはブラントから老人が残した日記を入手した。 老人はドイツ系ユダヤ人で、その日記はラトビアのリガにあったナチ収容所での地獄のような生活を記録したものだった。 それを読むミラーの顔は青ざめ、額には油汗さえにじんでいた。 老人は、リガ収容所長だったSS大尉ロシュマン(マキリミリアン・シェル)の非人道的な残虐さを呪い、いつか復讐しようとしていたが果たさず、絶望のうちに自ら命を絶ったのだ。 ミラーはその老人に変わってその殺人鬼を捜し出す決心をした。 数日後、ミラーが恋人のジギー(メアリー・タム)とXマスの買物のために地下鉄に乗ろうとしたとき、突然後から何者かに走ってくる電車に向かってつき落とされた。 間一髪で命は助かったものの、こうなるとミラーとしても意地があった。 やがて米資料センターでロシュマンの資料を発見した。 調べを終えての帰り、ミラーは3人組の男に捕まってしまう。 彼らは元SS隊員に復讐することを目的としたグループだった。 元SS軍曹で警察に追われているという設定である。 下級隊員に近づきその紹介で幹部に会うことになった。 ミラーを見た幹部将校は矢つぎ早にSSについての質問を始めた。 「収容所の真中に何が見えたか?」、一瞬ミラーは答えにつまった。 「……空が見えました」。 それを聞いた幹部将校の眼が鋭く光った。 ある会議のあと、ロシュマンを尾行し、彼の屋敷に忍びこんだ。 深夜、やっとのことでロシュマンと対峙することができた。 そしてかつて自分の父がナチの収容所でロシュマンの手によって虐殺されたこと、そのあと、とり残された母と二人でどんなに苦しい目にあってきたかを語った。 ついに復讐のときがやって来た。 ミラーは怒りをこめて拳銃の引き金を引いた。

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オデッサ・ファイル (角川文庫)

オデッサ ファイル

概要 [ ] 若い記者と元のための秘密組織「」との間の暗闘を描く。 処女作『』と並ぶイギリスの作家、フレデリック・フォーサイスの代表作。 タイトルは、宛に2月末、匿名の人物によって郵送で引き渡された、「オデッサ」の支援を受け海外逃亡した元(SS)隊員達の、顔写真や詳細な所在などを記録したファイルの通称にちなむ。 に映画化された。 ストーリー [ ] ナチス政権下での絶滅政策を遂行してきたSSの幹部たちは降伏直前、軍の追及を逃れ新生ドイツ社会への浸透を支援し、名誉回復のをするなど庇護を行なう秘密組織、「オデッサ」を立ち上げていた。 の、ペーター・ミラーは、と同時期にした一人の老が遺していた日記をきっかけに、老人がのから解放された一人であること、所長は司法の追及を逃れて国内で堂々と生活している事を知る。 しかもロシュマンは、大尉だったペーターの父・エルウィンを自身に逆らったとして殺し、戦死に仕立て上げた人物だった(父が戦死した日付・場所と、日記に記された大尉が射殺された場所、しかも柏葉・剣付受章者であったことまで一致していた)。 モサッドの目的は、この元所長を中心としてナチ残党が・政権と組んで計画した壊滅作戦の阻止でもあった。 オデッサのドイツ国内での組織長(通称「狼男」。 表の顔は弁護士)と接触後も、愛車に乗り続けたため正体が発覚、オデッサの差し向けた殺し屋・マッケンゼンに追われることになる。 しかしそれとは知らず追撃をかわしたペーターの行動は、偶然にも追われながら訪れた先々でオデッサ関係者を一人ずつ葬ることになった。 調査の過程で面識のある金庫破りに盗ませて入手した「オデッサ・ファイル」で元所長の身元を所在とともに確認し、ファイルを司法省に引き渡す手筈を整えた上で、元所長を司直の手に渡すべく対峙したペーターだったが愛車を爆破(その工作もマッケンゼンの仕業)され、さらに駆けつけたマッケンゼンに殺されかける。 しかしモサッドがオデッサの計画の詳細を知ってユダヤ人過激派グループのもとへ急遽派遣したオフィサー、ベンシャウル少佐によって、マッケンゼンが討たれたことで救われて、九死に一生を得る。 また元所長も南米へ逃亡したことで、オデッサのイスラエル消滅計画は水泡に帰し、さらにファイルが当局に渡ったことはドイツ国内のオデッサにも大打撃を与えた。 そしてペーターが持ち歩いてきた老ユダヤ人の日記は、ベンシャウルが母国へ持ち帰り、結びに記された遺言のとおりにでその老ユダヤ人を慰霊した。 時に1964年のことだった。 またイスラエル消滅計画の動機は、の仲介で西ドイツ・イスラエル間に締結されていた(アメリカから西ドイツ経由でイスラエルへ行なわれる)武器供与協定が、ケネディ暗殺によって破棄されると見込む希望的観測だったが、それに反し協定はその後も破棄されず、ペーターがヴィーゼンタールと接触すべくへ向かう途中ミュンヘン郊外ですれ違った、冬季演習中のアメリカ製戦車もイスラエルへ移され、塗装と愛称を替えての戦場で活躍した。 逸話 [ ] 登場人物の元強制収容所長は、実在の人物。 8月、で死亡が確認されている。 フォーサイスはロシュマンをはじめ、実在のナチス関係者や組織についてかなり詳細な情報を入手して作品を執筆したとされる。 後年、ロシュマンの検死をした関係者が「フォーサイスの小説では、ロシュマンは逃亡中に足の指を数本欠損したと書いてあったが、それは事実だった」と述べている。 この作品の出版に当たっては、作者のフォーサイスの元には多くの脅迫状が届いたと言う。 映画 [ ] オデッサ・ファイル The Odessa File 監督 脚本 ジョージ・マークスタイン 原作 フレデリック・フォーサイス 製作 出演者 音楽 撮影 編集 ラルフ・ケンプレン 製作会社 配給 公開 上映時間 130分 製作国 言語 に映画化。 キャスト [ ] 役名 俳優 日本語吹替 ペーター・ミラー ペーターの母 ジギー クラウス・ヴェンツァー ハンネス・メッセマー シュミュエル・ロデンスキー その他、、、、、、、、、、、、、、、、、、• 初回放送1979年11月4日 「」。 関連項目 [ ]• - 同作品を下地としている映画。 、主演。 外部リンク [ ]• - (英語)• - (英語) この項目は、に関連した です。 この項目は、 に関連した です。 などしてくださる(/)。

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オデッサ (組織)

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舞台は1963年、西ドイツのハンブルク。 若きフリーランス記者のミラーは自殺した老人ソロモンの日記を偶然読んだことから、ナチスの残党たちによる秘密組織が存在していることを知ります。 ソロモンはホロコーストを生き残ったユダヤ人で、日記にはロシュマンという名のナチス親衛隊員が犯した悪行の数々が綴られていました。 ロシュマンはリガ収容所所長を務め、ソロモンの妻を含む多くのユダヤ人の虐殺を指示した残酷な男でした。 それだけでなく、ロシュマンは戦争末期には負傷者を運ぶ船を略奪し、それを制止しようとした指揮官を射殺していました。 ソロモンの記述によれば、その指揮官は大尉でカシの葉付きの鉄十字章をつけていたといいます。 この日記の内容に興味を強く引かれたミラーはソロモンの周辺を調査、その結果、衝撃の事実が発覚します。 ソロモンは死の三週間前にロシュマンを目撃していたというのです。 しかし、「オデッサ」という名前の秘密組織がソロモンの訴えを妨害し、そのことに絶望してソロモンは自殺を決断したといいます。 ミラーはロシュマンの調査をさらに進めようとしますが、警察の知り合いや恋人のジギーら周辺の人々に止められてしまいます。 復興期にある今、戦争の負の部分に目を向けることは多くのドイツ人にとって好ましからざることでした。 特に、戦争で夫を失ったミラーの母親は涙ながらに調査をやめるよう言ってきました。 しかし、ミラーはロシュマンの調査に対して並々ならぬ情熱を向けており、忠告を聞く気はまったくありませんでした。

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